Steamでゲームを整理したいと思ったとき、まず気になるのは「アンインストールしたらセーブデータは消えるのか」という点ではないでしょうか。特に、ストーリー系や長時間プレイするゲームほど、データを失うリスクは避けたいものです。一方で、SSDの空き容量が逼迫している場合は、早めにゲームを削除して容量を確保したいという事情もあります。
本記事では、Steamでゲームをアンインストールする具体的な方法を、WindowsとMacに分けて丁寧に解説いたします。加えて、セーブデータが「残る条件」「消える可能性がある条件」を体系的に整理し、バックアップの考え方、最初からやり直したい場合の注意点、アンインストールしても容量が増えないときのチェックポイント、ライブラリ表示の整理方法まで、読者の疑問が一通り解消できるように構成しています。
「ゲーム本体だけを消してセーブは守りたい方」「セーブも消して完全に初期化したい方」「容量が増えない原因を切り分けたい方」は、該当箇所から読み進めていただくと理解しやすいです。
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Steamのアンインストールで何が消えて何が残る
ゲーム本体とセーブデータは別物になりやすい
Steamで「アンインストール」を実行すると、基本的にはゲーム本体(インストールされたプログラムやリソースファイル)がPCから削除されます。ここは多くの方がイメージしやすいと思いますが、重要なのは「ゲーム本体=セーブデータ」ではない点です。
多くのゲームでは、セーブデータが次のような“ゲーム本体とは別の場所”に保存されます。
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Windowsのユーザーフォルダ配下(例:ドキュメント、AppData配下など)
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Macのユーザーライブラリ配下
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ゲームごとの設定・保存用ディレクトリ(ユーザーごとに作られるフォルダ)
この設計の場合、ゲーム本体をアンインストールしても、セーブデータ(および設定ファイル)が残ることがあり、再インストール後に続きから遊べる可能性が高まります。反対に、インストールフォルダ内にセーブを持つタイプ、またはアンインストール時に関連データも削除するタイプでは、セーブが消える可能性があります。
ここで押さえるべきポイントは次の2点です。
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アンインストールは「ゲーム本体の削除」が主目的であり、セーブデータの扱いはゲーム設計に依存する
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セーブが残るケースは多いが、“必ず残る”と決め打ちするのは危険
したがって、セーブを守りたい場合は「クラウド対応の有無」と「ローカル保存先の把握」のどちらか、もしくは両方を押さえるのが確実です。
Steam Cloud対応なら再インストールで復元されやすい
SteamにはSteam Cloud(クラウド同期)という仕組みがあり、対応タイトルではセーブデータや設定がクラウドに同期されます。クラウドが正常に同期されていれば、PCからゲーム本体を削除しても、クラウド上のデータは残るため、再インストール後に自動で復元される可能性が高くなります。
ただし、Steam Cloudがあるからといって「絶対に安全」とは言い切れません。トラブルになりやすいのは、主に次のような場面です。
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プレイ後すぐにSteamを終了し、同期が終わる前にPCを落とした
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ネットワーク不調で同期が失敗していた
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複数端末(PC・Steam Deck等)で遊んでおり、同期の競合が発生した
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Steam Cloud設定がオフになっていた(ゲーム単位/全体設定)
特に「同期の競合」は、表示が出た時点で適切に判断しないと、古いデータで上書きしてしまうことがあります。アンインストール前は、可能であれば一度ゲームを起動し、セーブを作成してから終了する、Steam画面上で同期が落ち着いている状態を確認する、といった“手順としての安全策”を挟むのが望ましいです。
また、クラウド同期に対応していても、タイトルによって同期対象が「セーブのみ」「設定のみ」「両方」など異なる場合もあります。厳密には個別タイトルの仕様次第になりますので、「不安ならバックアップを取る」という判断が結局もっとも堅実です。
例外としてセーブが消えるパターン
アンインストール後に「セーブが消えた」と感じるケースには、典型的なパターンがあります。事前にこの例外を把握しておくと、事故を大幅に減らせます。
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Steam Cloud非対応で、ローカルにしかセーブがない
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この場合、セーブの保存場所がユーザーフォルダ内にあれば残る可能性もありますが、ゲームによってはアンインストールで一緒に消える設計もあり得ます。
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セーブデータがインストールフォルダ内に保存される
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比較的少数派ですが、インストール先(Steamライブラリのゲームフォルダ)にセーブを置くタイトルがあります。この場合、ゲーム本体を削除するとセーブも同時に消える可能性が高いです。
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アンインストール後に“クリーンアップ”を実行してしまう
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OSの最適化機能やPCクリーナー、手動削除で関連フォルダも消してしまうと、セーブも失われます。
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同期競合で古いデータを採用してしまった
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クラウドとローカルのどちらを採用するかの選択で、誤って古い方を選ぶと、結果的に「セーブが消えた(戻った)」ように見えることがあります。
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ゲーム内に独自クラウドがある
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Steam Cloudとは別に、ゲームのアカウント連携や独自サーバー側で保存する仕組みを持つタイトルもあります。逆に言えば、Steam Cloudをオフにしても別の同期で復元されることがあります。
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結論として、セーブを守るなら「クラウド確認」または「ローカルバックアップ」のいずれかを必ず実施し、最初からやり直すなら「クラウドを含む同期系を止める」ことから始めるのが合理的です。
Steamでゲームをアンインストールする方法
Steamクライアントからアンインストールする手順
もっとも基本で分かりやすい方法は、Steamクライアントのライブラリからアンインストールする手順です。Steam側の管理情報に沿って削除できるため、初心者の方でも迷いにくく、不要なファイルを残しにくい傾向があります。
手順は次の通りです。
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Steamクライアントを起動します
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画面上部の「ライブラリ」を開きます
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左側のゲーム一覧から、削除したいゲームを右クリックします
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「管理」→「アンインストール」を選択します

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確認画面が出たら内容を確認し、「アンインストール」を実行します
アンインストールが完了すると、通常はインストール先のゲーム本体が削除されます。なお、ゲームによっては追加コンテンツ(DLC)やサウンドトラックが別扱いになっていることがあります。容量整理が目的の場合、対象ゲームだけではなく、関連コンテンツのインストール状況も合わせて見直すと効果的です。
また、アンインストール前に次の点を確認すると安全です。
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直近のセーブが残っているか(ゲーム内でロードできるか)
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クラウド同期がオンか(後述の確認方法)
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MODやワークショップを入れているか(残ることがある)
「ゲームだけ消したい」のか「セーブも消したい」のかで、やるべき手順が変わります。迷う場合は、まずはゲームのアンインストールだけを行い、セーブの扱いは後で判断する方が安全です。
Windowsの設定からアンインストールする手順
Windowsでは、OS側の「アプリ」管理からアンインストールする方法もあります。操作としては分かりやすい一方、SteamゲームはSteamクライアントが管理している側面があるため、基本的にはSteam側からのアンインストールが推奨です(手順の一貫性が高いためです)。
Windows 11を例にすると、概ね次の流れです。
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設定を開きます
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「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開きます
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一覧から対象ゲームを探し、右側の*「…」またはメニューから「アンインストール」を選びます
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画面の指示に従いアンインストールを完了します
この方法を使う場合の注意点は、次の通りです。
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SteamゲームがWindowsのアプリ一覧に表示されない場合がある
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表示されても、Steam側に“インストール済み”として残って見える場合がある
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ゲーム本体は消えても、関連フォルダや設定が残る場合がある
容量整理やトラブル回避を優先するなら、Steamクライアントからのアンインストールを第一候補にするとよいでしょう。
Macでアンインストールする手順
Macでも基本はSteamクライアントのライブラリからアンインストールするのが分かりやすいです。操作はWindowsとほぼ同様ですが、右クリックの代わりに「control+クリック」を使う場合があります。
手順は次の通りです。
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Steamを起動します
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上部メニューから「ライブラリ」を開きます
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対象ゲームを右クリック(またはcontrol+クリック)します
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「管理」→「アンインストール」を選びます
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確認画面で実行します
Macの場合、アプリケーションの削除に慣れている方はFinderから直接削除したくなるかもしれませんが、ゲーム本体の削除はSteamの管理に沿って行う方が安全です。Finderの手動削除を混ぜると、残ファイルの特定や再インストール時の状態が読みづらくなることがあります。
また、Macはユーザーライブラリ配下にキャッシュや設定が残りやすい傾向があります。容量が厳しい場合は、後述の「容量が増えないときに確認すべき残ファイル」で点検するのが確実です。
セーブデータを残したい場合の確認とバックアップ
Steam Cloud対応かを確認するポイント
セーブを守りたい場合、まず確認すべきはSteam Cloud対応の有無です。Steam Cloud対応なら再インストール後に復元できる可能性が高く、運用が非常に楽になります。
確認のポイントは主に次の2つです。
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ストアページの機能表示
Steamのストアページでは、ゲームが対応している機能(例:Steamクラウド)が表示されます。対象ゲームのストアページを開き、対応機能としてクラウドが表示されているかを確認します。 -
Steamクライアントのゲーム設定(プロパティ)
ライブラリで対象ゲームを右クリックし、プロパティを開くと、ゲーム単位でクラウド保存の設定が確認できる場合があります。ここがオフになっていれば、クラウド対応タイトルでも同期されません。
さらに安全策として、次も合わせて確認すると堅牢になります。
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Steam全体のクラウド設定がオフになっていないか
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過去に別PCでプレイし、その後クラウドを切った経緯がないか
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長期間起動していないゲームで、最新セーブが本当にクラウドに上がっているか
「対応しているか」と「実際に同期されているか」は別問題になり得ます。アンインストール前は、最小限でよいので同期状態を意識しておくと安心です。
ローカルセーブを手動でバックアップする考え方
クラウドがある場合でも、「念のためバックアップしておきたい」という判断は合理的です。特に、長時間プレイのデータや、二度と戻せない進行状況があるゲームでは、バックアップの手間よりもデータ消失の損失が大きくなりがちです。
ローカルバックアップの考え方はシンプルです。
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セーブデータの保存場所を特定する
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セーブデータが入っているフォルダを丸ごとコピーする
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別の場所(外付けSSD、クラウドストレージ、別ドライブ)に保管する
保存場所の探し方としては、次のアプローチが現実的です。
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ゲームタイトル名+「セーブデータ 場所」で検索して候補を得る
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ゲームの設定画面やランチャーに保存場所の記載がないか確認する
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PC内検索でゲーム名のフォルダや拡張子(.sav等)を探す(難易度は上がります)
バックアップ時は、“フォルダ単位”でコピーするのが重要です。セーブファイル単体だけを抜くと、関連ファイル(設定、プロフィール、チェックポイントなど)を取り漏らすことがあります。基本は「そのゲームのセーブが入っているフォルダを丸ごと退避」が安全です。
また、バックアップ後は、ファイルがコピーできているか(容量や更新日時が妥当か)を軽く確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
同期競合が出たときの判断基準
Steam Cloudを利用している場合、まれに「同期競合」が発生します。これは、クラウド側とローカル側でセーブデータの内容が一致せず、どちらを採用するか選ぶ必要がある状態です。
判断の基本は、次の順番で考えると整理しやすいです。
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最後にプレイした端末はどれか
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直近でプレイした端末のローカルデータが最新である可能性が高いです。
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プレイ日時とセーブの更新日時が整合しているか
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同期画面に日時情報が出る場合は、その時刻が自然かを確認します。
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不安なら“選ぶ前に”ローカルをバックアップする
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競合を見た時点で、ローカルセーブを退避すれば、最悪の上書き事故を避けられます。
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競合を軽視して「どちらでもよい」と選んでしまうと、古いデータで上書きされて取り返しがつかない場合があります。アンインストール前後は競合が起きやすいタイミングにもなり得ますので、競合が出たら一旦落ち着いて、バックアップを挟む運用を推奨いたします。
セーブデータも消して最初からやり直す方法
Steam Cloudをオフにする手順
「最初からやり直したい」場合に難しいのは、ローカルのセーブを消しても、Steam Cloudがオンだとクラウドから復元されてしまう可能性がある点です。したがって、まず最初に行うべきはクラウドの停止です。
代表的な流れは次の通りです。
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Steamクライアントで対象ゲームを右クリックします
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プロパティを開きます
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クラウド保存に関する項目を探し、Steam Cloudをオフにします
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念のためSteam全体の設定でもクラウドがオンになっているか/オフにする必要があるかを確認します
ここでの注意点は、ゲームによって設定画面の表記や項目の位置が異なることがある点です。見つからない場合は、Steamの設定(全体設定)側も合わせて確認し、ゲーム側と全体側の両方で同期が有効になっていないかを確認するとよいでしょう。
また、クラウドをオフにした状態でゲームを起動すると、状況によっては「クラウド同期の警告」や「同期状態の表示」が出ることがあります。表示内容をよく読み、意図しない同期が走らないように慎重に進めることが大切です。
ローカルのセーブデータを削除する手順
クラウドを止めたら、次にローカルのセーブを削除します。ただし、いきなり削除するのではなく、手順として“退避”を挟むのが安全です。初期化が目的であっても、後から「やはり戻したい」と思うことは珍しくありません。
手順は次の通りです。
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セーブデータの保存場所を特定します
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そのフォルダを別の場所にコピーして退避します(バックアップ)
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元のセーブデータフォルダを削除します
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ゲームを起動し、新規開始になっているか確認します
削除対象が分からない場合は、ゲームを一度起動して新規セーブを作成し、保存先にどのファイルが作られたかを手がかりにする方法もあります。ただし、これは難易度が上がりますので、一般的には「ゲーム名+セーブデータ 場所」で事前に調べ、該当フォルダを特定するのが現実的です。
また、セーブ以外にも設定ファイルが残っていると、完全な初期状態にならないことがあります。例えば、難易度設定やキー設定、グラフィック設定などが残る場合があります。厳密に初期状態を求める場合は、セーブだけでなく設定フォルダも対象になる可能性がありますが、誤削除リスクも高まるため、退避を徹底することを推奨いたします。
再インストール後に復元されるときの対処
「クラウドを切った」「ローカルを削除した」のに、なぜか元に戻ってしまう場合、原因は概ね次のいずれかです。
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別端末でクラウドがオンのままになっている
例:自宅PCではオフにしたが、別PCやSteam Deck側ではオンで、そちらの起動で同期が走る、などです。 -
ゲーム内の独自クラウドが有効になっている
Steam Cloudとは別に、ゲームアカウント側に保存している場合があります。 -
削除した場所がセーブの本体ではなかった
似た名前のフォルダを消していた、設定フォルダだけ消していた、などです。
対処の基本方針は、次の順番がよいでしょう。
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ゲーム側・Steam側のクラウド設定を再点検する
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別端末を含めた設定状況を確認する
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正しい保存先を再確認し、セーブの本体フォルダを特定する
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必要に応じて、起動前にネットワークを切るなど、復元が走らない環境で確認する(状況に応じて)
初期化は「同期系が絡むと戻る」という構造上の難しさがあります。焦らず、原因を切り分けて進めることが重要です。
容量が増えないときに確認すべき残ファイル
ワークショップやMODが残るケース
ゲームをアンインストールしたのに、思ったほど容量が空かない場合、まず疑うべきは「ゲーム本体以外の関連データ」です。SteamワークショップやMODを導入しているゲームでは、ゲーム本体とは別にデータが残ることがあります。
典型例としては次の通りです。
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Steamワークショップで購読しているアイテム(マップ、スキン、追加コンテンツ等)
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MOD管理ツールが作成するキャッシュや展開データ
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ユーザー生成コンテンツ(スクリーンショット、リプレイ、カスタム設定)
ここで重要なのは、「残っていること自体が悪いわけではない」という点です。後日再インストールした際に、環境をすぐ戻せるというメリットもあります。したがって、容量が厳しい場合は次の観点で整理するとよいです。
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近いうちに再開する予定があるなら残す
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当面再開しない、容量が最優先なら、関連データも削除を検討する
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MOD環境が複雑なら、削除前に“環境一式のバックアップ”を取る
MODやワークショップはゲームごとに保存場所や挙動が異なるため、「どこが消えるか」を一律に断定できません。だからこそ、削除前にバックアップを取る運用が安全です。
設定ファイルやキャッシュが残るケース
セーブデータを残す設計のゲームでは、設定ファイルやキャッシュも残りやすく、これが容量を圧迫することがあります。特に、シェーダーキャッシュや一時ファイルが肥大化するゲームもあります。
残りやすいものの例は次の通りです。
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設定ファイル(グラフィック設定、キー設定、言語設定など)
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キャッシュ(シェーダー、ダウンロード、起動最適化用など)
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ログ(クラッシュログ、デバッグログ)
容量不足のときは、ゲーム本体だけではなく「関連データも含めてどれくらい使っているか」を把握し、必要なものだけ残す判断が重要です。ただし、闇雲に削除すると別の不具合につながる場合がありますので、基本方針は次の通りが安全です。
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まずはゲーム本体のみアンインストールして様子を見る
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それでも足りない場合に、キャッシュや設定の削除を検討する
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重要そうなフォルダは削除前に退避する
インストール先ドライブとライブラリフォルダの確認
容量が増えない原因として、意外に多いのが「そもそも削除したゲームが、空けたいドライブに入っていなかった」というパターンです。
例えば次のようなケースです。
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ゲームは外付けSSDに入っていたが、空けたいのは内蔵SSDだった
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Steamライブラリを複数作っており、別ドライブ側にゲームが入っていた
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ゲーム本体は消したが、別ドライブにキャッシュや録画データが残っていた
この場合、いくらアンインストールしても、狙ったドライブの空き容量が増えません。対策としては次の確認が有効です。
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Steamのライブラリ管理で、対象ゲームのインストール先を確認する
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どのドライブにSteamライブラリが存在するかを確認する
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OS側のストレージ管理で、大容量を使っているフォルダを確認する
容量問題は「何が残っているか」と同じくらい「どこにあるか」が重要です。ドライブとフォルダを取り違えると、努力が空回りしやすいため、最初にインストール先を確認することを推奨いたします。
Steamライブラリから消したいときの選択肢
非表示で整理する方法
「容量は関係ないが、ライブラリが多すぎて探しづらい」という悩みの場合、アンインストールではなく非表示が適しています。非表示は“購入や所有を維持したまま”表示だけを整理できるため、後悔しにくい方法です。
非表示の考え方としては次の通りです。
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遊ぶ予定が当面ないゲームは非表示にする
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迷ったゲームは削除せず、まず非表示にして様子を見る
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ライブラリ検索やカテゴリ分けと併用して管理性を上げる
非表示にしても、ゲームがPCから消えるわけではありません。容量確保が目的ならアンインストールが必要です。目的に応じて使い分けることが重要です。
アカウントから完全に削除する注意点
「ライブラリから完全に消したい」という場合、アカウントから削除する手続きに相当する操作が必要になることがあります。ただし、これは通常のアンインストールとは性質が異なり、後から「やっぱり遊びたい」と思ったときに再入手が面倒になる可能性があります。
そのため、本記事としては次の判断基準を推奨いたします。
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迷いがあるなら、まずは非表示で整理する
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容量が必要なら、まずはアンインストールでPCから消す
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アカウントから削除は、取り返しがつかない可能性がある操作として慎重に扱う
特に、無料配布やバンドルなどで入手したタイトルも含め、後で再取得できる保証が常にあるとは限りません。完全削除を検討する場合は、影響範囲を理解した上で進めるのが安全です。
返金との違い
「消したい」という言葉の裏に、「買ったが合わなかったので返金したい」というニーズが含まれることがあります。しかし、返金はアンインストールやライブラリ整理とは別の概念です。
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アンインストール:PCからゲーム本体を削除する
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非表示:ライブラリの表示を整理する
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アカウントから削除:所有(表示)そのものに影響する可能性がある
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返金:購入の取り消しに近く、条件や手続きがある
返金したい場合は、Steamの返金制度の条件に沿って手続きを進める必要があります。容量を空けたいだけなら、返金とは関係なくアンインストールを行えば目的を達成できます。目的が混ざると判断が難しくなるため、「容量」「表示整理」「購入の扱い」を切り分けて考えることを推奨いたします。
よくある質問
アンインストールしても購入は消えませんか
通常、SteamのアンインストールはPC上のゲームデータを削除する操作であり、購入履歴や所有権が自動的に消えるものではありません。そのため、ライブラリに残っている限り、再インストールして再度プレイできます。
ただし、ライブラリから完全に削除する操作は別枠になる可能性があります。購入の扱いまで変えたい場合は、非表示やアカウント削除の違いを理解した上で進めるのが安全です。
再インストールしたら続きから遊べますか
続きから遊べるかどうかは、主に次の条件で決まります。
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Steam Cloud対応で、同期が正常に完了している
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ローカルセーブがアンインストール後も残っている
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セーブがインストールフォルダ内にあり、アンインストールで消えていない
Steam Cloud対応で同期が正常なら、再インストール後に復元される可能性が高いです。一方で、クラウド非対応タイトルや、保存先が特殊なタイトルは、バックアップを取っておかないと消えるリスクがあります。不安がある場合は、アンインストール前にバックアップを取る運用が最も確実です。
Steam本体を消したらゲームはどうなりますか
Steamクライアント(アプリ)自体をアンインストールすると、Steamで管理している仕組みが一度外れるため、ゲーム起動や管理に影響が出ます。ゲーム単位の容量整理が目的であれば、まずはSteam本体ではなく、対象ゲームをアンインストールする方が安全です。
また、Steam本体を削除する場面は「Steamが壊れた」「再インストールして直したい」など、別目的がある場合が多いです。容量目的だけでSteam本体を削除すると、手間の割に容量効果が小さい場合もありますので、目的に合わせて判断することを推奨いたします。
外付けSSDに入れたゲームの扱いはどうなりますか
外付けSSDにSteamライブラリを作成している場合、アンインストールによって空く容量は基本的に外付けSSD側です。内蔵SSDを空けたいのに外付け側のゲームを消してしまうと、「容量が増えない」と感じやすくなります。
外付けSSD運用では、次の点を押さえると混乱しにくいです。
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対象ゲームがどのライブラリ(どのドライブ)に入っているかを確認する
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空けたいドライブが内蔵か外付けかを明確にする
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今後の運用として、重いゲームは外付け、軽いゲームは内蔵など、方針を決める
この整理ができると、「消したのに増えない」という状況を避けやすくなります。
まとめ
目的別に最適手順を選び、セーブはバックアップしてから実行する
Steamのゲーム整理は、操作自体は難しくありませんが、セーブデータの扱いがゲームごとに異なるため、事前の確認が非常に重要です。特に、セーブを失うリスクは一度起きると取り返しがつかないことがあるため、次の方針で進めることを推奨いたします。
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容量を空けたいだけなら、Steamクライアントから対象ゲームをアンインストールする
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続きから遊びたいなら、Steam Cloud対応の確認と、念のためのバックアップを行う
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最初からやり直したいなら、クラウドをオフにしてからローカルセーブを削除する(退避を推奨)
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容量が増えないと感じたら、ワークショップ・MOD・キャッシュ・インストール先ドライブを点検する
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ライブラリが見づらいだけなら、アンインストールではなく非表示で整理する
また、SteamやOSの画面構成、表記、同期仕様は更新されることがあります。この記事の手順をベースにしつつ、実行前に設定画面の表示を確認し、バックアップを取ってから作業することで、リスクを最小化できます。
「セーブを守りつつ容量を空ける」のは十分可能です。焦らず、目的に合わせて手順を選択し、安心できる形でSteam環境を整理してみてください。