Steamの実績は、いったん解除するとプロフィールやコミュニティに残り続けるため、「誤って取ってしまった」「最初から取り直したい」「配信・検証用に未解除状態へ戻したい」といったニーズが発生しやすい機能です。一方で、Steamの通常設定画面には「実績を削除する」ボタンが用意されていないため、正しい前提を押さえないまま進めると、遠回りや誤操作につながります。
本記事では、目的別に迷わず選べるように、Steamコンソールを使う方法と、非公式ツールとして紹介されるSAMを使う方法を整理し、さらに「戻る」「消えない」などのつまずきポイントまで掘り下げて解説いたします。
なお、実績をリセットする行為はゲームや利用状況によって影響が異なるため、オンライン要素が強いタイトルでは特に慎重に判断してください。
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Steam実績のリセットで最初に確認すること
Steam実績とゲーム内実績の違い
まず混同しやすいのが、「Steam実績」と「ゲーム内実績」の違いです。
Steam実績
Steamの機能として管理され、プロフィールやコミュニティ上で表示される実績です。解除状況はSteam側に記録されます。ゲーム内実績
ゲーム内メニューに表示される達成項目です。Steam実績と連動する場合もありますが、別管理のこともあります。
この違いが重要な理由は、ゲーム内実績を初期化してもSteam実績が消えるとは限らないからです。たとえば、ゲーム側のセーブデータを削除しても、Steam実績は解除済みのまま残るケースが一般的です。逆に、Steam側の実績を未解除に戻しても、ゲーム内で既に達成済み扱いのまま残るケースもあり得ます。
したがって「どれを消したいのか」を最初に明確にし、Steam実績を対象にするなら、本記事の手段を検討する必要があります。
Steam公式の画面操作だけでは消せない理由
Steamクライアントの通常画面は、ユーザーが実績を編集する前提で設計されていません。実績は「解除した事実」として積み上がっていくものであり、プロフィールの信頼性にも関わるため、一般ユーザー向けには削除機能が用意されていないのが実情です。
一方で、Steamには開発者向け資料やコンソール機能が存在し、そこでは実績や統計を消去するためのコマンドが扱われます。このため、一般ユーザーが実績を“消す”場合、次のいずれかに寄せた判断になります。
Steamコンソールを利用する(公式資料で触れられる操作に寄せた方法)
SAMのような非公式ツールを利用する(自己責任で手早く操作する方法)
実績を消さずに目的を別手段で達成する(通知抑制、セーブ初期化など)
本記事はこの順番で説明し、最後に「代替策」も提示して、不要なリスクを避けられるように構成しております。
リセット前に把握すべきリスクと注意点
実績リセットは、操作自体よりも「前提」と「影響範囲」を誤ることが一番危険です。特に以下を理解してから進めてください。
リセット前の確認チェックリスト
対象ゲームにオンライン要素(対戦、ランキング、トレード、協力マッチング)があるか確認する
実績が競技性や信頼性に直結するコミュニティで遊んでいないか確認する
セーブデータを削除する可能性がある場合、バックアップ手段を用意する
Steam Cloudが有効か確認し、必要なら一時的に無効化する
対象ゲームのAppIDを正しく控える
一部実績のみを狙う場合、実績の内部名を正しく控える
反映しない場合の再起動手順を理解しておく(Steam再起動、ゲーム再起動)
手段比較(コンソールとSAM)
| 項目 | Steamコンソール | SAM |
|---|---|---|
| 位置付け | Steamのコンソール機能を使う | 非公式ツール |
| 操作難易度 | 中(AppIDや実績名が必要) | 低〜中(起動・選択・反映操作が必要) |
| 一部削除 | 可能(実績名が必要) | 可能(個別切替が中心) |
| 全リセット | 可能(統計も対象の可能性) | 可能(全ロック等) |
| 注意点 | 入力ミス、Cloud、反映のタイムラグ | 入手元の信頼性、オンラインタイトルの扱い |
以降は、コンソール方式を先に丁寧に説明し、その後にSAMを説明します。
Steamコンソールで実績をリセットする方法
Steamコンソールは、通常のUIとは別に、Steamクライアント内部のコマンドを入力できる機能です。ここで扱う代表的なコマンドは次の2つです。
特定の実績のみ未解除に戻す
achievement_clear <appid> <achievement name>実績と統計をまとめて消去する(全体リセット寄り)
reset_all_stats <appid>
ここで重要なのは、achievement name が「実績の表示名」ではなく、内部で使われる名称である点です。表示名を入れても効かないことが多いため、調べ方まで含めて順に進めてください。
Steamコンソールを開く手順
コンソールを開けなければ、コマンドは入力できません。代表的な方法を2つ紹介します。
方法A:steam://open/console を開く
Windowsの場合、次の手順が分かりやすいです。
キーボードで「Win + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
入力欄に
steam://open/consoleを貼り付けて実行するSteamが起動し、コンソール画面が開く
環境によっては、既に起動しているSteamが前面に出るだけで、コンソールが見当たらないことがあります。その場合は、後述のトラブルシューティングを先に確認してください。
方法B:Steamを -console 付きで起動する
Steamのショートカットに起動オプションを付与して起動する方法です。
Steamのショートカットを右クリックし「プロパティ」を開く
リンク先(またはターゲット)の末尾に
-consoleを付けるそのショートカットからSteamを起動する
表示されるメニューやタブにコンソールが追加されるか確認する
どちらの方法でも、入力欄があるコンソール画面にたどり着けることがゴールです。表示されたら、次の準備に進みます。
AppIDの調べ方
AppIDはゲームごとに割り当てられた数値で、コマンドが対象を識別するために必要です。AppIDを間違えると、意図しないゲームに対して操作する恐れがあります。特に reset_all_stats は影響範囲が大きい可能性があるため、慎重に確認してください。
AppIDを取り違えやすいケース
本編と体験版(デモ)が別AppID
旧版とリマスターが別AppID
サウンドトラックやDLCを誤って選ぶ
同名ゲームが複数存在する
確実な進め方
ゲーム名で検索し、該当ゲームの情報ページでAppIDを確認する
可能であれば、Steamライブラリから対象ゲームを開いてリンク先情報と突き合わせる
AppIDをメモする際、ゲーム名も一緒に書く(数値だけにしない)
例:
〇〇(本編)AppID:123456
〇〇 Demo AppID:654321
このように区別して控えると誤操作が減ります。
実績名の調べ方
achievement_clear を使って「特定の実績だけ」を未解除に戻す場合、内部名が必要になります。これは、表示名(日本語実績名)とは一致しないことが多く、英数字やアンダースコアで構成されるケースが一般的です。
実績名でつまずく典型
実績の表示名をそのまま入力してしまう
スペースや全角文字を含んでしまう
大文字小文字の違いで効かない
似た内部名を間違える
調べ方の方針
ゲームの実績一覧を閲覧できる外部データベースや、開発者が公開する情報がある場合はそれを参照する
どうしても内部名が分からない場合、コンソール方式では「全体リセット寄りの手段」に寄せるか、SAMで個別切替を検討する
内部名の取得ができたら、いよいよコマンド入力に進みます。
特定の実績を消すachievement_clearの手順
ここでは「1つだけ消したい」「誤解除した実績だけ未解除に戻したい」という目的を想定します。
事前準備
対象ゲームのAppIDを正しく控える
対象実績の内部名を控える
対象ゲームを一度終了しておく(反映を見やすくするため)
実行手順
Steamコンソールを開く
次の形式でコマンドを入力する
achievement_clear <appid> <achievement name>Enterで実行する
Steamの実績表示(プロフィールやライブラリの実績)を確認する
反映しない場合はSteam再起動、ゲーム再起動を試す
具体例の考え方
AppIDが 123456
実績名が ACH_WIN_FIRST
であれば、achievement_clear 123456 ACH_WIN_FIRST
のように入力します。
よくある失敗と対処
何も起きない:AppID、実績名、スペース区切りを見直す
別の実績が消えた:実績名を取り違えている可能性があるため、元の状態に戻る保証はない前提で慎重に進める
一瞬消えて戻る:Steam Cloudやゲーム側の再同期が疑われるため、後述の「戻る・消えない時の対処」を参照する
全実績と統計を消すreset_all_statsの手順
「全部まっさらにして、実績も統計も最初からやり直したい」という場合に検討されるコマンドです。影響範囲が大きくなる可能性があるため、特にオンライン要素があるタイトルでは避ける判断も重要です。
事前準備
AppIDを再確認し、誤りがないことを確定する
対象ゲームの進行状況をバックアップする必要があるか検討する
Steam Cloudの同期が影響しそうなら、一時的に無効化することも検討する
実行手順
Steamコンソールを開く
次の形式でコマンドを入力する
reset_all_stats <appid>Enterで実行する
Steamを再起動する
ゲームを起動し、実績一覧が未解除に戻っているか確認する
注意点
「統計」がゲームの進行状況と強く結びついている場合、見え方が変わることがあります
ゲーム側が起動時に実績を再判定する仕様だと、条件を満たしている実績が再度解除されることがあります
反映が遅れて見える場合があるため、短時間に連打して試行錯誤すると状況が把握しづらくなります
反映確認と再取得のコツ
実績が未解除に戻ったとしても、「再取得できる」状態に整っているかを確認することが重要です。以下の観点でチェックしてください。
反映確認の基本
Steamを再起動する(キャッシュや表示が更新されるため)
対象ゲームを起動して実績一覧を確認する
可能なら、実績解除条件を満たす行動を一度試し、通知が出るか確認する
再取得のつまずきポイント
既にゲーム内で条件が達成済みで、再判定が走らない
解除条件が「初回のみ」扱いで、同一セーブでは再発火しない
チュートリアル系の実績が再取得できず、新規データが必要
この場合、実績を取り直す目的なら、新規セーブやデータ初期化が必要になることがあります。ただし、セーブ初期化は実績リセットとは別問題であるため、後半の「代替策」も参照してください。
SAMでSteam実績を削除する方法
SAMは、Steam実績の状態を切り替える用途で言及される非公式ツールです。操作は直感的に見える一方、入手元や利用範囲に関するリスクがあるため、まず「使いどころ」を整理してから選択することが大切です。
SAMとは何か
SAMは、ゲームごとの実績一覧を表示し、実績の解除状態を切り替えるような操作ができるとされるツールです。一般に、以下の目的で検討されます。
実績の内部名を調べるのが難しく、個別に未解除へ戻したい
全体を一度未解除状態へ戻して取り直したい
Steamコンソールが開けない、またはコマンドが通らない
ただし、SAMは公式機能ではありません。利用する場合は、オンライン要素のあるゲームでの使用を避けるなど、慎重な線引きが必要です。
SAMの入手と起動でつまずく点
SAMに関して、手順以前につまずきやすいのは次の論点です。
つまずきポイント
Steamを起動してログインしていないと、実績一覧が取得できない
セキュリティソフトが警告することがある
実績を切り替えたつもりでも、反映操作を確定していない
対象ゲームの選択を誤る(同名・類似タイトル)
安全側の考え方
不明確な配布元からの入手は避ける
実行する前に、対象ゲームがオフライン中心か確認する
重要なアカウントやコミュニティ活動がある場合は、そもそも使用しない選択を強く検討する
本記事では具体的なダウンロードリンク等は示しませんが、「操作の流れ」と「注意点」を中心に説明します。
SAMで実績を削除する
Steam Achievement Managerをダウンロードします。

ダウンロードしたzipを解答して出てきたSAM.Game.exeをクリックします。
Steamを起動した状態にしておいてください。

Steamのゲーム一覧が表示されます。
消したいゲームをクリックします。見つからない場合はADDをクリックするかリフレッシュします。

別ウィンドウが開くの消したい実績をクリックしてリセットをクリックすると消えていきます。

全実績をリセットする手順
SAMで全体を未解除状態へ戻す場合、概念的には「全てをロック状態にする」操作に寄ります。ツールのバージョンやUIによって文言は異なりますが、流れは共通します。
実行手順の流れ
Steamを起動してログインしておく
SAMを起動する
対象ゲームを選択する
全実績を未解除状態へ戻す操作を実行する(全ロック、全解除解除などの機能)
変更を確定する(保存、コミットに相当する操作)
Steamを再起動して反映確認する
対象ゲームを起動し、実績一覧を確認する
重要な注意点
「見た目上切り替わった」だけでは反映していないことがあります。確定操作までが1セットです。
全体リセットは影響が大きいので、最初は小さなタイトルや影響が少ないゲームで理解してから行う方が安全です。
反映後、ゲーム起動時に再解除される場合があります(条件が既に満たされている、ゲームが再判定するなど)。
一部の実績だけ削除する手順
SAMの利点として語られやすいのは、個別の実績を一覧で見ながら切り替えられる点です。
実行手順の流れ
Steamを起動してログインしておく
SAMを起動し、対象ゲームを選択する
実績一覧から、未解除に戻したい実績を選ぶ
対象実績を未解除状態にする(チェックを外す等の操作)
変更を確定する
Steam再起動、ゲーム再起動で反映確認する
個別削除での注意点
似た実績名を誤って選択しない
切り替える実績数が多いほど、後で「どれを戻したか」が不明確になりがちです。事前にリスト化してください。
ゲーム側が「解除済みフラグ」を別途持つ場合、見た目が戻ってもプレイ中に再解除されることがあります。
SAMを使うべきでないケース
以下に当てはまる場合、SAMの利用は避ける判断が妥当です。
対戦・ランキング・競技性があるタイトル
実績の信用がプロフィールの評価に直結するコミュニティ活動をしている
セキュリティ面で不安が強く、自己責任に納得できない
仕事用PCなど、環境制約が厳しい端末で操作する必要がある
「どうしても必要な理由がある場合のみ検討する」という位置付けに留め、まずはコンソール方式や代替策を優先してください。
Steam実績が戻る・消えない時の対処
実績リセットの相談で最も多いのは、「消えたのに戻った」「消したはずが一部だけ残る」「反映が遅い」「コマンドが通らない」といった現象です。これらは原因が複数あり、闇雲に操作を繰り返すほど状況が分かりにくくなります。
ここでは症状別に、原因と対処を整理します。
Steam Cloudが原因のときの考え方
Steam Cloudは、セーブデータなどをクラウド同期する仕組みです。ゲームによって同期対象は異なりますが、以下のような形で“戻り”を引き起こすことがあります。
起こり得るパターン
ローカルで実績を未解除に戻しても、ゲーム起動時にクラウド側の状態を参照して再解除される
セーブデータに紐づく進行フラグが残っており、ゲームが起動直後に実績を再判定して解除する
別PCや別環境の情報と同期され、想定外の状態に揺り戻される
対処の方向性
Steam Cloudを一時的に無効化して挙動を比較する
ゲーム側のセーブデータを新規にする(再判定の根を断つ)
解除条件が起動時にチェックされる実績は、未解除に戻しても再解除される前提で計画する
ただし、Cloud無効化やセーブ操作はゲームごとに手順が違うため、必ず「対象ゲームのセーブ保存場所」と「同期の挙動」を確認したうえで進めてください。
コマンドが通らない時のチェックリスト
コンソール方式で「何も起こらない」場合は、次の順番で切り分けると短時間で原因に近づけます。
入力前提の確認
コンソール画面が本当に開けているか(入力欄があるか)
Steamがオンライン状態で正常にログインしているか
対象ゲームのAppIDが正しいか(本編か、デモか、別版か)
コマンドの形式確認
achievement_clearは「AppID」と「実績内部名」が必要reset_all_statsは「AppID」のみスペース区切りが正しいか
全角スペースが混ざっていないか
余計な記号や引用符が入っていないか
反映の確認手順
Steam再起動 → 表示確認
ゲーム再起動 → 表示確認
それでも変わらない場合、実績名の誤りやゲーム仕様を疑う
「反映しないのでコマンドを連打する」のは避けてください。どの入力が効いたのかが分からなくなり、復旧も困難になります。
オンライン要素のあるゲームで起きやすい問題
オンライン要素があるゲームでは、実績や統計がサーバー側で参照・更新されることがあります。その場合、ローカル操作の結果が次のような問題を起こし得ます。
起動時にサーバー状態が優先され、未解除に戻した実績が再解除される
ランキングやプロフィール表示と整合性が取れなくなる
コミュニティ上で不信を招く(実績の意味が変わる)
本記事では、オンライン要素が強いタイトルでの実績操作を推奨いたしません。
「どうしても検証が必要」という目的がある場合でも、アカウント・コミュニティ活動・ゲームの規約や運営方針を踏まえ、最小限の範囲で慎重に実施してください。
目的別の代替策とおすすめ判断
実績を消したい理由が、必ずしも「プロフィールから消したい」ではない場合があります。ここでは、目的から逆算して、リスクの低い代替策も含めて判断できるよう整理します。
実績は消さずに通知だけ抑える
「誤解除した実績が気になる」という相談の中には、実際は「解除通知が邪魔」「配信で通知が出るのが困る」というケースもあります。
この場合、実績データを弄るより、通知周りの設定調整で目的を達成できる可能性があります。
例:通知を抑える考え方
Steamの通知設定を見直す
OS側の通知設定を見直す
配信ソフト側で通知領域を映さない、オーバーレイ表示を制限する
実績を削除する行為は影響が大きいため、「通知の問題」なら設定変更の方が安全です。
最初から遊び直したいだけならセーブデータ初期化
「実績を取り直したい」という目的の根本が「最初からやり直したい」なのであれば、実績リセットより先にセーブの初期化が必要になる場合があります。特に以下のタイプは、セーブが同じだと再取得が難しいことがあります。
ストーリー進行で自動解除される実績
初回イベント、初回チュートリアルで解除される実績
一度しか取れない収集系・分岐系の実績
セーブ初期化の注意点
Steam Cloudが有効だと、セーブを消しても復元されることがあります
ゲームによってセーブの保存場所が異なり、誤って別データを消す危険があります
実績は通常、セーブ初期化だけでは消えません
「実績を未解除に戻す」と「再取得できる状態にする」は別問題です。取り直しが目的なら、実績リセットとセーブ初期化を組み合わせる必要が出ることがあります。
検証や配信での見せ方の注意
配信や検証のために実績を取り直す場合、次の観点が重要です。
視聴者やコミュニティに誤解を与えない説明ができるか
実績操作が疑われた場合に、透明性を確保できるか
オンライン要素や他者と関わる要素があるゲームではないか
検証目的の場合は、別アカウントやオフライン環境で行うなど、影響範囲を最小化する設計が望ましいです。
Steam実績リセットのよくある質問
もう一度実績は取れるのか
多くのゲームでは、実績が未解除状態に戻れば、条件を再度満たすことで再取得できます。ただし、以下の例外が存在します。
解除条件が「初回のみ」扱いで、同一データでは再判定されない
サーバー側の進行フラグで管理され、ローカル操作では再取得が難しい
チュートリアルや初回起動でのみ解除される実績で、取り直しにはデータ初期化が必要
取り直しが目的なら、実績を戻した後に「再取得条件をもう一度満たせるか」を先に見立てておくと、二度手間を避けられます。
VACやBANの可能性は
本記事は、結果を断定するものではありません。ゲームや運営方針、オンライン要素の有無などにより影響が変わるためです。
特に非公式ツールは自己責任であり、オンライン要素があるタイトルでの利用は避けるべきです。
不安がある場合は、コンソール方式の範囲に留める、または代替策(通知抑制・セーブ初期化)を優先してください。
実績だけ消してプレイ時間は消せるのか
実績とプレイ時間は別の指標です。実績を未解除に戻したとしても、プレイ時間が同じように編集できるとは限りません。
本記事の範囲では、プレイ時間の編集は対象外とし、実績に限定して解説しております。
取り返しのつかない失敗はあるのか
あります。代表例は次のとおりです。
AppIDを間違えて全体リセットに近い操作をしてしまう
実績名を取り違えて意図しない実績を未解除に戻す
反映確認をせずに操作を繰り返し、どの操作が効いたか分からなくなる
オンライン要素のあるゲームで操作し、コミュニティ上の信用問題や不利益につながる
不明確な配布元からツールを入れてセキュリティ事故につながる
失敗を避けるためには、操作前に「対象(AppID)」「目的(個別か全体か)」「反映確認手順(再起動)」「Cloudの影響」を整理し、最小の変更から試すことが重要です。
まとめ
Steamで取ってしまった実績を消すには、通常の設定画面では対応できないため、目的に応じて方法を選ぶ必要があります。基本の選択肢は次の3つです。
Steamコンソールで特定実績を未解除に戻す:個別に戻したい場合の第一候補です。AppIDと実績内部名を正確に用意することが成功の鍵です。
Steamコンソールで全体リセット寄りの操作を行う:実績と統計の扱いに注意し、AppIDの取り違えを絶対に避けてください。
SAMで切り替える:内部名が分からない場合の選択肢になり得ますが、非公式であるため、オンライン要素のあるゲームでは避け、入手元や環境リスクも含めて慎重に判断してください。
また、実績を消したい理由が「通知が困る」「最初から遊びたい」であれば、通知設定の見直しやセーブ初期化といった代替策で、より低リスクに目的を達成できることがあります。
最後に、実績が「戻る」「消えない」場合は、Steam Cloudやゲーム側の再判定が関与することがあるため、原因を切り分けてから対応してください。仕様はゲームごとに異なるため、最小変更から慎重に進めることを推奨いたします。