Instagramのプロフィールに音楽を入れられる機能が登場し、「自分らしさ」や世界観を音で表現できるようになりました。
一方で、
「そもそもどこから設定するのか分からない」
「音楽メニューが出てこない・曲が表示されない」
「どんな曲を選べばいいか迷う」
といった声も多く聞かれます。
本記事では、インスタのプロフィールに音楽を設定する基本手順から、「できない」ときの対処法、世界観を伝える選曲のポイント、アーティストが自作曲を紐付ける方法の概要まで、まとめて解説いたします。
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インスタプロフィールの音楽機能とは?できること・できないこと
プロフィールに音楽を入れられるようになった背景と概要
Instagramは、プロフィールに最大約30秒の音楽を設定できる機能を順次導入しました。プロフィール画面に再生ボタンが表示され、訪れたユーザーがタップすると設定した楽曲が流れる仕組みです。
これにより、自己紹介文やアイコン・ハイライトだけでなく、「好きな音楽」や「今の気分」も含めて、より立体的に自分を表現できるようになっています。
プロフィール音楽でできること・制限(再生時間・公開範囲など)
主なポイントは次のとおりです。
再生時間
1曲のうち、最大約30秒の範囲を指定して再生できます。
公開範囲
公開アカウントの場合:プロフィールを訪れた誰でも再生可能
非公開アカウントの場合:フォロワーのみ再生可能(投稿と同様の扱い)
音楽の出どころ
Instagram/Metaがライセンスを取得している音楽ライブラリから選択します。
変更・削除
設定後も、何度でも変更・削除が可能です。
対応デバイス・アカウント種別の注意点
iPhone・Androidともに公式アプリから利用できますが、アプリのバージョンが古いと音楽メニューが表示されない場合があります。
一部の地域やアカウント種別(年齢設定など)では、音楽機能自体が制限されることがあります。
ロールアウト状況によって、同じ国でも「使えるアカウント」と「まだ使えないアカウント」が混在するケースがあります。
インスタのプロフィールに音楽を追加する基本手順
事前に確認しておきたいこと(アプリ・OSのバージョンなど)
プロフィール音楽を設定する前に、次の点を確認してください。
Instagramアプリが最新バージョンか(App Store/Google Playで更新)
スマートフォンのOSが大きく古くないか
通信環境が安定しているか(可能ならWi-Fi推奨)
一時的な不具合を避けるため、アプリの再起動・端末の再起動を一度試しておく
これだけで、音楽メニューが表示されるようになるケースも少なくありません。
プロフィールに音楽を追加する手順(iPhone/Android共通)
Instagramアプリを開き、自分のプロフィール画面を表示
画面上部の「プロフィールを編集」をタップ
編集画面の中にある「音楽」をタップ
「音楽をプロフィールに追加」を選択
検索バーや「おすすめ」「見つける」タブから設定したい曲を探してタップ
再生範囲を調整して「完了」をタップ
プロフィール画面に戻り、アイコン下付近に表示される再生ボタンから動作を確認
多くの競合記事でも、基本フローは上記と同じ構成になっています。
曲を検索して30秒の再生範囲を設定する方法
音楽を選択する画面では、次のような操作ができます。
検索バー:
アーティスト名、曲名、アルバム名などで検索可能
おすすめ・見つける:
人気曲やトレンドの曲、ジャンル別の曲から選択可能
再生範囲の指定:
画面下部のスライダーを左右に動かして、流したい30秒前後の範囲を指定
Aメロやサビなど、プロフィールの印象を決めたい部分に合わせて調整すると効果的です。
音楽の変更・削除のやり方
変更する場合
プロフィール画面 →「プロフィールを編集」
「音楽」をタップ
現在設定中の曲を削除するか、そのまま新しい曲を検索して選び直す
再生範囲を設定し、「完了」で保存
削除する場合
プロフィール画面 →「プロフィールを編集」
「音楽」セクションで現在の曲を確認
曲名の右に表示される「×」や「削除」アイコンをタップ
確認メッセージで「削除」を選択
削除後は、プロフィール上から再生ボタンが消え、音楽は流れなくなります。
音楽が追加できない・表示されないときの原因と対処法
音楽メニュー自体が表示されない場合
「プロフィールを編集」の中に音楽の項目が見当たらない場合、主に次の可能性が考えられます。
アプリのバージョンが古い
段階的な機能リリースで、まだ対象アカウントになっていない
地域や年齢設定などの理由で音楽機能が制限されている
対処の流れとしては、
アプリのアップデート
端末の再起動
Instagramへの再ログイン
それでも出ない場合は、しばらく時間をおいてから再度確認
といったステップを試してみてください。
曲を追加してもプロフィールに出てこない・再生されない場合
音楽は追加できても、
プロフィールに再生ボタンが表示されない
再生をタップしても音が出ない
といったケースもあります。その場合は、
通信環境(モバイル通信・Wi-Fi)の切り替え
アプリのキャッシュクリア(端末の設定から)
別の曲に一度変えてから、もう一度元の曲に戻す
などを試すと改善することがあります。
また、一時的なサーバー側の不具合の可能性もあるため、時間をおいてから試すことも有効です。
ビジネス利用・地域・著作権まわりの制限の可能性
ビジネス用途や広告寄りの活用を行っている場合、音楽機能が制限される場合があります。
一部の国・地域では、著作権・権利処理の都合で利用できる音源が限定されている
ビジネスアカウントやブランドアカウントでは、利用可能な音源が一般アカウントと異なる場合がある
こうした点は、公式ヘルプセンターや最新の利用規約を確認しつつ、安全な範囲で活用することをおすすめいたします。
プロフィール音楽で世界観を伝える選び方のポイント
目的別(自己紹介/仕事用/クリエイター)の選曲パターン
プロフィール音楽は、「誰に」「何を」伝えたいかによって選び方が変わります。
自己紹介用(趣味・日常アカウント)
普段よく聴くジャンルやアーティストの代表曲
明るくテンポのよい曲で親しみやすさを出す
仕事用・ビジネスアカウント
ブランドイメージに合う落ち着いた曲調
過度に激しい・攻撃的な歌詞の曲は避ける
クリエイター・インフルエンサー
投稿の雰囲気やフィードの色味と合う曲
リールでよく使う曲と合わせることで世界観の統一感を出す
フォロワーに好印象を与えるためのチェックポイント
選曲時には、次のような視点でチェックしてみてください。
プロフィール文・アイコンの雰囲気と曲がちぐはぐになっていないか
初めて訪れた人が聴いても「重すぎる」印象にならないか
仕事相手や取引先が見ても問題のない内容か
シーズン(季節感)や最近の投稿内容とズレていないか
避けたほうがよい選曲・設定の注意点
差別的・暴力的・過度に露骨な表現を含む曲
宗教・政治など、センシティブなテーマを強く打ち出す曲
音量や曲調が極端で、プロフィールを開いた瞬間に驚かせてしまう曲
これらは、フォロワーとの信頼関係やブランドイメージを損なうリスクがあります。迷った場合は、少し控えめなくらいの選曲が安全です。
アーティスト・クリエイター向け:自分の楽曲をプロフィールに紐付けるには
Instagramで自作曲を使うための基本的な仕組み
自分のオリジナル楽曲をプロフィール音楽として使いたい場合、基本的には音楽配信サービス経由でMeta/Instagramの音楽ライブラリに登録されていることが前提になります。
具体的には、
TuneCoreなどの配信サービスで「Facebook Music」等の配信先に登録
配信が完了すると、Instagramの「ミュージック」機能から自分の曲を検索できるようになる
という流れです。
配信サービス(例:TuneCoreなど)を利用する場合の流れの概要
サービスにより詳細は異なりますが、代表的な流れは次のとおりです。
配信サービスのアカウントを作成し、必要情報を登録
楽曲ファイル・ジャケット画像・クレジット情報などをアップロード
配信先として「Instagram/Facebook」や「Facebook Music」などを選択
審査・配信が完了すると、Instagram上で楽曲が検索可能に
プロフィール音楽の設定画面で、自分のアーティスト名や曲名で検索し、選択・設定
各サービスには利用規約や手数料体系がありますので、公式サイト・サポートページを必ず確認してください。
プロモーションに活かすための運用アイデア
新曲リリースのタイミングでプロフィール音楽を新曲に変更する
リールやストーリーズでも同じ曲を使い、「耳」で覚えてもらう
プロフィール文やハイライトに、ストリーミングサービスへのリンクを分かりやすく配置する
プロフィール音楽を「入口」、他のコンテンツを「深掘りの導線」として設計すると、認知拡大に繋がりやすくなります。
プロフィール音楽を活かした運用アイデア集
季節やイベントに合わせて音楽を変える
春:爽やかで前向きな曲
夏:明るくアップテンポな曲
秋:少し落ち着いた曲調のバラード
冬・クリスマスシーズン:ホリデームードのある曲
イベント(誕生日、記念日、キャンペーン期間など)に合わせて曲を変えると、プロフィールに動きが生まれ、訪れた人の記憶にも残りやすくなります。
リール・ストーリーズ・投稿とプロフィール音楽を連動させる
新しくリールシリーズを始めるタイミングで、同じ曲をプロフィール音楽に設定する
ストーリーズで「今のプロフィール曲はこれです」と紹介して、プロフィールへの訪問を促す
投稿のキャプションに「プロフィールから曲も聴けます」と添えて、往復導線をつくる
このように、プロフィール音楽を単なる「飾り」ではなく、コンテンツ全体の一部として運用すると効果的です。
フォロワーとのコミュニケーションに音楽を活かす
ストーリーズのアンケート機能で「次のプロフィール曲、どっちが良い?」と投票してもらう
好きな曲やアーティストを募集し、その中からプロフィール曲を選ぶ
ライブ配信の開始前後で、プロフィール曲を変えて「今だけの曲」にする
フォロワーを巻き込んでプロフィール音楽を決めることで、ファンとの距離も縮まりやすくなります。
よくある質問(FAQ)
音楽は誰まで聞こえる?非公開アカウントの場合は?
公開アカウント:プロフィールを訪れたすべてのユーザーが再生可能
非公開アカウント:フォロワーのみ再生可能
プロフィール音楽も、基本的には投稿と同じ公開範囲の考え方です。
何曲まで設定できる?変更回数に制限はある?
一度に設定できる曲は1曲が基本です。
変更・削除自体はいつでも可能で、明確な回数制限は公表されていません。
ただし、短時間に何度も頻繁に変更すると、一時的に反映が遅れたり、挙動が不安定になる場合もありますので、実務的には1日に何度も変えすぎない運用をおすすめいたします。
著作権や商用利用は大丈夫?
Instagramのプロフィール音楽は、Metaがライセンスを取得した音源ライブラリから選ぶ仕組みになっており、通常の範囲での利用であれば著作権処理はプラットフォーム側で行われます。
一方で、
広告・キャンペーンなど、明確に商用色の強い利用
国・地域ごとの権利処理の違い
といった点は、最新の利用規約や公式ヘルプを確認しつつ、慎重に運用してください。