「インスタで友達をメンションしたいのに、なぜかうまくいかない…」
そんなお困りごとは、実は多くの人が一度は経験しているトラブルです。
- ユーザー名を入れても 候補に出てこない
- 入力はできるのに 名前が青くならない(リンクにならない)
- 「@メンションできません」と表示される
- 特定の人だけ、どうしてもメンションできない
本記事では、こうした症状から原因を逆引きできるように、整理しました。
ストーリーズ・投稿・プロフィールなど、利用シーンごとにチェックポイントもまとめています。
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どのパターンで「メンションできない」?
同じ「メンションできない」でも、実際にはいくつかのパターンがあります。
まずはご自身の状況がどれに当てはまるか整理しましょう。
よくある症状パターン
- 候補にアカウントが出てこない
- 「@」を入力してユーザー名を打っても、候補リストにその人が表示されない。
- 名前は入力できるが青くならない(リンクにならない)
- 「@username」と打てるものの、投稿してもリンクにならず、タップしてもプロフィールへ飛べない。
- 「@メンションできません」と表示される
- ストーリーで相手をタップすると、「この人はメンションできる人を制限しています」などのメッセージが出る。
- 一部の人だけメンションできない
- Aさんにはできるが、Bさんだけ候補に出なかったり、リンクにならなかったりする。
どこでメンションしようとしているかも重要
- ストーリーズ(写真・動画)
- 通常のフィード投稿・リール
- プロフィールの自己紹介欄
- コメント欄
場所によって、起こりやすい原因や上限件数が少しずつ異なります。
このあと、「症状 × 場所」で切り分けながら見ていきます。
症状別フローチャート:原因の当たりをつける
ここでは、代表的な症状からざっくり原因を絞り込むための「簡易フローチャート」を文字ベースでご紹介します。
1. 候補にアカウントが出てこない場合
- ユーザー名の入力ミスや全角・半角を確認
- 「@」が全角になっていないか
- 前後にスペースが入っていないか
- アンダーバー
_やピリオド.の有無を間違えていないか
- それでも出ない場合
→ 相手にブロックされている/アカウントが削除・一時停止中 の可能性があります。 - 一部の人だけ出てこない場合
→ 相手の「タグとメンション」設定で制限されている こともあります。
2. 名前が青くならない(リンクにならない)場合
- 投稿後にタップしてもプロフィール画面に飛べない →
- 相手アカウントが 削除・一時停止中 の可能性
- 一時的な不具合の可能性(後述のテクニカル対処を参照)
- ストーリーズでたくさんメンションしている場合 →
- メンションの上限件数 を超えている可能性があります。
3. 「@メンションできません」と表示される場合
- 相手が 「メンションできる人」を制限 しているときに表示されます。
例: - 「フォローしている人だけ」
- 「許可した人だけ」
- 「誰にも許可しない」 などの設定になっているケースです。
この場合、あなた側で設定を変えても解決できず、相手に設定を変えてもらう必要 があります。
4. 一部の人だけメンションできない場合
- その人だけ
- ブロックしている/されている
- 「タグとメンション」で制限されている
- アカウントを停止・削除している
- といった可能性が高くなります。
【原因①】入力ミス・仕様によるトラブルと対処法
まずは最も多い「うっかりミス」と「仕様理解」の問題からチェックしましょう。
全角@・ユーザー名のスペルミス・スペース混入
以下のポイントを確認してください。
- 「@」が半角になっているか
- ユーザー名のスペルを正確に入力しているか
(似たアカウントが多いので、プロフィールからコピーペーストするのが安全です) - 「@」の前後にスペースが入っていないか
- 末尾に余計なスペースや改行が入っていないか
スマホの日本語キーボードでは、うっかり全角記号を使ってしまうことも多いため、英数字キーボードに切り替えて入力するのがおすすめです。
メンションの上限件数の目安
インスタでは、一度にメンションできる人数に制限があります。
- ストーリーズ:10〜20件前後が上限とされる解説が多い
- 通常投稿・コメント:こちらも一定の上限があり、多数を一度にメンションすると一部がリンクにならない場合があります
なお、上限の具体的な数値は 時期や機能アップデートによって変わる可能性 があり、記事によって「10件」「20件」「21件」など表現に揺れがあります。
重要な告知やキャンペーンで多くの人をメンションしたい場合は、1投稿あたりの人数を抑えるか、複数の投稿に分ける ことをおすすめします。
【原因②】相手側の設定・アカウント状態が原因のケース
あなたの操作が正しくても、相手側の設定 が原因でメンションできないことがあります。
「メンションできる人を制限しています」と表示される
ストーリーズで相手をタップしたときに
○○はメンションできる人を制限しています
と表示される場合、相手は次のような設定にしています。
- 「フォローしている人だけ」からメンションを許可
- 「許可した人だけ」または「メンションを許可しない」に設定している など
このケースでは、あなたから一方的にメンションすることはできません。
どうしても必要な場合は、相手に事情を伝え、設定を一時的に変更してもらう必要があります。
ブロック・削除・一時停止中のアカウント
次のような場合も、メンションがうまく機能しません。
- ブロックされている
- 候補リストに表示されない
- 無理に入力しても、タップしてプロフィールに飛べない
- アカウント削除済み
- メンション自体は入力できるが、タップしてもプロフィールに遷移しない
- アカウント一時停止中
- 削除と同様に、リンクが無効になった状態に近い
相手に確認してもらいたいポイント
必要に応じて、相手には次の点を確認してもらうとよいでしょう。
- 「設定とプライバシー」>「タグとメンション」>「あなたを@メンションできる人」の設定
- 自分をブロックしていないか
- アカウントを一時停止していないか
【原因③】自分の設定・アカウント状態が原因のケース
自分側の設定・アカウント状態によっても、メンションが制限されることがあります。
「タグとメンション」の設定を確認する
ご自身が メンションされる側 の設定だけでなく、アカウントの信頼性が低い場合、機能制限がかかることもあるとされています。
チェックすべきポイント例:
- Instagramアプリ右上メニューから「設定とプライバシー」を開く
- 「タグとメンション」または類似の項目をタップ
- 「あなたを@メンションできる人」の項目を確認
ここで過度に厳しい設定にしていると、相手からのメンションだけでなく、自分からのメンションの挙動にも影響が出る場合があります。
新規アカウント・ポリシー違反による機能制限
- 作成したばかりの新規アカウント
- スパム行為と誤認されるような大量メンション
- コミュニティガイドライン違反歴のあるアカウント
このようなケースでは、一時的に メンション機能が制限 されることがあります。
「突然、特定の機能だけ使えなくなった」という場合は、しばらく時間を置く・利用態度を見直すことも必要です。
【原因④】アプリ・通信環境などテクニカルな不具合
設定や仕様に問題がなくても、アプリや通信環境の不具合でメンションがうまく機能しないことがあります。
まず試したい基本の3ステップ
- アプリの再起動
- 一度アプリを完全に終了してから再起動する。
- スマホ本体の再起動
- メモリや一時的な不具合をリセットできる場合があります。
- 最新バージョンへのアップデート
- App Store/Google PlayでInstagramを最新にアップデートする。
通信環境を確認する
- Wi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えてみる(またはその逆)
- 電波状況が悪い場所では投稿自体がうまく反映されないこともあります
それでも直らないときの最終手段
- ログアウトしてから再ログインする
- どうしても改善しない場合は、Instagramのヘルプから不具合として報告する
利用シーン別のチェックポイント
ストーリーズでメンションできないとき
- メンション数の上限を超えていないか
- スタンプ(「メンション」スタンプ)を使っている場合、ユーザー名の入力ミスがないか
- 動画テンプレートや一部の特殊フォーマットでは動作が不安定なこともあるため、通常のストーリーで試す
フィード投稿・リールでメンションできないとき
- キャプション欄で「@+ユーザー名」を半角で入力しているか
- 多数のアカウントを一度にメンションしていないか
- ビジネスアカウントでブランドコンテンツ関連の設定が影響していないか
プロフィールの自己紹介欄でメンションできないとき
- 「@+ユーザー名」が 半角 になっているか
- 絵文字や特殊記号とくっつけて入力していないか
(前後にスペースを入れて区切ると安定しやすいです) - 相手のユーザー名変更により、リンク先が変わっている可能性がないか
コメント欄で通知が飛ばないとき
- 相手が通知設定を絞っている可能性
- 投稿者によりコメント制限がかかっている可能性
- スパム対策として、短時間に大量のメンションを行うと制限される場合がある
トラブルを防ぐためのメンション活用のコツ
日常的に確認しておきたい設定
- 自分の「タグとメンション」の設定を、定期的に見直す
- 不必要なブロックや制限をかけていないかチェックする
- アプリは常に最新バージョンを保つ
ビジネスアカウント運用での注意点
- キャンペーンやコラボ投稿で多人数をメンションする場合は、投稿を分ける ことを前提に企画する
- メンションが必須となる場合、事前に相手へ設定変更を依頼しておく
- 社内マニュアルとして、本記事のような「原因別チェックリスト」を共有しておくとトラブルを防ぎやすくなります
トラブル時に相手へ失礼にならない伝え方
- 「メンションがうまくできないので、DMでお知らせしました」など、別の手段で一言添える
- 設定変更をお願いしたい場合は、「もし差し支えなければ」と前置きした上で丁寧に依頼する
まとめ:チェックリストで再確認しよう
最後に、もう一度ポイントを整理します。
入力・仕様まわり
- @やユーザー名は半角で正しく入力しているか
- メンション上限件数を超えていないか
相手側の要因
- メンションできる人を制限していないか
- ブロック・削除・一時停止中のアカウントではないか
自分側の要因
- 「タグとメンション」の設定に問題はないか
- 新規アカウントやスパム判定につながる行動をしていないか
テクニカルな要因
- アプリ・スマホを再起動したか
- 最新バージョンにアップデートしているか
- 通信環境に問題はないか
これらを一つずつ確認していけば、ほとんどの「インスタでメンションできない」トラブルは原因を特定できます。
それでも解決しない場合は、スクリーンショットを添えてInstagramのヘルプに問い合わせることも検討してください。