※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

ロジクールマウスが設定できない原因と直し方|Options+が反映されない・起動しないを最短復旧

ロジクールのマウスで、戻る・進むボタンやジェスチャー、スクロールの割り当てを変えたのに反映されない。あるいは、Logi Options+が起動しない・読み込みのままで設定画面にすら入れない――。仕事中に起きると、想像以上に焦りますよね。

本記事では「起動不良」「認識不良」「反映不良」の3つに分けて、最短で原因を突き止める分岐手順を用意しました。さらに、設定が消えるリスクを避けるために“壊しにくい順番”で対処を進められるよう設計しています。macOSで話題になった証明書問題による停止パターンも含め、公式情報を軸に安全に復旧する手順を分かりやすく解説します。

目次

ロジクールマウスが設定できないとき最初に確認すること

ロジクール(Logicool)のマウスは、戻る・進むボタン、スクロール、ジェスチャー、アプリ別ショートカットなどを自由にカスタマイズできる反面、「設定できない」「設定したのに反映されない」「アプリが起動しない」といったトラブルが起きることがあります。
焦ってアンインストールや初期化に進むと、せっかく作った割り当てが消える可能性もあるため、まずは“壊しにくい順”で原因を切り分けることが重要です。

30秒で分かる3問分岐で最短ルートへ進む

次の3問に答えるだけで、読むべき章が決まります。

  1. Logi Options+(またはOptions)は起動しますか?

  • いいえ → 「Logi Options+が起動しない・読み込みのままの直し方」へ

  • はい → 2へ

  1. アプリ内にあなたのマウスが表示されますか?(デバイスが検出されますか?)

  • いいえ → 「マウスが認識されないと設定できない|接続方式別の確認ポイント」へ

  • はい → 3へ

  1. 表示されるのに、ボタン割り当て・ジェスチャーが反映されませんか?

  • はい → 「Logi Options+で設定が反映されないときの対処」へ

  • いいえ(別症状) → まずは本章の「使うべき設定ソフト」を確認し、該当章へ

この分岐を先に置く理由は単純で、ロジクールのトラブルは「起動層」「認識層」「反映層」で原因が違い、順番を間違えると遠回りになるからです。

使うべき設定ソフトを間違えていないか確認する

「設定できない」の中には、そもそも“正しいアプリで設定していない”ケースが混ざっています。ロジクールのカスタマイズアプリは主に次の3系統です。

  • Logi Options+:現在の主流。公式ページではシステム要件としてWindows 10以降、macOS 13以降が示されています(環境により別案内もあり)。

  • Logicool Options(旧アプリ):旧機種や環境で必要になることがあります。公式のOptionsページから入手できます。

  • Logitech G HUB:主にゲーミング系デバイス向け(マウスでもG系はG HUB側が基本)

もし「Options+にマウスが出ない」「設定画面がそもそも違う」と感じたら、まずは公式ダウンロードページから辿るのが最も安全です。

設定が消える前に押さえる注意点

復旧手順の途中で設定が消えるリスクを避けるため、最初に次のルールだけ覚えてください。

  • macOSで起動不良が出ている場合、いきなりアンインストールしない
    公式サポートは、証明書期限切れが原因でOptions+/G HUBが動作停止したケースで「アプリ内アップデートが効かないため手動パッチが必要」「アンインストールしないで手順に従う」旨を案内しています。

  • 再インストールは最後の手段に回し、先に「プロセス再起動」「接続経路」「権限・前提条件」を確認する

  • 会社PCでは、管理者権限やポリシー制限が絡むため、自己判断の削除作業を増やさない(後述)


Logi Options+で設定が反映されないときの対処

ここは「マウスは動く」「Options+も起動する」「デバイスも表示される」なのに、戻る/進むやジェスチャー、アプリ別割り当てが効かない方向けです。原因は大きく2つで、(1) 割り当て先のズレ、(2) バックグラウンド側の不調が多い傾向です。

アプリがデバイスを認識しているか確認する

まずOptions+のホーム画面で、対象マウスが確実に表示されているか確認します。表示されていない場合は「反映」の問題ではなく「認識」の問題ですので、接続方式別の章へ移動してください。

表示されているのに効かない場合は、次のような“認識はしているが適用できていない”状態を疑います。

  • デバイスは見えるが、設定の変更が即時反映されない

  • 設定画面のプレビューは変わるが、実機の動作が変わらない

  • 再起動直後だけ直るが、しばらくすると戻る

この場合、まず「アプリ別割り当て」のズレを潰すのが近道です。

アプリごとの設定が切り替わらないときの見直し

Options+では、アプリごとにボタン割り当てを変えられます。便利な反面、紐付けがズレると「設定しているのに効かない」ように見えます。

確認ポイントは次の通りです。

  • 対象アプリがOptions+上で正しく登録されているか
    例:ブラウザ(通常版とベータ版)、Office(ストア版とデスクトップ版)など、似た名前が並ぶ場合があります。

  • アプリを管理者権限で起動しているか
    一部環境では、権限レベルが異なるとフックが効きにくいことがあります。

  • 他の常駐ソフトが入力を上書きしていないか
    マクロツール、キーバインド変更アプリ、独自ドライバなどがあると競合する場合があります。

ここまでで改善しなければ、裏で動くサービスが固まっている可能性が高いので、次のリセットへ進みます。

バックグラウンドプロセスを安全にリセットする手順

「反映されない」問題は、Options+本体よりもバックグラウンドプロセスの不調で起こることがあります。再インストールに行く前に、まずは“プロセスの再起動”を試すのが安全です。

Windows手順

  1. すべての作業を保存する

  2. タスクマネージャーを開く

  3. 「Logi」「Logitech」「Options」などの名称を含むプロセスを終了する

  4. PCを再起動する

  5. Options+を起動し、ボタン割り当てが反映されるか確認する

macOS手順

  1. アクティビティモニタを開く

  2. 「Logi」「Logitech」「Options」など関連プロセスを終了する

  3. Macを再起動する

  4. Options+を起動し、設定が反映されるか確認する

反映不良が一時的に直る場合、次は「接続の不安定さ」が根にあるケースがあるため、認識章の“USBハブ/ドック”の落とし穴も合わせて確認すると再発しにくくなります。


Logi Options+が起動しない・読み込みのままの直し方

ここは「アプリが開かない」「起動しても読み込みのまま」「更新できない」など、そもそも設定画面に入れないケースです。OSで原因が変わりやすいため、macOSとWindowsで分けて進めます。

macOSで突然動かない場合は証明書問題を疑う

macOSで、昨日まで普通に使えていたOptions+(またはG HUB)が突然起動できなくなった場合、開発者証明書の期限切れによりアプリが動作停止する事象が公式に案内されています。
このとき重要なのは、証明書の問題がアプリ内アップデート機能にも影響するため、通常の「アプリから更新」では直らない点です。公式は、手動で“patch installer”をダウンロードして適用する必要があると説明しています。

さらに、公式は明確に「アンインストールしないで」と注意しています。アンインストールすると設定が失われる可能性があるため、先にパッチを当てるのが安全です。

手順:公式パッチで復旧する(設定保持を優先)

  1. 公式サポート「Options+ and G HUB macOS Certificate Issue」を開く

  2. 「Logi Options+」用のpatch installerをダウンロードする

  3. インストーラーを実行し、管理者権限の許可が出たら承認する

  4. インストール完了後にOptions+を起動し、デバイスと設定が復旧しているか確認する

補足として、OSバージョンが古い場合に専用ツールが案内されることがあります。該当する場合は公式ページの分岐に従ってください。

Windowsでインストールできない・起動しないときの前提条件チェック

Windows側で多いのは「インストールが途中で止まる」「起動してもすぐ落ちる」など、環境要件で詰まるケースです。公式のトラブルシューティングでは、特に次が明示されています。

  • 管理者アカウントでインストールしているか

  • 会社のITチームが設定したグループポリシーで制限されていないか

  • .NET Framework(3.5、4.8)が有効化されているか

手順:Windowsチェックリスト(壊さない順)

  • 右クリック「管理者として実行」でインストーラーを起動する

  • .NET Framework 3.5 / 4.8 がWindows機能で有効か確認する(公式手順に沿って確認)

  • 会社PCなら、グループポリシー制限の有無をIT管理者へ確認する

  • セキュリティソフトが遮断していないかを一時的に確認する(許可設定の見直し)

特に会社PCは「権限が足りない」「ポリシーで許可されていない」だけでなく、ネットワーク(プロキシ)経由でインストーラーが追加ファイルを取得できず失敗するケースもあります。まず公式要件を満たした上で、改善しない場合はIT管理者へ「社内プロキシ環境でも取得できるか」を含めて相談すると解決が早くなります。

どうしても直らない場合の安全な再インストール手順

起動不良で最後に検討するのが再インストールです。ただし、設定消失の可能性があるため「段階的」に行います。

  1. まず、macOSは証明書問題のパッチ適用を最優先(未実施なら先に行う)

  2. Windowsは管理者権限・ポリシー・.NET要件を満たしたことを確認する

  3. それでもダメなら、アプリを一度終了し再起動(プロセスリセット)

  4. ここまで全滅の場合のみ、アンインストール→再インストールへ進む

  5. 再インストール後、デバイスが表示されるか、反映されるかを確認する

  6. 設定が消えた場合に備え、再設定が必要なボタン割り当てを事前にメモしておく(スクリーンショットが最短)


マウスが認識されないと設定できない|接続方式別の確認ポイント

Options+が起動してもデバイスが表示されない場合、アプリ側ではなく接続層に原因がある可能性が高いです。接続方式は主に「Bluetooth」「レシーバー(Logi Bolt/Unifying)」に分かれます。ここを正しく切り分けると、改善が速くなります。

Bluetooth接続で見直すポイント

Bluetoothは便利ですが、スリープ復帰や混雑環境で不安定になりやすい傾向があります。

手順:Bluetoothの基本リセット

  1. OSのBluetooth設定で、該当マウスを一度「削除/ペアリング解除」する

  2. マウスをペアリングモードにして再登録する

  3. うまくいかない場合は、PC/Macを再起動してから再ペアリングする

よくある落とし穴

  • 同名のデバイスが複数登録されており、別個体として扱われている

  • 近距離にBluetooth機器が多く、干渉が起きている

  • スリープ復帰直後だけ認識が落ちる(再起動で一時改善する)

Bluetoothで不安定さが続く場合、レシーバー(Bolt/Unifying)接続へ切り替えると安定するケースもあります(機種対応がある場合のみ)。

Unifying・Logi Boltレシーバーで見直すポイント

レシーバー方式は安定しやすい一方、USB経路(ハブ・ドック・前面ポート)で不調が出ることがあります。

手順:レシーバーの切り分け

  1. USBハブ/ドック経由の場合、まずPC本体のUSBポートに直挿しする

  2. 別のUSBポートに差し替える(前面→背面、USB2.0→3.xなど)

  3. 可能なら別PCでも認識するか試す(レシーバー側かPC側かの切り分け)

レシーバーが認識されるのにOptions+に出ない場合は、アプリが別ユーザー権限で動いていないか(会社PCなど)も確認してください。

USBハブやドック利用時に起きやすい落とし穴

見落とされやすいのが「カーソルは動くのに、設定が途切れる」状態です。これは、入力が断続的に不安定で、Options+が安定して制御できていない場合に起こり得ます。

  • バスパワー不足のハブで電力が足りない

  • ドックの省電力設定でUSBが一時停止する

  • ハブ配下に高負荷機器(外付けSSDなど)がありノイズが出る

この場合、いったん「直挿し」に戻して安定するか確認すると、原因がUSB経路なのかすぐ分かります。


それでも改善しないときの最終手段と問い合わせ準備

ここまで試して改善しない場合、「これ以上は自己流で壊すより、必要情報を揃えて公式サポートへ」が最短になることがあります。問い合わせの往復回数を減らすために、渡す情報をテンプレ化しておきます。

公式サポートに渡す情報テンプレ

  • OSとバージョン(例:Windows 11、macOS 14 など)

  • マウスの型番/製品名(例:MX Master 3S など)

  • 接続方式(Bluetooth/Logi Bolt/Unifying)

  • 使用アプリ(Logi Options+/Logicool Options/G HUB)とバージョン

  • 症状(起動しない/認識しない/反映しない)

  • 発生タイミング(OS更新後、再起動後、スリープ復帰後など)

  • 実施済み対処(プロセス終了、再ペアリング、直挿し、公式パッチ適用など)

特にmacOSの起動不良は、公式の「証明書問題」ページに沿ってパッチ適用を済ませたかどうかが重要になります。

代替策として最低限できる設定(OS側設定)

仕事を止められない場合、応急処置としてOS設定で調整できる範囲があります。

  • ポインター速度やスクロール方向

  • クリック速度、補助設定(OSによる)

ただし、戻る/進む、ジェスチャー、アプリ別割り当てなど“ロジクールらしい機能”はOptions+側が前提のことが多いです。根本解決は、本記事の分岐手順で原因を特定し、該当章の対処を優先してください。


ロジクールマウス設定できないよくある質問

旧Logicool OptionsとOptions+はどちらを使うべき?

基本はLogi Options+が推奨ですが、機種や環境によってはLogicool Optionsが必要な場合もあります。公式のOptions+ページとOptionsページのどちらに自分の環境が合うかを確認し、対応する方を使うのが確実です。

設定が初期化されるのが怖いが大丈夫?

状況によります。特にmacOSで証明書問題が疑われる場合、公式は「アプリ内アップデートが使えないため手動パッチが必要」「アンインストールしない」旨を案内しています。これに従う限り、設定が保持される想定で進められます。
一方、自己判断でアンインストールや関連ファイル削除を行うと、設定が失われる可能性が高まります。まずは“壊さない順”で実施してください。

会社PCで権限がなくても直せる?

インストールや常駐動作に管理者権限が必要になるケースがあります。公式のWindows向け案内でも、管理者アカウント、グループポリシー制限、.NET要件の確認が示されています。
会社PCでは、無理に自己対応を進めるより、IT管理者へ要件を共有して許可・例外設定を依頼するのが結果的に早いことが多いです。

macOSで急にOptions+が動かなくなったが、Windowsは関係ある?

公式案内では、証明書期限切れの問題はmacOSでアプリが動作停止する原因になり得るとされています。Windows側は同じ条件では発生しない場合があります。まずはmacOS向けの公式パッチ適用を確認してください。


参考情報源