Logicool(ロジクール)製のキーボードが突然反応しなくなると、在宅勤務や作業が止まり大きなストレスになります。
本記事では、専門知識がない方でも上から順番に試すだけで原因を切り分けられるよう、チェックリスト形式で解説いたします。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
再発防止のための接続・設置のコツ
USBレシーバーはPC背面ではなく、できるだけキーボードに近いUSBポートに挿す
金属製の棚やPCケースが電波を遮らないレイアウトを心がける
電池残量が少なくなったサイン(LED点滅やラグ増加)を感じたら、早めに交換・充電する
困ったときに見直したい“3つの基本”
電源・電池・距離を見直す
OS側・接続側(Bluetooth/レシーバー)の設定を確認する
別の端末で試し、キーボード本体か環境かを切り分ける
まずは落ち着いて“症状のタイプ”を整理
最初に、次のどのタイプに当てはまるかを確認します。
まったく入力できない(どのキーを押しても反応しない)
一部のキーだけ効かない・誤入力になる
入力が遅れる・途切れる(ラグが大きい)
iPadやタブレットでのみ反応しない・一部しか効かない
症状のタイプを把握しておくと、後の手順で「どこを重点的に確認すべきか」が明確になります。
よくある症状パターンと考えられる原因一覧
| 症状 | 主な原因の候補 |
|---|---|
| まったく反応しない | 電源・電池切れ/レシーバー未挿入・故障/Bluetooth未接続/PC側フリーズなど |
| 一部のキーだけ反応しない | 汚れ・異物・液体こぼし/キーの物理故障/OSのキーボード設定・フィルターキー |
| 入力が遅れる・途切れる | 電池残量低下/無線干渉(距離・金属・他の無線機器)/レシーバー位置 |
| iPad・タブレットだけ動かない | Bluetoothペアリング不良/OSアップデートの影響/キーボードケースの接触不良 |
Logicoolキーボードの種類と接続方式を確認する
次に、お使いのキーボードがどの接続方式かを確認します。一般的には以下のいずれかです。
USBレシーバー(Unifying/Logi Bolt)接続の場合
キーボードに付属の小型USBレシーバーをPCに挿して使うタイプです。
レシーバーに「Unifying」のオレンジ色のロゴ、あるいは「Bolt」のロゴが印字されていることがあります。
レシーバーの紛失や接触不良、PC背面に挿している場合の電波状態が原因になることがあります。
Bluetooth接続の場合
PCやタブレットのBluetooth設定画面で、Logicoolキーボード名が表示されているタイプです。
ペアリング情報が乱れた場合や、OSアップデート後に再ペアリングが必要になることがあります。
有線キーボード・iPad用キーボードケースの場合
USBケーブルで直接接続する有線タイプ
iPadに装着するCombo TouchやSlim Folioなどのキーボードケース
これらは、ケーブル・端子の接触不良や、iPad本体との接点の汚れ・ズレが原因となる場合があります。
まず試してほしい5つのクイックチェック(共通)
時間がない場合は、次の5項目だけ先に試してください。
1. 電源・電池・バッテリー残量を確認する
電源スイッチが「ON」になっているか
電池式なら新品の電池に交換する
充電式なら、充電ケーブルを接続して数分待ってから再度試す
電源ランプ(LED)が点灯/点滅するか確認する
2. 本体との距離・障害物・USBポート位置を見直す
PCの背面や机の下にレシーバーを挿している場合、机の上の正面側USBポートに変更してみます。
レシーバーとキーボードの間に金属製の棚やPCケースなどがあると、電波が弱まる場合があります。
3. PC/iPad本体の再起動を行う
Windows/Mac/iPadいずれも、一時的な不具合は再起動で改善することがあります。
OSアップデート直後に不安定な場合も、再起動で安定するケースがあります。
4. USBレシーバーの抜き差し・別ポートでの確認
PCの電源が入った状態で、USBレシーバーを一度抜き、数秒待ってから別のUSBポートに挿し直します。
可能であれば、USBハブではなくPC本体に直接接続してください。
5. 別の端末に接続して“キーボード本体起因か”切り分ける
自宅に別のPCやタブレットがある場合、そこに接続して動作するか確認します。
別端末でも同じ症状が出る場合、キーボード本体の不具合の可能性が高まります。
症状別トラブルシューティング(詳細版)
まったく反応しない/電源ランプも点かない場合
電池・充電状態を再確認
新品の電池に入れ替える(同じ電池を入れ替えるだけでなく、別の新品ペアに変更する)
充電式の場合、純正または品質の良いケーブルで充電する
電源スイッチの位置・接触を確認
ON/OFFを数回切り替えてみる
スイッチ周りにゴミやホコリが詰まっていないか目視確認する
USBレシーバーの認識状態を確認(PCの場合)
Windowsなら「デバイスマネージャー」を開き、キーボードやUSBデバイスに警告マークがないか確認します。
Bluetoothの場合
ペアリング一覧から一度削除して、再度ペアリングし直します。
同名のデバイスが複数表示されている場合、古いエントリを削除します。
他の端末でも反応しない場合
物理的な故障の可能性が高いため、保証期間内であれば購入店またはLogicool公式サポートへの相談を検討します。
一部のキーだけ反応しない・誤入力になる場合
汚れ・異物の有無を確認
よく使うキーの周りに、目に見えるゴミやほこり、こぼした液体の跡がないか確認します。
パンタグラフ構造のキーは、無理にこじ開けると破損するため、分解は慎重に行う必要があります。
ソフトウェア・設定の影響を確認
Windowsの「フィルターキー」機能がONになっていないか確認します。これは意図しない連打を防ぐ機能ですが、反応が遅く感じる原因になる場合があります。
キー入れ替えソフトやゲームでキー割り当てを変更している場合、一時的に無効化して挙動を確認します。
特定機種固有の不具合・リセット操作
K380やK855など、一部のモデルには、キー操作によるリセット手順が知られています(例:特定のキーの組み合わせ)。
ただしモデルごとに異なるため、公式情報や機種名での検索で確認してください。
一部キーだけ長期間効かない場合
キーキャップの下まで液体が入り込んだり、内部パーツが破損している可能性があります。
分解・清掃は自己責任となり、保証対象外となる場合も多いため、リスクを理解した上で実施するか、修理・買い替えを検討します。
入力が遅れる・途切れる・ラグが大きい場合
無線環境の見直し
レシーバーとキーボードの距離を1m以内にしてみる
レシーバー近くのUSB3.0機器やWi-Fiルーターなど、強い電波源・ノイズ源を一時的に離してみる
電池残量の再確認
残量が低いと、入力が途切れたりラグが増えることがあります。
可能であれば、Logicoolの公式ソフト(Logi Options+など)でバッテリー残量を確認します。
PC負荷の確認
CPU使用率やメモリ使用率が高すぎる場合、入力全般が重くなることがあります。
不要なアプリを終了し、再度入力状態を確認します。
iPad・タブレットでのみ反応しない/一部のキーだけ効く場合
Bluetooth設定の確認
iPadの「設定」→「Bluetooth」で、対象キーボードが接続済みになっているか確認します。
接続済みの場合でも、一度“このデバイスの登録を解除”してから再ペアリングすると改善するケースがあります。
iPadOSのバージョンとアップデート
OSアップデート直後に不具合が出る場合、一時的な相性問題であることもあります。
最新のアップデートがある場合は適用し、再起動した上で動作を確認します。
キーボードケースの場合
Combo Touchなどのキーボードケースは、iPadとの接点部分の接触不良で一時的に動かなくなることがあります。
一度キーボードを取り外し、接点部分を軽く拭いてから再度しっかり装着し直します。
接続方式×OS別の設定チェックポイント
Windowsで確認すべき設定とドライバー(デバイスマネージャー・フィルターキーなど)
「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」で、Logicoolキーボードが接続済みか確認
「コントロールパネル」→「キーボード」または「簡単操作センター」で、フィルターキーがONになっていないか確認
デバイスマネージャーから、キーボード・マウス・USBコントローラーにエラーがないか確認
Macで確認すべき設定(Bluetooth・キーボード設定)
「システム設定」→「Bluetooth」で、対象キーボードが接続済みになっているか確認
接続済みでも動作がおかしい場合、一度削除して再ペアリングする
「キーボード」設定でキーリピートやショートカットの設定が極端になっていないか確認
iPadOSで確認すべき設定(Bluetooth・キーボード設定・OSアップデート)
「設定」→「Bluetooth」でキーボード接続を確認し、必要に応じて再ペアリング
「一般」→「キーボード」でハードウェアキーボードの設定を確認
OSアップデートの有無を確認し、適用後は再起動を実施
Logicoolならではの確認ポイントとリセット方法
Unifying/Logi Boltレシーバーの注意点と再ペアリング
Unifying/Logi Boltレシーバーは、専用ソフトを使うことで複数のLogicool製デバイスを1つのレシーバーでまとめて管理できます。
別のPCで利用していたレシーバーを流用している場合、ペアリング設定が異なる可能性があります。
公式ソフトを利用し、接続したいキーボードが正しくペアリングされているか確認します。
Logi Options+/Logicool Controlでできること
対応機種の場合、Logi Options+をインストールすると次のような情報を確認できます。
バッテリー残量
接続状態
キー割り当て・ショートカット設定
iPad用のCombo Touchなどでは、Logicool Controlアプリからファームウェア更新が提供される場合があります。
一部モデルで用意されているキーボードリセット操作について(概要)
K380やK855など、一部のモデルでは、特定のキーの組み合わせを押すことでキーボードをリセットできる場合があります。
リセット操作はモデルごとに異なり、公式マニュアルに記載されていないケースもあるため、機種名を含めて最新情報を確認することを推奨いたします。
誤ったキー操作で別の設定が変わる可能性もあるため、信頼できる情報源を確認してから実行してください。
それでも直らない場合の判断基準(修理・保証・買い替え)
物理故障が疑われるサインと注意点(分解・清掃時のリスク)
以下のような場合は物理故障の可能性が高くなります。
明らかに液体をこぼした後からキーが効かない
決まったキーだけ、強く押さないと反応しない
落下後に特定のキーが沈み込んだまま戻らない
キーキャップの取り外しや内部洗浄は、方法を誤るとパンタグラフ部分の破損や保証対象外の原因になります。
高価なモデルや保証期間内の製品は、自己分解よりもサポート相談を優先することをおすすめいたします。
保証・サポートに連絡する前に準備しておく情報
サポートに連絡する際は、次の情報を整理しておくとスムーズです。
製品名・型番(例:K380、K295、K855、Combo Touchなど)
購入日・購入店舗
接続方式(USBレシーバー/Bluetooth/有線)
利用OS(Windowsのバージョン、macOSのバージョン、iPadOSのバージョンなど)
これまでに試した対処方法(電池交換・再起動・再ペアリングなど)
買い替えを検討する際のチェックポイント
保証期間が過ぎているかどうか
同様の不具合が繰り返し発生しているか
キーボード本体の汚れ・摩耗が激しいか
現在の利用環境(在宅勤務・マルチデバイス利用など)に、より適した新モデルがあるか
よくある質問(FAQ)
新品購入直後なのに反応しない場合は?
電池が絶縁シートで保護されている場合がありますので、必ず取り外してください。
USBレシーバーがPCに正しく挿さっているか、Bluetoothペアリングが完了しているかを再確認します。
別のPCや端末に接続してもまったく反応しない場合は、初期不良の可能性もあるため、購入店や公式サポートへの相談を検討してください。
一部のキーだけ効かないときに自分で分解してもよいですか?
小さなゴミであればエアダスターや柔らかいブラシで改善する場合があります。
ただし、キーキャップや内部構造の分解は、破損や保証対象外のリスクがあります。
高価なモデルや保証期間内の場合は、自己分解よりもサポート相談を先に行うことをおすすめいたします。
レシーバーを紛失したがキーボードは使えますか?
Unifying対応モデル同士であれば、別のUnifyingレシーバーにペアリングし直して使える場合があります。
ただし、すべてのモデルが対応しているわけではないため、製品仕様の確認が必要です。
他社PCでもLogicoolキーボードは問題なく使えますか?
一般的なWindows/Mac/iPadOSであれば、多くのLogicoolキーボードは問題なく利用できます。
ただし、企業のセキュリティ設定や管理ポリシーにより、Bluetooth機器やUSB機器の制限が掛かっている場合があります。その場合は、社内のIT担当者への確認が必要です。