インスタ(Instagram)を使っていると、
- 勝手にタグ付けされていて恥ずかしい
- プロフィールの「タグ付けされた投稿」を整理したい
- 非表示にしたいけれど、相手にバレないか不安
といったお悩みがよく生じます。
本記事では
- 1件ずつタグ付けを非表示・削除する方法
- まとめて一括で非表示・削除する方法
- 非表示にした投稿を元に戻す方法
- 今後の迷惑なタグ付けを防ぐためのおすすめ設定
- タグ付けが表示されない/できないときの原因と対処
までを、順番に整理して紹介します。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
- 「投稿から自分を削除」はタグ自体を投稿から消す
- 「プロフィールに表示しない」は、タグは残したまま自分のプロフィールからだけ隠す
- 非表示・再表示の操作で、投稿主に通知は送られない
- 「タグ付けされたコンテンツ」画面から、複数投稿をまとめて非表示・削除できるバージョンもある
- 迷惑タグを減らすには、
- タグ付けを許可する相手の制限
- タグ付けの手動承認
- メンション設定の見直し
が有効
最低限やっておきたい初期設定
- 「タグ付けを許可する人」を「フォロー中」以上に制限
- タグ付けの手動承認をON(特にクリエイター・企業アカウント)
- 定期的に「タグ付けされたコンテンツ」を見直し、不要なものは非表示/削除
インスタの「タグ付け」と「非表示」の基本を整理しよう
まずは用語と仕様を簡単に整理します。
「タグ付け」とは?(メンション・ハッシュタグとの違い)
インスタで言う「タグ付け」は、主に次の2種類があります。
- 人物タグ:
投稿画像の中にユーザーを紐付ける機能。プロフィールの「タグ付けされた投稿」タブに表示される対象です。 - 商品タグ:
ショップ機能で商品を紐付けるタグ。今回は対象外とします。
これとは別に、
- メンション(@ユーザー名):
キャプションやストーリーズでユーザー名を記載するもの。 - ハッシュタグ(#〇〇):
キーワード検索用のタグ。
があり、非表示・削除できる範囲はそれぞれ異なります。本記事で主に扱うのは、「人物タグ」とそれに紐づく表示設定です。
「投稿から自分を削除」と「プロフィールに表示しない」の違い
タグ付けされた投稿を編集するとき、よく登場するのが次の2つの選択肢です。
- 投稿から自分を削除
→ 投稿そのものから自分のタグが消えます。
→ 投稿を開いても、あなたのタグは表示されません。 - プロフィールに表示しない
→ 投稿内のタグは残りますが、あなたのプロフィールの「タグ付けされた投稿」一覧からのみ非表示になります。
ポイント:
- 「投稿から自分を削除」=投稿と完全に“縁を切る”イメージ
- 「プロフィールに表示しない」=タグ自体は残したまま、“自分のプロフィールにだけ載せない”イメージ
関係性や状況に応じて、どちらを選ぶか使い分けるとよいです。
非表示・削除ができる投稿タイプ
人物タグに関して、
- フィード投稿・リールのタグ付け:
非表示・削除の操作が可能です。 - ストーリーズのタグ(メンション):
投稿者側の操作が必要で、タグだけを受け手側で削除することはできません。
自分がタグ付けされた投稿を1件ずつ非表示にする方法
まずは、一番ニーズが多い「特定の投稿だけ消したい」ケースからです。
プロフィールのタグ一覧から非表示にする手順
1件ずつ「プロフィールに表示しない」にする手順は、概ね次の流れです。
- インスタアプリで自分のプロフィールを開く
- 上部のタブから「タグ付けされた投稿」(人物アイコンのタブ)を開く
- 非表示にしたい投稿をタップして表示
- 右上の「…」または画像上の自分のタグ名をタップ
- 「タグのオプション」(または類似の表記)を選択
- 「プロフィールに表示しない」をタップ
これで、あなたのプロフィールのタグ一覧からのみ非表示になり、他人があなたのプロフィールを見ても、その投稿は表示されなくなります。
相手にバレる?通知はどうなる?
よくある不安が「非表示にすると相手に通知されるのでは?」という点です。
2025年時点の情報では、
- 「プロフィールに表示しない」を選んでも、投稿主に通知は届きません。
投稿主は、あなたのプロフィールのタグ一覧を細かくチェックしない限り、基本的には気付かないと考えてよいでしょう。
タグそのものを削除する(投稿から自分を外す)手順
投稿から自分のタグを完全に削除したい場合は、同じく「タグのオプション」画面から
- 「投稿から自分を削除」
を選択します。
この場合、
- 投稿を誰が見ても、あなたのタグは表示されない
- あなたのプロフィールのタグ一覧にも、もちろん表示されない
という状態になります。
使い分けの目安
- 相手との関係性は悪くなく、投稿自体に問題はないが
「自分のプロフィールに載せたくない」だけ → 「プロフィールに表示しない」 - 投稿内容が不適切、または全く関係がない/スパム的
→ 「投稿から自分を削除」を検討
タグ付けされた投稿をまとめて非表示/削除する方法
タグ付けされた投稿が多い場合、1件ずつ操作するのは大変です。
2025年時点では、「タグ付けされたコンテンツ」画面から複数投稿をまとめて処理できます。
「タグ付けされたコンテンツ」から一括処理する手順
おおまかな流れは次の通りです。
- プロフィール画面右上のメニュー(≡)をタップ
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「タグ」または「タグとメンション」といった項目をタップ
- 「タグ付けされたコンテンツ」(名称はバージョンにより類似)を選択
- 一覧から、非表示または削除したい投稿を複数選択
- 画面下部の「非表示にする」または「削除」をタップして確定
ここでも、
- 「非表示」:プロフィールのタグ一覧からだけ消える
- 「削除」:投稿自体からあなたのタグが削除される
という違いは同じです。
一括処理がうまくできないときのチェックポイント
一括処理が表示されない/うまく動かない場合は、次を確認してください。
- アプリのバージョンが最新か
→ App Store/Google Playでアップデートの有無を確認 - 通信環境が不安定でないか
→ Wi-Fiを切り替える・再起動する - 一度アプリを終了し、再起動してやり直す
- それでも表示されない場合
→ バージョンや端末によって表示場所が異なることがあるため、
「設定」「プライバシー」「アクティビティ」などの中も探してみてください。
非表示にしたタグ付けを再表示する(元に戻す)方法
「間違えて非表示にしてしまった」「やっぱり戻したい」という場合も安心です。
非表示にした投稿は、再度プロフィールに表示させることができます。
投稿から再度プロフィールに表示する手順
- 非表示にしている投稿を見つけて開く
- 画像上の自分のタグ、または「…」をタップ
- 「タグのオプション」を開く
- 「プロフィールに表示」(または類似表記)を選択
これで、その投稿が再びあなたのプロフィールの「タグ付けされた投稿」一覧に表示されます。
設定画面から再追加する場合
端末やバージョンによっては、
- 「設定とプライバシー」→「タグ」→「承認待ちのタグ」や「非表示のタグ」
といった一覧画面から、まとめて再表示を選べる場合もあります。
再表示しても相手に通知される?
非表示から再表示に切り替えた場合も、投稿主に対して特別な通知が送られる仕様にはなっていません。
そのため、非表示 ⇔ 再表示は、基本的に自分のプロフィール側だけの操作と考えて問題ありません。
迷惑なタグ付けを事前に防ぐおすすめ設定
「消しても消してもタグ付けされる…」という状況を避けるには、事前の設定が重要です。
タグ付けを許可する相手を制限する
設定場所の例は次の通りです。
- プロフィール → 右上メニュー(≡)
- 「設定とプライバシー」をタップ
- 「タグ」または「タグとメンション」をタップ
- 「タグ付けを許可する人」(全員/フォロー中/誰にも許可しない など)を設定
一般ユーザー向けのおすすめ例
- 知らない人からのタグ付けを減らしたい
→ 「フォロー中」に設定 - ほとんどタグ付けしてほしくない
→ 「誰にも許可しない」に設定(必要に応じて手動でタグを追加)
タグ付けを手動承認にする
同じ設定画面で、「タグ付けの承認」を有効にできる場合があります。
- ONにすると:
→ 他人があなたをタグ付けしても、あなたが承認するまでプロフィールに表示されません。 - 承認待ちの投稿は、
→ 「承認待ちのタグ」や「タグ付けされたコンテンツ」画面から確認できます。
クリエイター/企業アカウントの場合
- 基本的に手動承認 ONがおすすめです。
- PR投稿や関係性の深いユーザーからのタグのみ承認し、
ネガティブな投稿や関係ない投稿は非表示/削除すると、ブランドを守りやすくなります。
メンション(@)やハッシュタグとの組み合わせで対策する
タグ付け設定とは別に、
- メンション(@)できる人の範囲
- ストーリーズでのメンションの許可範囲
を制限できる項目もあります。
タグ付け自体を厳しく制限している場合は、
- メンションやハッシュタグで自分の名前・ブランド名を使ってもらう
- 公式キャンペーンでは専用ハッシュタグを使ってもらう
といった形で、「見つけてもらう手段」と「勝手に紐付けられるリスク」をバランスさせるのが現実的です。
タグ付けが表示されない/できないときの原因と対処法チェックリスト
「非表示にしたい」だけでなく、「タグ付けしたのに相手に表示されない」という逆の悩みもよくあります。
相手側の設定・関係性が原因のケース
代表的なものは次の通りです。
- 相手がタグ承認制にしている
→ あなたがタグ付けしても、相手が承認するまでプロフィールに表示されません。 - 相手にブロック・制限されている
→ ブロックされている場合、タグ付け自体ができなかったり、タグが反映されなかったりします。 - 相手が非公開アカウント(鍵アカ)
→ 相互フォローかどうかで見え方が変わることがあります。
このような場合、あなた側で設定を変えても解決しないことが多いため、必要に応じて相手に確認するほかありません。
自分側の設定・アプリ不具合が原因のケース
自分側に原因がある典型パターンは次の通りです。
- 自分の「タグ付けを許可する人」が厳しすぎる
→ 自分がタグ付けしてもらえない/表示されない場合は、「フォロー中」や「全員」などに変更してみてください。 - アプリの不具合・一時的な不調
→ アプリの再起動、ログアウト→ログイン、最新版へのアップデートで改善するケースがあります。 - すぐには反映されないケース
→ 一時的な遅延で、少し時間を置くと表示されることもあります。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 「プロフィールに表示しない」にすると、相手にバレますか?
先ほども触れた通り、「プロフィールに表示しない」を選んでも投稿主に通知は届きません。
投稿自体にはあなたのタグが残るため、投稿主がその投稿を開いても、タグは普通に表示されています。
そのため「タグ自体は残したいが、自分のプロフィールには載せたくない」という場合に適した方法です。
Q2. 一度非表示にしたタグ付けを、後からまとめて元に戻せますか?
2025年時点では、
- 個別投稿から「プロフィールに表示」を選ぶ方法
- 「タグ」「タグ付けされたコンテンツ」などの設定画面からまとめて再表示する方法
が利用できるバージョンもあります。
一括で完全に元通りにできるかどうかはUIやバージョンによって異なるため、
まずは設定画面の「タグ」関連メニューを確認してみてください。
Q3. ストーリーズのタグ付け(メンション)は消せますか?
ストーリーズであなたがメンションされた場合、そのストーリー自体を削除できるのは投稿主のみです。
あなた側からタグだけを削除することはできません。
どうしても表示されたくない場合は、
- 投稿主に削除を依頼する
- 自分のアカウントを一時的に非公開にする/表示範囲を制限する
といった対処になります。
Q4. 企業アカウントでユーザーからのタグ付けを活用するコツは?
企業アカウントの場合、
- タグ付け/メンションはUGCとして貴重な資産
- ただしネガティブ投稿や関係ない投稿とは線引きが必要
というバランスが重要です。
おすすめは、
- タグ付けを手動承認にする
- ブランドにとって好ましい投稿のみ承認し、他は非表示/削除
- キャンペーン時は「このハッシュタグを付けて投稿してください」と明示し、
ユーザーにも分かりやすいルールを用意する
といった運用です。