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Windows10コントローラー設定ガイド|認識確認からSteam不具合まで直す

PCにコントローラーを接続したのに、ゲームで反応しない。ボタン配置が変になったり、スティックが勝手に動いたりして、何から直せばよいのか分からない――Windows 10では、この“あるある”に一度ハマると、手当たり次第に設定を触って余計に迷いやすくなります。

本記事では、最短で原因を切り分けるために、まずWindows側で「認識できているか」「入力が正常か」をjoy.cplで確認し、問題があれば調整(キャリブレーション)や再認識へ、Windows側が正常ならSteamやゲーム側の設定へ進む、という順番で解説いたします。途中で迷わないように、症状別の早見表とチェックリストも用意しておりますので、同じ操作を何度も繰り返す必要はありません。

※なお、Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しているため、作業自体は可能でも長期的な安全性には注意が必要です。本記事では、現状のトラブルを確実に解消しつつ、今後の運用で困らないための考え方もあわせて整理いたします。

Windows10でコントローラー設定が必要になる場面

PCにコントローラーを繋いだのに反応しない、スティックが勝手に動く、ゲームによってボタンが変になる――Windows 10でコントローラーを使うときのつまずきは、このあたりが定番です。
まず押さえておきたいのは、原因が大きく2つに分かれることです。

  • Windowsがコントローラーを正しく認識していない(接続・ドライバー・無線不調など)

  • Windowsは認識しているが、Steamやゲームが入力を受け取れていない(Steam Inputやゲーム内設定など)

この切り分けができると、設定をいじる順番が決まり、遠回りが減ります。

重要:Windows10はサポート終了済みであること

Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しており、その後はセキュリティ更新や修正プログラムが提供されません。作業手順自体は可能ですが、長期的な安全性を考えると、Windows 11への移行や、環境によってはESUの検討も視野に入れてください。

最初の3分でやることチェックリスト

不具合が出た直後は、まず“設定”より先に、次のチェックだけで状況が大きく整理できます。

  • USB接続できるなら、いったんUSBで試す(無線の問題を切り離す)

  • 別のUSBポートに直挿しする(ハブは外す)

  • PCを再起動する(Windows側の一時不調をリセット)

  • joy.cplで「一覧に出るか」「テストで入力が動くか」を確認する

この時点で「Windows側がOKかNGか」が分かると、次の行動がほぼ確定します。

症状から最短ルートを決める早見表

症状 最短ルート 先に確認する場所
まったく反応しない USB直挿し→joy.cpl表示確認→デバイス再認識 Windows(接続/認識)
一部ボタンだけ変/押しっぱなし joy.cplテストで暴れ確認→調整→再認識 Windows(テスト/調整)
スティックが勝手に動く joy.cplテスト→調整(キャリブレーション)→物理切り分け Windows(調整)
Windowsでは動くがゲームだけ動かない joy.cplがOKならSteam/ゲーム設定へ Steam/ゲーム
USBは安定、Bluetoothだけ不安定 再ペアリング→距離/干渉→Bluetoothドライバー 無線環境

Windows10でコントローラーを接続して認識させる手順

ここでは「Windowsに認識させる」ことだけに集中します。ゲームは起動しなくて構いません。特に初心者の方ほど、先にWindows側の認識を固めたほうが早く解決します。

USB接続で確認する

USBは切り分けが最も簡単です。無線や電波干渉の要素が消えるため、まずここで基礎状態を作ります。

  1. コントローラーをPC本体のUSBポートに直接接続する(USBハブ・延長は避ける)

  2. 別のUSBポートに差し替える(前面/背面で相性が変わることがあります)

  3. 可能なら別のUSBケーブルを試す(充電専用ケーブルはデータ通信できない場合があります)

  4. 接続後に数秒待ち、Windowsが自動で認識するか確認する

この段階で反応がない場合、次の章のjoy.cplで「そもそもWindowsが掴んでいるか」を確認するのが最短です。

Bluetooth接続で確認する

Bluetoothは便利ですが、ペアリングやドライバーの影響を受けやすいため、焦らず順番どおりに進めます。
Xboxコントローラーの場合、USB・Bluetooth・Windows用Xboxワイヤレスアダプターで接続できることが公式に案内されています。

  1. コントローラー側をペアリング待機状態にする(機種のペアリングボタン等)

  2. Windows 10でBluetoothをオンにし、デバイス追加を行う

  3. 接続できたら、次の章でjoy.cplの一覧に出るか確認する

  4. 不安定なら「デバイスの削除→再ペアリング」を優先する(いったん登録情報をリセットする)

Bluetoothの不安定さは「距離」「遮蔽物」「周辺無線機器」「バッテリー残量」でも変わります。まずはPCと近距離で試し、改善するか見ます。

認識しない時に最初にやる3つの切り分け

「何をしてもダメ」に見える場合でも、次の3点を順にやると整理できます。

  1. USBで試せるならUSBで試す(無線の問題を排除)

  2. joy.cplで一覧に表示されるか確認する(Windowsが掴めているか)

  3. 別ポート・別ケーブル・再起動で“物理と一時不調”を潰す

この時点で「Windowsが認識できていない」なら、Steamやゲーム設定を先にいじると遠回りになりやすいです。


Windows10のゲームコントローラー設定画面でテストする方法

ここが要点です。ゲームを開く前に、Windows上で入力の正常性を確認します。Windows側で正常なら、次はSteam/ゲーム側に進めます。

joy.cplで開く手順

最短で「ゲームコントローラー」画面を開けるのがjoy.cplです。Windowsキー+Rで実行し、joy.cplを入力して起動します。

  1. キーボードで Windowsキー + R を押す

  2. 「joy.cpl」と入力してOK

  3. 一覧にコントローラーが表示されたら選択し「プロパティ」

  4. 「テスト」タブで入力が反映されるか確認する

一覧に表示されない場合は、Windowsがデバイスとして認識できていない可能性が高いので、接続(USB/BT)やポート、ケーブルの切り分けに戻ります。

テストタブで見るポイントと合格ライン

テストで見るポイントは「OK/NG判定ができる」ことが重要です。次の3点を合格ラインとして覚えると迷いません。

  • 押していないのに入力が動かない(ボタン押しっぱなし表示が出ない)

  • 押した分だけ反映される(ボタン、十字キー、トリガー、スティックが意図どおり動く)

  • スティック中心が戻る(完全に静止しない軽微な揺れは許容される場合がありますが、大きくズレるなら要対処)

ここがOKなら、Windows側の入力系はかなり健全です。ここがNGなら、次章の「調整(キャリブレーション)」や再認識へ進みます。

デバイスとプリンターから開く手順

joy.cplが難しい場合は、コントロールパネルから辿れます。手順は「デバイスとプリンター→ゲームコントローラー設定→プロパティ→テスト」です。

  • コントロールパネルを開く

  • ハードウェアとサウンド → デバイスとプリンター

  • コントローラーを右クリック → ゲームコントローラーの設定

  • プロパティ → テスト


Windows10でコントローラーを調整して誤入力を直す方法

テストで「勝手に動く」「中心がズレる」などが出る場合、調整(キャリブレーション)で改善することがあります。特にスティックのズレは最初にここを試す価値があります。

調整を使うべき症状

次の症状がある場合は、調整対象です。

  • スティックが中央に戻らない、触っていないのに動く

  • 少し触れただけで大きく動く

  • 斜め入力が入る、入力が引っかかる感じがする

物理的にスティックが削れていたり、内部の摩耗が進んでいる場合は調整だけで直らないこともあります。その場合は後述の切り分けへ進みます。

調整の手順と注意点

調整は、ゲームコントローラーのプロパティ画面から進めます。

  1. 「ゲームコントローラーの設定」から対象コントローラーを選び「プロパティ」

  2. 「調整」タブ(または同等の項目)を開く

  3. 画面の案内どおりにスティック等を動かして完了させる

  4. 調整後に必ず「テスト」タブへ戻り、改善したか確認する

注意点として、調整の開始前はコントローラーを机の上など安定した場所で静止させ、初期位置がブレないようにします。

直らない場合の次の一手(再認識・ドライバー・電源管理)

調整しても改善しない場合は、「Windowsが掴み直せていない」「電源管理で切れている」「ドライバーが崩れている」などが候補になります。順番に試すと切り分けが進みます。

  • デバイスの再認識(いったん外して掴み直す)

    • USBを抜き差し、別ポートで再接続

    • Bluetoothなら「デバイス削除→再ペアリング」

  • デバイスマネージャーで削除→再接続(再インストールのイメージ)

    • コントローラーや「ヒューマン インターフェイス デバイス(HID)」配下に関連項目が見える場合、削除後に再接続して再認識させます

  • USB省電力(電源管理)で切れていないか確認

    • 省電力機能でUSBが休止し、入力が途切れる/不安定になることがあります

    • 「一定時間で切れる」「プレイ中だけ不安定」なら特に疑います

  • 別PCで試す(本体不良の切り分け)

    • 別PCでも同じ症状ならコントローラー側の問題の可能性が上がります


Windows10でゲームやSteamが反応しないときの設定

Windows側のテストが合格なら、次はSteamやゲーム側の設定が原因であるケースが多いです。ここは「Windows OKなのにゲームがNG」という、よくある落とし穴です。

Windows側の結果で次アクションを確定する表

Windows側の状態 何が起きている可能性が高いか 次にやること
joy.cplに表示されない 接続/認識の段階で失敗 USB直挿し→別ポート→別ケーブル→再起動→再認識
joy.cplで入力が乱れる 調整/ドライバー/電源管理/物理不調 調整→再認識→電源管理→別PCで切り分け
joy.cplは正常 Steam/ゲームが入力を上書き・無効化 Steam設定→ゲーム内設定→タイトル仕様確認

この表どおりに進めると、不要な設定変更を減らせます。

Steamのコントローラー設定で確認する項目

Steamはコントローラー入力を“変換・上書き”できるため、ゲームによってはここが原因になります。まずは「ゲームごと」に設定を確認するのが確実です。

  • Steamライブラリで対象ゲームを右クリック

  • プロパティ(または管理メニュー)

  • コントローラー項目を探し、Steam Inputの有効/無効や既定設定を確認する(表記は環境により異なる場合があります)

ポイントは次の3つです。

  • まずは複雑なカスタムを外し、既定に戻して検証する

  • 複数コントローラーや仮想デバイスが同時に見えていないか疑う

  • ゲームによって「Steam Inputを有効にした方が安定する」「無効の方が素直に動く」が分かれるため、切り替えて試す

ゲーム内設定で見落としやすいポイント

WindowsもSteamも良さそうなら、最後はゲーム内設定です。特に次は見落としがちです。

  • 入力デバイスの優先順位(キーボード/マウス優先になっていないか)

  • コントローラーが「有効」になっているか(ゲームによっては明示的にオンが必要)

  • ボタン割り当てのプリセットが別になっていないか

  • ゲーム起動後に接続して認識されないケース(いったんゲーム終了→接続→再起動で改善することがあります)


Windows10でコントローラーが不安定なときのトラブルシューティング集

最後に、よくある“詰まりどころ”を症状別にまとめます。上から順にやれば、必要以上に設定を触らずに済みます。

接続はできるのにゲームだけ動かない

  • joy.cplのテストが正常か確認(正常ならWindows側はOK)

  • Steam Inputの有効/無効をゲームごとに切り替えて試す

  • ゲーム内設定で「コントローラー有効化」「入力優先」を確認する

“Windows OK → Steam/ゲーム側”の順で進めると、解決が早いです。

無線だけ不安定で途切れる

  • デバイス削除→再ペアリング(登録情報のリセット)

  • PCとコントローラーの距離を近づける/遮蔽物を減らす

  • 周辺の無線機器が多い場所ではUSB接続で安定性を比較する

  • 可能なら接続方式(USB、Bluetooth、専用アダプター)を変えて検証する(Xbox系は公式案内あり)

スティックが勝手に動く/中心が戻らない

  • joy.cplのテストで「触っていないのに動く」を確認

  • 調整(キャリブレーション)を実施

  • 改善しない場合は別PCで試し、コントローラー本体側の要因も切り分ける


参考にした情報源

Microsoft

Xbox Support

Digital Citizen

Top Password(操作手順の補足)