「インスタにハッシュタグは付けているけれど、これで合っているのか分からない…」
「とりあえず人気タグをたくさん付けているが、思ったほど伸びない…」
そのようなお悩みをよく伺います。
本記事では、Instagram公式の推奨や最新の情報を踏まえながら、小さな店舗・個人事業主でも今日から実践できるハッシュタグの付け方を、手順とテンプレート付きで解説します。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
ハッシュタグの上限は、フィード・リールで最大30個、ストーリーズで最大10個
ただしInstagram公式は、関連性の高い3〜5個のハッシュタグ使用を推奨している
小さなビジネスでは、
- コアタグ(3〜5個)+補助タグ(0〜10個)
- ビッグ・ミドル・スモールのバランス
を意識するのが現実的で効果的
スマホだけでできる選び方の型は
- テーマとターゲットを1文で書き出す
- Instagram検索の「タグ」から候補を洗い出す
- 投稿件数でビッグ・ミドル・スモールに分類
- 競合アカウントの伸びている投稿から“勝ちタグ”を参考にする
禁止・制限されている可能性があるタグは、Instagram内で検索して確認し、安全第一で運用する
まず押さえたい「インスタのハッシュタグ」の基本
ハッシュタグとは?どこに表示されるものか
ハッシュタグ(#〇〇)は、投稿の内容を表すキーワードに「#」を付けたものです。
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例:
#カフェ巡り#表参道ランチ#ネイルデザインなど
ユーザーは、気になるハッシュタグをタップしたり、検索画面で入力することで、そのタグが付いた投稿を一覧で閲覧します。
つまりハッシュタグは、
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自分の投稿を「同じテーマに興味がある人」に見つけてもらうためのラベル
-
フォロワー以外のユーザーにも届くきっかけ
になるものです。
フィード・リール・ストーリーズごとの上限数とルール
2025年時点で、ハッシュタグの上限は次の通りです。
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フィード投稿(通常の投稿)
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キャプション+コメント欄 合計で 最大30個
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リール投稿
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キャプション+コメント欄 合計で 最大30個
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ストーリーズ
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ハッシュタグスタンプ・テキスト入力などを合わせて 最大10個
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また、入力時のポイントは以下です。
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「#」は半角で入力する(全角だとハッシュタグとして認識されない)
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単語と単語の区切りには、半角スペースまたは改行を入れる
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「#」の後ろに句読点や記号を続けると、そこでタグが区切られてしまうことがある
キャプションとコメント、どちらに書くべき?
基本的には、キャプション内にハッシュタグをまとめて書くことをおすすめします。
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投稿と同時にハッシュタグが有効になる
-
ユーザーがキャプションを読んだ流れでタグも確認しやすい
コメントに書く方法も利用されていますが、Instagram公式が推奨しているのは「コンテンツと関連性の高い3〜5個のハッシュタグを付ける」ことです。場所よりも、内容と数の適切さを優先した方が良いと考えられます。
結局「何個」付けるのがベスト?公式推奨と現実解
上限30個と、Instagram公式が推奨する3〜5個
仕様上は、フィード・リール投稿に最大30個までハッシュタグを付けることができます。マイナビマーケティングラボ+1
一方で、Instagram公式のクリエイター向けアカウント(@creators)は次のように発信しています。Adish Plus
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ハッシュタグの数は3〜5個が推奨
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10〜20個付けても、拡散効果はほとんど変わらない
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コンテンツと関連性の高いタグを選ぶことが重要
つまり、
「30個まで付けられるが、むやみに30個埋める必要はない」
というスタンスです。
おすすめは「コア3〜5個+補助タグ」で設計する
小さなビジネスのアカウントでは、次のような考え方がおすすめです。
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コアタグ(3〜5個)
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投稿テーマ・業種・地域を明確に表すタグ
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例)
#渋谷カフェ#表参道ランチ#青山美容室など
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補助タグ(0〜10個程度)
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世界観やターゲットを補足するタグ
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例)
#カフェ好きな人と繋がりたい#大人女子#メンズカットなど
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合計で5〜15個程度を目安にし、
「コアタグの精度 > タグの数」
という優先順位で考えると整理しやすくなります。
やりがちなNG例
次のような付け方は避けた方が安全です。
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投稿内容と関係のない人気タグを大量に付ける
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例:カフェ投稿に
#筋トレ#投資など無関係なタグ
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あまりにも一般的すぎる単語だけを使う
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例:
#love#happyなど、投稿数が膨大で埋もれやすい
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コピー&ペーストで、毎回まったく同じタグを大量に使い回す
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スパム行為と誤認されるリスクを高める可能性あり
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効果的なハッシュタグの選び方ステップ【スマホだけでOK】
ここからは、スマホのInstagramアプリだけでできる、実践的なハッシュタグ選定の手順をご紹介します。
ステップ1|投稿のテーマとターゲットを1文で書き出す
まずはノートアプリなどに、次のような1文を書き出します。
「◯◯エリアの△△な人に向けた、□□の投稿」
例:
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「渋谷エリアの20代女性向け、カフェランチの紹介」
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「地元の30〜40代主婦向け、子ども連れOKの美容室紹介」
この1文が、そのままハッシュタグ候補のヒントになります。
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エリア →
#渋谷#渋谷ランチ -
ターゲット →
#大人女子#ママ美容師 -
テーマ →
#カフェ巡り#子連れランチなど
ステップ2|Instagram検索で「候補タグ」を洗い出す
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Instagramアプリ下部の「検索(虫メガネ)」タブを開く
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上部の検索窓に、先ほどの1文のキーワードを分解して入力
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例:
渋谷 ランチ表参道 カフェメンズカットなど
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検索タブから”「タグ」”を選択
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候補として出てきたタグの
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投稿件数
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表記(ひらがな・カタカナ・英語)
をチェックします。
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この段階では、とにかく候補を10〜20個ほどメモしておきます。
ステップ3|ビッグ・ミドル・スモールに分類して組み合わせる
候補が出そろったら、投稿件数を目安に次の3つに分類します。
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ビッグ(大きいタグ)
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投稿件数:100万件以上の目安
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例:
#カフェ#ランチ#ネイルなど
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ミドル(中くらいのタグ)
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投稿件数:10万〜100万件程度
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例:
#渋谷カフェ#表参道ランチ#ジェルネイルデザイン
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スモール(小さいタグ)
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投稿件数:10万件未満
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例:
#渋谷カフェ巡り#青山ショートカットなど
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おすすめの組み合わせは次のようなイメージです。
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コアタグ(3〜5個)
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ビッグ:1〜2個
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ミドル:1〜2個
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スモール:1〜2個
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ビッグだけ・スモールだけに偏らず、バランスを意識することで、
「すぐに流れてしまうが露出は多い」タグと、
「長く残りやすいが母数は少ない」タグの両方をカバーできます。
ステップ4|競合アカウントから“勝ちタグ”を参考にする
最後に、同じジャンルで伸びているアカウントをチェックしましょう。
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自分と同じエリア・業種でフォロワーが多いアカウントを3〜5個ピックアップ
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いいね数が平均より明らかに多い投稿を確認
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その投稿で使われているハッシュタグの
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共通点(毎回入っているタグ)
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独自タグ(ブランド名・店舗名など)
をメモします。
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ポイント
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丸ごとコピペするのではなく、
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「ほぼ毎回使われているコアタグ」だけを自分のリストに取り込む
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投稿内容が違うのに同じタグを使い回すのは避ける
小さなビジネス向け|ジャンル別ハッシュタグテンプレ
ここでは、小規模ビジネスでよくある4ジャンルについて、そのまま使える例をいくつかご紹介します。
※実際に使う際は、必ずご自身のエリア名・メニュー名などに置き換えてください。
飲食店(カフェ・ランチ・テイクアウトなど)
例:渋谷のカフェでランチ投稿
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コアタグ(3〜5個)
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#渋谷カフェ -
#渋谷ランチ -
#カフェ好きな人と繋がりたい -
#ランチタイム
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補助タグ(例)
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#今日のごはん -
#カフェ巡り -
#おひとりさまランチ -
#女子会ランチ -
#ランチデート
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例:テイクアウト・デリバリー訴求
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コアタグ
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#テイクアウトランチ -
#お持ち帰りできます -
#渋谷グルメ
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補助タグ
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#おうちごはん -
#お弁当生活 -
#在宅ワークごはん
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美容サロン(ヘア・ネイル・まつげ・エステ)
例:表参道の美容室でショートカットのビフォーアフター投稿
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コアタグ
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#表参道美容室 -
#ショートカット -
#ショートボブ
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補助タグ
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#大人女子 -
#似合わせカット -
#髪質改善 -
#透明感カラー
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例:ネイルサロンのデザイン紹介
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コアタグ
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#ネイルデザイン -
#オフィスネイル -
#シンプルネイル
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補助タグ
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#ネイル好きな人と繋がりたい -
#大人ネイル -
#ニュアンスネイル
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EC・ハンドメイド・物販
例:ハンドメイドアクセサリーのオンライン販売
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コアタグ
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#ハンドメイドアクセサリー -
#ハンドメイド作家さんと繋がりたい -
#イヤリング/#ピアス
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補助タグ
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#プチプラアクセ -
#大人可愛い -
#ギフトにおすすめ -
#自分へのご褒美
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教室・スクール・習い事
例:子ども向け英会話教室
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コアタグ
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#英会話教室 -
#子供英会話 -
#地域名+英会話(例:#横浜英会話)
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補助タグ
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#習い事 -
#小学生ママ -
#子育てママと繋がりたい
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NGハッシュタグと安全に運用するためのチェックポイント
禁止・制限されている可能性があるハッシュタグの調べ方
Instagramでは、コミュニティガイドラインに違反するコンテンツや、それに関連するハッシュタグが制限・非表示になる場合があります。
安全に運用するために、次のような確認をおすすめします。
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投稿前に、使おうとしているハッシュタグをInstagram内で検索
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タグページを開き、
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投稿がほとんど表示されない
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「最近の投稿」が表示されない
といった状態の場合、そのタグの使用は避ける
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※差別的表現・暴力的表現・性的表現など、ガイドラインに触れる可能性がある言葉はそもそも使わないようにしてください。
ガイドライン違反と見なされやすい付け方の特徴
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コンテンツと無関係な人気ハッシュタグを大量に付ける
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「フォロバ100」「相互フォロー」のような過度にフォロー・いいね交換を促すタグ
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同じタグを何十個も使い回したスパム的投稿
これらは、短期的にリーチが伸びたとしても、長期的にはアカウントの信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。
ハッシュタグを付けない方が良いケースはある?
次のようなケースでは、ハッシュタグをあえて控える選択肢もあります。
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限定公開(鍵アカウント)で、身内だけに共有したい投稿
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企業内部の連絡や社内イベントなど、外部ユーザーに見せる必要がない投稿
とはいえ、多くのビジネスアカウントでは、適切なハッシュタグを付けることが基本的にプラスになります。
成果を伸ばすための「ハッシュタグ運用ルーティン」
投稿前チェックリスト(3分で確認)
投稿前に、次の項目をサッと確認すると効果的です。
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投稿のテーマとターゲットが1文で説明できるか
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コアタグ(3〜5個)はテーマ・業種・地域を明確に表しているか
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ビッグ・ミドル・スモールのバランスは適切か
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禁止・制限されている可能性のあるタグを使っていないか
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全角の「#」になっていないか、スペルミスはないか
週1回の振り返りで見るべき指標
週に一度、過去7日〜30日の投稿を振り返り、次の点を確認します。
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インサイトの「リーチ数」「インタラクション(いいね・保存・コメント)」
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ハッシュタグ経由でのインプレッションが多かった投稿の傾向
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どんなタグの組み合わせだったか
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コアタグは何だったか
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この振り返りをもとに、
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反応の良かったタグ → 「必ず入れるタグ」としてコア化
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反応の薄かったタグ → 別の候補に入れ替え
といった改善を繰り返します。
アルゴリズム変化に備える情報収集のコツ
Instagramのアルゴリズムは、2024年以降もアップデートが続いています。
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Instagram公式アカウント(@creators など)の投稿を時々確認する
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信頼できるSNSマーケティングメディアの「アルゴリズム解説記事」を読む
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「ハッシュタグ以外の要素」(リール・おすすめ・保存数など)も含めて総合的に見る
といった形で、定期的に情報をアップデートしておくと安心です。