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【Discord】画面共有を2画面で見る方法|1画面で複数同時表示も解説

Discordで画面共有を見ていると、「配信を2つ同時に見比べたいのに切り替えが面倒」「デュアルモニターがあるのに、配信が1画面にまとまって作業がしづらい」「複数人が共有していると誰の画面を見ているのか分からなくなる」といった悩みに直面しがちです。
実はDiscordの画面共有は、設定と表示の使い分けを理解すれば、2画面に分けて固定表示することも、1画面で複数配信を同時表示することも可能です。ただし、方法を取り違えると「ポップアウトが見つからない」「重くてカクつく」「音が二重になる」など、別のストレスが増えてしまいます。

本記事では、Discordの画面共有を2画面で快適に見る手順と、1画面で複数同時視聴する手順を、迷いがちなポイントを先回りしながら丁寧に解説いたします。さらに、表示ボタンが出ない場合の確認項目、カクつくときの軽量化、音が二重にならない運用まで網羅します。
「自分の環境だと結局どれが正解なのか」を最短で判断できる比較表から始めますので、まずはこの記事の手順どおりに操作して、見たい配信をストレスなく“最適な形”で固定してください。

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目次

Discord 画面共有を2画面と1画面同時視聴で使い分ける

Discordの画面共有は、見せる側の「配信(画面共有/Go Live)」と、見る側の「視聴画面(表示モード/ウィンドウ)」が組み合わさって成立します。そのため、同じ「画面共有を見る」でも、やりたいことが「2画面に分けて固定したい」のか、「1画面で複数を一覧したい」のかで、最適な操作が変わります。ここを最初に整理しておくと、後半の手順が迷子になりません。

本記事では、視聴側(見る側)を中心に、次の2パターンを確実に実現できるよう、手順とコツ、つまずきポイントまで含めて解説いたします。

  • A:2画面で別々に見る(デュアルモニターに配信ウィンドウを振り分けて固定)

  • B:1画面で複数同時に見る(マルチストリーム/グリッド表示で同時視聴)

なお、DiscordはアップデートでUI(ボタン位置や表記)が変わることがあります。表記が完全一致しない場合でも、本文の「操作の流れ」と「確認観点」を優先して進めてください。

2画面で別々に見る場面

2画面運用が向くのは、「配信の視聴が主目的ではない」場面です。たとえば、次のようなケースです。

  • メインモニターでゲームや作業をしながら、サブモニターで配信を常時表示したい

  • 2人の配信を同時に見比べたい(同じサイズで並べたい/片方は大きく、片方は小さくしたい)

  • VC(ボイスチャット)の参加者リストやテキストチャットを確認しつつ、配信は別モニターで固定したい

  • 配信が「隠れたり縮んだり」するのがストレスなので、視聴枠を固定しておきたい

この場合、ポイントは「配信を別ウィンドウに切り出し、OS側でウィンドウを整理する」ことです。Discord内の表示だけで頑張ろうとすると、チャットや参加者リストの開閉で配置が崩れやすくなります。後述するポップアウトが主役になります。

1画面で複数同時に見る場面

1画面で複数同時表示が向くのは、「状況把握や進行が主目的」の場面です。たとえば次のようなケースです。

  • 視聴会・作業会・勉強会で、複数の参加者が同時に画面共有している

  • 進行役として、全員の状態を同時に確認したい(画面共有の内容が正しいか/詰まっていないか)

  • 共同作業で、Aさんの手元とBさんの手元を並べて比較しながら進めたい

  • 1人の配信を大きく見つつ、ほかの配信も小さく並べておきたい

この場合は、Discordの「複数ストリーム視聴(マルチストリーム)」と「表示モード(グリッド/フォーカス)」を使う発想になります。2画面運用とは狙いが違うため、方法も切り替えてください。

最初に結論が出る比較表

まずは、読者が迷いがちな「どれを選べばよいか」を表で整理いたします。ここで選んだ方式の章だけ読んでも、目的は達成できます。

やりたいことおすすめ方式メリット注意点向いている人
配信をサブモニターに固定して見たいポップアウト+2画面配置配置が崩れにくい/視線移動が少ない配信ごとにポップアウトが必要デュアルモニター利用者
2人の配信を2画面に振り分けたい配信をそれぞれポップアウトして配置Aを左、Bを右など、自由度が高いPC負荷が上がることがある見比べたい人
複数人の配信を1画面で一覧したいマルチストリーム+グリッド一覧性が高い/進行に強い人数が多いと1枠が小さくなる進行役/主催者
どうしても配信を完全に独立させたいサブアカ方式(別クライアント)操作を完全分離できる音二重対策が必須/管理が増える監視・チェック用途

Discord 画面共有を2画面で見る方法 ポップアウトで分ける

ここからは「2画面で別々に見る」ための具体手順です。結論としては、ポップアウトで配信を別ウィンドウに出し、OS側で2画面に配置します。これが最も分かりやすく、再現性も高いです。

ポップアウトの開き方

ポップアウトのコツは「視聴開始 → その画面から切り出す」です。最短の流れは次のとおりです。

  1. ボイスチャンネル(または通話)に参加します

  2. 見たい配信のところで、「配信を見る」「視聴」などのボタンを押して、まずは通常の視聴画面を開きます

  3. 視聴画面の右上・右下などにある、「ポップアウト」(別ウィンドウ表示)を選びます

  4. 配信が独立したウィンドウとして開きます(これでDiscord本体の表示とは別に動きます)

うまくいかないときに多いのが、次のパターンです。

  • 「配信一覧の状態」でポップアウトを探している
    → まず視聴画面を開かないと、ポップアウトが出ないことがあります。

  • 小さなアイコンになっていて気づかない
    → 画面右上のメニュー(…)に格納されているケースもあるため、見当たらない場合はメニューを開いて確認してください。

  • 表示されているのが「画面共有」ではなく別の表示
    → 相手が共有しているのがアプリか画面か、あるいはビデオ通話かで、表示の出方が異なることがあります。視聴画面を一度閉じて、再度「配信を見る」から入り直すと改善することがあります。

ポップアウトを使うと何が変わるか

ポップアウトは「配信表示だけが独立する」点が最大のメリットです。Discord本体側で以下をしても、配信が維持されやすくなります。

  • テキストチャンネルを切り替える

  • 参加者一覧を開く/閉じる

  • VCの参加者が増減する

  • Discord本体のウィンドウサイズを変える

つまり、サブモニターに配信を固定して「作業がメイン、配信は常時確認」という使い方がしやすくなります。

Windowsで2画面に配置するコツ

Windowsでは、OS側のウィンドウ整列(スナップ)を使うと一気に安定します。おすすめの配置パターンを3つ示します。

パターン1:配信をサブモニターに最大化固定

  • サブモニターにポップアウトウィンドウをドラッグ

  • そのまま最大化

  • メインモニターでDiscord本体(チャット・参加者)と作業を運用

これが最もシンプルです。配信枠が動きにくく、見失いにくい構成です。

パターン2:2つの配信を同一モニターに左右並び

  • 配信Aをポップアウト → サブモニターに配置

  • 配信Bをポップアウト → 同じモニターに配置

  • Windowsのスナップで左右半分ずつに整列

見比べたい場合に便利です。ただしPC負荷は上がりやすいため、カクつく場合は後半の軽量化を行ってください。

パターン3:配信Aをサブモニター、配信Bをメインモニターの一角に固定

  • 配信Aをサブモニターで大きく表示

  • 配信Bをメインモニターの隅に小さめで置く(必要なときだけ拡大)

「主にAを見るが、Bも目視したい」場合に向きます。

Windowsで安定させる小技

  • 配置が決まったら、ウィンドウのサイズを固定し、毎回同じ場所に置く

  • モニターの接続を変えた後(抜き差し、解像度変更)は、Discordを再起動する

  • 配信ウィンドウが最小化されやすい場合は、Discord本体と配信ウィンドウのどちらを前面に出したいかを決め、作業動線を固定する

Macで2画面に配置するコツ

Macでは、ドラッグでディスプレイ間移動ができますが、慣れていないと「どのデスクトップにいるか」で迷いやすいです。おすすめの考え方は「Mission Controlで把握 → 目的のディスプレイへ移す」です。

配置手順の基本

  1. ポップアウトした配信ウィンドウを開く

  2. Mission Control(トラックパッド上スワイプ等)で、配信ウィンドウの位置を把握する

  3. 配信ウィンドウを目的のディスプレイへドラッグして移動する

  4. 必要に応じて、Split Viewや手動調整でサイズを固定する

Macでつまずきやすい点

  • フルスクリーンのアプリを使っていると、配信ウィンドウが別スペースに行くことがあります
    → 作業アプリをフルスクリーン運用している場合は、配信はフルスクリーンにせず、通常ウィンドウで固定するほうが管理しやすいです。

  • ディスプレイの配置(左右)が変わると、ウィンドウが想定外に移動することがあります
    → 「ディスプレイ設定」を変えたら、Discord再起動をセットにすると安定します。

ピン留めと最前面で見失わない

2画面運用で地味に効くのが「見失わない工夫」です。特に、作業中にウィンドウが埋もれるとストレスが増えます。以下の方針で整えてください。

  • 配信ウィンドウの置き場所を固定する(毎回同じ座標)

  • 配信を「常時監視」したいなら、サブモニターで最大化が最も安定

  • 「必要なときだけ見る」なら、メインモニターの端に小さく置き、必要時に拡大

  • Discord本体は、チャットと参加者リストが見やすいサイズに固定する

また、配信ウィンドウが見当たらない場合は「最小化」「別デスクトップ」「画面外」のいずれかが多いです。後半のトラブル対策も併せて確認してください。


Discord 画面共有を1画面で複数同時に見る方法 マルチストリーム

次に、「1画面で複数同時表示」を目標にした手順です。ここでは、複数人が同時に配信している状況を想定し、マルチストリーム(複数ストリーム視聴)と、グリッド/フォーカス表示を使って、見たい形に整えます。

複数のストリームを視聴開始の手順

流れは「1つ目を開く → 2つ目以降を追加」です。これを覚えるだけで迷いが減ります。

  1. ボイスチャンネルに参加し、1つ目の配信を通常視聴として開きます(「配信を見る」)

  2. 配信画面のまま、またはチャンネル表示に戻って、2つ目の配信を探します

  3. 2つ目の配信で、「複数のストリームを視聴開始」に近い導線(同時視聴、追加視聴など)を選びます

  4. 画面が複数枠に分割されれば成功です

表示が出ないときの考え方

「複数視聴」の導線が出ない場合は、以下のどれかが原因であることが多いです。

  • そもそも同時に配信している人が複数いない(1配信だけだと出ません)

  • 視聴画面ではなく、チャンネルの別画面を見ている

  • 端末やアプリの種類(モバイルやブラウザ)により制限がある

  • DiscordのUI変更で導線が別の場所に移動している

この場合は「いったん1つ目を視聴→配信一覧へ戻る→2つ目を追加」の流れを繰り返し、導線を探すと見つかりやすいです。

グリッドとフォーカスの切り替え

複数同時表示の見やすさは、表示モードで決まります。考え方はシンプルです。

  • グリッド表示:全員を同時に確認したい(進行・監視向き)

  • フォーカス表示:主役を大きく見つつ、他も把握したい(比較・学習向き)

使い分けの具体例

  • 勉強会で「全員の手元が止まっていないか」を見る
    → グリッド

  • Aさんの作業をメインで見つつ、Bさんの結果も随時確認したい
    → フォーカス(Aを大きく、Bは小さく)

  • 発表者が交代する会で、主役が変わるたびに大きくしたい
    → フォーカスで主役を切り替え

操作のコツ

  • 「誰かを大きくしたい」と思ったら、その枠を選択してフォーカスへ切り替える

  • グリッドで小さくて見えない場合は、同時表示人数を減らす(必要な配信だけ残す)

  • どうしても読みにくい場合は、2画面運用(ポップアウト)に切り替える

マルチストリームは便利ですが、物理的に1画面で表示できる情報量には限界があります。読みやすさを優先して、表示人数を絞る判断も重要です。

参加者が多いときの表示整理

参加者が増えると、「配信者以外の枠」や表示要素が増えて、目的(見たい配信)に集中しにくくなります。次の方針で整理してください。

整理の基本方針

  • 必要な配信だけを残す(全員を出すことが目的でないなら絞る)

  • 進行役なら、グリッドで「止まっている人」を早期発見し、必要時にフォーカスへ

  • 画面が狭い場合は、参加者リストやチャットを最小限にし、配信枠を確保する

「見失い」を防ぐ手順

  • まずグリッドで全体を把握

  • 主役の枠をクリックしてフォーカスに変更

  • 交代したら同じ操作で主役を切り替える

「全員を常に同じ大きさで見続ける」より、「確認→フォーカス→切り替え」の運用のほうが疲れにくいです。


Discord 画面共有を2画面で見られないときの代替策

ここまでの方法で、ほとんどのケースは解決します。ただし、環境(端末、アプリ種別、PC性能、接続状況)によっては、意図どおりに動かないこともあります。その場合でも、目的を達成するための代替策を用意しておくと安心です。

サブアカで2つのDiscordを同時起動

「どうしても独立表示にしたい」「片方はチャット、片方は配信専用にしたい」など、運用を完全に分けたい場合は、サブアカ方式が現実的です。イメージとしては次のとおりです。

  • メイン環境:普段のDiscord(VC参加・チャット・進行)

  • サブ環境:視聴専用(配信だけを見る、あるいは配信音だけを聞く)

構成例

  • メイン:デスクトップアプリ

  • サブ:ブラウザ版(または別プロフィール/別ユーザー)

これにより、ウィンドウ管理が非常に楽になります。特に「配信を2画面に固定しつつ、Discord本体は自由に操作したい」場合に効きます。

注意点

  • アカウント管理(ログイン状態、認証)が増えます

  • 同時に映像を複数再生するため、PC負荷が上がりやすいです

  • 何より、音が二重になりやすいため、次項の設定が必須です

音が二重にならない設定

音二重の原因は単純で、「同じ音が2つのクライアントから再生される」ためです。サブアカ方式では特に起きやすく、放置するとハウリングや聞き取りづらさにつながります。

音二重回避の基本ルール

  • VC音声はメインのみで聞く

  • サブは原則ミュート(全員ミュートでもよい)

  • 配信音だけ必要な場合は、サブ側で「配信音だけを残す」運用にする

チェックリスト(確実に止める)

  • サブ側のスピーカー音量が0、またはミュートになっている

  • サブ側でマイク入力が無効(誤って音を返さない)

  • メインとサブで出力デバイスを分けている(必要な場合のみ)

  • 同じ配信を2つのクライアントで同時に再生していない(意図している場合は片方を無音にする)

特に「サブ側でマイクが生きている」状態は危険です。サブは視聴専用として、入力を切っておくと安全です。

負荷が高いときの画質とフレーム見直し

複数配信の同時視聴や高画質視聴は、CPU・GPU・メモリ・回線を同時に使います。重いと感じたら、次の順で手を打つと効果が出やすいです。

優先順位1:同時視聴数を減らす

最も効きます。3つ同時を2つに、2つ同時を1つにするだけで体感が大きく変わります。「必要な場面だけ複数表示」に切り替えてください。

優先順位2:解像度とフレームを下げる

配信の設定(視聴品質)が選べる場合は、以下の方針で下げます。

  • 文字が読めればよい:解像度を下げる

  • 動きが重要でない:フレームを下げる

優先順位3:他アプリを整理する

  • ブラウザタブを減らす(動画、重いWebアプリは特に影響します)

  • 録画・配信・編集ソフトが動いているなら停止する

  • OSのバックグラウンド処理が重い場合は再起動する

優先順位4:回線を安定させる

  • 可能なら有線LAN

  • Wi-Fiならルーター再起動、混雑時間帯を避ける

  • VPNを使っている場合は一時的に切って挙動を確認する


Discord 画面共有のトラブル対策 ポップアウトがない 重い 音が出ない

ここでは、特に問い合わせが多いトラブルを「症状別」に整理いたします。焦って設定をいじるより、原因候補を潰すほうが早く解決します。

ボタンが出ないときの確認項目

「ポップアウトがない」「複数視聴が出ない」ときは、次を上から順に確認してください。

確認1:視聴画面を開いているか

ポップアウトは「配信を視聴している画面」に出ることが多いです。配信一覧を眺めているだけでは出ない場合があります。
→ いったん「配信を見る」で視聴画面を開き、そこでメニュー(…)や表示ボタンを確認してください。

確認2:PCアプリか

モバイルやブラウザでは、機能や表示が制限される場合があります。
→ 可能ならPCアプリで同じ操作を試してください。

確認3:相手が「配信」している状態か

相手が一時停止している、共有が途切れている、あるいは別の表示(カメラ)になっていると、想定のボタンが出ないことがあります。
→ 相手に共有状態を確認し、共有を一度止めて再開始してもらうと改善することがあります。

確認4:Discordを更新・再起動

UI不整合や一時的な表示崩れは、再起動で改善することがあります。特に、モニター構成を変えた直後や、長時間起動しっぱなしの場合に起きやすいです。

ポップアウトが画面外に出たとき

「ポップアウトしたはずなのに見えない」は、ほぼ次の3つです。

  • 画面外に移動している

  • 別デスクトップ(別スペース)にいる

  • 最小化されている

対処の基本

  • タスクバー/DockからDiscord関連ウィンドウを順番に選択する

  • OSのウィンドウ整列(最大化、スナップ)を使って「画面内に戻す」

  • マルチモニターの解像度・配置を変えた後なら、Discord再起動

再発しやすい場合は、「モニター構成を変える前にDiscordを閉じる」「変えたら起動し直す」を習慣化すると安定します。

カクつくときの軽量化チェック

映像がカクつく、音が途切れる、操作が重い場合は、次のチェックリストで切り分けると早いです。

チェックリスト

  • 同時視聴数を減らしたか(最優先)

  • 表示モードをグリッドからフォーカスに変えたか(描画負荷が下がる場合があります)

  • 解像度・フレームを下げたか

  • 他アプリ(ブラウザ動画、録画、配信ソフト)を止めたか

  • PCを再起動したか(メモリ圧迫の解消)

  • 回線を安定化したか(有線、ルーター再起動)

特に「複数配信×高画質×高フレーム」は負荷が跳ね上がります。配信は、まず安定性を優先し、その後に品質を上げる順序がおすすめです。

スマホ視聴の注意点とできること

スマホでは、PCと比べて「同時表示の自由度」が下がりやすいです。期待値を調整しつつ、できることに寄せるのが現実的です。

スマホでやりやすい運用

  • 基本は「配信を見る」で視聴し、必要に応じて別の配信へ切り替える

  • 進行役なら、重要な配信だけを見る(全員同時は避ける)

  • 長時間視聴は発熱・バッテリー消費が大きいため、充電しながら、可能ならWi-Fiで運用する

「2画面で見たい」という目的そのものがスマホだと難しいため、その場合はPCの利用、またはサブ端末(タブレット等)を追加して役割分担するのが確実です。


Discord 画面共有のよくある質問

スマホで複数同時表示はできますか

スマホは画面サイズとUIの都合上、PCのように「複数を同時に大きく一覧」する運用が難しいことが多いです。基本は、見たい配信を選んで視聴し、必要に応じて別の配信へ切り替える運用が現実的です。どうしても同時に見たい場合は、スマホ+別端末(PCやタブレット)で分担する方法をご検討ください。

配信者側は複数画面を同時に共有できますか

Discordの画面共有は基本的に「1つの画面(ディスプレイ全体)または1つのアプリウィンドウ」を共有する形が中心です。配信者側で「複数画面を同時に見せたい」場合は、次のように設計すると実現できます。

  • OBS等で複数ソースを1つの画面に合成し、その合成結果(1画面)を共有する

  • 共有したい内容を1つのアプリ(例:スライド)にまとめ、そこだけを共有する

つまり、Discord単体で複数ソースを並列共有するというより、「共有前に1画面にまとめる」発想が確実です。

視聴人数や画質の上限はありますか

上限や仕様は、プランやアップデート、サーバー状態などで変動する可能性があります。そのため、厳密な数値を固定して覚えるより、次の考え方で運用するのが安全です。

  • 同時視聴数が増えるほど負荷が上がる

  • 高解像度・高フレームほど負荷が上がる

  • 不安定なら「人数を減らす→品質を下げる→回線を整える」の順で対処する

視聴会など安定性重視の場面では、最初から高品質を狙いすぎない方針が成功しやすいです。

録画や転載は禁止の注意点はありますか

画面共有には、個人情報(通知、メール、デスクトップ上のファイル名)、第三者の著作物(動画、ゲーム、配信素材)などが映り込みやすいです。録画や転載は禁止を行う場合は、次の点にご留意ください。

  • 共有する側・される側の合意を取る(録画するなら事前告知)

  • コンテンツ提供元の利用規約やガイドラインに従う

  • 企業・学校などの環境では、情報管理規程や守秘義務に従う

  • 個人情報が映る可能性がある場合は、共有前に通知オフ、不要ウィンドウの終了を行う

トラブルは「悪意」より「うっかり」で起きやすいです。事前チェックを仕組みにしておくと安全です。


まとめ

Discordの画面共有を快適に見るためには、「2画面で別々に固定したいのか」「1画面で複数を一覧したいのか」を先に決めることが最重要です。

  • 2画面で見る:ポップアウトで配信を別ウィンドウにし、OS側で2画面に配置すると安定します。配信を固定できるため、ゲームや作業と相性が良いです。

  • 1画面で複数同時視聴:マルチストリームで複数配信を追加し、グリッド/フォーカスを切り替えると、進行や状況把握がしやすくなります。

また、うまくいかない場合でも、サブアカ方式という代替策、そして音二重対策負荷軽減のチェックリストを押さえておけば、目的は達成できます。DiscordはUIが更新されることがあるため、表記が違う場合でも「視聴開始→表示メニュー→ポップアウト」「1つ目視聴→2つ目を追加」の流れを軸に確認し、再現性の高い運用に寄せてください。