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ゲーム

「lol」の意味とは?ゲーム・配信で使われる英語スラングとLoL(ゲーム)の違いを解説

オンラインゲームや配信のチャット欄で、当たり前のように流れてくる「lol」。
なんとなく「笑っているのかな?」とは思いつつも、本当の意味やニュアンス、さらにはゲームタイトル「LoL(League of Legends)」との違いまできちんと説明できる方は意外と多くないです。

本記事では、「lol」は何の略なのかという基本から、ゲーム内での具体的な使い方、日本語の「w」や「草」との違い、使うとトラブルになりかねないNGシーンまでを整理して解説します。
海外プレイヤーとのコミュニケーションをスムーズにしたい方や、「lol」と「LoL」の違いで一度でも戸惑ったことがある方は、ぜひ最後までご覧ください。

「lol」の基本的な意味とは(ゲーム・ネットスラング)

「lol」は何の略?直訳と日本語ニュアンス

オンラインゲームや海外配信のチャット欄でよく見かける「lol」は、
“laughing out loud” の略で、「声を出して笑う」「大笑いする」といった意味の英語スラングです。

日本語の感覚に置き換えると、次のようなニュアンスに近い表現です。

  • 「(笑)」

  • 「w」

  • 「草」

  • 「爆笑」

たとえば、ゲーム中に仲間が面白いミスをしたとき、英語圏のプレイヤーはチャットで

lol
lol that was funny

のように送ります。日本語なら「草」「わろた」に近い、軽いリアクションと考えて問題ありません。

読み方は「エルオーエル」「ロル」など複数ある

「lol」の読み方にはいくつかバリエーションがあります。

  • 英語としての読み方:

    • エルオーエル(L・O・L と一文字ずつ読む)

  • 日本のゲーマー間でよく使われる呼び方:

    • ロル

    • ロウル

どれか一つだけが正解というわけではありませんが、

  • 英語話者に読み方を説明する場合 → 「エルオーエル」

  • 日本人同士のゲーム会話での通称 → 「ロル」

と覚えておくと、混乱しにくくなります。

ゲーム・配信チャットにおける「lol」の使い方

典型的な使い方と簡単な返し方(例文つき)

ゲーム内での「lol」の役割は、基本的に 「笑い」の記号 です。

よくある使い方の例

  • 味方のプレイヤー:
    I missed that skillshot so badly lol
    → 「今のスキルめちゃくちゃ外したわw」

  • チャット欄:
    lol
    → 「草」「笑」

日本語に置き換えるときは、次のイメージが近いです。

  • 文末につく「lol」
    → 「〜だわw」「〜なんだけど(笑)」

  • 「lol」だけ単体で送られる
    → 「草」「わろた」「爆笑」

簡単な返し方の例

相手から「lol」と送られたときは、次のように返すと無難です。

  • 「lol」に対して「lol」を返す

  • 「lol」に対して「haha」を返す

  • 「lol」に対して「nice one lol」など短い一言を返す

特に意味深く考えず、「こちらも面白がっている」「怒っていない」という
雰囲気を共有するための記号として使われることが多いです。

日本語の「w」や「草」との違い・使い分け

ニュアンスとしては、「w」や「草」とかなり近い位置づけです。

共通点

  • 面白さ・ゆるさを示す「笑い」の記号である

  • 友人同士やカジュアルな場面でよく使われる

相違点

  • 「w」「草」:日本語圏のスラング

  • 「lol」:英語圏・国際的なゲームコミュニティで通じるスラング

使い分けの目安

  • 日本語オンリーの身内チャット → 「w」「草」で十分

  • 海外プレイヤーが混ざるゲームや国際大会のチャット → 「lol」「haha」を使うと伝わりやすい

日本語だけの場では無理に「lol」を使う必要はありませんが、
海外サーバーや英語圏の配信では「lol」を理解していると便利です。


「lol」と「LoL(League of Legends)」の違い

表記(大文字・小文字)と文脈での見分け方

ややこしいポイントが、LoL(League of Legends)というゲームタイトルの存在です。
このゲームの略称が「LoL」であり、「lol」とほぼ同じ見た目のため、混同されやすくなっています。

区別のポイントは次の3点です。

  1. 大文字・小文字の違い

    • スラング:lol(小文字が基本)

    • ゲームタイトル:LoL(LとLが大文字)

  2. 文脈の違い

    • 「I play LoL」「LoL is a MOBA game」など、ゲームの話をしている文脈では LoL=リーグ・オブ・レジェンド

    • 文末や単体で「lol」と使われている場合は、ほぼ確実に「笑い」のスラング

  3. 文中での位置

    • 文頭やタイトルで「LoL」 → ゲーム名の可能性が高い

    • 文末に「lol」 → その前の内容に対する「笑い」

たとえば、

I started playing LoL yesterday and got destroyed in my first game lol

という文では、

  • 文中の LoL → ゲームタイトル

  • 文末の lol → 「ボコボコにされたけど笑うしかない」という自虐的な笑い

と解釈できます。

LoLはどんなゲーム?ざっくり概要だけ押さえる

「LoL(League of Legends)」は、世界的に非常に人気の高い 5対5のオンライン対戦ゲーム です。

  • ジャンル:MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)

  • 基本ルール:

    • 5人 vs 5人でチームを組み、相手陣地の拠点(ネクサス)破壊を目指す

  • 特徴:

    • 世界中でプロリーグや世界大会が開催される代表的なeスポーツタイトル

本記事の主題である「lol」(スラング)と並んで頻出するため、
「LoL」という表記を見たら「ゲームタイトルの可能性がある」と意識しておくと混乱を避けられます。


「lol」と一緒によく出る関連スラング

LMAO, ROFL, haha など英語の笑い表現

ゲームチャットでは、「lol」以外にもさまざまな「笑い」表現が使われます。

  • LMAO

    • laughing my ass off の略

    • 「腹がよじれるほど笑った」「超ウケる」のような強い笑い

  • ROFL / ROTFL

    • rolling on (the) floor laughing の略

    • 「床を転げ回るほどの大爆笑」というイメージ

  • haha / hahaha

    • 日本語の「あはは」「(笑)」に近い

    • 誰に対しても無難で、攻撃的な印象が少ない表現

笑いの「強さ」イメージを並べると、おおよそ次のようになります。

haha < lol < LMAO / ROFL

初めは、「lol」と「haha」だけでも十分 コミュニケーションに困りません。
慣れてきたら、状況に応じて LMAO や ROFL を使い分けると表現の幅が広がります。

日本語ゲーマーが覚えておくと便利な組み合わせ

海外サーバーや国際大会で遊ぶ際、日本語話者が特に覚えておくと便利なフレーズ例は以下のとおりです。

  • gg lol

    • 完全に真面目ではないが「まあ楽しかったねw」という軽い雰囲気

  • lol nice play

    • 面白いプレーでありつつ、褒めたいときに使える表現

  • sorry lol

    • 自分のミスを笑いに変えながら軽く謝るときの一言

ただし、相手が本気で勝ちを目指している場面や、負けて機嫌が悪そうなときに多用すると、
「ふざけている」「煽っている」と受け取られる可能性がありますので、相手や雰囲気をよく見て使うことが重要です。


「lol」を使うときのマナーと注意点

フレンド戦・ランク戦・ビジネスチャットでの使い分け

1. フレンド戦・ノーマルマッチ

  • 気心の知れたフレンド同士であれば、「lol」は気軽に使って問題ありません。

  • 自分のミスに対して「my bad lol」と送ると、場の空気を柔らかくできます。

2. ランク戦・真剣な試合

  • 味方のミスに対して、「lol」とだけ送ると
    「バカにされた」「茶化された」と感じる人も一定数います。

  • ランク戦では、

    • 自分のミスには「sorry lol」

    • 味方のミスには「unlucky」「nice try」など励まし寄りの表現
      といった使い分けがお勧めです。

3. ビジネスチャット・フォーマルな場

  • 仕事のメールやビジネスチャット(社内・社外問わず)では、基本的に「lol」は使用しない方が安全です。

  • フォーマルな文書では、そもそもスラング自体を避けることが一般的であり、
    必要であれば顔文字や絵文字も最小限に留めるのが無難です。

煽り・皮肉と受け取られやすいパターン

以下のような使い方は、相手を不快にさせる可能性が高く、注意が必要です。

  • 相手のミス直後に

    • nice play lol
      → 「ナイスプレー(皮肉)」と受け取られやすい

  • 負けている相手に向かって

    • ez lol(「余裕だったわw」というニュアンス)

  • 誰かが真剣に怒っている場で

    • lol calm down

これらは、たとえ冗談のつもりでも「煽り」「トロール(荒らし)」と判断される可能性があります。
最悪の場合、通報やミュート(ブロック)の対象になることもありますので慎重に使ってください。

トラブルを避けるコツ

  • 「他人の失敗を笑う」のではなく、「自分の失敗を笑う」方向で使う

  • 相手が怒っている・落ち込んでいる気配があるときは、あえて「lol」を使わない

この二点を意識するだけで、コミュニケーションのトラブルは大きく減らせます。


よくある質問(FAQ)

Q. 「lol」はもう古いって本当ですか?

英語圏では、「若い世代ほど emoji(😂 など)や haha を多用する」という指摘があり、
その文脈で「lol は少し古い」と言われることもあります。

ただし、オンラインゲームや配信のチャットでは現在も広く使われている表現 です。

  • 完全に廃れたスラング → ではない

  • かなり一般的だが、昔からある定番表現 → という位置づけ

くらいのイメージで捉えておくとよいでしょう。

Q. 日本人同士のチャットで「lol」を使ってもおかしくないですか?

日本人同士でも、ゲーム界隈や英語スラングに慣れた友人同士では、
「w」「草」と似た感覚で「lol」が使われています。

  • 英語・海外文化に慣れている友人:
    → 「lol」を使っても問題なく通じることが多いです。

  • 英語に馴染みのない友人:
    → 「何の略?」と戸惑われる可能性があります。

そのため、

  • 初対面や相手の好みが分からない場 → 「w」「草」中心

  • 英語好き・ゲーム仲間など、文脈を共有している場 → 状況に応じて「lol」も使用可

という使い分けを推奨いたします。

Q. 初心者がまず覚えるべき表現はどれですか?

海外プレイヤーと遊ぶことを想定した場合、
最初に覚えておくと便利な「笑い」系の表現は次の3つです。

  1. lol

    • ゲームチャットで最もよく見かけるスラングの一つです。

    • 見たときに意味がすぐ分かるようにしておく価値があります。

  2. haha

    • 誰に対しても使いやすく、攻撃的な印象がほぼありません。

    • 自分から使う場合は、まず「haha」を軸にすると安全です。

  3. emoji(😂 など)

    • 言語を超えてニュアンスを伝えやすい表現です。

    • テキストだけでは伝わりにくい「冗談」「軽いノリ」を補うのに向いています。

この3つを押さえておけば、ゲームのチャットで「笑い」の雰囲気を共有する場面には十分対応できます。
そのうえで、余裕が出てきたら「LMAO」「ROFL」などのやや強めのスラングも徐々に覚えていくと良いでしょう。