「ぶるぶるどーぶつ」は、震えている不思議な生き物「ぶるぶる」を育てるスマホ向け育成ゲームです。
ごはんをあげたり、お風呂に入れたり、会話やミニゲームを楽しみながら成長させていく、いわゆる“バーチャルペット”系のタイトルです。
アプリ版はApp StoreやGoogle Playから、ブラウザ版はLINEなどから遊べる公式タイトルで、海外ゲーム企業Playcoが開発・運営しています。
一方で、SNSや口コミでは「ぶるぶるどーぶつ 危険性」「怖い」「LINEでバレる」といった声も多く、「遊んで大丈夫なのか」「子どもに触らせてよいのか」と不安に感じている方も少なくありません。
この記事では、そうした不安を整理するために、ぶるぶるどーぶつLINE版の「危険性」を次の4つの観点に分けて解説します。
技術的な安全性(ウイルス・情報漏えい)
個人情報・プライバシー(LINE連携・友だちバレ)
課金・お金まわりのリスク
心理的負担・メンタル面のリスク
そのうえで、「実際どこまで心配すべきか」「安全に遊ぶには何を設定すればよいか」を具体的にお伝えします。
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技術的な安全性
公式ストア配信のゲームであり、ウイルスや情報漏えいといった意味での危険性は低いと考えられます。
個人情報・プライバシー
LINE連携によりプロフィールなどの情報は扱われますが、多くは設定と操作でコントロール可能です。友だちバレが不安な場合は、LINEとアプリ両方の設定見直しが必須です。
課金・お金のリスク
課金要素は存在するため、特にお子さまがプレイする場合は、ストア側の制限と家庭内ルールの両面で管理しましょう。
心理的負担
死や病気、不気味な進化、罪悪感を誘うメッセージなど、メンタル面で負担に感じる要素があります。しんどさが楽しさを上回ったら、無理せず距離を置くべきです。
そのうえで、
設定を適切に行い
自分や家族に合ったルールを決め
「合わない」と感じたらいつでもやめられる状態を確保しておく
ぶるぶるどーぶつLINE版の「危険性」は4つの観点に分けて考える
技術的な安全性(ウイルス・情報漏えい)
まず、多くの方が気にされるのが「ウイルスや情報漏えいの危険はないのか」という点です。
ぶるぶるどーぶつは、App Store・Google Playといった公式ストア、およびLINEを通じて配信されている公式アプリです。これらのストアは一定の審査基準を設けており、明らかに悪質なマルウェアがそのまま公開される可能性は低いと考えられます。
実際、危険性を解説している複数の記事でも、
「ウイルス感染のリスクは低い」
「公式ストアからのインストールであれば、技術的な意味での“危険アプリ”とは言い難い」
といった結論になっており、現時点で大規模な情報漏えいや不正アクセスの事例も報告されていません。
ただし、どのアプリにも言えることですが「100%絶対に安全」と言い切ることはできません。OSやアプリは随時アップデートされますので、
不要なアプリは入れっぱなしにしない
OSとアプリは最新バージョンに保つ
不審なリンクや非公式配布版には触れない
といった基本的なセキュリティ習慣は、ぶるぶるどーぶつに限らず徹底しておくことをおすすめします。
個人情報・プライバシー(LINE連携・友だちバレ)
次に多いのが、「LINE連携をするとどこまで情報が渡るのか」「友だちにバレるのでは?」という不安です。
LINEと連携した場合、一般的には以下のような情報が利用されます。
LINEのプロフィール名やアイコン
ユーザーを識別するためのID
広告IDやIPアドレスなどの端末情報 など
これらは、ゲーム内でのランキング表示や友だちとの比較、広告の最適化などに使われることが多く、名前や住所といったセンシティブな情報がそのままゲーム側に渡るわけではありません。
一方で、「遊んでいることが友だちにバレる」経路としては、
友だち招待機能からLINEメッセージを送った場合
VOOMやタイムラインに関連投稿をシェアした場合
「○○ちゃんが遊びに来たよ」など、ゲーム内の表示を通じた間接的な共有
といったものが考えられます。
重要なのは、
自動的に勝手に招待メッセージが乱発されるわけではない
多くは「自分の操作」+「LINE側の通知・公開範囲設定」によってコントロールできる
という点です。
後半の「安全に遊ぶためのチェックリスト」で、どの設定を見直せばよいかを具体的にご紹介します。
課金・お金まわりのリスク
ぶるぶるどーぶつは基本プレイ無料ですが、アイテム購入などで課金要素があります。
口コミでは、
欲しくなるアイテムが多く「課金圧が強い」と感じる人がいる
子どもがプレイしている場合、「ねだられて困る」「勝手に課金されないか心配」という声がある
といった意見も見られます。
一般的なソーシャルゲームと同様、
アプリ内課金に対してストア側の認証(パスコード・生体認証)を必ず設定する
子どもの端末ではペアレンタルコントロール機能で課金を制限する
「1ヶ月でいくらまで」「課金は保護者の承認が必須」などのルールを事前に決めておく
ことで、金銭トラブルのリスクは大きく下げることができます。
心理的負担・メンタル面のリスク
口コミで特に話題になっているのが、「怖い」「メンタルにくる」という、心理的な意味での“危険性”です。
具体的には、
お世話を怠るとぶるぶるが病気になり、最悪の場合は死んでしまう
進化後の姿が「可愛くない」「不気味」と感じられる場合がある
「さびしい」「たすけて」「死んじゃう」といった切迫したメッセージが届き、罪悪感や焦りを覚える
といった要素が、「癒やし目的で始めたのに逆にしんどい」と感じさせる要因になっています。
ペットが死んでしまっても、ゲームとしては再び0歳から育て直すことができますが、愛着がわいているほどショックは大きくなります。感受性が強い方や、精神的に不安定な時期の方には、負担が大きくなる可能性がある点は認識しておくべきでしょう。
ぶるぶるどーぶつLINE版は本当に危険なアプリか?
技術・プライバシー面から見た結論
ここまでを整理すると、技術・プライバシー面での結論は次の通りです。
公式ストア経由の配信であり、ウイルスや明らかな不正アプリという意味での危険度は低い
LINE連携によりプロフィールなどの情報は扱われるが、通常想定される範囲内であり、設定と使い方次第で露出をかなりコントロールできる
友だちへの通知やバレるリスクは「自動で一方的に流れる」ものではなく、多くはユーザー側の操作と設定に依存する
したがって、「スマホやLINEアカウントが直ちに危険にさらされる」といった類いのアプリではありません。ただし、プライバシー設定を何も見直さずに使うと、「知らないうちに遊んでいることが露出していた」という小さなトラブルは起こり得ます。
心理・課金面から見た結論
心理面・課金面については、もう少し個人差が大きくなります。
ペットの死・病気・不気味な進化といった演出は、人によっては強い不快感や罪悪感につながる
通知頻度やメッセージの内容が「責められているようでつらい」と感じるケースもある
課金要素は一般的な範囲だが、元々ソーシャルゲームにハマりやすい人は注意が必要
このため、技術面の危険というよりも、
「メンタル的につらくなりやすいゲームかどうか」
「自分や子どもにとって、どこまでが許容ラインか」
を事前に考えておくことが重要です。
安全に遊ぶための具体的な設定チェックリスト
LINE側で見直したいプライバシー設定
ぶるぶるどーぶつに限らず、LINEを使ううえで最低限チェックしておきたいのが次の設定です。
「友だち自動追加」をオフにする
「IDによる友だち追加」をオフにする
「情報の提供」で、不要な連携アプリのアクセス権限を解除する
VOOMやタイムラインの公開範囲を、必要最小限に制限する
これらを見直しておくことで、「意図しない相手にゲームの利用が伝わる」「思わぬ相手から友だち追加される」といったリスクを減らせます。
アプリ側で見直したい通知・招待設定
ぶるぶるどーぶつ側でも、以下のような項目を確認しておくと安心です。
ゲーム内の「お知らせ」「通知」設定から、不要な通知をオフにする
友だち招待に関する自動メッセージ送信をオフにする
おでかけ・イベントなどで、自動的に招待メッセージが送られないか確認する
また、スマホ本体の「通知」設定から、ぶるぶるどーぶつの通知を制限することも可能です。通知が多いと「放置している罪悪感」が増えがちなので、ストレスを感じる方は通知自体をかなり絞ってしまうのも一案です。
課金制限・プレイ時間のコントロール
課金や遊びすぎを防ぐためには、次のようなルール・設定をおすすめします。
ストアのペアレンタルコントロールを有効にし、課金時にパスワードや生体認証を必須にする
「1ヶ月いくらまで」「1回いくらまで」と具体的な上限額を決める
課金をする場合は「一晩置いてから決める」「保護者に相談してから」にする
1日のプレイ時間の目安(例:30分〜1時間)をあらかじめ決めておく
特にお子さまがプレイする場合は、端末設定と家庭内ルールの両方でコントロールすることが大切です。
ぶるぶるどーぶつが「怖い」と感じるときの付き合い方
どんな演出が「怖さ」や罪悪感につながりやすいか
ぶるぶるどーぶつで「怖い」と感じるポイントは、人によって異なりますが、代表的なものは次の通りです。
お世話を怠ると、ぶるぶるが病気になったり死んでしまう
その際の演出やメッセージがリアルで、ペットロスに似た感覚を覚える
進化後の姿が一部ユーザーにとっては不気味・グロテスクに感じられる
「さびしい」「たすけて」などのメッセージが、責められているように感じられる
これらは、技術的な危険ではなく「ゲームデザイン上の演出」ですが、プレイヤーの心理には強く影響し得る要素です。
ストレスを減らす遊び方・やめどきの決め方
もしプレイ中に「しんどい」「罪悪感がつらい」と感じた場合は、次のような付き合い方を検討してください。
通知を大幅に減らし、「四六時中世話をしなければならない」感覚から距離をとる
「1日1〜2回だけ様子を見る」と決めて、それ以上はアプリを開かない
ぶるぶるが死んでしまった場合は、「ゲームとしての一つの結末」と捉え直し、自分を責めすぎない
そして何より大切なのは、
「これ以上続けると、楽しさよりしんどさが勝っている」と感じた時点を、やめどきのサインにすること
です。ゲームはあくまで娯楽なので、心身の状態を悪くしてまで続ける必要はありません。
子どもに遊ばせても大丈夫?保護者が見るべきポイント
年齢目安と向き・不向き
公式サイトでは、対象年齢の目安として「13歳以上」が示されています。
これは、課金やオンライン要素、死などのテーマを含む演出に一定の理解力が必要であるためと考えられます。特に次のようなお子さまには、慎重な判断が必要です。
動物やペットの話題に強く感情移入しやすい
不安や恐怖を感じやすく、悪夢を見やすい
すでに他のゲームで課金にハマりやすい傾向がある
親子で決めておきたいルールと会話のコツ
子どもに遊ばせる場合は、次のような点について親子で話し合い、ルールを決めておくことをおすすめします。
課金は「必ず保護者の許可が必要」であること
1日のプレイ時間の目安(例:30分)
ぶるぶるが病気・死んでしまったときに、どう受け止めるか
たとえば、
「ぶるぶるはゲームの中のキャラクターだけど、大事にしたい気持ちはすてきだね」
「世話ができなかったからといって、あなたが悪い人になるわけではないよ」
といった声かけで、過度な罪悪感を減らしつつ、「命の重み」や「責任感」について前向きに話し合うきっかけにすることもできます。
アカウント削除・連携解除の手順の考え方
ゲーム内データの削除・リセット
具体的な画面構成はアップデートで変わる可能性がありますが、一般的には、
ゲーム内の「設定」や「サポート」から、データ削除・退会の項目が用意されている場合が多い
アプリを削除するだけでは、サーバー上にデータが残るケースもある
といった点に注意が必要です。
完全にやめたい場合は、
ゲーム内のヘルプ・よくある質問で「退会」「データ削除」の項目を確認する
不明な場合は、公式のお問い合わせ窓口に確認する
最後に、スマホからアプリ自体をアンインストールする
という流れをおすすめします。
LINE連携の解除と通知の完全停止
LINEとの連携を解除したい場合は、次のようなポイントを押さえておきましょう。
LINEアプリの「設定」→「アカウント」→「連携アプリ」から、ぶるぶるどーぶつを選んで解除する
「通知」設定で、ぶるぶるどーぶつ関連の通知をすべてオフにする
VOOMやタイムラインに過去の投稿が残っていないか確認し、必要に応じて削除する
これらを行うことで、「やめたはずなのに通知が来る」「いつまでもLINE上に痕跡が残る」といったモヤモヤを減らすことができます。