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Instagram

インスタで店舗の位置情報を登録する方法【最新版】

「インスタで店名を入れても位置情報が出てこない」「地図が変な場所を指していて、お客様が迷ってしまう」――
実店舗を運営していると、このようなお悩みを一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。

本記事では、Instagramで自店舗の位置情報を正しく登録する方法を、2025年時点の仕様に合わせて分かりやすく解説します。
Facebookページの設定から、Instagramアプリでの確認方法、「出てこない・地図が違う」場合の原因と対処法、さらに集客に活かすコツまで、順番にご紹介します。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ
  1. Instagramの店舗位置情報は、
  2. 投稿につける「スポット」
  3. ビジネスプロフィールの住所
  4. Facebookページの設定
    が連動していることを理解することが第一歩です。

スマホの位置情報設定、プロアカウント化、Facebookページの住所・地図設定を整えたうえで、スポットを作成・確認してください。

「出てこない」「地図が違う」場合は、原因別チェックリストに沿って、

  1. 位置情報設定
  2. Facebookページの住所・公開設定
  3. 地図ピンの位置
  4. 反映までの時間
    を一つずつ確認することが重要です。

登録が完了したら、プロフィールやハッシュタグ、UGC施策と組み合わせることで、位置情報を強力な集客導線として活用できます。


目次

まず押さえたい「インスタ位置情報」の基本と種類

最初に、Instagramの「位置情報」に関係する要素を整理しておきます。
ここを押さえておくと、どこを設定すべきかがはっきりします。

投稿につける「スポット」情報とは

Instagramの投稿に追加できる「場所」「位置情報」は、一般的に「スポット」と呼ばれます。
投稿作成時に「場所を追加」をタップして、店舗名や住所を検索すると候補が表示され、その地点が投稿に紐づきます。

  • 投稿の上部に店舗名が表示される
  • スポットをタップすると、同じ場所で撮影された他の投稿が一覧表示される
  • Instagramマップやスポット検索からも見つけてもらいやすくなる

という特徴があります。

ビジネスプロフィールの住所情報とは

ビジネス/プロアカウントでは、プロフィールに店舗の住所を表示することができます。

  • プロフィール画面に「住所」や「道順」ボタンが表示される
  • ボタンから地図アプリを開いて、店舗までのルート案内ができる
  • アカウントの信頼性向上にもつながる

といったメリットがあるため、実店舗をお持ちの場合は基本的に設定しておくことをおすすめします。

InstagramマップとFacebookページの関係

Instagramの位置情報は、Facebookページに登録された住所・地図情報と連動している部分が多く、Facebook側の設定が不十分だと、Instagramで店舗名を検索しても出てこないことがあります。

そのため、

  • Facebookページが存在するか
  • 住所や地図(ピン)の情報が正しいか
  • 「チェックインを許可」などの公開設定が適切か

といった点を整えることが、インスタの位置情報登録の前提条件になります。


店舗位置情報登録の前に確認すべき3つの準備

いきなり設定に進む前に、次の3点を確認してください。ここでつまずくと、どれだけ操作しても位置情報が出てこない原因になります。

1. スマホの位置情報設定(iOS/Android)の確認

まず、お使いのスマホとInstagram/Facebookアプリの位置情報アクセスが「許可」になっているかを確認してください。

  • iOSの場合
  • 「設定」アプリ → 「プライバシーとセキュリティ」 → 「位置情報サービス」
  • 「Instagram」「Facebook」が「このAppの使用中のみ許可」などになっているか確認
  • Androidの場合
  • 「設定」 → 「位置情報」 → アプリの権限
  • 「Instagram」「Facebook」が「許可」になっているか確認

ポイント

  • 位置情報がオフだと、周辺スポットの候補がうまく表示されないことがあります。
  • 店舗外で設定する場合は、Wi-Fiや通信状態も安定している場所で作業してください。

2. Instagramアカウントをプロアカウント(ビジネス)に切り替える

店舗運用であれば、Instagramアカウントはプロアカウント(ビジネス)への切り替えをおすすめします。

  • プロアカウントにすると
  • ビジネスプロフィール情報(カテゴリ・住所・連絡先)を追加できる
  • インサイト(分析情報)が見られる
  • 広告出稿などの機能も利用可能

切り替え手順(概要)

  1. Instagramアプリでプロフィール画面を開く
  2. 右上の三本線メニュー → 「設定とアクティビティ」
  3. 「プロアカウントに切り替える」から、ビジネスを選択
  4. 業種カテゴリなどを選び、案内に沿って設定

3. Facebookページの有無とInstagramとの連携状況をチェック

インスタの店舗位置情報は、Facebookページの情報とリンクしていることが多いため、以下を確認します。

  • そもそも店舗のFacebookページがあるか
  • 住所が正しく登録され、地図ピンが正しい位置にあるか
  • InstagramアカウントとFacebookページが連携されているか

Facebookページがない場合は、後述の手順で新規作成してください。


店舗の位置情報を新規登録する手順(Facebookページ → Instagram)

ここから、実際に店舗の位置情報を新規登録する流れを解説します。
大きく「Facebookページの設定」と「Instagramでの確認」の2段階です。

手順1:Facebookページを作成・基本情報を設定する

  1. FacebookアプリまたはPCでFacebookにログイン
  2. メニューから「ページを作成」を選択
  3. ページ名(店舗名)とカテゴリ(例:レストラン、カフェ、美容室など)を入力
  4. プロフィール写真・カバー写真などを設定

ポイント

  • Instagram・Googleマップなど、他のサービスと店舗名をできるだけ統一すると、認識されやすくなります。

手順2:住所と地図ピンを正確に登録する

  1. Facebookページの管理画面で「ページ情報を編集」へ進む
  2. 住所を入力
  • 郵便番号
  • 都道府県
  • 市区町村
  • 丁目・番地・建物名までできるだけ正確に
  1. 地図が表示されたら、ピンをドラッグして正しい位置に置き直す
  2. 保存して反映を確認する

注意点

  • 市区町村の設定がずれていると、地図が全く別の場所を指すことがあります。
  • 住所が正しくても、ピンの位置がずれているケースが多いため、必ず地図を目視で確認してください。

手順3:「チェックインを許可」など公開設定を確認する

位置情報として利用するには、Facebookページが「チェックイン可能」かつ「公開」になっている必要があります。

  • ページ設定内の
  • 公開範囲が「公開」になっているか
  • ビジネスカテゴリが適切か
  • チェックインを制限していないか

を確認してください。

手順4:Facebookで新しいスポットを作成する

Instagramに店舗位置情報がない場合、Facebookのチェックイン機能からスポットを作成します。

  1. Facebookアプリで個人アカウントにログイン
  2. 投稿作成画面を開き、「チェックイン」を選択
  3. 検索バーに店舗名を入力し、候補にない場合は「新しい場所を追加」などの項目を選択
  4. 先ほど設定した店舗情報と同じ住所・カテゴリで登録
  5. 保存して投稿を完了する

ポイント

  • 既に似た名前のスポットがある場合は、重複作成を避けるため、正式名称や支店名を明記してください。
  • 住所やカテゴリが実態と異なると、Instagram側でうまく反映されないことがあります。

手順5:Instagram側で店舗名検索し、反映を確認する

Facebook側の作業が完了したら、Instagramで反映を確認します。

  1. Instagramアプリで新規投稿を作成
  2. キャプション入力画面で「場所を追加」をタップ
  3. 店舗名を検索する
  4. Facebookで作成した店舗名が候補に表示されれば成功です。

登録から反映まで、数時間〜数日かかる場合があります。すぐに表示されない場合は、少し時間をおいて再度確認してください。


Instagramアプリから位置情報をつけて投稿する方法

店舗の位置情報が用意できたら、実際の投稿で活用していきます。

フィード投稿に店舗の位置情報を追加する

  1. Instagramアプリでホーム画面右上の「+」をタップ
  2. 使用する写真・動画を選び「次へ」
  3. フィルタ・編集を行い「次へ」
  4. キャプション入力画面で「場所を追加」をタップ
  5. 店舗名・住所を入力して、一覧から該当のスポットを選択
  6. 投稿をシェアする:contentReference[oaicite:11]{index=11}

投稿後にスポット名をタップすると、そのスポットに紐づく投稿一覧が表示されます。

リール動画・ストーリーズに位置情報を追加する

リールやストーリーズでも位置情報を追加できます。

  • リールの場合
  1. リールを作成
  2. シェア直前の画面で「場所を追加」をタップ
  3. 店舗名を検索して選択
  • ストーリーズの場合
  1. ストーリーズ作成画面で写真・動画を撮影/選択
  2. 上部メニューからスタンプアイコンをタップ
  3. 「位置情報」スタンプを選び、店舗名を検索して選択
  4. 画面上のスタンプ位置を調整して投稿

投稿後に位置情報を編集・変更する方法

  1. 自分の投稿を開く
  2. 右上の「…」メニュー → 「編集」
  3. 店舗名が表示されている部分をタップ
  4. 新しい場所を検索して選択、または位置情報を削除
  5. 完了をタップして保存

誤ったスポットをつけてしまった場合でも、後から修正できるので安心です。


「店舗の位置情報が出てこない/登録できない」主な原因と対処法

ここからは、実際によくあるトラブルと対処法を原因別に整理します。

原因1:スマホ・アプリの位置情報設定がオフになっている

症状の例

  • 近くのスポットがほとんど表示されない
  • 住所検索をしても候補が極端に少ない

対処法

  • 端末の位置情報サービスをオンにする
  • Instagram・Facebookアプリに位置情報利用を許可する
  • 屋内でうまく取得できない場合は、Wi-Fiをオンにするか、屋外で試してみる

原因2:Facebookページの住所・カテゴリ・公開設定が不適切

症状の例

  • 店舗名で検索してもまったく出てこない
  • 全く別の場所にピンが表示されている

チェックポイント

  • 住所が正しいか(郵便番号・市区町村・番地)
  • カテゴリがビジネスの内容に近いか
  • ページが「公開」状態になっているか
  • 「チェックインを許可」する設定になっているか

設定を修正した後、再度Instagramで検索してみてください。

原因3:地図ピンの位置がずれている・市区町村の設定ミス

症状の例

  • 店舗名は出るが、地図が全然違う場所を指している
  • ナビを開いてもたどり着けない

対処法

  • Facebookページの「ページ情報を編集」から地図ピンをドラッグし、正しい場所へ移動して保存する
  • 市区町村の指定が間違っていないか確認する(特に政令指定都市や区の名称に注意)

原因4:登録直後で、まだInstagramに反映されていない

症状の例

  • Facebook側でスポットを作成した直後は、Instagramの検索結果に出てこない

対処法

  • 数時間〜数日程度は様子を見る
  • 時間をおいても出てこない場合は、登録内容(住所・カテゴリ・公開設定)を再確認する
  • 店舗名の表記揺れ(全角・半角、英語表記など)を変えて検索してみる

Instagramマップへの完全な反映には、場合によっては数週間かかるケースも報告されています。

原因5:システム不具合が疑われる場合の報告方法

上記をすべて確認しても解決しない場合は、Instagram/Facebook側の不具合の可能性もあります。

対応の例

  • Instagramアプリから
  • プロフィール画面 → 右上メニュー → 「問題を報告」から状況を送信
  • Facebookから
  • ヘルプセンターの「問題を報告」フォームを利用

その際は、

  • 店舗名・住所
  • 使用しているアカウント名
  • 発生している症状(スクリーンショットがあればなお良い)

を具体的に記載すると、原因特定に役立ちます。


実店舗の集客に効く!位置情報活用のコツ

位置情報の登録ができたら、集客に活かすフェーズに進みましょう。

プロフィールと位置情報をそろえて「来店導線」を作る

  • プロフィールの自己紹介欄に
  • 最寄り駅・徒歩何分
  • 営業時間・定休日
  • 予約方法(電話・DM・予約サイト)
    を明記する
  • ビジネスプロフィールの住所ボタンから、地図アプリでルート案内できる状態にしておく

こうすることで、Instagramのプロフィールからそのまま来店までの導線が整います。

ハッシュタグ・Instagramマップ検索から見つけてもらう工夫

  • 位置情報と相性の良いハッシュタグ例
  • 「#エリア名+業種」(例:#渋谷カフェ #博多ラーメン)
  • 「#駅名+ジャンル」(例:#吉祥寺ランチ)
  • 投稿には必ず店舗の位置情報をつける
  • 人気の時間帯(ランチ前・夕方など)に投稿し、Instagramマップ上で露出を増やす

お客様に位置情報付き投稿を促す・UGC施策のアイデア

  • 店内POPやメニューに「#店舗名」での投稿を案内
  • 「位置情報をつけて投稿してくれた方にドリンクサービス」など、インセンティブを用意
  • お客様の投稿をストーリーズでリポストし、感謝コメントと合わせて紹介

UGC(ユーザー投稿)が増えるほど、位置情報ページにコンテンツが蓄積され、新規ユーザーの目に触れやすくなります。

Googleマップや他の地図サービスとの情報をそろえる

Instagramだけでなく、

  • Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)
  • Yahoo!マップ
  • 食べログ・ホットペッパーなど、主要な地図・グルメサイト

の住所・電話番号・営業時間・店舗名をできるだけ統一しておくと、検索エンジンからの評価やユーザーの信頼性向上にもつながります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 位置情報を公開したくない場合はどうすればいいですか?

A. 自宅サロンなどで、住所を完全に公開したくない場合は、

  • ビジネスプロフィールの住所表示をオフにする
  • 市区町村レベルまでの入力にとどめ、番地や部屋番号は非公開にする

といった対応が可能です。安全面とのバランスを考慮して設定してください。

Q2. 店舗移転時に位置情報を変更するには?

A. Facebookページの住所と地図ピンを新しい場所に更新し、その後Instagram側で店舗名を検索して位置情報を確認します。古いスポットが残る場合もあるため、投稿時には新しい位置情報を選択するよう注意してください。

Q3. 複数店舗がある場合、位置情報はどう登録すべきですか?

A. 基本的には店舗ごとにFacebookページとスポットを分けるか、
「店舗名+エリア名」などで識別できるように名称を付けることをおすすめします。
ユーザーが誤って別店舗に行かないよう、プロフィールや投稿キャプションにも店舗名を明記してください。

Q4. 個人サロンや自宅サロンの場合の注意点は?

A. 住所を公開しすぎると安全面のリスクがあります。

  • 最寄り駅や大まかなエリアのみを表示し、予約確定後に詳細住所を伝える
  • 住所非公開の代わりに、公式LINEや予約サイトを導線として用意する

など、業態に合わせて無理のない範囲で位置情報を活用してください。