「おりものシートを毎日つけているけど、本当はやめた方がいいのかな?」
「知恵袋で“やめてみたら楽になった”という投稿を見て不安になった」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
おりものシートは便利な一方で、ムレ・かゆみ・黒ずみ・感染症リスクなども指摘されており、「やめるべき」「いや、使い方次第」など意見が分かれています。
本記事では、
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知恵袋などに寄せられたリアルな悩みの傾向
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医師監修情報やクリニック解説に基づく“正しい使い方”
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「やめてみた」人が感じた変化
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やめる/減らす/使い続ける、それぞれのステップ
を整理しながら、ご自身に合った「おりものシートとの距離感」を考えるお手伝いをいたします。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
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おりものシートは、使い方次第でメリットもデメリットもあるアイテムです。
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知恵袋では「毎日使っていて不安」「やめてみたら楽になった」という両方の声があり、どれが正しいか迷いやすい状況です。
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医師監修情報では、
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必要な時に使う分には問題ない
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ただしムレ・かぶれ・感染症リスクがあるため、長時間のつけっぱなしは避ける
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異常なおりものや強いかゆみがあれば、自己判断ではなく受診を推奨
とされています。
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そして、あなたが取れる選択肢は一つではありません。
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やめてみる
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夜だけ・自宅だけ外すなど、段階的に。
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減らしてみる
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量が多い時期や外出時だけ使う。
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布ライナー・吸水ショーツ・綿ショーツを併用する。
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使い続けるが、使い方を変える
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素材・香り・サイズを見直し、こまめに交換する。
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どの選択をするにしても、「おりものシートだけで何とかしよう」と抱え込まず、体のサインに耳を傾けることが大切です。
りものシートを「やめてみたい」と感じる理由
まずは、多くの方がおりものシートに対して抱いているモヤモヤを整理します。
ムレ・かゆみ・においなどの不快感
おりものシートは、どうしても通気性が悪くなりがちです。下着と肌の間に一枚シートが入ることで、熱や湿気がこもりやすくなります。
医療機関や製薬会社の情報でも、ナプキンやおりものシートによるムレが、かゆみやかぶれの原因になり得ることが指摘されています。
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「一日つけっぱなしにしていると、どうしてもムレてかゆくなる」
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「仕事中はかきづらくてストレス」
このような声から、「いっそやめてしまった方がいいのでは?」と考える方が増えています。
黒ずみや肌荒れへの不安
おりものシートやナプキンなどが長時間肌に触れていると、擦れやムレによる刺激が積み重なり、黒ずみの原因になることもあります。
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シートのエッジ部分がこすれて痛い
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香りつきタイプでかぶれたことがある
といった経験から、「このまま使い続けて大丈夫なのかな」と不安になるケースも多いです。
ゴミ・環境・コストへのモヤモヤ
毎日使い捨てのおりものシートを使うと、年間でかなりの枚数を消費することになります。環境への負荷やゴミの量、そしてランニングコストを気にする声も増えています。
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「一生このまま買い続けるのかな…」
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「ゴミの量を見ると罪悪感がある」
といった感情も、「やめてみたい」と感じる背景にあります。
知恵袋で多い悩みと、医師の基本的な考え方
次に、知恵袋などでよく見られる疑問と、医師側の一般的なスタンスを整理します。
「毎日つけているけど大丈夫?」という不安
Q&Aサイトやアンケートでは、
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「毎日つけているが、衛生的に良くないのでは?」
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「カンジダになりやすくなった気がする」
といった声が多く見られます。
これに対して医師監修記事では、概ね次のようなスタンスが共通しています。
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肌に異常がなければ、「必要な時に」使う分には問題ない
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ただし、ムレ・かぶれ・感染症リスクを高めるため、
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長時間のつけっぱなし
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かゆみや炎症があるのに使い続ける
ことは避けた方がよい
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「やめたら汚れが心配」「においが怖い」という声
知恵袋では、
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「下着を汚したくない」
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「においが気になり、人前にいると不安」
といった心理的な不安も多く見られます。
医師側の情報では、おりもの自体は膣の自浄作用の一部であり、多少下着を汚すのは自然なことと説明されています。
ただし、
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においが急に強くなった
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色が黄色〜緑、灰色などに変わった
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量が急に増えた、ポロポロ・泡立つ など
の場合は、感染症などの可能性があるため、シートで隠すのではなく受診が推奨されています。
医師が伝える「使ってもよいが、条件付きで」というスタンス
医師監修記事を総合すると、次のように整理できます。
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OKなケース
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おりもの量が多く、下着が濡れて不快なとき
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排卵前や生理前など、一時的に量が増える時期
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妊娠中など、量が増えやすい時期に短時間使う
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注意が必要なポイント
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通気性のよい綿素材・無香料タイプを選ぶ
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1日1〜3回程度を目安にこまめに交換する
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かゆみ・痛み・におい・色の変化などがあれば使用を控え、受診を検討する
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おりものシートを毎日使うメリット・デメリット
メリット:下着汚れ・におい・急な経血への安心感
メリットとしてよく挙げられる点は次のとおりです。
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下着汚れを防ぎ、お気に入りの下着を長持ちさせられる
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おりもののにおいが下着に残りにくい
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少量の経血や排卵出血が急に出ても安心できる
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外出先での不安が軽くなる
「毎日つけていないと心配」という方にとって、おりものシートは心理的なお守りのような役割も果たしています。
デメリット:ムレ・かぶれ・黒ずみ・感染症リスク
一方、毎日・長時間使い続けることにはデメリットもあります。
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ムレによる かゆみ・かぶれ・肌荒れ
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擦れや炎症が繰り返されることによる 黒ずみ
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蒸れた状態が続くことで、カンジダなどの感染症リスクが高まる可能性
特に、
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もともと敏感肌の方
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かゆみや赤みが出やすい方
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香り付きシート・化繊の下着を併用している方
は、トラブルが起こりやすい傾向があります。
「全員がダメ」ではなく「使い方次第」
ここで大切なのは、「おりものシート=悪」ではないということです。
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おりものの量や体質
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生活スタイル(デスクワークが多い・外勤が多い 等)
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既往症や現在の症状
によって、適切な使い方・頻度が変わるため、一律に「やめるべき」「使うべき」とは言えません。
「やめてみた」人の体験談から見える変化
知恵袋やブログには「おりものシートをやめてみた」体験談が多数あります。その傾向を、いくつかのパターンに分けて整理します。
良かった変化:ムレ・かゆみが減り、気持ちがラクに
ポジティブな変化として多いのは次のような内容です。
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ムレを感じなくなり、かゆみ・かぶれが減った
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ニオイが気になりにくくなり、常にシートを気にするストレスが減った
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布ライナーや綿ショーツに変えることで、肌ざわりが良くなった
「おりものシートなし=不快」と思い込んでいたが、実際にやめてみると意外と快適だった、という声も目立ちます。
困った変化:下着汚れ・においへの戸惑い
一方で、完全にやめたことで困った点もあります。
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下着のシミにショックを受ける
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仕事中ににおいが気になって集中できない
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おりものの量が多い時期は、下着まで濡れて冷たく不快
こうした悩みから、「完全にゼロにするのは難しい」と感じる方も少なくありません。
完全にやめない選択(布ライナー・吸水ショーツなど)
そこで、「使い方を変える」という中間の選択をしている方も多いです。
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自宅では布ライナーを使用
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夜間は吸水ショーツや綿ショーツのみにして肌を休める
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外出時だけ紙のおりものシートを使う
このように、
「24時間365日つけっぱなし」から「必要な場面だけ使う」へ切り替える
ことで、トラブルが減ったという報告も多く見られます。
病気との違いは?婦人科を受診すべきサイン
「おりものシートのせいだと思っていたら、実は病気だった」というケースもあります。自己判断で放置しないために、受診の目安を確認しておきましょう。
正常なおりものの目安
一般的に、正常なおりものの特徴は次のように説明されています。
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色:透明〜乳白色
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におい:少し酸っぱい程度で、強い悪臭はしない
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性状:さらっとしている〜少し粘り気がある
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量:日によって増減はあるが、下着に少しつく程度
排卵前や生理前、妊娠中などは、一時的に量が増えることもあります。
受診を検討した方がよい症状チェックリスト
以下のような場合は、おりものシートをやめる・変えるだけで様子を見るのではなく、婦人科受診を検討してください。
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色が黄色・緑色・灰色など、いつもと明らかに違う
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強い悪臭(魚のようなにおいなど)がする
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ポロポロしたカッテージチーズ状のおりものが出る
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かゆみ・痛み・腫れ・ただれがある
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性交痛や不正出血、下腹部痛を伴う
これらは、
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カンジダ膣炎
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細菌性膣炎
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トリコモナス膣炎
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淋菌・クラミジアなどの性感染症
などのサインである可能性があるため、早めの相談が推奨されています。
婦人科受診時の流れ
受診する際の一般的な流れは次のとおりです。
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問診(いつから・どんな症状があるか)
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内診・膣分泌物の採取
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必要に応じて培養検査・感染症検査
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結果説明と治療方針(抗真菌薬・抗菌薬など)
「恥ずかしい」「怖い」と感じやすい分野ではありますが、デリケートゾーンの悩みは婦人科の“日常診療”です。早めに相談することで、短期間で改善することも珍しくありません。
おりものシートをやめる/減らすためのステップガイド
ここからは、「やめてみたい」「減らしたい」と考えている方向けに、現実的なステップをご提案します。
まずは「夜だけ」「自宅だけ」外してみる
いきなり完全にやめるのが不安な場合は、次のような段階的なやめ方がおすすめです。
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ステップ1:夜だけ外す
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就寝中は体を動かすことが少なく、おりものの量も比較的少なめです。
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通気性の良い綿ショーツに変え、肌を休める時間をつくります。
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ステップ2:自宅にいる時間は外す
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万が一汚れてもすぐに着替えられる環境なので、心理的ハードルが下がります。
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ステップ3:量が多い日だけ使う
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排卵前や生理前など、量が増える時期だけ使用し、それ以外は外す運用にします。
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このように、「いつでもどこでも」から「必要な時だけ」へシフトしていくイメージです。
布ライナー・吸水ショーツ・綿ショーツへの切り替え
紙のおりものシートを減らしたい場合、代替策を組み合わせると実践しやすくなります。
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布ライナー
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洗って繰り返し使える
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綿やオーガニックコットンなど、肌に優しい素材も多い
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吸水ショーツ
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経血やおりもの、軽い尿もれにも対応できるタイプもあり、
「何かあっても大丈夫」という安心感が得られます。
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綿100%ショーツ
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おりものの量がさほど多くない方は、綿ショーツ+こまめな着替えだけで十分なこともあります。
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ケアの見直し(洗い方・下着・生活習慣)
おりものの状態やデリケートゾーンのトラブルには、ケア方法や生活習慣も関わっています。
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洗いすぎない(ボディソープを直接つけてゴシゴシ洗わない)
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通気性のよい下着・洋服を選ぶ
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きついガードルやタイトなパンツを長時間履かない
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睡眠不足・ストレス・食生活の乱れを見直す
こうした基本的なケアも、おりものシートに頼りすぎないための土台になります。
それでも使いたい人へ:トラブルを減らす正しい使い方
「完全にやめるのは現実的ではない」「仕事柄どうしても必要」という方もいらっしゃると思います。その場合は、使い続ける前提で“リスクを減らす”工夫を取り入れましょう。
素材・形・香りの選び方
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綿・コットン素材を優先
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通気性がよく、肌への刺激が少ないものを選びます。
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香り付きはできれば避ける
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香料が刺激になり、かぶれやすくなることがあります。敏感肌の方は特に注意が必要です。
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サイズは“必要十分”に
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大きすぎるシートは擦れる面積も増えるため、必要な範囲に収まるサイズを選ぶと負担が減ります。
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交換頻度とつけっぱなしNGの理由
多くの情報源で共通しているポイントが、「こまめな交換」です。
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目安は1日1〜3回程度
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長時間のつけっぱなしは、におい・かゆみ・感染症リスクを高めやすい
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汚れが少ないからといって、丸一日同じシートを使い続けるのは避ける
「下着と同じペースで替える」くらいの意識でいると安心です。
かぶれやすい人のための注意点
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かゆみ・赤みが出たら、いったん使用を中止
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デリケートゾーンを清潔にし、保湿を心がける
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改善しない場合は、婦人科や皮膚科で相談
炎症が起きている状態でおりものシートを使い続けると、悪化させてしまうこともあるため注意が必要です。
心理面・環境面・コスト面から考える「ちょうどいい距離感」
おりものシートとの付き合い方は、体の問題だけでなく、心・環境・お財布の問題とも関係しています。
「つけていないと不安」を和らげる考え方
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「シートがないとだらしない」「汚れた下着は女性として恥ずかしい」
という考え方に縛られていないか、一度見直してみるのも一案です。
おりものは体の自浄作用であり、少し下着を汚すこと自体は自然なことです。
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替えの下着を一枚持ち歩く
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小さなポーチに布ライナーや吸水ショーツを入れておく
など、「何かあっても対応できる」準備があると、シート以外の安心材料を持つことができます。
ゴミとコストを減らすためのアイデア
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自宅では布ライナーや吸水ショーツに切り替える
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生理前後の2〜3日だけ紙シートを併用する
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まとめ買いではなく、「今のペースで本当に必要か」を定期的に見直す
こうした工夫で、ゴミの量やコストを段階的に減らしていくことができます。
自分の価値観に合った選択をする
最終的には、
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肌の状態
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ライフスタイル
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環境・コスト・心理的な安心感
のバランスを踏まえ、ご自身の価値観に合ったラインを決めることが大切です。