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Instagram

インスタで写真が切れる原因と対処法【比率をやさしく解説】

インスタに写真を投稿したら、上や下、左右が勝手に切れてしまった…。
せっかくきれいに撮れた写真なのに、大事な部分が見えなくなると残念ですよね。

この「写真が切れる」トラブルは、Instagramが決めているサイズ・比率のルールと、複数枚投稿のルールを理解すれば、かんたんに防ぐことができます。

本記事では、

  • 写真が切れてしまう主な原因

  • フィード・グリッド・ストーリーズ・リールのおすすめサイズ

  • スマホだけでできる具体的な対処法・操作手順

を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ
  • 写真が切れる主な原因

    • 推奨比率に合っていない

    • 複数枚投稿で1枚目の比率に縛られる

    • 解像度やトリミング位置の問題

  • サイズ・比率

    • フィード:1:1 / 4:5 / 1.91:1

    • グリッド:3:4表示

    • ストーリーズ・リール:9:16(1080×1920)

  • 今すぐできる対処法

    • 投稿画面でのタップ操作

    • スマホ標準アプリで4:5にトリミング

    • Canvaや専用アプリでのサイズ調整

  • 切れにくい構図・文字入れのコツ

    • 被写体と文字は中央70%に

    • グリッド・発見タブを前提にデザイン

目次

このサイズとポイントだけ覚えれば「写真が切れない」

最初に、「とりあえずこれだけ押さえればOK」というポイントを整理します。

フィード投稿で写真が切れない基本サイズ

フィード(通常の投稿)では、次の比率・サイズを使うと安心です。

  • 正方形:1:1(推奨:1080×1080ピクセル

  • 縦長:4:5(推奨:1080×1350ピクセル

  • 横長:1.91:1(推奨:1080×566ピクセル

迷ったら、縦長の「4:5(1080×1350)」で作るのがおすすめです。
画面いっぱいに表示されやすく、エンゲージメント(いいね・保存)にもつながりやすいと言われています。

ポイント:どの比率でも「横幅1080ピクセル以上」にしておくと、拡大されて荒れるリスクが減ります。

ストーリーズ・リールで切れないサイズとセーフエリア

ストーリーズとリールは、9:16(縦長いっぱい)が基本です。

  • 推奨サイズ:1080×1920ピクセル(9:16)

ただし、画面の上下にはユーザー名やボタンなどのUIが表示されるため、
テキストやロゴなど重要な情報は中央寄り(おおよそ縦の70%以内)に配置すると安全です。

複数枚投稿で失敗しないための超シンプルなルール

複数枚投稿(カルーセル)には、次のルールがあります。

  • 1枚目の比率が、2枚目以降すべての画像に適用される

そのため、失敗しないためには:

  1. 投稿する画像をすべて同じ比率(例:4:5)にそろえる

  2. 特に1枚目には、全画像と同じ比率の写真を選ぶ

この2点さえ守れば、複数枚で「2枚目だけ変な切れ方をした…」という事故をほぼ防げます。


インスタで写真が切れてしまう3つの主な原因

ここからは、なぜ写真が切れてしまうのか、原因を整理します。

原因① Instagram推奨比率に合っていない

もっとも多い原因が、Instagramの推奨比率に合っていないことです。

  • スマホ標準カメラ

    • 縦写真:3:4 や 9:16 が多い

  • インスタ推奨

    • フィード:1:1 / 4:5 / 1.91:1

たとえば、3:4で撮った縦写真をそのまま投稿すると、
インスタ側が4:5に合わせるために、上下を自動的にカットしてしまいます。

結果として、

  • 人物の頭頂部が切れる

  • 下の足元や文字が見えなくなる

といった「意図しないトリミング」が起きるわけです。

原因② 複数枚投稿で1枚目の比率に引っ張られている

2つ目の原因は、複数枚投稿の仕様です。

  • 1枚目:正方形

  • 2枚目:縦長(4:5)

という組み合わせで投稿すると、
2枚目の縦長写真も正方形に合わせてトリミングされてしまいます。

逆に、

  • 1枚目:縦長(4:5)

  • 2枚目:3:4 のままの写真

だと、2枚目が4:5に合わせて上下が切れることになります。

対策のキモ:「1枚目の比率」と「全画像の比率」をそろえることです。

原因③ 画像の解像度不足やトリミング位置の問題

3つ目は、解像度不足やトリミングの位置です。

  • 幅が小さい画像(1080px未満)だと、
    インスタ側が拡大・圧縮し、結果として

    • 画質が荒れる

    • 一部が切れたり、ぼやけたりする

  • 文字やロゴをギリギリの位置に置くと、
    わずかなトリミングで切れてしまう

古い端末や、他のSNSから保存した画像、スクリーンショット画像などは、
解像度が低いことが多いので注意が必要です。


インスタ最新サイズ&比率の整理

2025年は、Instagramの表示仕様に大きな変更がありました。
ここを押さえておくと、「どこでどう切れるか」がよく分かります。

フィード投稿(タイムライン)の推奨比率とピクセル数

フィード投稿の主な推奨サイズは次の通りです。

  • 正方形

    • 比率:1:1

    • 推奨:1080×1080

  • 縦長

    • 比率:4:5

    • 推奨:1080×1350(最もよく使われる)

  • 横長

    • 比率:1.91:1

    • 推奨:1080×566

※海外ガイドでは16:9なども言及されますが、基本的には上記を押さえておけば問題ありません。

プロフィールのグリッド表示でどこが切れるのか

2025年のアップデートにより、プロフィールのグリッド表示が正方形(1:1)から縦長寄り(3:4)に変更されています。

  • フィード表示:4:5(1080×1350)

  • グリッド表示:3:4(おおよそ 1012×1350 など)

この差によって、

  • フィードではきれいに見えている4:5の縦長投稿が、

  • グリッドでは上下が少しカットされる

という現象が起きます。

実務上のポイント:
重要な文字やロゴ、人物の顔は「画面中央寄り」に配置しておくと、
フィードでもグリッドでも切れにくくなります。

発見タブ(検索結果)での見え方と注意点

発見タブ(虫眼鏡アイコンから見られる一覧)は、
現在も正方形ベースで表示されるケースが多く、
縦長投稿をしていても、中央部分だけが表示されることがあります。

  • 発見タブを意識する場合:

    • 重要な文字は中心部の正方形の範囲に収める

    • 上下の端ギリギリに情報を置かない


写真が切れない投稿の作り方【操作手順つき】

ここからは、実際にどう操作すればよいかを具体的に解説します。

スマホだけでできる|投稿画面での調整(ダブルタップなど)

縦長写真を投稿する際、投稿画面での操作だけで改善できるケースがあります。

  1. インスタアプリで「+」ボタンから写真を選ぶ

  2. プレビュー画面で、写真を1回タップすると比率が切り替わる

  3. 縦長写真の場合、ダブルタップ(2回続けてタップ)で、画面いっぱいに写真を収めたり、比率を変更できる

それでも上下が少し切れてしまう場合は、
次の「事前トリミング」で4:5に揃えるとより確実です。

iPhone/Android標準アプリで4:5にトリミングする方法(例)

iPhoneの例(写真アプリ)

  1. 「写真」アプリを開く

  2. 投稿したい写真を選択

  3. 右上の「編集」をタップ

  4. 下部の「トリミング(四角いアイコン)」をタップ

  5. 右上の比率アイコンから「4:5」または「8:10」を選択

  6. 被写体が中心に来るように微調整し、「完了」をタップ

これで、インスタ推奨の4:5比率に事前に整えた状態で投稿できます。

Androidの例(標準ギャラリーアプリのイメージ)

機種によって表示は異なりますが、概ね次の流れです。

  1. ギャラリーアプリで写真を開く

  2. 「編集」>「トリミング」を選択

  3. 比率のメニューから「4:5」または「自由比率」を選ぶ

  4. 4:5がなければ、「カスタム」で縦横の比率を4:5に近づける

  5. 被写体を中央に調整して保存

Canvaや無料アプリでインスタ向けサイズに加工する手順

Canvaを使う場合(例:フィード4:5投稿)

  1. Canvaにログインし、「デザインを作成」→「カスタムサイズ」

  2. 幅1080px、高さ1350px(4:5)と入力して新規キャンバスを作成

  3. 写真をアップロードし、キャンバスに配置

  4. 重要な部分が中央に来るように拡大・縮小・位置調整

  5. PNGまたはJPGでダウンロードし、インスタに投稿

Canvaなら、ストーリーズ用(1080×1920)や正方形(1080×1080)テンプレートも用意されているため、
投稿形式ごとにテンプレートを使い分けるだけで、サイズの心配なく制作できます。

専用アプリで「余白付き」にする方法

「どうしても写真全体を切らずに見せたい」という場合は、PicFitterのような専用アプリで白枠(余白)を追加し、全体をインスタの比率の中に収める方法もあります。


写真が切れない構図・文字入れのコツ

サイズを整えるだけでなく、構図と文字配置を工夫すると、
どの画面でも安定して見やすくなります。

被写体と文字は「中央70%」にまとめる

プロの写真家やインスタグラマーが意識しているのが、いわゆるセーフゾーンです。

  • 写真の上下左右 10〜15%くらいには重要な要素を置かない

  • 被写体や文字は、中央70%程度の範囲に収める

こうしておくと、

  • フィード(4:5)

  • グリッド(3:4)

  • 発見タブ(正方形)

のどこで切られても、重要な部分が残りやすくなります。

グリッドと発見タブを意識した文字配置

文字入れ投稿をする場合は、次の点に注意してください。

  • タイトルや重要なキーワードは中央寄りに

  • 上下の端に小さな文字を詰め込みすぎない

  • 発見タブでは中央の正方形部分だけが表示される前提でデザインする

特にビジネスアカウントで文字情報の多い投稿をする場合、
「中央の正方形部分だけで内容が伝わるか?」を意識すると効果的です。

ブランド感・統一感を出したいときのチェックポイント

アカウント全体の世界観を整えたい場合は、次をルール化すると楽になります。

  • フィード投稿は原則4:5に統一する

  • テキスト入りサムネイルでは、

    • タイトルを中央上〜中央に

    • 補足テキストを中央下あたりに配置

  • 色使い・フォント・余白の取り方をテンプレとして固定する

こうした「自分なりのテンプレ」を決めておくと、
写真が切れるトラブルも減り、制作も早くなります。


よくある質問Q&A

Q1. スマホの3:4や9:16で撮った写真はどうすればいい?

A. 事前に4:5または1:1にトリミングしてから投稿するのが安全です。

  • 縦の情報をなるべく残したい → 4:5(1080×1350)

  • グリッドや発見タブを重視 → 1:1(1080×1080)

いずれにしても、被写体は中央寄りに寄せると安心です。

Q2. 既に投稿した写真の「切れ」を直すことはできる?

A. 投稿後に比率だけを変えることは基本的にできません。

  • どうしても直したい場合は:

    1. 元の写真を4:5や1:1にトリミングし直す

    2. 新しい投稿としてアップし直す

という形になります。必要に応じて、古い投稿をアーカイブするかどうかを検討してください。

Q3. ビジネスアカウントの場合、どのサイズを優先すべき?

A. フィードの4:5を基本としつつ、グリッド・発見タブでの見え方も意識するのがおすすめです。

  • 基本の投稿サイズ:4:5(1080×1350)

  • 文字情報は「中央の正方形部分」に収める

  • ストーリーズ・リールは9:16(1080×1920)を前提に、

    • 画面中央付近に訴求テキスト

    • 上下にはUIが重なる前提で余白を残す

このように「優先サイズ+セーフゾーン」の考え方を取り入れると、
ビジネスアカウントでも安定した見え方になります。