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Instagram

インスタの投稿が長方形になった?最新仕様と正方形に戻す方法・おすすめサイズ完全ガイド

「気づいたらインスタの投稿が長方形になっていて、フィードの見え方が崩れてしまった…」
そのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、Instagramの長方形表示(縦長化)の背景から、正方形に近づけて見せる設定方法、今後のおすすめ投稿サイズ・デザインのコツまで、2025年時点の情報をもとに整理して解説いたします。

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この記事のまとめ
  • インスタの長方形表示は、

    • 縦長コンテンツの増加

    • スマホ画面での視認性向上

    • リールとの統一
      を背景とした仕様変更・テスト配信の一環である。

フィード投稿・プロフィールグリッドでは、3:4(1080×1440px)前後の長方形がもっとも自然に収まりやすい。
「プレビューを調整」機能を使えば、プロフィールグリッドの見え方を正方形に近づけて整えられる場合がある
ただし、広告に使用した投稿など、一部は調整できないケースもあるため、完璧を目指しすぎないことも重要。

目次

インスタが急に長方形に…と戸惑っている方へ

まず押さえておきたいポイントは、次の3点です。

  • これはバグではなく、仕様変更・テスト配信に基づく表示変更であること

  • 主にフィード投稿/プロフィールグリッドが「1:1(正方形)」から「3:4(縦長)」寄りに変わっていること

  • 多くの場合、「プレビューを調整」などの機能を使うことで見え方をある程度コントロールできること

本記事でわかること

  • なぜインスタが長方形表示になったのか(背景・対象範囲)

  • 長方形表示前提の基本仕様と推奨サイズ

  • プロフィールグリッドを正方形に近づけて見せる設定手順

  • 今後、正方形を維持すべきか、長方形にシフトすべきかの判断軸

  • 長方形前提で「文字が切れない・世界観が崩れない」投稿を作るコツ


なぜインスタが長方形表示になったのか

正方形から長方形(3:4)への変更概要

従来、Instagramのフィード投稿やプロフィールグリッドは「1:1(正方形)」が基本でした。
ところが2024年頃から、一部ユーザーを対象に長方形(縦長)表示のテストが始まり、2025年にかけて徐々に対象が広がっています。Cizucu+1

多くの解説記事では、以下のような変更が報告されています。

  • プロフィールグリッド(投稿一覧)が、正方形から縦長の長方形に変化

  • 画像自体は1:1で作っていても、表示時に上下が広く表示される/切り取られ方が変わる

  • 「3:4(縦長)」比率を前提にしたときに、もっともきれいに収まるケースが増えている

どの画面がどう変わった?対象範囲の整理

長方形表示の影響が出やすいのは、主に次の2つです。

  1. プロフィールグリッド(タイル状の一覧)

    • アカウントTOPに並ぶ投稿サムネイルの縦の長さが伸びたように見える

    • 正方形前提で文字を入れていた表紙の上下が切れたり、バランスが崩れる

  2. フィード投稿の一覧表示(ホーム・おすすめなど)

    • 縦長の比率を持つ投稿が、より大きく表示されるケースがある

    • スクロール中に画面を占める面積が増え、視認性とインパクトが向上

投稿詳細画面(1つの投稿をタップして全画面表示した状態)では、従来どおり画像全体が表示されることも多く、「一覧表示のトリミングと比率」が特に変わっていると理解するとイメージしやすいです。

アップデート・テスト配信の背景

公式から大々的な発表は現時点でも限定的ですが、複数の専門メディアやSNSマーケティング会社は、以下のような背景を指摘しています。

  • 縦長写真・動画が主流になっているため

  • スマートフォン画面で縦長の方が視認性が高く、情報量を多く見せられる

  • リール(9:16)との表示比率を近づけ、プロフィール全体の統一感を高める狙い

  • 縦長コンテンツの方がエンゲージメント(いいね・保存・滞在時間など)が高い傾向があるため


インスタ長方形表示の基本仕様と推奨サイズ早見表

ここでは、長方形化を前提にした「基本仕様」と「おすすめサイズ」を整理します。

フィード投稿・プロフィールグリッドの比率と解像度

一般的に推奨される比率・サイズ例は次のとおりです(2025年時点の一般的な推奨値)。

用途推奨比率推奨サイズ(px)例備考
フィード投稿(長方形)3:4(縦長)1080 × 1440長方形表示の「素直な形」。グリッドでも崩れにくい
フィード投稿(正方形寄り)1:11080 × 1080従来の基本形。グリッドでは上下の見え方が変わる可能性あり
リールのカバー画像9:16(縦長)1080 × 1920縦全画面を想定。グリッドでは一部のみ表示されることも
ストーリーズ9:16(縦長)1080 × 1920従来どおり縦長が基本

※環境・仕様変更により実際の表示は変化する可能性があります。

ポイント:

  • 長方形表示のプロフィールグリッドでは、3:4比率の画像がもっとも自然に収まりやすいと考えられます。iステップ+1

  • 正方形画像(1:1)でも投稿は可能ですが、サムネイル表示時のトリミングをあらかじめ意識して作成する必要があります。

リール・ストーリーズとの関係と統一の考え方

リールとストーリーズは、従来どおり**9:16(縦長)**が基本です。
プロフィールの投稿一覧が3:4寄りになったことで、以下のような統一感を狙う運用も増えています。

  • リールのカバー画像を3:4の中に収まるような構図で作る

  • リール用9:16画像の中心部分を、3:4グリッドでも違和感なく見えるように設計する

これにより、

  • プロフィール全体で縦長イメージを統一しつつ、

  • リールもフィード投稿も一貫した世界観で見せることができます。

正方形・長方形どちらでも使える安全な作り方

「仕様が変わってもなるべく影響を受けたくない」という場合は、以下のような安全エリアの考え方がおすすめです。

  • 画像の中央の正方形エリア(1:1)に、

    • ロゴ

    • 重要なキャッチコピー

    • 人物の顔 など
      を収める。

  • 上下のスペースは「背景」「装飾」「補足テキスト」程度にとどめる。

こうしておくことで、

  • 正方形表示でも

  • 長方形表示でも

「一番見せたい情報が切れない」レイアウトを維持しやすくなります。


「正方形に戻したい」ときの対処法

「いきなり長方形になって、表紙の文字が切れてしまった…」
という場合、多くのアカウントで有効なのがプレビューの調整機能です。

プロフィールグリッドで正方形に近づけて見せる設定手順

スマホアプリでの代表的な手順例は次のとおりです。

  1. 正方形として見せたい投稿をタップ

  2. 右上の「…(三点リーダー)」をタップ

  3. 表示されるメニューから**「プレビューを調整」**をタップ

  4. 「画面に合わせる」「フィードに合わせる」などの表示がある場合、

    • 正方形に近づけて見せたい方のオプションを選択

  5. 必要に応じて背景色(白・黒など)を選択

  6. 「完了」ボタンをタップして反映

※実際の文言や画面構成はアプリのバージョンやアカウントによって異なります。

この操作により、

  • プロフィールグリッド上で余白付きの正方形風サムネイルとして表示されることがあります。

余白付きで正方形風に見せるときの注意点

余白によって正方形風に整える場合、次の点に注意してください。

  • 背景色(白/黒など)によって、フィード全体の印象が変わる

  • 余白を多用しすぎると、写真自体が小さくなり視認性が落ちる

  • 余白付きと余白なしの投稿が混在すると、世界観がちぐはぐに見える

そのため、

  • 「今後は余白付き正方形に統一する」

  • 「長方形前提に切り替え、過去投稿だけ必要なものを調整する」

など、アカウント全体で方針を決めたうえで使うことをおすすめいたします。

戻せないケース(広告配信済み投稿など)と割り切り方

一部の解説では、広告に使用した投稿などではプレビューの調整ができないケースが報告されています。

  • メニューに「プレビューを調整」が表示されない

  • 選択しても設定が保存されない

といった場合は、残念ながら現状の仕様では変更が難しい可能性があります。

その場合は、

  • 広告用投稿は「例外」と割り切り、

  • 今後の投稿で世界観を整え直す

といった対応が現実的です。


これからは長方形で作るべき?運用方針を決める3つの視点

長方形表示が進む中で、多くの方が迷うのが

「正方形を守るべきか、長方形に寄せるべきか」
という問題です。

ここでは、判断の材料となる3つの視点をご紹介します。

長方形にするメリット

複数の専門メディアや運用者の報告から、長方形化の主なメリットは次のように整理できます。

  • 視認性・インパクトの向上

    • 縦長の画像はスマホ画面上での占有率が高く、スクロール中に目に入りやすい。

  • 情報量を多く載せられる

    • 全身コーデ、縦長の店舗写真、ビフォーアフターなど、縦方向に情報を載せやすい。

  • リールやストーリーズとの世界観の統一

    • 縦長前提のコンテンツが増えることで、プロフィール全体の印象がそろいやすい。

  • エンゲージメント向上の可能性

    • より大きく・詳細に見せることで、「保存」「いいね」などの反応を得やすくなる可能性がある。

長方形のデメリット

一方で、長方形には次のようなデメリットもあります。

  • 従来の正方形前提デザインが崩れる

    • 四辺に枠をつけたデザイン、余白を活かしたコラージュなどが不自然になることがある。

  • 文字が切れやすくなる

    • 正方形ぎりぎりまで文字を入れていたサムネイルでは、上下がトリミングされて読みにくくなる。

  • アカウント一覧の見え方が変わる

    • 1画面に収まる投稿数が減るため、一覧性が下がる場合がある。

小さなお店・個人事業が取るべき現実的な方針

小規模事業者や個人の発信では、次のような方針が現実的です。

  1. 直近1〜3ヶ月の投稿から「長方形前提」に寄せていく

  2. 過去の投稿は、崩れが大きいものだけ「プレビュー調整」で最低限整える

  3. 新しいテンプレート(3:4前提)を用意し、今後は同じ型で運用していく

「すべての過去投稿を作り直す」のは、時間と工数に見合わないことが多いため、

  • これからの投稿で整えていくという考え方をおすすめいたします。


長方形前提のデザイン・投稿づくりのコツ

ここからは、Canvaなどのデザインツールやスマホアプリで、長方形前提の投稿を作る際の具体的なポイントを解説します。

おすすめの比率・サイズとCanvaでの設定例

おすすめ基本設定:

  • 比率:3:4(縦長)

  • サイズ例:1080 × 1440px

Canvaを例にすると、以下のような手順で設定できます。

  1. Canvaのホーム画面で「デザインを作成」をタップ

  2. 「カスタムサイズ」を選択

  3. 幅に「1080」、高さに「1440」を入力(単位はpxを選択)

  4. 作成したキャンバスに、写真やテキストを配置

このキャンバスを「インスタ長方形テンプレ」として保存し、
毎回そこから複製して使うと、サイズのブレを防げます。

文字が切れない安全エリアとレイアウトの考え方

長方形前提でも文字が切れないようにするには、次の点を意識してください。

  • 画像全体の中央寄りの1:1範囲を「絶対に切れてはいけないエリア」として扱う

  • キャッチコピーや商品名は、この中央正方形エリアの中に収める

  • 補足テキストや装飾は、上下のエリアに配置する

イメージとしては、

  • 中央:メインメッセージ・人物・商品

  • 上部:カテゴリ名・小見出し

  • 下部:価格・URL・補足説明

といった構成にすると、仕様変更があっても致命的に崩れにくくなります。

既存の正方形素材を活かすテンプレート活用術

これまで正方形で作っていた素材も、次のように活用できます。

  1. 長方形キャンバスを用意する(3:4)

  2. 真ん中に「今までの正方形画像」を配置する

  3. 上下の余白に、

    • ブランドカラーの帯

    • シンプルな背景

    • 短い補足コピー
      などを追加する

こうすることで、

  • 過去の正方形素材を活かしつつ、

  • 長方形表示にも対応した「新しい世界観」にアップデートしていくことができます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 自分のアカウントだけ長方形/正方形が違うのはなぜ?

A. Instagramは、仕様変更を一部ユーザーから順次テスト的に反映することが多いため、
アカウントによって表示が異なる期間が発生します。

  • 友人のアカウントは長方形なのに、自分はまだ正方形のまま

  • ある端末だけ表示が違う

といった状況は珍しくありません。

しばらく経つと表示が揃うケースもあるため、

  • まずは落ち着いて、自分の運用方針だけ決めておく
    ことをおすすめいたします。

Q2. 長方形に対応しないとどんなリスクがある?

A. 直ちにペナルティを受けるようなものではありませんが、次のようなリスクは考えられます。

  • サムネイルの文字が切れ、投稿の内容が伝わりにくくなる

  • プロフィールを初めて訪れた人に、雑然とした印象を与える

  • 長方形前提で見ているユーザーの視線を、十分に引きつけられない

特に、店舗やサービスの集客を目的としているアカウントでは、
最初の印象=プロフィールグリッドの印象が重要です。

Q3. 今後も仕様は変わりますか?

A. Instagramに限らず、SNSの仕様は今後も変わり続ける可能性が高いです。
実際、長方形化も一部ユーザーからテスト的に始まった変更とされています。

そのため、

  • 「このサイズ・このデザインであれば多少の変更に耐えられる」

  • 「中央に重要情報を集めておく」

といった変化に強い設計を意識することが、長期的にはもっとも効率的です。