「インスタのDMが突然黒い画面になった」「いつものトーク画面と違って不安」という状況で、このページにたどり着かれた方が多いと思います。
その黒い画面は、Instagramの「消えるメッセージモード(Vanish Mode)」が有効になっている可能性が高いです。
この記事では、このモードをすぐに解除する方法と、解除できないときの対処法、さらに消えたメッセージは復元できるのかといったポイントまで、順番に解説いたします。
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黒いDM画面は、消えるメッセージモードがオンになっているサイン
解除するには、「消えるメッセージモードをオフにする」ボタンをタップ
もしくは、黒い画面で下から上へスワイプ
一度消えたメッセージは、復元できない仕様
解除できない場合は、アプリ再起動・アップデート・再インストールも検討
ビジネスアカウントでは、原則として消えるメッセージモードは使わず、ログが残る手段を基本とする
まずは結論:消えるメッセージモードの解除方法
スマホ(iPhone/Android)で解除する2つの方法
InstagramアプリのDMで「消えるメッセージモード」をオフにする代表的な方法は、次の2つです。
- チャット画面の上部にある「消えるメッセージモードをオフにする」をタップする
- 黒いチャット画面で、下から上に向かってスワイプする
いずれかの操作を行うと、背景が通常の色に戻り、以降はメッセージが自動で消えなくなります。
「消えるメッセージモードをオフにする」ボタンから解除する
- Instagramアプリを開く
- 右上の紙飛行機(メッセージ)アイコンをタップし、DM一覧を表示
- 黒い画面になっている相手とのチャットを開く
- 画面上部に表示されている「消えるメッセージモードをオフにする」をタップ
タップと同時に画面背景が通常の色に戻れば、解除は完了です。
スワイプで通常DMに戻す
もし上部にボタンが見当たらない場合や、スワイプ操作に慣れている場合は次の手順でも解除できます。
- 黒いDM画面を開いた状態で、
- 画面の下の方から上方向へ、ゆっくりスワイプする
スワイプ後に背景が元の色に戻り、「通常のチャットに戻りました」といった表示が出れば、解除成功です。
端末別の詳しい操作手順
ここからは、端末別により細かく手順を整理します。
iPhone版Instagramでの解除手順
- Instagramアプリを起動
- ホーム画面右上のメッセージアイコンをタップ
- 黒い背景になっているチャットを選択
- 上部の「消えるメッセージモードをオフにする」をタップ
- もしくは、画面下から上にスワイプ
- 背景が通常の白(またはライト/ダークモードに応じた色)に戻れば完了
Android版Instagramでの解除手順
操作の流れは基本的にiPhoneと同じです。
- Instagramアプリを起動
- メッセージアイコンからDM一覧を開く
- 黒い画面のチャットをタップ
- 「消えるメッセージモードをオフにする」をタップ
- または、画面下から上へスワイプ
- 通常のチャット画面に戻れば、解除は成功です
PC/ブラウザ版Instagramでの解除手順
PC版・ブラウザ版では、スマホのようにスワイプはできません。そのため、画面上のメニューからモードをオフにする操作になります。
- ブラウザでInstagramにログイン
- DMアイコンをクリックし、該当のチャットを開く
- チャット画面内の「消えるメッセージモード」関連の項目/トグルをオフにする
- チャット画面が通常表示に戻れば完了
※PC版はUIが変更されることが多いため、「歯車アイコン(設定)」や「iマーク(詳細)」の中にあるメニューも併せて確認してください。
それでも解除できない時のチェックリスト
上記の操作を試しても解除できない場合、以下の点を順番にご確認ください。
オフボタンやスワイプが効かない場合に試すこと
- アプリを一度終了し、再起動してから同じ操作を試す
- 端末自体を再起動してから、もう一度Instagramを開く
- 通信状態(Wi-Fi/モバイル通信)が安定しているか確認する
一時的な不具合でボタンが反応しない・表示されない場合、アプリ再起動や端末再起動で解決するケースが多くあります。
アプリやOSのバージョンを確認する
- App Store/Google PlayでInstagramアプリが最新バージョンか確認
- OS(iOS/Android)が大幅に古い場合、アップデートを検討
消えるメッセージモードは、バージョンによってUIやメニュー名が変わることがあります。古いバージョンでは、記事や他サイトで紹介されているボタン名と異なる場合もあります。
再インストール・再ログインが必要なケース
どうしても解除できない場合は、以下の手順も選択肢です。
- Instagramアプリを一度アンインストール
- 端末を再起動
- 再度Instagramアプリをインストールし、ログイン
- 該当チャットを開き、黒い画面になっていないか確認
※再インストールを行う前に、ログイン情報(ID/パスワード)は必ず控えておいてください。
消えたメッセージは復元できる?仕様と現実的な対処法
なぜ消えるメッセージは復元できないのか
消えるメッセージモードは、「閲覧後」や「チャットを閉じる」などのタイミングでメッセージを自動削除する設計です。一度削除されたメッセージは、通常の方法では復元できない仕様になっています。
そのため、
- 解除したあとでも
- 別の端末からログインしても
消えてしまった内容を元に戻すことはできません。
「消える」こと自体が機能の目的であるため、復元機能はあえて用意されていないと考えてください。
どうしても内容を確認したい時の現実的な選択肢
システム上の復元ができない以上、取れる選択肢は次のようなものに限られます。
- メッセージを送った相手に、もう一度同じ内容を送ってもらうよう依頼する
- 今後同じような重要なやり取りは、メールやチャットツールなど、ログが残る手段に切り替える
「裏技」的な復元方法は存在せず、第三者に依頼しても不正アクセスになるおそれがありますので、避けてください。
スクリーンショットと通知の扱いに注意
消えるメッセージモード中にスクリーンショットを撮ると、相手にもスクショを撮ったことが通知される仕様が確認されています。
- 相手に知られずに保存したい、という使い方はできません
- 誤解やトラブルを避けるため、スクショを撮る際は相手の気持ちにも配慮することが重要です
誤操作を防ぐための設定と使い分けのコツ
誤ってオンにしやすい場面と対策
消えるメッセージモードは、「チャット画面で下から上にスワイプする」だけでオンになるため、以下のような場面で誤操作が起こりやすくなります。
- スクロールしようとして、強くスワイプしてしまった
- 画面下部を操作中に、指が大きく動きすぎた
対策の一例:
- 重要なやり取りが多い相手のチャットでは、極力画面下端を大きくスワイプしない
- 日常的に使うアカウントでは、「消えるメッセージモード」がオンになった表示(黒背景・バナー)を事前に把握しておく
ビジネスアカウントで絶対に押さえたいルール
店舗・企業アカウントで消えるメッセージモードを誤ってオンにすると、問い合わせ履歴やクレーム対応の証跡が残らず、業務上のリスクとなります。
- 業務用アカウントでは、原則として消えるメッセージモードは使用しない
- 担当者が複数いる場合は、
- 「黒い画面になったらすぐにモードを解除する」
- 「重要なやり取りは別ツールにも残す」
など、簡単な運用ルールを共有しておくことをおすすめします。
通常DMと消えるメッセージモードの賢い使い分け
- 通常DM向き
- 予約内容、問い合わせ、仕事の相談など、後から見返す必要のあるやり取り
- 消えるメッセージモード向き
- 一時的な相談や、その場限りの雑談など、残しておく必要の低い会話
プライバシー保護に優れた機能ではありますが、重要情報には向かない点を理解したうえで、目的別に使い分けることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 相手が解除したらこちらも自動でオフになりますか?
はい。片方のユーザーが消えるメッセージモードをオフにすると、相手側の画面も通常DMに戻る仕様が確認されています。
Q2. グループDMでも消えるメッセージモードは使えますか?
一部検証では、3人以上のグループチャットでは消えるメッセージモードが使えないケースが報告されています。
ただし、Instagramの仕様はアップデートで変更される可能性があるため、実際の画面で「消えるメッセージモード」が選択できるか必ず確認してください。
Q3. 今後UIが変わった時はどう確認すれば良いですか?
InstagramはUI変更が頻繁なサービスです。この記事の内容とボタン名や表示位置が少し異なる場合は、以下を併せてご確認ください。
- Instagram公式ヘルプセンター
- アプリ内の「設定」「プライバシー」メニュー
- DM画面上部のバナーやメニュー表示