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アウトルックの送信予約を完全攻略|新旧Outlook・Web・スマホ別手順

夜にメールを書いたものの「早朝に届くのは失礼かも」と迷ったり、送信直前に「添付を入れ忘れたかもしれない」と不安になったりすることはないでしょうか。アウトルックの送信予約は、相手の就業時間に合わせて送れるだけでなく、誤送信を防ぐための見直し時間も確保できる便利な機能です。
ただし、Outlookは新しいOutlookとクラシック版、Web版、Mac、スマホで表示や操作が異なり、「ボタンが見つからない」「予約したのに送れない」とつまずきやすいのも事実です。この記事では、まず自分の環境を30秒で判定し、該当する手順へ最短で進めるように整理します。さらに、予約後の確認・編集・取り消し、できない原因の切り分けまで、迷いなく運用できるように解説します。

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目次

アウトルックの送信予約でできることと向いている場面

送信予約と誤送信防止の違いを先に整理する

送信予約で混同しやすいのが、「指定した日時に送る」目的と、「誤送信を防ぐために少し待たせる」目的です。目的が違うと、選ぶ機能も運用も変わります。

  • 送信予約(送信のスケジュール)
    1通ごとに「何月何日 何時」に送る。相手の就業時間に合わせたい、リマインドを決まった時刻に送りたい、という用途に向きます。Outlook on the webでは、スケジュール送信したメールは下書きに残り、編集して「今すぐ送信」に切り替えることもできます。
    Outlook for Macでも同様に、指定時刻まで下書きに保存され、取り消しが可能です。

  • 全体遅延(誤送信防止のバッファ)
    「送信ボタンを押した直後にミスに気づく」タイプの事故を減らすため、送信後に数分だけ送信トレイなどで保持する運用です。指定時刻に送るというより、見直しの猶予を作る考え方です。クラシックOutlookでは“送信後、送信トレイに保持”の説明が公式にもあります。

このあと、まず送信予約のやり方を環境別に整理し、次に「誤送信防止」を目的とした運用の作り方を説明します。

送信予約が特に役立つ具体シーン

  • 早朝・深夜に作ったメールを、相手の就業時間(例:翌朝9時)に合わせて送る

  • 提案書、見積、契約、謝罪など、重要メールを送る前に“落ち着いて見直す時間”を確保する

  • 複数宛先への連絡を、告知したい時刻に合わせて送る(ただし宛先の種類によって制約がある場合あり)

  • リマインドを会議前日に送る、締切当日の朝に送る、といった定刻運用


まず30秒で判定する あなたのOutlookはどれか

ここが最重要です。自分の環境が分かれば、手順は迷いません。

送信ボタン周りで判定する

次のどれに当てはまるかだけ確認してください。

  • 新しいOutlook for Windows
    メール作成画面の送信ボタン付近に「送信のスケジュール」などが見える/新しいデザイン(Windows標準アプリのような見た目)

  • クラシックOutlook(従来のWindowsデスクトップ版)
    リボンUIがあり、「オプション」タブや「遅延送信」など、昔からのOutlookに近い

  • Outlook on the web(ブラウザ版)
    ブラウザでOutlookを開いている(会社ならoutlook.office.com等)。スケジュール送信は下書きから「今すぐ送信」へ切り替え可能。

  • Outlook for Mac(Macアプリ)
    MacのOutlookアプリ。送信のスケジュールを設定すると下書きに保存される。

  • Outlookモバイルアプリ(iPhone/Android)
    アプリの「…」メニュー内に送信関連がまとまっていることが多い(ただし組織設定・バージョン差あり)

この判定のあと、該当する章へ進んでください。


アウトルックで送信予約する手順

新しいOutlook for Windowsで送信予約する

基本は「送信ボタンの横のメニューから、送信のスケジュールを選ぶ」流れです。公式の案内でも、新しいOutlook/クラシックOutlook/Webで手順がタブ分けされています。

  1. 新規メールを作成し、宛先・件名・本文・添付を整えます

  2. 送信ボタンの横にあるメニューを開きます

  3. 「送信のスケジュール(送信をスケジュール)」を選びます

  4. 日時を選択し、確定します

  5. スケジュールしたメールは、指定時刻まで編集可能な状態で残る設計(環境により保存先は下書きに見えることが多い)という整理が仕様として示されています

新しいOutlookで「送信のスケジュール」が見つからない場合

  • まず、同じアカウントでOutlook on the webにログインし、スケジュール送信ができるか確認してください。Webでできるなら、アカウント自体は対応している可能性が高く、Windowsアプリ側の表示や制限が疑えます。

  • 企業利用では、組織ポリシーや展開状況により、機能が段階的に提供されることがあります(「同僚はできるのに自分はできない」ケースの典型です)。

クラシックOutlook(従来のWindowsデスクトップ版)で送信予約する

クラシックOutlookは、リボンの「オプション」などから遅延送信(配信タイミング相当)を設定する流れが一般的です。公式ページでも「送信後、指定時間だけ送信トレイに保持する」という説明があります。

  1. メール作成画面を開きます

  2. リボンから「オプション」タブを開き、「遅延送信」や「配信タイミング」に近い項目を探します

  3. 配信日時(送信しないで保留する時間)を設定し、送信します

  4. 送信後、指定時刻まで送信トレイに保持される運用になります

クラシックOutlookの注意点(運用でつまずく点)

  • 「送信トレイに保持」タイプは、ネットワーク状況やクライアント挙動に影響を受けやすく、環境によっては“編集できない/見え方が違う”ことがあります。開発者向け仕様でも、スケジュール配信の扱いはクライアント種別で差がある、と整理されています。

  • 会社の端末で「送信トレイが空なのに送られていない」と感じた場合、送信条件(接続状態)やルール設定を確認してください。

Outlook on the web(ブラウザ版)で送信予約する

Outlook on the webは、送信予約の導線が比較的分かりやすい環境です。さらに重要なのは、スケジュール送信したメールが下書きに残り、編集して今すぐ送信できる点です。

  1. ブラウザでOutlookを開き、メールを作成します

  2. 送信ボタン付近のメニューから「送信のスケジュール」を選びます

  3. 希望日時を選択して確定します

  4. 予定変更があれば、下書きに移動し、該当メールを開いて編集します

  5. すぐ送る必要が出た場合、下書きから編集画面に入り「今すぐ送信」を選べます

Web版が強い場面

  • 端末を閉じても送信される運用を期待したいとき(サーバー側で処理される設計が説明されています)

  • 送信予約を“確実に”実行したいとき(テレワークや移動が多い人ほど有利)

Outlook for Macで送信予約する

Outlook for Macでは、「送信」ボタンのドロップダウンから「送信のスケジュール」を選択します。指定時刻まで下書きに保存され、取り消しも可能です。

  1. メールを作成し、宛先を入れます

  2. 送信ボタンのドロップダウンを開き、「送信のスケジュール」を選びます

  3. 送信したい日時を入力し、OKを押します

  4. メールは指定時刻まで下書きに保存されます

  5. 予定を取り消す場合は、下書きのメールを開き「送信取り消し」を行います

Outlookモバイルアプリ(iPhone/Android)で送信予約する

モバイルはUIが簡略化されているため、送信予約が「…」などの追加メニューに隠れていることが多いです。一方で、組織設定・アカウント種別・アプリバージョンの影響を強く受けます。

  • まず探す場所:メール作成画面の「…」メニュー、送信ボタン周辺、または送信オプション

  • 見つからない場合:同じアカウントでWeb版(Outlook on the web)にログインし、スケジュール送信ができるか確認してください(できるならアカウントは対応の可能性)。

  • 企業環境:モバイルの機能は管理ポリシーで制御されることがあり、端末側で解決できない場合もあります


送信予約したメールの確認と編集と取り消し

送信予約は「設定できたら終わり」ではありません。特に重要メールは、予約後に一度見直す運用にしておくと事故が激減します。

予約メールはどこに保存されるか

読者が最も不安になるのは、「予約したはずのメールが消えた」「送ったのに送信済みにない」です。ここは環境差があるため、まず“探すべきフォルダ”を固定します。

  • Outlook on the web:下書きに残り、編集して今すぐ送信へ切り替え可能

  • Outlook for Mac:指定時刻まで下書きに保存

  • 新しいOutlook(Windows)/Web/Mac:仕様整理として、スケジュール配信時に下書きに表示され、送信前に編集できる、と説明されています

  • クラシックOutlook(Windows):遅延送信は送信トレイ保持の説明があり、見え方は設定・環境で差が出得ます

まず見る順番(迷ったらこれ)

  1. 下書き

  2. 送信トレイ

  3. 送信済み(送信済みの保存先ルールを変更している組織もあります)

取り消し(送らない)・修正(内容変更)・今すぐ送信

基本は「下書きに残っているうちに触る」です。特にWeb版は「今すぐ送信」が明確に案内されています。

  • 修正したい:下書きにある予約メールを開き、本文・宛先・添付を修正して保存

  • 送るのをやめたい:下書きから取り消し(削除)または環境の「送信取り消し」を使用(Macは明示あり)

  • 今すぐ送りたい:Web版は下書き→編集→「今すぐ送信」

“予約したのに送られない”ときの観点

  • 予約はできているが、日時が想定と違う(午前/午後、日付またぎ)

  • 下書きに残ったままで、予約の確定が最後まで完了していない

  • 組織環境で外部宛先やグループ宛先などに制約がある(スケジュール送信候補の機能には制限が明記されています)

タイムゾーンと送信タイミングの注意

送信予約は「時間を扱う機能」なので、ミスが起きやすいポイントが決まっています。

  • PC/スマホのタイムゾーンが正しいか(日本なら通常はJST)

  • 予約時刻が“受信者の時間”ではなく“自分の設定時間”である点を理解しているか(海外相手は要注意)

  • 会議前や締切直前の予約は、修正の余地が少ない(安全に運用するなら、余白を取る)


アウトルックの送信予約ができないときの原因チェック

ここでは、読者が最短で自己解決できるように、原因を3層で切り分けます。

原因は3層で考える(アカウント・組織・環境差)

  1. アカウント種別(Exchange系かどうか)

  2. 組織ポリシー/アドイン/ルール干渉

  3. 環境差(新しいOutlook/クラシック/Web/Mac/モバイル)による機能・表示差

この順番で潰すと、遠回りしません。

まずWeb版で同じアカウントが送信予約できるか確認する

最初の分岐として強力なのがこれです。

  • Web版でできる → アカウントは対応している可能性が高い。Windowsアプリやモバイル側の表示・制限・展開状況を疑う

  • Web版でもできない → アカウント種別、組織制限、宛先制約など根本要因の可能性が上がる

Web版は、下書きに残して「今すぐ送信」に切り替える手順も明確です。

送信予約のボタンが出ない・項目が見当たらない

この症状は、次の原因が多いです。

  • 環境が違う:新しいOutlookとクラシックOutlookではボタン配置が異なります

  • 機能提供の差:企業環境で段階提供、またはポリシー制御

  • 宛先や種類の制約:一部の宛先(例:グループ等)でスケジュール送信候補に制限がある

対処としては、

  1. まず「自分のOutlook判定」に戻る

  2. Web版で同アカウントを試す

  3. それでも出ない場合は管理者(情報システム)に「送信予約が表示されない」事実と環境(新/クラシック/OS/アカウント種別)を伝える
    が最短です。

予約したメールが下書きに残る/送信済みに入らないのが不安

スケジュール送信は環境により「下書きに見える」ことがあります。仕様としても、新しいOutlook(Windows)/Web/Macは下書きに表示され、送信前に編集可能、と整理されています。
この挙動を知らないと「送れていない」と誤解し、二重送信の事故が起きます。

  • 送信済みだけを見て判断しない

  • 受信者に届いたか不安なら、送信状況(追跡や送信済みのタイムスタンプ)で確認する

  • 社内運用として、重要メールは“送信予約→送信直前に最終確認”のフローを固定する


誤送信を減らす運用のコツ

送信予約は、相手への配慮だけでなく、誤送信の抑止にも効果があります。ただし“使い方”が重要です。ここでは、事故を減らすための具体策を、現場目線でまとめます。

重要メールは送信予約で再確認時間を作る

誤送信は「焦って送る」ほど起きます。送信予約は、焦りを構造的に減らせます。

おすすめの設定例:

  • 重要メールは「15分後」または「翌朝」に予約

  • その間に、宛先・添付・表現を見直す

  • 必要なら上長や同僚にレビューしてもらう(組織文化によっては有効)

Web版は、下書きから編集して「今すぐ送信」に変えられるので、予定変更にも強いです。

全体遅延(数分バッファ)は“最後の砦”として使う

全体遅延は、誤送信対策として強力ですが、運用を誤るとデメリットもあります。

メリット:

  • 送信直後の宛先ミス・添付漏れを回収できる

デメリット:

  • 緊急メールまで遅れる

  • 戻し忘れで恒常的に遅延し、相手の不満につながる

  • チームで統一しないと「なぜ返事が遅いのか」が不透明になる

そのため、基本は

  1. 重要メール:送信予約で余白を作る

  2. それでも事故が出る:全体遅延を検討
    の順が安全です。

添付漏れ・宛先ミスを防ぐチェックリスト

送信前に、最低限ここだけ確認すれば事故が減ります。

  • 宛先:To/CC/BCCは意図どおりか(社外が混ざっていないか)

  • 一斉送信:Bcc運用が必要ではないか(個人情報の露出防止)

  • 添付:最新版か、ファイル名・機密区分・パスワード運用は適切か

  • 件名:相手が内容を誤解しないか(「Re:」だけになっていないか)

  • 送信日時:休日・深夜になっていないか(相手のタイムゾーン含む)

  • 署名:差出人・部署名・電話番号が正しいか(共有メールボックス時に要注意)


アウトルック送信予約のよくある質問

予約したのに送られないのはなぜ

よくある原因は次のとおりです。

  • 予約を設定したつもりで、確定操作が完了していない(下書き保存で止まっている)

  • 日時設定のミス(午前/午後、日付またぎ、タイムゾーン)

  • 宛先の種類や制約(グループなど)により、想定どおりに機能しないケースがある

  • そもそも使っている環境が手順と違う(新/クラシック/Web/Mac/モバイルの混同)

まずは「下書き」「送信トレイ」「送信済み」を順に確認し、次にWeb版で同アカウントが送信予約できるか試すのが最短です。

予約が相手にバレるか

通常、相手は「受信した時刻」を見るだけで、送信予約したこと自体が明示されるわけではありません。
ただし、組織の監査やシステム仕様によりヘッダー情報の扱いが異なる場合があります。機密性が高い運用では社内ルールに従ってください。

共有メールボックスや複数宛先でも使えるか

共有メールボックスや代理送信は、権限やポリシーの影響を受けます。まずはWeb版で同条件が成立するか確認し、成立しない場合は管理者に相談するのが確実です。
また、スケジュール送信候補の機能には宛先種別の制約が明記されています。


参考情報