「ストーリーズを投稿してみたいけれど、どこを押せばいいか分からない」「間違えて投稿したらどうしよう」と不安に感じていませんか。
本記事では、インスタ初心者の方でも迷わず1本のストーリーを投稿できるようになることを目標に、基本から順番に解説します。
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インスタストーリーとは?初心者がまず知っておきたい基本
ストーリーズの特徴とフィード投稿との違い
Instagramのストーリーズは、24時間限定で写真や動画を投稿できる機能です。
フィード投稿のようにタイムラインに長く残るのではなく、スライドショーのような形式で画面上部に表示されます。
主な特徴は次のとおりです。
- 投稿から約24時間で自動的に表示が終わる
- 複数の写真・動画をつなげて「1日の記録」のように見せられる
- コメントの代わりに「リアクション」やスタンプで気軽に反応してもらえる
- 後から気に入った投稿だけ「ハイライト」としてプロフィールに残せる
「ずっと残すほどではないけれど、今この瞬間をシェアしたい」というときに向いている機能です。
どんなときにストーリーズを使うと便利か
例えば、次のようなシーンでストーリーズは便利です。
- 友だちとのカフェ時間、飲み会、旅行中の様子
- 今日のコーディネートや購入品の紹介
- お店・サロンなどの「本日の空き状況」「新メニュー入荷のお知らせ」
- アンケート・質問スタンプを使ったフォロワーとのコミュニケーション
一度にたくさん写真を投稿してもタイムラインが埋まりにくい点もメリットです。
投稿前にチェックしたい3つのポイント(安全・公開範囲・マナー)
24時間で消えるけれど「完全に消える」とは限らない
ストーリーズは24時間で表示が終わりますが、以下の点は押さえておいてください。
- 閲覧者がスクリーンショットを撮ることは技術的に可能
- 外部サービスを使って保存される可能性もゼロではない
そのため、「24時間で消えるから大丈夫」と油断せず、残っても困らない内容だけ投稿することをおすすめします。
公開範囲と「親しい友達」リストの考え方
ストーリーズは、大きく次の2パターンで公開できます。
- 通常の「ストーリーズ」:フォロワー(および設定に応じて一部のユーザー)が閲覧可能
- 「親しい友達」:自分が選んだ一部のユーザーだけ閲覧可能
家族やごく親しい友人にだけ見せたい内容は、「親しい友達」に絞って投稿すると安心です。
写り込み・位置情報などプライバシーの注意点
投稿前に、次のような点を確認しておくとトラブル防止につながります。
- 他人の顔や車のナンバーがはっきり写っていないか
- 自宅や職場が特定されそうな位置情報がないか
- 子どもの顔を出してよいか、家族で方針を決めているか
心配な場合は、スタンプやペンツールで目隠し・モザイク風に隠すこともできます。
インスタストーリーの基本投稿手順(スマホアプリ)
ここからは、実際の投稿手順を4ステップでご説明します。
画面の構成はバージョンによって多少変わる可能性がありますが、基本的な流れは同じです。
手順1:ストーリーの投稿画面を開く
主な開き方は2通りあります。
ホーム画面の「+」ボタンから開く
- Instagramアプリを開き、
- 画面下部中央の「+」ボタンをタップ
- 「ストーリーズ」または同様の項目を選択します
プロフィールアイコンから開く
- ホーム画面上部に表示されている自分のアイコンをタップ
- 「ストーリーズに追加」などの表示から投稿画面を開きます
どちらから始めても構いません。以降の操作は同じです。
手順2:写真・動画を撮影/選択する
ストーリーズの投稿画面では、次のような操作ができます。
- その場で撮影する
- 画面下部中央の丸いボタンをタップ:写真を撮影
- 長押し:動画を撮影
- スマホに保存してある画像・動画を使う
- 画面下部または左下に表示されるサムネイルや「ギャラリー」などのアイコンをタップ
- 投稿したい写真や動画を選択します
基本的には縦長(スマホを縦向き)で撮影・編集すると画面全体を使えます。
手順3:文字・スタンプ・音楽でかんたん加工
写真や動画を選ぶと、編集画面に切り替わります。画面上部に、次のようなアイコンが並んでいるはずです。
- 「Aa」やテキストアイコン:文字入力
- 顔のマークやスタンプアイコン:スタンプ・アンケート・質問箱など
- 音符マークなど:BGMとして音楽を追加
初心者の方は、まず次の3つだけ使ってみると十分です。
テキスト
- 一言コメントや説明を書きます。
- 文字色や位置を変えて、写真の邪魔にならないように調整しましょう。
スタンプ
- 日付・時間・場所・GIFアニメなど、よく使うスタンプを配置できます。
- まずは「位置情報」と「メンション(@)」を覚えておくと便利です。
音楽(必要に応じて)
- 静止画に音楽をつけると雰囲気が出ます。
- 公共の場では音量に注意しましょう。
手順4:公開範囲を選んで投稿する
編集が終わったら、画面下部にある投稿ボタンから公開します。
- 「ストーリーズ」:通常の公開(フォロワーなどが閲覧可能)
- 「親しい友達」:事前に登録した一部の人だけが閲覧可能
- 場合によっては特定ユーザーを選択して送信するオプションが表示されることもあります
最初のうちは「親しい友達」だけでテスト投稿してみると、安心して操作を覚えられます。
初心者がつまずきやすいポイントと対処法Q&A
音が出ない・音が入らないとき
Q:自分のストーリーを再生しても音が出ません。
A:次のポイントを確認してください。
- 音量ボタンがミュートになっていないか
- スマホ本体の「サイレントモード」がオンになっていないか
- 再生画面で、スピーカーアイコンがオフになっていないか
Q:自分の声や周りの音が録音されていません。
A:撮影時に、
- マイクへのアクセスがInstagramに許可されているか(端末の設定)
- 撮影時にスマホを手やケースで覆っていないか
などを確認してください。
文字が読みにくい/デザインがごちゃごちゃするとき
- 背景が写真でごちゃごちゃしている場合は、
- テキストの背景に半透明の帯をつける
- 文字色を白・黒などはっきりした色にする
- 1画面に詰め込みすぎず、「1つの画面に1つのメッセージ」を意識すると読みやすくなります。
シンプルなデザインのほうが、初心者のうちはまとまりやすく安心です。
間違えて投稿してしまったときの削除・非表示方法
「公開範囲を間違えた」「誤字があった」という場合は、落ち着いて次の手順を行います。
- 自分のストーリーズを開く
- 画面右下または右上付近のメニュー(…など)をタップ
- 「削除」や「ストーリーズを削除」などの項目を選択
これで、そのストーリーズは閲覧できなくなります。誤投稿が不安な方は、最初は親しい友達限定でテスト投稿をしてから本番公開するのがおすすめです。
ストーリーを残したいときの「ハイライト」と保存方法
自分のストーリーズをスマホに保存する
自分のストーリーズは、投稿後に端末へ保存できます。
- 保存したいストーリーズを自分で開く
- 画面右下の「その他」やメニュー(…)をタップ
- 「写真を保存」「動画を保存」などを選択
これで、カメラロール・ギャラリーに保存されます。
プロフィールに残せる「ハイライト」の作り方
お気に入りのストーリーズは、24時間経過後もハイライトとしてプロフィールにまとめて表示できます。
一般的な流れは次の通りです。
- プロフィール画面を開く
- 「新規」や「+」と表示されているハイライト追加ボタンをタップ
- これまでのストーリーズの中から、追加したいものを選択
- ハイライトのタイトルとカバー画像を設定して保存
「旅行」「カフェ」「商品紹介」など、テーマごとにまとめると見やすくなります。
他人のストーリーズ保存に関する注意点
他の人のストーリーズは、アプリの標準機能では保存できない仕様です。
外部サービスやスクリーンショットを使えば保存自体は可能ですが、
- 著作権や肖像権の侵害につながる場合がある
- 相手が不快に感じる可能性がある
といった点から、個人利用の範囲を守り、公開や再配布は避けることをおすすめします。
目的別ストーリーのかんたんテンプレート
ここでは、「マネするだけ」で使えるシンプルな構成例をご紹介します。
友達との日常をシェアするテンプレート
- 1枚目:全体が分かる写真
- 例:カフェの店内やテーブル全体の写真
- テキスト:「今日は◯◯でカフェタイム」程度の一言
- 2枚目:アップの写真
- 例:ドリンクやスイーツのアップ
- テキスト:感想(「このラテおいしすぎる…」など)
- 3枚目(必要なら):一緒にいる人へのメンション
- スタンプ:メンション(@アカウント名)、スタンプ1〜2個だけ
旅行・イベントの思い出をまとめるテンプレート
- オープニング
- 風景の写真+テキスト「◯◯に来ました!」
- ハイライトシーン
- 観光スポットや食事の写真を数枚
- 写真ごとに短いコメントや位置情報スタンプ
- ラスト
- 夜景や集合写真など、「締め」の1枚
- テキスト:「また来たい」「楽しかった!」など
後から見返したい場合は、「◯◯旅行」ハイライトとしてまとめておくと便利です。
お店・サービスの「今日のお知らせ」テンプレート
- 1枚目:店頭や看板の写真
- テキスト:「本日の営業時間」「定休日のお知らせ」など
- 2枚目:メニュー・商品写真
- テキスト:「本日のおすすめ」「残りわずか」など
- スタンプ:質問・アンケートで「どれが気になりますか?」と聞いてみる
- 3枚目:予約案内やリンクスタンプ(利用可能な場合)
- テキスト:「ご予約はリンクからどうぞ」
シンプルな構成でも、毎日続けることでフォロワーとの距離が近くなります。
投稿前チェックリストとまとめ
投稿前チェックリスト
投稿ボタンを押す前に、次の5つだけ確認してみてください。
公開範囲は適切か
- 「ストーリーズ」か「親しい友達」か、意図した方になっているか。
見せたくない情報は写っていないか
- 顔・住所・会社名・ナンバープレートなど。
テキストの誤字脱字はないか
- 名前・日付・金額などは特に注意。
音量・BGMは周囲に配慮した内容か
- 公共の場での再生を想定して問題ないか。
仕事用アカウントと個人アカウントを間違えていないか
- アカウント切り替えを行っている方は特に注意。
このチェックに慣れておくと、誤投稿の不安が大きく減ります。
まずは1本投稿して、少しずつ慣れていこう
ストーリーズは、最初こそ操作に戸惑うかもしれませんが、何度か投稿するうちにすぐ慣れていく機能です。
最初は「親しい友達」にだけテスト投稿をして、削除やハイライト追加の練習をしてみると安心です。そのうえで、本記事のテンプレートやチェックリストを活用しながら、少しずつ自分らしいストーリーズを楽しんでください。