Discordの画像を一括保存したい方向けに、公式データダウンロード機能、ブラウザ拡張機能、専用ツール、Bot・自動保存の4つの方法を比較しながら、Windows/Mac/スマホ別の具体的な手順を丁寧に解説します。
規約・著作権への注意点や、保存できないときのトラブルシューティング、保存後の画像整理のコツまで網羅した実用ガイドです。
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Discordの画像を一括保存する前に知っておきたい注意点
Discordの利用規約・著作権・プライバシーの基本
Discordの画像を一括保存する前に、必ず意識しておきたいのが「利用規約」と「著作権・プライバシー」です。
Discordの利用規約では、サードパーティツールを使う場合でも規約の範囲内で利用することが求められます。
他人が投稿した画像・イラスト・写真には著作権や肖像権が存在し、許可なく再配布したり公開したりすることはトラブルの原因となります。
特に、公開サーバーで共有された画像や、有料コンテンツに近い性質の画像を勝手に保存・再利用することは避けるべきです。
本記事で紹介する方法はあくまで「バックアップ」や「個人的な閲覧」を想定しており、再配布・二次利用を推奨するものではありません。
サーバーごとのルール・ロール権限を必ず確認する
多くのコミュニティでは、サーバー固有のルールが定められており、その中に「サーバー内の画像を外部に持ち出さないでください」といった方針が含まれる場合があります。
サーバーのルールチャンネル(例:#rules、#規約など)を確認する
不明な場合はサーバー管理者(オーナー)に一言相談する
極端にセンシティブな内容や個人情報を含むチャンネルはそもそも対象にしない
また、ロール(役割)によって閲覧できる範囲が変わるため、そもそも「見えていない」チャンネルの画像を保存することはできません。この点も、事前に理解しておく必要があります。
保存前にチェックしたい4つの項目(チェックリスト)
一括保存を実行する前に、以下のチェックリストを確認していただくと、安全かつスムーズに作業しやすくなります。
一括保存前チェックリスト
対象サーバー・チャンネルのルールで、画像の持ち出しや保存が禁止されていないか
著作権・肖像権的に問題となりそうな画像(他人の作品、個人の顔写真など)が含まれていないか
自分のPC・スマホのストレージに、保存する画像を収めるだけの空き容量があるか
保存先フォルダ(例:
Discord_backup/サーバー名/チャンネル名/年月)と、バックアップ方針をあらかじめ決めているか利用するツール・拡張機能の配布元が公式または信頼できるサイトであるか
上記を確認したうえで、次章以降の具体的な方法を選択していただくことを推奨いたします。
方法1|最も安全な「Discord公式データダウンロード機能」を使う
公式データダウンロード機能の概要と一括保存との関係
Discordには、ユーザー自身のアカウントに紐づくデータをまとめてダウンロードできる「データダウンロード」機能があります。これは、メッセージ履歴や添付ファイル情報を含むデータ一式を、アーカイブとして取得する公式の仕組みです。
ポイントは以下のとおりです。
公式機能であるため、規約違反のリスクが低く、安全性が高い
特定のチャンネルだけ、画像だけ、という形で細かく指定する機能ではない
ダウンロードデータは、JSONファイルやメディアファイルを含むフォルダ構成になっている
「特定のサーバーの特定チャンネルだけを今すぐ画像一括保存したい」というニーズにはやや過剰な手段ですが、「アカウント全体のバックアップを取りたい」「安全性を最優先したい」という方には有力な選択肢です。
PCからの具体的な操作手順(ステップ解説)
※以下は一般的な手順の流れです。細かい文言やUIはDiscordのアップデートにより変更される可能性があります。
Discordを開く
PC版アプリ、またはブラウザ版でログインします。
ユーザー設定を開く
画面左下のユーザーアイコン付近の「歯車」アイコンをクリックします。
プライバシー・セキュリティ関連のメニューを探す
「プライバシーとセキュリティ」または「データ管理」に関する項目を開きます。
「データダウンロード」または類似の項目を選択
「私のデータをダウンロード」といったボタンが表示されている場合が多いです。
データダウンロードをリクエストする
画面の案内に従い、アカウントデータのダウンロードをリクエストします。
データの準備には時間がかかることがあり、メール通知を待つ形になります。
メールからダウンロードリンクにアクセスする
Discordから届いたメールに記載されているリンクを開き、ZIPファイルをダウンロードします。
ZIPファイルを解凍する
ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「すべて展開」などで解凍します。
以上で、アカウントに紐づくデータ一式がローカル環境に保存されます。
出力されるデータの中から画像を取り出す方法と注意点
解凍後のフォルダには、以下のような構成でファイルが保存されていることが多いです(実際の構成は仕様変更により異なる場合があります)。
messagesフォルダ:テキストメッセージのデータ(JSON等)attachmentsフォルダ:画像やファイルなどの添付データその他、設定やプロフィール情報など
画像だけを確認したい場合は、attachmentsフォルダを開き、拡張子が.pngや.jpgのファイルを探していただく形になります。
注意点としては、
他人のメッセージや画像が含まれている可能性があるため、第三者への提供やSNSへの投稿は慎重に行うこと
重要な個人情報が含まれている可能性があるため、バックアップ先の管理(パスワード保護・暗号化など)を検討すること
が挙げられます。
方法2|ブラウザ拡張機能でDiscord画像を一括保存する
ブラウザ拡張を使うメリット・デメリット
ブラウザ拡張機能を利用する方法は、「比較的簡単」「プログラミング不要」という点で人気があります。実際に、Chrome拡張を使ってDiscordの画面上の画像をまとめてダウンロードする手順を紹介しているサイトも複数存在します。
メリット
ブラウザから拡張機能を追加するだけで導入できる
画面内に表示されている画像を手軽に一括ダウンロードできる
Windows/Macのどちらでもほぼ同じ手順で利用可能
デメリット
「画面に読み込んだ範囲」しか対象にできないことが多い
ログが膨大な場合、手動でスクロールして読み込む必要がある
拡張機能に与える権限や、開発者の信頼性を自分で確認する必要がある
「数百枚程度を、簡単な操作でまとめて保存したい」といった用途には非常に向いていますが、「数万件のログを完全にバックアップしたい」ような用途には不向きです。
Chrome拡張「image Downloader」などを使う基本手順
ここでは代表例として、「ページ上の画像を抽出して一括ダウンロードできるタイプ」のChrome拡張を利用する一般的な流れを解説します。
Chromeウェブストアを開く
Google Chromeを起動し、Chromeウェブストアにアクセスします。
画像ダウンロード系拡張機能を検索・追加する
「image downloader」などで検索し、評価・レビュー・配布元を確認したうえで追加します。
「Chromeに追加」ボタンをクリックし、インストールを完了します。
Discordをブラウザで開く
通常はデスクトップアプリを使っている方も、一括保存時はブラウザで
https://discord.com/appを開きます。対象のサーバー・チャンネルを開きます。
保存したい範囲までスクロールして読み込む
拡張機能は基本的に「今ページが読み込んでいる画像」を対象とするため、必要な期間までメッセージ履歴をスクロールして読み込みます。
画像が多い場合は、何度かに分けることも検討します。
拡張機能を起動し、画像を一括選択・ダウンロードする
ブラウザ右上の拡張機能アイコンから、インストールした拡張を起動します。
リスト表示された画像を「すべて選択」などで選び、「ダウンロード」を実行します。
ダウンロード先フォルダを確認する
通常は「ダウンロード」フォルダに保存されます。ブラウザ設定で保存先を変更している場合は、そのフォルダを確認します。
この流れで、比較的簡単にDiscord上の画像を一括保存できます。
読み込み範囲・負荷・セキュリティの注意点
拡張機能を使う場合、次の点にご注意ください。
読み込み範囲の限界
数年分のログを一度に読み込むと、ブラウザがフリーズする可能性があります。
期間を区切って保存するなど、分割作業を検討してください。
PCへの負荷
画像が多いチャンネルでは、ブラウザと拡張機能に大きな負荷がかかります。
他のアプリを閉じる・不要なタブを閉じるなど、余裕をもった状態で作業されることを推奨いたします。
セキュリティ・プライバシー
拡張機能は、閲覧中のページ内容にアクセスできる権限を持つことが多いため、配布元やレビューをよく確認してください。
業務用PCや共有PCでは、会社・学校のポリシーに違反しないか事前に確認することが重要です。
方法3|専用ツールでチャンネル画像をまとめてダウンロードする
DiscordChatExporterとは?一括保存に向いている理由
「もっと本格的にチャンネルごとバックアップしたい」という場合に有力なのが、DiscordChatExporterのような専用ツールです。
主な特徴は以下のとおりです。
特定のサーバー/チャンネル単位で、メッセージと添付ファイルをエクスポートできる
HTML / JSON / Plain Textなど、複数の出力形式を選べる
添付ファイル(画像など)をローカルにダウンロードするオプションがある
GUI版・CLI版があり、用途やスキルに応じて選べる
一度環境を整えてしまえば、定期的なバックアップにも応用しやすく、数万件規模のログにも対応しやすい点が強みです。
Windows/Macでのインストール〜基本的な使い方
ここでは、一般的な利用イメージのみを示します。実際の導入時は、必ずツールの公式ページや最新ドキュメントをご確認ください。
DiscordChatExporterを公式サイトからダウンロードします。
一番上の最新バージョンのDiscordChatExporter.zipをクリックするとDownloadが開始されます。
DLIなどもありますが、DiscordChatExporter.zipなので注意してください。Git Hubなので公開ソースなどもあります。
ダウンロードしたDiscordChatExporter.zipを右クリックで解凍して、そこにあるDiscordChatExporter.exeをクリックして起動します。
起動するとコードを入力する画面になります。
このコードはDiscordから入手します。
Discordを開いて”Ctrl+Shift+I(アイ)”を同時押しします。
右側にメニューが開きます(ブラウザのF12と同じ)
そこから上部メニューをNetworkに切り替えてXHRをクリックし、適当なテキストチャットをDiscordでクリックするとNameの部分にscienceが表示されます。
scienceをクリックすると右側にコードが表示され、そこからRequest Headersのauthorizationを探します。
authorizationのコードを選択してコピーして先程のウィンドウに貼り付けてください。
DiscordChatExporterに自分の参加しているサーバーが表示されます。
最初は設定を変更します。右上にある歯車をクリックして設定を開いて下記のとおりにしておきましょう。
Date formatをわかりやすいyy-MMM-dd tt hh:mmにしておくいのが肝です。
保存したいチャットをクリックして選択して右下の矢印で保存できます。
一回一回保存するのではなく、一括でもダウンロードすることが出来ます。Ctrl+AやShiftで複数選択してからダウンロードしましょう。
ダウンロードじゃFormatを選択できます。
一応4つから選択できますが、Textは見ずらいので、HTMLのDarkかWhiteにしておきましょう。
↓実際にダウンロードすると画像がフォルダに分類されHTML形式で保存されています。
フォルダの方でなくHTMLをクリックするとDiscordそのままの状態で保存されていることが確認できます。
画像だけ・テキストも含めて保存する場合の設定例
DiscordChatExporterでは、エクスポート形式やオプションを調整することで、用途に応じた出力を行えます。
画像もテキストもまとめて保存したい場合
出力形式:HTML(ブラウザから閲覧しやすい)
添付ファイルのダウンロード:オン
結果:ブラウザで会話ログを見ながら、同じフォルダ内に画像ファイルが保存される
画像だけローカルにまとめたい場合
添付ファイルフォルダのみを利用する
必要に応じて、画像管理ソフトで一括リネーム・分類を行う
大量データの場合の工夫
チャンネルや期間ごとに出力先フォルダを分ける
YYYY-MM単位などで分割してエクスポートする外付けHDDやNASに直接保存する
このように、専用ツールは設定の自由度が高い一方で、慣れるまで少し時間がかかる点はご留意ください。
方法4|Botやスクリプトで画像を自動保存する(中級者向け)
自動保存Botの仕組みと注意点の概要
プログラミングに抵抗がない中級者以上であれば、PythonなどでDiscord Botを実装し、画像を自動保存することも可能です。
一般的な仕組みは次のとおりです。
DiscordのAPIを利用し、Botアカウントを作成する
Botをサーバーに参加させ、特定チャンネルのメッセージを監視する
メッセージに添付ファイル(画像)が含まれている場合、ローカルディスクやクラウドに保存する
必要に応じて、Google DriveやGoogleフォトなどと連携する
ただし、Botトークンの管理やAPIのレート制限、サーバー管理者の許可など、考慮すべき点も多くなります。
Python製Botなど、代表的な実装例のイメージ
インターネット上には、「画像を自動で保存するBotを作ってみた」という技術ブログやQiita記事が多数存在します。
典型的なコードでは、
on_messageイベントでメッセージを検知message.attachmentsから添付ファイルのURLを取得requestsなどを使って画像をダウンロード指定フォルダやクラウドに保存
といった流れが実装されています。
本記事ではコード詳細までは踏み込みませんが、「自動保存したい」「Google Driveなどに即時アップロードしたい」というニーズがある場合は、こうした実装例を参考にしつつ、以下の点にご注意ください。
自作Botを使う際のリスクと運用ルール
自作Botは非常に強力ですが、その分リスクも伴います。
API利用規約・レート制限
DiscordのAPIはレート制限があり、短時間に大量のリクエストを送ると制限やBANの可能性があります。
Botトークンの管理
GitHubなどにトークンを誤って公開すると、第三者に悪用される危険があります。
サーバー管理者・メンバーの同意
メンバーの会話や画像を自動保存すること自体に抵抗がある人もいます。
導入前にルールを明文化し、同意を得ることが重要です。
プログラミングが得意で、APIの仕様やセキュリティに配慮できる方にのみおすすめできる方法です。
スマホだけでDiscordの画像を一括保存できるか?
iPhone・Androidでできること/できないこと
スマホからDiscordの画像を保存する場合、基本的には次のような操作になります。
iOS / Android共通:画像を長押しし、「画像を保存」「ダウンロード」などを選択する
1回の操作で保存できるのは、基本的に1枚ずつ
一部のファイルマネージャーアプリや自動化ツールを組み合わせることで、ある程度効率化できるケースもありますが、「PCでの一括保存」と同等の柔軟性・速度を期待するのは難しいのが現状です。
また、スマホの場合は以下の制約もあります。
ストレージ容量がPCより小さいため、大量の画像保存には不向き
権限設定(写真アプリ・ストレージアクセス)が原因で保存できないことがある
一括操作に対応した信頼性の高いアプリが少ない
スマホユーザー向けの現実的な代替案
スマホしかお持ちでない場合、次のような運用が現実的です。
本当に必要な画像だけをスマホで個別保存する
イベントの集合写真など、重要度の高いものに絞る
一括保存はPCを借りて実施する
自宅や学校・職場のPC(ルールの範囲内で)を一時的に利用させてもらう
その際に、前述の公式機能・拡張機能・専用ツールを活用する
Web版Discordをスマホブラウザから開き、PC版に近い操作を試す
ただし、ブラウザ・OSの制限により、安定しない場合があります
スマホのみで完結させたい場合は、どうしても「手間と時間」がかかることをご理解いただきつつ、「特に残したい画像に絞る」という方針をおすすめいたします。
一括保存した画像の整理・バックアップのコツ
フォルダ分け・ファイル名ルールの決め方
大量の画像を一括保存すると、後から「どれがどのサーバーのどの時期のものか分からない」という状況になりがちです。そこで、保存時点でフォルダ構成とファイル名ルールを決めておくと管理が楽になります。
フォルダ構成例
Discord_backup/サーバー名A/#general_2025-01/#screenshots_2025-02/
サーバー名B/#photo_2024-12/
ファイル名ルール例
YYYYMMDD_HHMMSS_連番.extチャンネル名_YYYYMMDD_連番.ext
ツールや拡張機能によっては、エクスポート時に日時やメッセージIDを含めたファイル名を自動で付けてくれるものもあるため、その仕様に合わせてフォルダ分けを行うと管理しやすくなります。
外付けHDD・クラウドなど複数箇所へのバックアップ
Discordの画像は、思い出であり、しばしば一度きりのイベント記録でもあります。ローカルPCだけに保存していると、PC故障や誤削除で失われるリスクがあります。
おすすめのバックアップ方針は以下のとおりです。
ローカルPC + 外付けHDD/NAS
大容量の画像データを、2箇所以上の物理ストレージに保存する
ローカルPC + クラウドストレージ
Google Drive、OneDrive、Dropboxなどにバックアップを取る
重要度に応じたバックアップ頻度
重要なイベントの直後には、必ずバックアップを実行する
定期的(月1回など)にまとめてバックアップを見直す
これにより、「Discordサーバーが閉鎖された」「PCが壊れた」といった場合でも、画像を安全に保管し続けることが可能になります。
よくあるトラブルと対処法(FAQ形式)
画像がそもそも保存できない/エラーが出る
Discordで画像を保存しようとした際に、「保存に失敗しました」などのエラーが表示される場合、次のような原因が考えられます。
アプリやOSの権限設定
スマホ:設定アプリから「Discord → 写真(ストレージ)へのアクセス」を許可
PC:セキュリティソフトやブラウザのダウンロード制限を確認
アプリのバージョンが古い
Discordアプリを最新バージョンに更新することで改善する場合があります。
キャッシュの不具合
アプリのキャッシュ削除や、PC・スマホの再起動を試します。
ストレージ容量不足
スマホやタブレットのストレージがいっぱいになっていないか確認し、不要なファイルを削除します。
それでも改善しない場合は、ブラウザ版Discordで同じ操作を試すか、Discordサポートへの問い合わせも検討してください。
保存した画像がどこに行ったか分からない
「保存自体は成功しているようだが、ファイルが見つからない」という場合は、以下をご確認ください。
PCの場合
標準では「ダウンロード」フォルダに保存されることが多いです。
ブラウザごとの設定(Chrome / Edgeなど)でダウンロード先フォルダを確認してください。
スマホの場合
iPhone:写真アプリ(「最近の項目」など)を確認
Android:ギャラリーアプリ、または「ファイル」アプリで
Downloadフォルダ等を確認
拡張機能やツールを使った場合
エクスポート時に指定した出力先フォルダ(例:
C:\Users\ユーザー名\Documents\DiscordExport)を確認します。
一括保存に時間がかかる・途中で止まる
大量の画像や長期間のログを一括保存する場合、処理に時間がかかるのはある程度避けられませんが、次の工夫で改善できる場合があります。
対象期間を分割して保存する(例:1年分→3か月ごとに分割)
他の重いアプリケーションを終了し、PCの負荷を下げる
有線LANや安定したWi-Fi環境で作業する
ツール・拡張機能を最新版にアップデートする
それでも改善しない場合は、別の方法(公式機能→拡張→ツール→Bot)の中から、より用途に合った手段を検討ください。
まとめ|自分の環境に合った一括保存方法を選ぶ
環境・スキル別のおすすめルートの再確認
最後に、本記事でご紹介した方法を、環境・スキル別に整理いたします。
とにかく安全性を重視したい初心者の方
→ 方法1:Discord公式の「データダウンロード機能」規約順守の観点で最も安心ですが、データ量が多く、やや上級者向け部分もあります。
手軽さを重視し、ある程度PC操作に慣れている方
→ 方法2:ブラウザ拡張機能による一括保存Chrome拡張などで画面上の画像をまとめて保存でき、導入ハードルが低い方法です。
サーバーやチャンネル単位で本格的にバックアップしたい方
→ 方法3:DiscordChatExporterなどの専用ツールメッセージ+画像をまとめてエクスポートでき、バックアップ用途に向いています。
プログラミングに慣れており、自動保存・定期バックアップを行いたい方
→ 方法4:Bot・スクリプトによる自動保存中級者以上向けですが、運用が軌道に乗れば、手間を大幅に削減できます。
スマホのみで利用されている場合は、重要度の高い画像だけを個別保存し、本格的な一括保存はPCを併用する形が現実的です。
仕様変更やツール更新への注意喚起
Discord本体やサードパーティツールは、アップデートにより仕様・画面・オプションが変わる可能性があります。そのため、
実際に操作する際は、最新の公式ドキュメントやツールの説明を必ず確認すること
重要なデータほど、複数の手段(公式データダウンロード+ツール+クラウドバックアップなど)で守ること
をおすすめいたします。