「インスタに載せたい写真がたくさんあるけれど、1枚ずつ投稿するとごちゃごちゃしてしまう」とお悩みではないでしょうか。
本記事では、Instagramで複数の写真を1枚の画像にまとめる方法を、公式機能と無料アプリの両面から整理してご紹介いたします。
ストーリーズ・フィードそれぞれのやり方や、おしゃれに見せるコツ、うまくできないときのチェックポイントまでまとめています。
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まずは1つ、自分の目的に合った方法を選び、「このやり方でコラージュを作る」という型を決めておくと、毎回迷わずに投稿を作成できるようになります。
手軽さ重視 → 公式ストーリー機能
フィード用のシンプルなコラージュ → Layout
デザイン・ブランド感重視 → Canva / Adobe Express
インスタで「複数写真を1枚に」すると何が便利か
まずは、複数の写真を1枚にまとめるメリットを簡単に整理します。
ストーリーをまとめて見せられる
ストーリーズに写真を1枚ずつ投稿すると、ストーリーの数が増えすぎてしまい、見る人にとって負担になる場合があります。
コラージュ(複数枚を1枚にまとめる画像)を使えば、1つのストーリーで複数枚の写真を一度に見せることができます。
フィードの世界観を崩さずに情報量を増やせる
フィード投稿で1枚画像にまとめると、
旅行写真のハイライトを1枚に集約
商品のバリエーションを1枚で比較
ビフォーアフターを左右に並べて見せる
といった使い方が可能になり、投稿数を増やさずに情報量を増やすことができます。
ビフォーアフターや比較写真にも最適
ダイエットやメイクのビフォーアフター、商品・サービスの比較など、「見比べてほしい」写真は、1枚にまとめた方が分かりやすい場合が多くあります。
このような用途にも、複数写真を1枚にする手法は非常に相性が良いです。
まず押さえておきたい3つの選択肢
複数の写真を1枚にまとめる方法は、大きく次の3つに分けられます。
インスタ公式機能だけでまとめる(ストーリーズのレイアウト・写真スタンプ)
純正アプリ「Layout from Instagram」を使う
CanvaやAdobe Expressなど外部アプリでデザイン重視のコラージュを作る
それぞれ特徴を簡単に整理します。
① インスタ公式機能だけでまとめる(レイアウト・写真スタンプ)
Instagramアプリのストーリーズには、「レイアウト」機能があり、1つのストーリーに最大6枚までの画像をグリッド状に配置できます。
また、「写真スタンプ」を使うことで、ベースの画像の上に別の写真をスタンプのように貼り付けることもできます。
メリット:アプリ追加不要・そのまま投稿まで完結
デメリット:デザインの自由度は外部アプリより限定的
② 純正アプリ「Layout from Instagram」でコラージュを作る
Instagramが配布している無料アプリ「Layout from Instagram」を使うと、最大9枚の写真を1枚のコラージュ画像にまとめることができます。
メリット:インスタと相性がよく、正方形などインスタ向けのレイアウトが豊富
デメリット:コラージュ専用で、文字入れや凝ったデザインはそこまで強くない
③ Canva・Adobe Expressなど外部アプリでデザイン重視
CanvaやAdobe Expressなどのデザインツールには、インスタ用のコラージュテンプレートが多数用意されています。
メリット:おしゃれなテンプレートが豊富で、文字入れやデザイン調整も柔軟
デメリット:慣れるまで画面構成が少し複雑に感じる場合がある
簡易フローチャート
アプリは増やしたくない → まずは公式ストーリー「レイアウト」機能
フィード用の単体画像をよく作る → Layout from Instagram
デザインにもこだわりたい、ブランドアカウントで使いたい → Canva / Adobe Express
インスタ公式「レイアウト」機能で複数写真を1枚にする(ストーリー)
ここでは、Instagramアプリのストーリーズで使える「レイアウト」機能と「写真スタンプ」機能を使った方法をご説明します。
ストーリーのレイアウト機能の基本
ストーリー作成画面の「レイアウト」機能を使うと、1つのストーリー内に最大6枚まで画像をグリッド(分割)表示できます。
レイアウトのパターンは複数から選択可能
各枠ごとに写真を撮影する or カメラロールから選択する
最後にまとめて1枚のストーリー画像として投稿される
レイアウト機能の操作手順
Instagramアプリを開き、ストーリーズ作成画面を開く
ホーム画面左上のプロフィールアイコン、または画面右スワイプでストーリーズ画面を表示します。左側または画面下部のメニューから「レイアウト」を選択
UIはバージョンにより異なりますが、「レイアウト」アイコンが表示されます。アプリオ好みのグリッドパターンを選ぶ
縦2分割・横2分割・2×2など、複数のパターンから選択します。各枠に写真を追加する
その場で撮影する
カメラロールから既存の写真を選ぶ
全ての枠が埋まったら、チェックマークをタップ
選択内容に基づいて1枚のコラージュ画像が生成されます。必要に応じてテキスト・スタンプなどを追加し、ストーリーとして投稿
写真スタンプを使って自由に配置する方法
レイアウト機能よりも自由な配置をしたい場合は、「写真スタンプ」機能が便利です。
ストーリーズ作成画面で、ベースとなる写真を1枚選んで表示
画面上部のスタンプアイコン(顔マーク)をタップ
「写真」スタンプを選択し、追加したい写真を選ぶ
写真スタンプをドラッグして位置・大きさを調整
必要な分だけ繰り返し追加し、投稿
公式機能のメリット・デメリット
メリット
アプリ追加不要で手軽
その場で撮影→すぐにコラージュ投稿が可能
デメリット
細かいデザインやテンプレート選択は限られる
フィード投稿用の画像作成にはやや不向き(基本はストーリー想定)
純正アプリ「Layout from Instagram」でコラージュ画像を作る
続いて、Instagram提供の無料アプリ「Layout from Instagram」を使って、フィード投稿などに使えるコラージュ画像を作る方法です。
Layout from Instagramとは?
「Layout from Instagram」は、Instagramが提供する複数の写真を1枚にまとめる専用アプリです。
最大9枚までの写真を1枚にレイアウト
レイアウトパターンを選んで、ドラッグ&ドロップで位置調整
ミラー・回転・枠線などの簡易編集も可能
インストール〜基本画面の見方
App Store / Google Play で「Layout from Instagram」を検索し、インストール
アプリを起動すると、端末内の写真が一覧表示されます
画面上部にレイアウトパターン、下部に写真一覧が表示される構成が基本です
複数写真を選んで1枚にする手順(最大9枚)
アプリを起動し、使用したい写真を選択
1枚〜9枚まで選ぶと、画面上部に候補レイアウトが自動で表示されます。好みのレイアウトパターンをタップ
グリッドの形が決まります。編集画面で微調整
写真をドラッグして位置を調整
分割線をドラッグして各写真の大きさを変更
「ミラー」「回転」などで反転操作
編集が終わったら保存
画面右上の「保存」または「保存アイコン」をタップして、端末に画像として保存
InstagramやFacebookへ直接シェアするメニューが表示される場合もあります
作った画像をインスタに投稿する方法
Instagramアプリを開き、通常の投稿作成画面へ
Layoutアプリで保存した画像(1枚のコラージュ画像)を選択
フィルターやキャプションを設定して投稿すれば完了です。
Canva・Adobe Expressなど無料アプリでおしゃれにコラージュする
よりデザイン性の高い画像を作りたい場合は、CanvaやAdobe Expressなどのデザインツールが有力です。
テンプレートから選ぶメリット
CanvaやAdobe Expressには「Instagram投稿用」「Instagramストーリー用」のテンプレートがあらかじめ多数用意されています。
写真を差し替えるだけで完成するレイアウトが豊富
フォントや色がセットになっているため、世界観を統一しやすい
無料プランでも多くのテンプレートが利用可能(有料素材は別)
インスタ向け推奨サイズ・比率の目安
フィード投稿用:
正方形(1:1) 1080×1080px
縦長(4:5) 1080×1350px
ストーリーズ用:
9:16(縦長全画面) 1080×1920px
これらのサイズを指定したテンプレートを選ぶと、インスタ上での見え方が安定します。
基本的な作成手順(例:Canva)
Canvaアプリを開き、「デザインを作成」から「Instagram投稿」または「Instagramストーリー」を選択Canva+1
好みのコラージュテンプレートを選ぶ
画像枠をタップし、「画像を置き換え」で自分の写真に差し替える
必要に応じて文字・スタンプ・アイコン・背景色を調整
完成したら「ダウンロード」で画像を保存し、Instagramから投稿
どの方法を選べばいい?目的別おすすめパターン
とにかく簡単に1枚にしたい
追加のアプリを入れたくない
写真の枚数もそれほど多くない
→ Instagramストーリーの「レイアウト」機能 or 写真スタンプがおすすめです。
おしゃれなテンプレで“それっぽく”見せたい
SNSプロフィールやフィードの世界観にこだわりたい
画像内に文字やアイコンも入れたい
→ Canva / Adobe Expressなどのテンプレート利用をおすすめいたします。
ブランドアカウント・商品紹介に使いたい
商品のラインアップを一覧で見せたい
ビフォーアフターや使用シーンのコラージュが多い
→ フィード投稿用のコラージュは
Layout from Instagramでベースを作る
Canvaなどで文字・装飾を加える
といった組み合わせも有効です。
おしゃれに見せるための3つのデザインルール
① 写真枚数は「見えるサイズ」を意識して絞る
スマホ画面で見たときに、1枚あたりの写真が小さくなりすぎると、何が写っているか分かりづらくなります。
人物や表情を見せたい → 2〜4枚程度
風景や雰囲気を見せたい → 4〜6枚程度(小さめでも雰囲気は伝わる)
といった目安で、欲張りすぎない枚数に絞ると見やすくなります。
② 比率・余白・グリッドを揃える
コラージュ全体の比率(1:1、4:5、9:16など)を決め、余白の取り方やグリッドの太さを統一すると、すっきりした印象になります。
枠線(ボーダー)は細めで統一
余白を一定に保つ
写真の縦横比が極端に違うものは、比率を合わせてから配置
こうした基本ルールだけでも、全体の印象は大きく変わります。
③ 色味と文字量を絞って世界観を統一する
フィルターや色調補正で、全ての写真の色味を近づける
文字を入れすぎない(タイトル+一言程度)
ブランドカラーがある場合は、背景色や文字色で1〜2色に絞る
といった工夫で、フィード全体の世界観も崩れにくくなります。
『複数写真を1枚にできない』ときのチェックリスト
最後に、「うまく1枚にまとまらない」「レイアウト機能が表示されない」といった場合のチェックポイントをまとめます。
レイアウト機能が表示されない場合
Instagramアプリのバージョンが古くないか
ストーリーズ作成画面で、正しいメニュー(レイアウト、写真スタンプ)を開いているか
一部端末・アカウントではUI配置が異なる場合があるため、メニュー位置を確認
アプリ・OSのバージョンとストレージの確認
Instagram本体・Layout・外部アプリを最新バージョンに更新
端末の空き容量が不足していないか
再起動で一時的な不具合が解消される場合もあります
画像サイズが大きすぎる・縦横比の問題
一部アプリでは、超高解像度の写真を多数読み込むと動作が不安定になることがあります
必要に応じて事前にサイズを縮小するか、枚数を減らして試してみてください
外部アプリでエラーが出る場合
ログインが必要なサービス(クラウドストレージなど)の認証を確認
オフライン状態では一部素材が読み込めないケースもあるため、通信状況を確認
どうしても解消しない場合は、別のアプリ(Layout / Canva / Adobe Express など)で代替するのも一案です