Instagram(インスタ)の「保存」機能は、とても便利な一方で、
- 「保存した投稿って、どこから見られるのか分からない」
- 「自分の投稿が何件保存されたか知りたい」
- 「保存したら相手にバレるのでは?」
といった声も多い機能です。
本記事では、Instagramの保存機能について、
- 自分が保存した投稿・リールの見方
- 自分の投稿が「何件保存されたか」の見方
- コレクション(フォルダ分け)を使った整理の仕方
- 保存しても相手にバレるか・通知されるか
までを、初めての方にも分かりやすいよう、順を追って解説します。
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- 保存ボタンは、投稿右下のリボン型アイコン(またはリールのメニュー)から利用できる
- 自分が保存した投稿は、プロフィール → 三本線 → 「保存済み」から一覧で確認できる
- 自分の投稿が何件保存されたかは、プロアカウントのインサイト機能で確認できる(通常アカウントでは表示されない)
- 保存しても投稿者に通知は届かず、「誰が保存したか」までは分からない
- コレクションでジャンル別に整理すると、インスタを情報ストックとしてより快適に使える
まず押さえたい「インスタの保存」機能の基本
保存できるのはどんな投稿?
Instagramの保存機能では、主に次のような投稿をアプリ内にブックマークすることができます。
- 通常のフィード投稿(写真・動画)
- リール(短尺動画)
- ライブ配信のアーカイブ など
保存すると、端末の写真フォルダにダウンロードされるわけではなく、「Instagramアプリの中に ‘あとで見るためのしおり’ として登録される」というイメージです。
保存ボタン(リボンアイコン)はどこにある?
保存ボタンは、リボンの形をしたアイコンで、次の位置にあります。
- フィード投稿:投稿の右下にあるリボン型のアイコン
- リール:画面右下のメニューまたは三点リーダー(…)から「保存」を選択
このリボンアイコンをタップすると色が変わり、その投稿が保存されます。もう一度タップすると保存が解除されます。
保存と「いいね」「フォロー」の違い
- いいね:その投稿に好意を示すリアクション。投稿者にも通知されます。
- フォロー:アカウントそのものを継続して追いかける設定。
- 保存:自分だけが後から見返せるようにブックマークする機能。投稿者には基本的に通知されません。
保存は、自分の情報収集・メモとして使う機能という位置付けです。
自分が「保存した投稿」の見方
「レシピや旅行情報を保存したのに、どこから見れば良いか分からない」というご相談が最も多いポイントです。手順は非常にシンプルです。
保存した投稿を一覧で見る手順(プロフィール→三本線→保存済み)
- Instagramアプリを開く
- 画面右下の「プロフィールアイコン(自分の顔写真やシルエット)」をタップ
- プロフィール画面右上の「三本線(≡)メニューアイコン」をタップ
- メニューの中から 「保存済み」 をタップ
「保存済み」の画面では、これまでに保存した投稿やリールが一覧で表示されます。多くの記事でも、この手順が紹介されています。
リールや動画だけを探したいときのコツ
保存済みの画面では、通常の写真・動画・リールなどが混在します。リールだけを見たい場合は、次のような方法があります。
- サムネイルで縦長の動画や「Reels」マークを目印に探す
- コレクション機能を使って、あらかじめ「レシピ」「旅行」などテーマごとに保存しておく(次項で解説)
特定ジャンルの投稿をよく見返す場合は、コレクションで整理しておくと便利です。
保存をコレクションでフォルダ分けして見やすくする方法
コレクションとは、保存した投稿をカテゴリーごとにまとめる「フォルダ」のような機能です。
コレクション作成の基本的な流れ(代表的な方法)
- プロフィール → 三本線 → 保存済み を開く
- 右上の「+」ボタンなどから新しいコレクションを作成
- コレクション名(例:レシピ、行きたいお店、ヘアスタイル)を入力して保存
以後は、投稿を保存するときに表示されるメニューから、どのコレクションに入れるか選択できるようになります。
自分の投稿が「何件保存されたか」の見方
ここからは、「自分が保存した投稿」ではなく、「自分の投稿が他の人に何回保存されたか」を知る方法です。
保存数を確認できるのはプロアカウントだけ
Instagramでは、投稿ごとの詳細な数値(リーチ数、プロフィールアクセス数、保存数など)は 「インサイト」 という機能で確認します。
インサイトを利用できるのは、次のいずれかのアカウントです。
- ビジネスアカウント
- クリエイターアカウント
(これらを総称して「プロアカウント」と呼ぶことがあります)
通常の個人アカウントのままでは、自分の投稿の保存数は表示されません。
インサイト画面から保存数をチェックする手順
プロアカウントに切り替え済みの場合、保存数の見方は概ね次の通りです。
- プロフィール画面を開く
- 保存数を確認したい投稿をタップ
- 投稿の下部に表示される 「インサイトを見る」 をタップ
- 「リーチしたアカウント」などの数値と併せて、リボンマークのそばに保存数が表示される
このリボンマークの数字が、その投稿が何回保存されたかを表します。
誰が保存したかは分かる?よくある誤解を整理
- 分かること
- 各投稿が「合計で何件保存されたか」という保存数
- 分からないこと
- 誰が保存したのか(ユーザーごとの情報)
- どのユーザーがどのタイミングで保存したか
保存数はあくまで投稿の人気指標の一つであり、個々人の行動が特定されることはありません。
保存機能は「相手にバレる」?通知とプライバシーの仕組み
保存しても投稿者には通知されない
誰かの投稿を保存しても、投稿者に「○○さんがあなたの投稿を保存しました」といった形で通知が届くことはありません。
投稿者側から見えるのは、インサイト上の「保存数」という数字だけです。
保存数は見えても「誰が保存したか」は分からない
先ほども触れた通り、投稿者はインサイトで「保存数(何件保存されたか)」を確認できますが、
- 保存したユーザーの一覧
- 個々のユーザーが保存した日時
といった情報は確認できません。
このため、気になる投稿を見かけたら、相手に知られる心配なく保存機能を活用することができます。
「バレたら困る」人のための注意点
- 保存自体では通知されませんが、「いいね」や「コメント」、「フォロー」は通知されるため、操作を誤らないよう注意する
- 非公開アカウントの投稿は、そのアカウントをフォローしている間のみ閲覧できることに留意する
- 他人の投稿をスクリーンショットで保存する場合は、著作権やマナーにも配慮する
インスタの保存をもっと便利に使うコツ
情報収集に役立つコレクション活用術(レシピ・旅行・仕事など)
コレクションをうまく使うと、「インスタ=自分専用の情報辞書」のように活用できます。
例として、次のようなコレクション名でフォルダ分けしておくと便利です。
- レシピ・作ってみたい料理
- 行ってみたいカフェ・レストラン
- 旅行先のスポット情報
- ファッションコーデ
- 仕事に役立つ資料・スライド
保存するときに、目的に合ったコレクションを選んでおくことで、後から必要な情報だけを効率よく探し出せるようになります。
ビジネスアカウントなら保存数をKPIとして活用できる
店舗アカウントやクリエイターの場合、保存数は「どの投稿がどれだけ ‘あとで見返したい’ と思われているか」を表す指標として活用できます。
- 商品の使い方・レシピ・ハウツー系の投稿は保存されやすい
- キャンペーン告知や抽象的なメッセージ投稿は保存されにくい傾向 など
「いいね数」だけでなく「保存数」も合わせて見ることで、ユーザーに長く価値を感じてもらえる投稿を見極めやすくなります。
保存されやすい投稿に共通するポイント
一般的に、次のような特徴を持つ投稿は保存されやすい傾向があります。
- 後から見返したくなる「ノウハウ・チェックリスト・レシピ」が含まれている
- テキストや図解などで情報が整理されている
- キャプションに補足情報や手順が詳しく書かれている
- 投稿1つで完結している(他投稿をまたがずに理解できる)
保存数が伸びた投稿とそうでない投稿を比較しながら、自身のアカウントに合ったパターンを探していくのがおすすめです。
よくある質問
Q1. 保存したはずの投稿が見つかりません
次のポイントを順番に確認してください。
- 正しいアカウントでログインしているか
- プロフィール → 三本線 → 「保存済み」を開いているか
- コレクションに分けている場合、該当のコレクションを開いているか
投稿が削除された場合や、非公開アカウントとのフォロー関係が変更された場合は、内容が見られなくなることがあります。
Q2. 保存を解除したいときはどうすればよいですか?
保存した投稿の画面で、右下のリボンアイコンを再度タップすると、保存を解除できます。
「保存済み」一覧から対象の投稿を開いて同様に操作しても問題ありません。
Q3. 機種変更をしたら、保存した投稿は消えますか?
保存の情報は、端末ではなくInstagramアカウントに紐づいています。そのため、
同じアカウントで新しい端末にログインすれば、保存済みの投稿は引き続き閲覧できます。
逆に、複数アカウントを使い分けている場合は、どのアカウントで保存したかを把握しておくことが重要です。