Instagramを使っていると、突然「エラーが発生しました」「後ほどもう一度実行してください」と表示されることがあります。
投稿ができなかったり、ログインできなかったりすると、不安になりますし、仕事で運用している場合は大きな影響が出てしまいます。
本記事では、インスタで「エラーが発生しました」と表示される主な原因と、今すぐ試せる具体的な対処法をまとめて解説します。
iPhone・Androidそれぞれの手順や、「それでも直らない場合」の最終チェックリストまでご紹介しますので、上から順番に試してみてください。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
「エラーが発生しました」は、通信環境・アプリの不具合・端末・アカウント・サーバー障害など、複数の原因で発生します。
まずは
- アプリと端末の再起動
- 回線の切り替え(Wi-Fi/モバイル、機内モードON→OFF)
- ストレージ容量・キャッシュの整理
- アプリ・OSのアップデート
を順に試してください。
- それでも直らない場合は、
- 別端末・ブラウザでの確認
- サーバー障害の有無の確認
- 公式への問題報告
という流れで切り分けを行うことが重要です。
インスタのエラーは、原因さえ整理できれば多くの場合は解決可能です。
焦らず一つずつチェックし、必要に応じて公式ヘルプも活用しながら、安全に問題解消を進めてください。
まず確認したい「インスタ エラーが発生しました」とはどんな状態か
「エラーが発生しました」「後ほどもう一度実行してください」など代表的な表示例
インスタでよく見られるエラーメッセージの例は、次のようなものです。
- 「エラーが発生しました」
- 「エラーが発生しました。後ほどもう一度実行してください」
- 「後ほどもう一度お試しください」
- 「ページを読み込めませんでした」
- 「フィードをリフレッシュできませんでした」
これらのメッセージは、必ずしもアカウントが凍結されたことを意味するわけではありません。
多くの場合、通信環境やアプリの一時的な不具合が原因です。
投稿エラー・ログインエラー・DMエラーなど症状のパターン
同じ「エラーが発生しました」という表示でも、発生する場面によって原因が異なります。代表的なパターンは次の通りです。
投稿エラー
- 写真や動画の投稿が「送信中」のまま進まない
- キャプション入力後に「エラーが発生しました」と表示される
ログインエラー・アカウント作成エラー
- ログインしようとすると「後ほどもう一度実行してください」と表示される
- 新規アカウント作成が途中でエラーになる
ストーリーズ・リール・DMのエラー
- ストーリーズのアップロードが途中で止まる
- リールの投稿やDM送信時にエラーが表示される
自分がどのパターンに当てはまるかを意識しながら、次の章を読み進めてください。
インスタで「エラーが発生しました」が出る主な原因7つ
ここでは、エラーが起きやすい代表的な原因を7つに整理します。
複数の原因が重なっている場合もありますが、全体像を知っておくと対処しやすくなります。
原因1|ネットワーク環境の問題(Wi-Fi・モバイル回線・機内モード)
- 電波が弱い、または混雑している回線を利用している
- 地下・移動中など、通信が不安定な場所にいる
- 機内モードがオンになっている、またはVPNが不安定
特に、投稿やストーリーズのアップロード時には安定した通信が必要です。
Wi-Fiとモバイル回線を切り替えてみるだけで解消するケースも多くあります。
原因2|アプリの一時的な不具合・キャッシュの蓄積
Instagramアプリ内には、表示を高速化するためのキャッシュ(読み込みデータ)が溜まっていきます。
このキャッシュが破損したり溜まり過ぎたりすると、画面遷移や投稿時にエラーが発生することがあります。
原因3|アプリやOSのバージョンが古い
- Instagramアプリが古いバージョンのままになっている
- iOS/Android自体のバージョンが古く、一部機能と相性が悪くなっている
アプリやOSは、セキュリティ対策や不具合修正のために頻繁にアップデートされます。
最新版に更新していないと、特定の機能でエラーが出やすくなることがあります。
原因4|端末ストレージ不足や端末側の不具合
- 写真や動画でストレージがほぼ満杯になっている
- 長期間再起動しておらず、端末が不安定になっている
ストレージの空き容量が数百MBしかない場合、写真・動画を扱うインスタは動作が重くなり、投稿に失敗しやすくなります。
原因5|Instagramサーバー側の障害・メンテナンス
世界的なサービスであるInstagramでは、サーバー側の障害やメンテナンスにより、一定時間エラーが多発することがあります。
この場合、ユーザー側の操作では解決できず、復旧を待つしかないケースもあります。
原因6|アカウント制限・コミュニティガイドライン違反の可能性
- 短時間に大量の「いいね」やフォロー・コメントを行った
- ガイドラインに抵触する投稿やメッセージが多い
- 他のユーザーからの通報が重なっている
このような場合、一部の機能(投稿、コメント、DMなど)が一時的に制限され、「エラーが発生しました」と表示されることがあります。
原因7|設定やセキュリティ関連の問題(認証・時刻設定など)
- 端末の時刻設定がずれている
- 認証情報(ログイン情報)がうまく更新されていない
- セキュリティアプリやVPNが通信をブロックしている
特に、ログインやアカウント作成時の「後ほどもう一度実行してください」というメッセージは、認証周りの問題である可能性があります。
症状から逆引きできる「今すぐ試すべき対処法」フローチャート
ここでは、代表的な症状ごとに「何から試すべきか」を整理します。
当てはまるパターンから順に確認してください。
パターンA|投稿ができない・アップロード中から進まないとき
- 通信環境を確認
Wi-Fiからモバイル回線(4G/5G)へ切り替える、またはその逆を試す
機内モードを一度オン→オフにして回線をリセットする - アプリを一度完全に終了し、再度起動
- ストレージとキャッシュの状態を確認
空き容量が少ない場合は、不要な写真・動画・アプリを削除 - アプリ・OSを最新バージョンへ更新
- 時間を10〜30分ほどおいて再試行
他のユーザーも同様の不具合を報告している場合は、サーバー障害の可能性が高いです。
パターンB|ログイン・アカウント作成で「後ほどもう一度」と出るとき
- ID・パスワードが正しいか再確認
- ブラウザ版Instagram(ChromeやSafariなど)からログインを試す
- 端末の時刻設定を「自動」にする
- 別の回線・別の端末からログインできるかを確認
- 短時間に繰り返しログインを試さず、数十分ほど間隔を空ける
- 改善しない場合は、公式ヘルプから問題を報告
パターンC|ストーリーズ・リール・DMでエラーが出るとき
- 動画の容量・長さを確認し、必要に応じて圧縮する
- 一度アプリを再起動し、別のWi-Fi/回線で再投稿を試す
- 端末ストレージの空き容量を増やす
- 別アカウントや別端末で同じ操作をした場合もエラーが出るか確認
- 一時的なアカウント制限の可能性を踏まえ、短時間で同じ操作を繰り返さない
iPhone・Android別|具体的な対処手順
ここからは、OSごとの操作手順を簡潔にご紹介します。
まずは、どちらの端末でも共通の基本対処から行ってください。
共通でまず試すべき3つの基本対処
- アプリの完全終了・再起動
- 端末の再起動
- Wi-Fi/モバイル回線の切り替え(機内モードON→OFFを含む)
これだけで解消するケースも少なくありません。
改善しない場合、次のOS別手順に進みます。
iPhoneでのキャッシュ削除・再インストール・ストレージ確認方法
ストレージ容量の確認
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→Instagramの使用状況を確認
- 空き容量が少ない場合は、不要なアプリや写真・動画を削除
アプリの削除と再インストール
- ホーム画面でInstagramアイコンを長押し →「Appを削除」→App Storeから再インストール
- 再インストール後、再度ログインして動作を確認
iOSアップデートの確認
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新バージョンを確認
Androidでのキャッシュ削除・再インストール・ストレージ確認方法
キャッシュ削除
- 「設定」→「アプリ」→「Instagram」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」
- 端末やメーカーにより表記は多少異なります。
ストレージ容量の確認
- 「設定」→「ストレージ」から空き容量を確認し、不要データを削除
アプリのアンインストールと再インストール
- アプリ一覧からInstagramを選択し「アンインストール」→Playストアから再インストール
Android OSアップデートの確認
- 「設定」→「システム」→「システムアップデート」などから最新状態を確認
それでも直らないときのチェックリスト
基本的な対処をすべて試しても改善しない場合、次のポイントを確認してください。
他の端末・ブラウザ版Instagramで確認するポイント
- 別のスマホやタブレットで同じアカウントにログインできるか
- PCブラウザからInstagramへアクセスし、ログイン・閲覧が可能か
他の端末やブラウザでも同じ症状が出る場合は、アカウント側の問題やサーバー障害の可能性が高くなります。
サーバー障害や大規模不具合の調べ方
- X(旧Twitter)などSNSで「インスタ エラー」「Instagram 障害」などのキーワードで検索
- 障害情報をまとめている外部サービスがあれば参考にする
同じ時間帯に多くのユーザーが「インスタが落ちている」「エラーが出る」と投稿している場合、サーバー側の問題である可能性が高いと判断できます。
Instagram公式への問題報告・問い合わせ手順
ユーザー側の対処で改善しない場合は、Instagram公式に問題を報告します。
- Instagramアプリを開く
- プロフィール → 右上のメニュー →「設定とプライバシー」
- 「ヘルプ」→「問題を報告」
- どの画面でどのようなエラーが出ているか、可能な範囲で詳細を記載し送信
※返答に時間がかかる場合がありますので、重要な業務に関わる場合は、並行してブラウザ版の利用や別アカウントでの代替対応も検討してください。
ビジネス利用・運用担当者が意識したい再発防止のコツ
インスタを集客やブランディングに活用している場合、エラーによる投稿停止はできるだけ避けたいところです。
ここでは、運用担当者視点でのポイントを簡単にまとめます。
投稿スケジュールが止まらないための運用ルール
- キャンペーン投稿など重要な投稿は、締切ギリギリではなく余裕を持って予約・準備する
- 不具合に備え、投稿案や画像・動画はローカルにもバックアップしておく
- 万一の障害時には、他のSNS(X、LINE公式アカウントなど)で状況を告知できるようにしておく
複数アカウント・複数端末運用時のチェック体制
- チーム内で「障害時に確認する項目リスト」を共有する
- 他端末・ブラウザでの再現確認
- サーバー障害情報の確認
- スクリーンショットの取得
- ログインや認証情報を一部の担当者だけに集中させず、適切な権限管理のもとでバックアップ担当者を決めておくことも有効です。
社内・クライアントへの説明に使えるポイント
- 「ユーザー側の問題」と「Instagram側の障害」の切り分けを、上記のフローに沿って整理する
- 対応状況(いつ・どの端末で・何を試したか)を簡単にメモしておくことで、説明や報告がスムーズになります。