ロジクール(Logicool)のキーボードが突然つながらない、Bluetoothに表示されない、レシーバーを挿しても反応がない――このような「ペアリングできない」トラブルは、原因が1つに見えて実際には複数の要因が絡みやすく、自己流で試しているうちに状況が複雑化しがちです。
特に多いのが、接続方式の取り違え(Bluetooth/Logi Bolt/Unifying)と、端末側に残った登録情報(過去のペアリング)による失敗です。さらに、WindowsやmacOSの省電力設定、USBハブ経由による不安定化、周囲の無線干渉などが重なると、「見つからない」「一瞬つながるが切れる」「追加登録が完了しない」といった症状が発生します。
本記事では、ロジクールキーボードがペアリングできない状況を、Bluetooth/Logi Bolt/Unifyingの3系統に切り分け、最短で復旧するためのチェック順と具体手順を、原因別に詳しく解説いたします。作業の途中で迷わないよう、各章で「確認ポイント」と「次に取るべき行動」を明確にしています。
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ロジクールキーボードがペアリングできない時に最初に確認すること
ペアリング不具合の初動対応は、ここで8割が決まります。いきなりOSの設定を触るより先に、接続方式の切り分けと基本状態の確認を行ってください。ここを飛ばすと、関係のない手順を延々と繰り返すことになり、復旧が遠のきます。
接続方式を切り分ける(Bluetooth/Logi Bolt/Unifying)
最初に必ず確認すべきは、「そのキーボードは何で接続する前提か」です。ロジクールのキーボードは製品によって、Bluetoothのみ対応、レシーバー対応、あるいは両方対応があります。ただし、レシーバーにも種類があり、Logi BoltとUnifyingは互換ではありません。ここを取り違えると、正しい手順でも絶対に成功しません。
| 接続方式 | 使うもの | よくある症状 | まずやること |
|---|---|---|---|
| Bluetooth | PC/スマホ側のBluetooth機能 | 「デバイスが見つからない」「接続できてもすぐ切れる」 | OSのBluetooth設定で登録解除→再追加 |
| Logi Bolt | Logi Bolt USBレシーバー(必要に応じてOptions+) | 「レシーバーを挿しても反応しない」「追加登録できない」 | レシーバー種別確認→Options+導線で追加 |
| Unifying | Unifyingレシーバー(必要に応じてペアリング用ソフト) | 「別のレシーバーだと動かない」「認識しない」 | Unifying対応確認→正しいレシーバーで再登録 |
切り分けの実務手順は次のとおりです。
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キーボード底面の表示を確認します(ロゴや刻印、対応マークの有無を確認します)。
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手元のUSBレシーバーがある場合、それがLogi BoltかUnifyingかを確認します(形状やロゴが異なります)。
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レシーバーがない場合、またはスマホ・タブレットでも使っている場合は、まずBluetooth前提として進めます。
ここで重要なのは、「レシーバーがある=何でもつながる」ではない、という点です。たとえばUnifying対応機器にLogi Boltレシーバーを挿してもつながりませんし、その逆も同様です。焦っている時ほど、手元のレシーバーで試したくなりますが、まずは種類を確定させてください。
電源・充電・距離・USBポートをチェックする
接続方式が何であっても、次の基本事項が満たされていないと、ペアリングは安定しません。特に「一瞬つながるが切れる」「検出されたりされなかったりする」といった揺らぎがある場合、電源や距離、USB経路の影響が大きいです。
初動チェックリスト(必ず上から順に確認してください)
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キーボードの電源スイッチが確実にONになっている
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電池残量/充電残量が十分である(可能なら一度満充電または新品電池へ)
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接続作業中はPCの近くで試している(目安:30cm〜1m)
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レシーバー使用時は、USBハブやドッキングステーション経由を避け、PC本体に直挿しする
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可能ならUSBポートを変更する(背面ポートの方が安定するケースがあります)
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無線機器が密集している環境(Wi-Fiルーター至近、電子レンジ近くなど)を避ける
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以前接続していた端末(会社PC、スマホ、タブレット)が近くにあり、自動接続されていないか確認する
ここでの注意点として、電池残量が少ない場合、キーボード自体は点灯していても、ペアリングや通信が不安定になることがあります。「入力できる時もある」という症状でも、電源の揺らぎは疑う価値があります。
Easy-Switchのチャンネルと点滅状態を確認する
ロジクールキーボードの多くは、複数端末を切り替えるためのEasy-Switch(1/2/3などのチャンネル)を搭載しています。ペアリングできない問題は、実はこのチャンネル選択ミスが非常に多いです。
確認するべきポイント
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いま接続したい端末に対応するチャンネルを選んでいるか
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そのチャンネルがペアリングモード(点滅)に入っているか
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別チャンネルが点滅しており、そちらで作業してしまっていないか
一般的には、Easy-Switchキーを約3秒長押しすると、そのチャンネルがペアリングモードに入り、LEDが点滅します。点滅が確認できてはじめて、端末側のBluetooth追加やソフト上の追加登録が成功しやすくなります。
また、過去に同じチャンネルを別端末で使っていた場合、キーボードが「以前の端末へ再接続しようとする」動きをすることがあります。これにより、新しい端末側では「見つからない」「接続に失敗する」という症状が出ます。点滅状態を正しく作り、周囲の端末側のBluetoothを一時的にオフにして、競合を減らすことが有効です。
ロジクールキーボードをBluetoothでペアリングする手順
Bluetoothは最も一般的ですが、「見つからない」「PIN入力が分からない」「つながるが切れる」など、症状が多岐にわたります。ここでは、迷いが出やすい点も含めて、OS別に丁寧に解説いたします。
ペアリングモードにする(Easy-Switch長押し)
Bluetooth接続の成功率を上げるコツは、端末側の操作より先に、キーボード側でペアリングモードを確実に作ることです。点滅が曖昧な状態で追加を始めると、検出に失敗しやすくなります。
手順
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キーボードの電源をONにします。
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接続したいチャンネル(1/2/3、またはF1/F2/F3相当)を選びます。
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選んだチャンネルのEasy-Switchを約3秒長押しします。
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LEDが高速点滅になったら、ペアリング待機です。
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ここから1分以内を目安に、端末側で「デバイス追加」を行います(待機が長いとモードが解除される機種があります)。
うまくいかない時のコツ
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点滅が遅い/変化がない場合は、長押し時間をもう少し増やしてみてください。
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反応がない場合は、一度電源をOFF→ONし、別チャンネルで試すと切り分けが進みます。
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近くに以前使っていた端末がある場合、そちらのBluetoothを一時的にOFFにして競合を避けます。
Windowsでの接続手順と確認ポイント
Windowsはバージョンにより表記が微妙に異なりますが、基本は「登録解除→再追加」が最も効率的です。特に、過去に登録済みの同名デバイスが残っている場合、再接続が失敗しやすくなります。
手順(Windows 11を想定)
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「設定」を開きます。
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「Bluetoothとデバイス」を開きます。
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Bluetoothをオンにします。
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「デバイスを追加」→「Bluetooth」を選択します。
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一覧に表示されたロジクールキーボードを選択します。
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画面の指示に従って完了します(PIN入力が表示される場合があります)。
PIN入力が表示された場合
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画面に表示された数字を、キーボードで入力し、Enterで確定する形式が多いです。
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逆に、キーボードに入力した文字が画面に表示されない場合でも、内部的には入力されています。落ち着いて最後にEnterを押してください。
うまくいかない時の確認ポイント(優先順)
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登録解除してやり直す:
既に登録されている場合、「デバイスの削除」や「登録解除」を実施し、再追加してください。 -
Bluetoothを一度オフ→オン:
一時的な不調が解消することがあります。 -
PC再起動:
Bluetooth関連のサービスやドライバー状態がリセットされ、復旧することがあります。 -
他のBluetooth機器を一時的に切る:
イヤホン、ゲームパッドなどが多数接続されていると、安定しない場合があります。 -
距離を詰める:
接続作業時だけでも近距離にすると成功率が上がります。
なお、会社PCなど管理が厳しい環境では、Bluetoothの追加が制限されていることがあります。その場合は、USBレシーバー方式へ切り替える方が早いケースもあります(ただしレシーバー互換の確認は必須です)。
macOSでの接続手順と確認ポイント
macOSはBluetoothのUIが比較的分かりやすい一方で、過去に登録された同名デバイスが残ると「接続を試み続ける」状態になり、新しい接続が通りにくいことがあります。基本はWindows同様、登録解除→再追加が効果的です。
手順
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「システム設定」を開きます。
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「Bluetooth」を開きます。
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Bluetoothをオンにします。
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近くのデバイス一覧から、ロジクールキーボードを探して接続します。
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PIN入力が求められた場合、指示どおりに入力して確定します。
うまくいかない時の確認ポイント
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同名デバイスの登録解除:
既に登録がある場合、いったん削除してから再追加すると改善しやすいです。 -
macOS再起動:
Bluetooth周りの不調に対して有効です。 -
チャンネルを変更して新規登録:
たとえばチャンネル1が詰まっている場合、チャンネル2や3で新規に登録すると復旧が早いことがあります。 -
他端末のBluetoothを一時停止:
iPhoneやiPadが近くにあると、自動接続の競合が起きる場合があります。
Bluetoothで見つからない時の追加チェック(干渉・再起動)
「見つからない」は、端末側の問題に見えて、実際はキーボード側の状態が原因であることも多いです。以下の3つを順番に確認してください。
1)ペアリングモードに入っていない
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LED点滅が確認できない場合、端末側では検出されません。
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長押しの時間やチャンネルの取り違えを再確認してください。
2)他端末に自動接続している
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以前接続していたPCやスマホが近くにあると、キーボードがそちらへつながろうとしてしまい、現在の端末で検出できないことがあります。
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周辺端末のBluetoothをオフにして、競合を切ってください。
3)端末側のBluetoothが不調
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端末側のBluetoothが一時的に不安定な場合、再起動が非常に有効です。
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Bluetoothのオンオフ切り替えも効果があります。
それでも見つからない場合は、「Bluetoothで接続する前提のモデルではない」「レシーバー方式で運用していた」など、前提の見直しが必要です。次章のレシーバー方式の確認に進んでください。
ロジクールキーボードをUSBレシーバーで接続する場合の手順
USBレシーバー方式は、Bluetoothより安定しやすい一方で、最大の落とし穴はレシーバーの種類の取り違えです。ここを正しく理解しておくと、復旧が一気に早くなります。
Logi BoltとUnifyingの違いと見分け方
レシーバーには主に2系統が存在します。
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Logi Bolt:セキュリティや安定性を重視した新しめの規格として案内されることが多い
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Unifying:長年使われてきた規格で、対応機器が多い一方、Boltとは互換しない
見分け方の実務ポイント
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レシーバー本体のロゴ(刻印)を確認します。
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キーボード側の対応表記や型番を確認します。
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「以前のPCではこのレシーバーで動いていた」という記憶があっても、別のレシーバーと混同しているケースが多いため、物理的に確定させてください。
また、レシーバー方式は運用上「1つのレシーバーに複数機器を紐づけられる」設計のものがあります。複数機器をまとめている場合、追加登録の手順や管理ソフトが必要になることがあります。
Logi Options+で追加登録する流れ
Logi Bolt系の運用では、Logi Options+が導線として登場することがあります。ここで重要なのは、Options+は「便利機能の設定ツール」という側面だけでなく、環境によっては追加登録や検出を補助する役割を担う場合がある点です。
一般的な流れ(Logi Bolt想定)
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PCにLogi Boltレシーバーを挿します(USBハブ経由は避けます)。
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Logi Options+をインストールし、起動します。
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画面上の「デバイスを追加」や追加登録の導線を選びます。
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キーボード側をペアリングモード(点滅)にします。
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画面の指示に従い、追加登録を完了します。
ここで詰まりやすいポイント
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Options+がデバイスを検出しない:
→ レシーバーが正しい種類か、USB直挿しか、OSの権限やセキュリティ制限がないかを確認します。 -
キーボード側が点滅しない:
→ Easy-Switchの長押し、チャンネル選択を見直します。 -
途中で止まる/失敗する:
→ 一度登録解除(可能な範囲で)し、PC再起動後に再試行します。
会社PCでアプリのインストールができない場合、追加登録自体が難しいことがあります。その場合は、管理者に依頼するか、Bluetooth接続へ切り替える(キーボードがBluetooth対応であることが前提)など、現実的な回避策を検討してください。
レシーバーが認識しない時の対処(直挿し・ポート変更)
「レシーバーを挿しても反応がない」場合、レシーバーやUSB経路の問題、OSのUSB制御の問題が疑われます。以下を順番に実施してください。
対処手順(上から順に)
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USBハブをやめて直挿しします。
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USBポートを変更します(可能なら背面ポート)。
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PCを再起動します。
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同じレシーバーを別PCに挿して、レシーバーが生きているか切り分けます。
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別PCで動くなら、元PC側のUSB設定や権限、ドライバー、セキュリティ制限の可能性が高いです。
加えて、USB延長ケーブルを使ってレシーバーを机上に出すと、電波状況が改善するケースがあります(PC背面に挿したままだと遮蔽物が増えるためです)。ただし、延長ケーブルの品質が悪いと逆に不安定化することもあるため、状況に応じて試してください。
ロジクールキーボードがペアリングできない原因別チェック
ここからは「手順は合っているはずなのに、なぜか失敗する」ケースを、原因別に整理します。やみくもに同じ操作を繰り返すより、原因の当たりを付けて検証する方が速いです。
以前の端末に接続されたままのケース
複数端末で使っている方に最も多いのが、このケースです。典型パターンは次のとおりです。
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チャンネル1:会社PC
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チャンネル2:自宅PC
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チャンネル3:タブレット
という運用をしていたが、現在は「自宅PCに再接続したい」のに、会社PCが近くにあり自動接続されてしまう。
この場合、自宅PC側では「見つからない」「接続に失敗する」と見えるため、Bluetooth不調と勘違いしやすいです。
対処
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近くの端末(会社PC、スマホ、タブレット)のBluetoothを一時的にオフにします。
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接続したい端末側で、該当キーボードの登録解除を行い、改めて追加します。
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どうしても競合が避けられない場合は、未使用チャンネルに新規登録して、その場を復旧させます。後からチャンネル整理を行う方が効率的です。
運用面の再発防止としては、チャンネルの役割を固定し、端末の入れ替え時に「登録解除→再登録」を必ず行うと、トラブルが減ります。
OS側の省電力・ドライバー・Bluetooth不調
OS側要因は、症状が不安定で分かりにくいのが特徴です。次のような症状がある場合、OS側の省電力やドライバー状態を疑ってください。
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つながるが、しばらくすると切れる
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再起動すると一時的に直る
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近距離だと直り、離すと悪化する
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他のBluetooth機器も不安定
対処の優先順(繰り返し実施しても無駄になりにくい順)
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OS再起動(最優先)
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Bluetoothオンオフ切り替え(可能な範囲で)
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登録解除→再ペアリング
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レシーバー運用なら直挿し・ポート変更
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可能な範囲でドライバー更新や再認識(権限がある環境で)
省電力設定については、環境差が大きく一律の手順提示が難しいため、本記事では「症状の当たり」を重視しています。会社PC等で設定が触れない場合は、再起動と登録解除・再追加、そしてレシーバー直挿しなど、権限不要でできる対処を優先してください。
複数デバイス運用で起きる混線(チャンネル、登録上限の考え方)
複数デバイス運用では、次の混線が起こりやすいです。
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チャンネルの取り違え:点滅しているのが別チャンネル
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登録情報の混乱:同じ名前のデバイスが複数残り、どれが正しいか分からない
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レシーバーの取り違え:Logi BoltとUnifyingを混同
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追加登録の上限や管理状態:複数台をまとめている場合、管理ソフト上の状態が影響する
整理のコツ
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端末側では、不要な登録を一度整理し、「いま使う端末」に必要なものだけ残します。
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キーボード側では、チャンネルごとの用途を決め、変更時は必ず「登録解除→再登録」をセットにします。
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レシーバーは見た目が似ている場合があるため、ラベルを貼って識別すると混乱が減ります。
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「まず一台だけ確実につなぐ」ことを優先し、複数台管理は復旧後に落ち着いて行います。
この章のポイントは、手順の正しさより「前提の整合性」です。前提が崩れていると、正しい手順を行っても成功しません。
ロジクールキーボードのリセットと最終手段
ここまでの内容で復旧しない場合、リセットやサポート移行を検討します。ただし、リセットは機種差があるため、闇雲に試すと状況が追いにくくなります。まずは「リセットの前にやるべきこと」を徹底してください。
リセットを試す前にやるべきこと(登録解除・再起動)
リセットを検討する前に、次を実施してください。これだけで直るケースが少なくありません。
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端末側で該当キーボードを登録解除する(Bluetooth設定やデバイス管理から削除)
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キーボードの電源をOFF→ONする
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端末を再起動する
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別チャンネルで新規ペアリングを試す(例:1がダメなら2、2がダメなら3)
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可能なら別端末でも検出されるか試し、故障切り分けを行う
ここで「別端末でもダメ」なら、設定の問題ではなく、ハードウェア要因(故障や劣化)を疑う段階に入ります。
代表的なリセット例と注意点(機種依存)
一部のロジクールキーボードでは、特定キー操作によってリセットできる例が知られています。ただし、これはすべての機種で共通ではなく、機種依存です。誤った前提で繰り返すと、状況把握が難しくなるため注意してください。
代表的に言及される例(あくまで例示です)
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特定のキー(例:Escと特定文字キー)を順番に入力することでリセットが成立した、という報告が見られることがあります。
注意点(必ず守ってください)
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機種によって無効、または手順が異なる可能性があります。
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「O(オー)」と「0(ゼロ)」など、似たキーの取り違えが起こりやすいです。
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反応がない場合は、同じ操作を延々と繰り返さず、サポート移行を検討してください。
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不安がある場合は、型番を確定し、公式サポート情報や保証窓口を優先してください。
本記事では、安全性と再現性を重視し、機種依存の手順を万能策として断定することはいたしません。復旧の確度を上げるには、型番ベースでの確認が重要です。
改善しない場合のサポート・保証の判断基準
自己対処を続けるべきか、サポートへ切り替えるべきかの判断は、時間損失を減らす上で重要です。次の条件に当てはまる場合、サポート移行を推奨いたします。
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別のPC/別のOSでも検出されない(Bluetoothでもレシーバーでも)
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電池交換/満充電でも電源が安定しない、LEDが不自然
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レシーバーやUSBポートを変えても全く反応がない
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端末側を初期化レベルで疑う前に、明らかに機器側の異常が疑われる
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仕事で急ぎ復旧が必要で、これ以上の検証がコスト高
サポート移行の際は、次をメモしておくと話が早く進みます。
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キーボードの型番
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利用OS(Windows 11、macOSのバージョンなど)
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接続方式(Bluetooth/Logi Bolt/Unifying)
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実施済みの対処(登録解除、再起動、ポート変更など)
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症状(見つからない、接続が切れる、点滅しない等)
ロジクールキーボードのよくある質問
最後に、実際に多い質問と、その場で迷いやすいポイントをまとめます。本文で触れた内容の再整理としてご活用ください。
Easy-SwitchのLEDが点滅しないのはなぜですか
主な原因は以下です。
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長押し時間が不足している(目安:約3秒。機種により感覚差があります)
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押しているチャンネルが違う(点滅しているのは別チャンネル)
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既に接続中で、点滅モードに入りにくい(別端末に自動接続している)
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充電残量が少なく、動作が不安定
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機種固有の挙動で、点滅の見え方が異なる
対処の優先順
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近くの端末のBluetoothを一時的にオフにする
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チャンネルを選び直し、約3秒長押しを丁寧に行う
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電源OFF→ON、満充電/電池交換後に再試行
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別チャンネルで新規登録を試す
それでも点滅しない場合は、型番を確定し、公式情報またはサポートに切り替える判断が安全です。
Bluetoothとレシーバーは同時に使えますか
機種にもよりますが、Easy-Switchのチャンネル単位で接続先を切り替える設計のため、結果として「Bluetoothのチャンネル」と「レシーバーのチャンネル」が混在する運用になることがあります。
混乱しやすい場合は、運用を固定するとトラブルが減ります。例として、次のように決めると管理しやすいです。
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チャンネル1:会社PC(レシーバー)
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チャンネル2:自宅PC(Bluetooth)
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チャンネル3:予備(トラブル時の退避先)
ポイントは、端末入れ替え時に「登録解除→再登録」を必ず行い、同名デバイスが大量に残らないようにすることです。
ペアリングできる台数に上限はありますか
上限は接続方式と環境により異なります。
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レシーバー方式(Logi Bolt等)では、レシーバー単位で複数機器を管理する設計があり、まとめて運用すると便利ですが、追加登録の管理が必要になります。
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BluetoothはOS側の管理や過去の登録状態に左右され、登録が増えるほど競合や混乱が起きやすくなります。
「増やすほど面倒になる」傾向があるため、複数台運用をしている場合は、チャンネルの役割固定、不要な登録の整理、レシーバーの識別(ラベル貼付)を行うと安定します。
まとめ
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ロジクールキーボードがペアリングできない場合、最初にBluetooth/Logi Bolt/Unifyingのどれかを切り分けることが最重要です。
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Bluetoothは、Easy-Switchを約3秒長押し→点滅→OS側で登録解除→再追加が基本手順です。
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レシーバー方式は、Logi BoltとUnifyingの取り違えが最も多い失敗要因です。まずレシーバー種類を確定し、必要に応じてOptions+の導線で追加登録を進めてください。
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それでも改善しない場合は、機種依存のリセットを慎重に検討し、無理をせずサポートへ切り替えることが時間面でも安全面でも有利です。
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アプリやOSの画面表示は更新で変わることがあるため、表示が異なる場合は「登録解除→再追加」「再起動」「接続方式の見直し」という原則に立ち返ってください。