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【Discord】ずっと接続中で通話できない原因と直し方|RTC接続中を解消

Discordで通話しようとしたのに、画面には「ずっと接続中」や「RTC接続中」の表示が出たまま――。再起動しても直らず、相手の声も自分の声も届かないと、焦りとストレスが一気に増します。しかもこの症状は、Discordの不具合だけが原因とは限らず、回線やルーター、VPN・プロキシ、ファイアウォール、さらにはサーバー設定の相性など、複数の要因が絡み合って起きることが少なくありません。そのため、思いついた対処を片っ端から試すと、時間だけが過ぎてしまいがちです。

本記事では、「どの表示で止まっているか」を起点に原因を切り分け、最短で復旧させるための手順を“安全で戻しやすい順番”で整理して解説いたします。PC・スマホそれぞれのポイントはもちろん、学校・会社など設定変更が難しい環境での現実的な解決策、直ったあとに再発させないための安定化のコツまで網羅します。読み終える頃には、何から試せばよいか迷わず、今の状況に合った対処で「接続中のまま繋がらない」を解消できるはずです。

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目次

Discordでずっと接続中になる主な症状

Discordでボイスチャンネルに参加しようとした際に「ずっと接続中」と表示され、通話が開始できない現象は、見た目が似ていても内部の状態が異なることが多いです。対処を最短化するためには、まず「どの画面で」「どの表示のまま止まるのか」を整理することが重要です。特に、RTC接続中(RTC Connecting)、ICE Checking、No Routeなどは似て見えますが、疑うべき原因の優先順位が変わります。

ここでは、ユーザーが遭遇しやすい代表的な3パターンに分けて、症状の特徴と“最初に疑うべき方向性”を押さえます。以降の対処手順は、この症状整理を土台に進めると無駄が減ります。

通話でRTC接続中が続く場合

最も多いのが、ボイスチャンネルに入室しようとすると「RTC接続中」のまま動かず、通話が成立しないパターンです。これは、Discordが音声通話のための接続確立を試みているが、必要な通信経路が確立できていない状態と考えると理解しやすいです。

このときの典型要因は、次のいずれかに寄ります。

  • 端末側の遮断:ファイアウォール、セキュリティソフト、VPN、プロキシなどが通信を阻害している

  • ネットワーク経路の問題:回線側(ISP)やルーター側の挙動、ネットワーク制限(学校・会社など)

  • Discord設定との相性:QoSや音声地域などの設定が経路と噛み合っていない

  • アプリ側の不調:キャッシュ破損、更新直後の不整合、GPU周りの影響(環境依存)

ポイントは、「原因がDiscordアプリだけにある」と決めつけないことです。RTC接続中は“通話の準備が完了しない”状態ですので、ネットワークや遮断要因の切り分けが最優先になります。

接続中のまま音声が入れない場合

次に多いのが、見た目上はチャンネルに入れたように見えるのに、相手の声が聞こえない、自分の声が届かない、または途中から無音になるパターンです。こちらは、RTC接続中で止まるケースと比べて、接続の一部が成立している可能性があり、疑うべきポイントが少し変わります。

代表的には、以下のような要因が絡みます。

  • マイク・音声入出力デバイスの問題:OS側の入力/出力デバイス、Discordの入出力設定、排他制御など

  • 権限・プライバシー設定:OSやブラウザでマイク許可が拒否されている

  • 画面共有・カメラ機能との相性:映像関連の処理が引き金となり音声が不安定化

  • 一時的なネットワーク劣化:瞬間的なパケットロスや遅延増大により音声のみ破綻

この場合は、ネットワーク対処に加えて「入出力設定」「権限」「画面共有の再現性」も並行して確認するのが効果的です。

No RouteやICE Checkingが出る場合

「No Route」「ICE Checking」などが表示される場合は、通信経路が確立できない色合いが強く、特にネットワーク制限UDP通信が通らない状況を疑うべきです。学校や会社、集合住宅の共有回線、ホテルWi-Fiなどで起きやすく、ユーザー側で自由に設定変更できないことも少なくありません。

このタイプは、闇雲にアプリ設定を触るよりも、まずは次の切り分けが有効です。

  • 別ネットワークで試す(テザリング等):改善すれば元のネットワーク側の制限が濃厚

  • 別端末で試す:端末固有の遮断か、回線・ネットワークの問題かを切り分け

  • ブラウザ版を試す:アプリ固有問題を排除し、再現性を見る

以降の章で、症状別に無駄の少ない順番で対処を整理します。


DiscordのRTC接続中とは何か

「RTC接続中」は、Discordの通話機能でよく見かける表示ですが、意味が曖昧なまま対処を始めると、不要な設定変更をしてしまうことがあります。ここでは専門用語を増やしすぎず、「何が起きているのか」「なぜ止まるのか」「何を切り分ければよいか」を押さえます。

RTC Connectingの意味と仕組みの要点

RTCはReal-Time Communication(リアルタイム通信)の文脈で使われる略称で、Discordが音声通話を成立させるために、端末・ネットワーク・Discord側のサーバー間で必要な通信経路を確立している最中に表示されます。

重要なのは、RTC接続中が続くとき、Discordが「通話開始の準備」を完了できていないという事実です。裏側では次のような処理が絡みます(詳細な専門理解がなくても問題ありません)。

  • 通話に必要な通信経路の確立(ネットワーク状況や制限の影響を受けやすい)

  • 遅延やパケットロスの状況によって確立に失敗する場合がある

  • VPN・プロキシ・ファイアウォールなどが介在すると成立しないことがある

  • 同じWi-Fiでも、ルーターや上位回線の挙動で結果が変わることがある

つまり、RTC接続中=「Discordアプリが壊れている」とは限らず、ネットワークや遮断の影響で“準備完了まで到達できない”状態と整理すると、対処の順番が見えやすくなります。

Discord公式が示す代表原因

Discordの公式ヘルプでも、RTC接続中や関連する音声接続エラーは、端末側やネットワーク側で通信が阻害されるケースを主に想定しています。対処の方向性としては、概ね次のカテゴリに集約されます。

  • 再起動系:アプリ、端末、ルーター/モデムの再起動

  • 回線・ISPの影響確認:一時障害や経路不調がないか

  • 遮断要因の確認:ファイアウォール、セキュリティソフト、VPN、プロキシ

  • ネットワーク制限:学校・会社・管理ネットワークでブロックされていないか

  • 音声地域(サーバー側設定):地域切替で経路を変えて改善するか

この記事では、これらを「安全で戻しやすいものから」順に並べ、さらにPC/スマホ、学校・会社などの制約環境でも実行可能な選択肢を用意します。

Discord側障害か自分の環境かの見分け方

復旧を急ぐ場合でも、最初に30秒〜数分でできる切り分けを挟むと、結果的に早く直ることが多いです。おすすめは、次の3つです。

  1. 別ネットワークで試す(テザリング等)

    • テザリングで繋がる:元のWi-Fi/回線/ネットワーク制限が濃厚

    • テザリングでも繋がらない:端末側(遮断/設定/アプリ不調)やDiscord側を疑う

  2. 別端末で試す(スマホ⇔PC)

    • PCだけ不調:PCのセキュリティ・プロキシ・ドライバ・アプリ側の問題が濃厚

    • 両方不調:ネットワークやDiscord側の可能性が上がる

  3. ブラウザ版で試す

    • アプリだけ不調:アプリのキャッシュ、GPU、セキュリティソフト、設定不整合の疑い

    • ブラウザでも不調:ネットワーク制限や回線経路の疑い

この切り分けができると、次章の対処手順を自分の状況に合わせて最短化できます。


Discordが繋がらないときの対処手順

ここでは「今すぐ繋げたい」方を前提に、効果が出やすい順、かつ安全性と戻しやすさを重視した順番で並べます。上から順に実施し、途中で改善したらそこで終了して問題ありません。

また、設定変更を伴う手順では、必ず「変更前の状態をメモ」しておくと安心です(DNSやプロキシなど)。

最初にやる安全な確認チェック

まずはリスクが低く、短時間でできる項目から着手します。特に、Discordはバックグラウンドに残ることがあるため、「再起動したつもり」が失敗の原因になることがあります。

最初に確認するチェックリスト(上から順に)

  • Discordを完全終了(タスクトレイやタスクマネージャーで終了まで確認)

  • Discordを起動し直して同じボイスチャンネルに参加

  • 端末を再起動(Windows/Mac/スマホ)

  • ルーター・モデムを再起動(電源OFF→少し待ってON)

  • 別サーバーまたは別ボイスチャンネルで参加できるか試す

  • ブラウザ版Discordで通話できるか試す

  • 一時的に別回線(テザリング等)で参加できるか試す

  • VPNが有効なら一時停止できるか確認(可能なら停止して試す)

  • プロキシが有効なら無効化(次の章で手順の考え方を説明)

  • セキュリティソフト/ファイアウォールでDiscordが遮断されていないか確認

この時点で改善したら、原因は一時的な不調、またはルーター/回線の瞬間的な経路問題である可能性が高いです。再発する場合は、後半の「再発防止と安定化のコツ」も併せて確認してください。

ネットワーク関連の対処(VPN・プロキシ・DNS)

ここからは、RTC接続中の原因として特に多いネットワーク・遮断系の対処です。順番を誤ると「直ったが別の通信が不安定になった」ということも起こり得ますので、影響の小さい順に試します。

1)VPNの影響を確認する

VPNは、ネットワーク経路を変えるため有効な場面もありますが、Discordの音声通話はVPNの仕様(特にUDP通信の扱い)によって接続できない場合があります。まずは以下で切り分けます。

  • VPNを一時停止できる → 停止してDiscord通話ができるか確認

  • VPNが必須で止められない → 後述の代替策(ブラウザ版、回線切替、管理者相談)へ

VPN停止で改善した場合は、VPN側の仕様や設定が原因の可能性が高いです。可能であれば、VPNの提供元や管理者へ「Discord音声通話が不安定」である旨を伝え、UDP対応可否や例外設定の有無を確認すると再発防止につながります。

2)プロキシを無効化する

プロキシが有効になっていると、Discordの通話の接続確立がうまく進まない場合があります。特に、過去に一度だけプロキシを設定した、会社・学校の設定が残っている、VPNソフトがプロキシを併用している、といったケースで見落としがちです。

対処の考え方

  • まずはOS側のプロキシ設定がONかOFFかを確認

  • 意図していないプロキシがONならOFFにして通話を再テスト

  • 会社・学校端末の場合、勝手に無効化すると規程違反になる可能性があるため注意

プロキシ無効化で改善する場合は、「音声だけが繋がらない」よりも「接続中のまま進まない」タイプで多い印象です。

3)DNSを変更して改善するか試す

DNS変更は、通信先の解決や経路との相性が原因になっている場合に改善することがあります。一方で、変更はネットワーク全体に影響するため、慎重に行うべき項目です。

実施の前提

  • 個人所有の端末・回線である(会社・学校端末は原則避ける)

  • 変更前のDNS設定(自動/固定値)を必ず控える

  • 改善しなければ元に戻す

復旧判定のやり方(おすすめ)

  1. DNSを変更

  2. Discordを完全終了→再起動

  3. 同じボイスチャンネルに参加

  4. 直らない場合、別サーバーでも試す

  5. 変化がなければDNSは元に戻す(不要な変更を残さない)

DNS変更で改善する場合は、回線のDNS応答や経路が不安定、または一部の名前解決周りに問題があった可能性が考えられます。

Discord設定の対処(QoS・音声地域・音声サブシステム)

ネットワーク側をある程度確認しても改善しない場合は、Discordアプリ側の設定が経路やルーターと相性問題を起こしている可能性があります。ここでは、影響が比較的限定的で、元に戻しやすいものから試します。

1)QoS高パケット優先を無効化する

QoS(Quality of Service)は、音声の遅延や品質を優先するための仕組みですが、ルーターやネットワーク機器との相性によっては逆に不安定化することがあります。特に、次の条件に当てはまる場合は試す価値があります。

  • 通話に入れたり入れなかったりする(再現性が低い)

  • 特定の時間帯だけ極端に不安定

  • 5000msのような極端な遅延表示が出る

  • ルーターを替えた、または回線設備が変わった直後から発生

無効化後はDiscordを再起動し、同じボイスチャンネルで再テストしてください。

2)音声地域を切り替える

音声地域(サーバー側の設定)を変更すると、Discord側の音声サーバー経路が変わり、経路の相性や一時不調を回避できる場合があります。特に、特定のサーバーだけで起きる、ある地域のユーザーだけが不調、といった場合は効果が出ることがあります。

注意点

  • 音声地域の変更は、サーバーの管理者権限が必要なことがあります

  • 恒常的に変えるのではなく、まずは「一時的なテスト」として行うのがおすすめです

  • テスト後に改善が確認できたら、管理者間で運用を相談してください

3)音声サブシステムを変更する

音声サブシステム(音声処理の方式)が環境と合わない場合、接続後の無音化や接続不安定が出ることがあります。DiscordのバージョンやOSにより設定項目の表示が異なるため、変更できる場合のみ試してください。

試す順番の目安

  • 接続中のまま進まない → まずはネットワーク・遮断系が優先

  • 接続できるが無音になる/途中で落ちる → 音声サブシステムや入出力設定の影響も疑う

変更後は必ずDiscordを再起動し、再現性を確認します。

端末側の対処(ファイアウォール・ドライバ・再インストール)

ここまでで改善しない場合、端末側の常駐ソフトやドライバ、アプリの破損・不整合が疑われます。影響範囲が大きくなる可能性があるため、順番に進めてください。

1)ファイアウォール/セキュリティソフトの許可設定

ファイアウォールやセキュリティソフトがDiscordの通信を遮断していると、RTC接続中が解消しないことがあります。特に以下の場合は優先して確認してください。

  • セキュリティソフトを導入した/更新された直後から発生

  • Windowsの大型アップデート直後から発生

  • 会社の管理ソフトが入っている端末で発生

  • 自宅回線ではスマホは繋がるがPCだけ繋がらない

確認の考え方

  • Discordを「許可アプリ」に登録できるか

  • ネットワーク種別(プライベート/パブリック)で制限が変わっていないか

  • 一時的な無効化が可能でも、恒久的に無効化するのではなく“許可設定”で対応する

2)ネットワークドライバを更新する

ネットワークアダプタのドライバが古い、または更新で不整合が起きている場合、音声通話の確立が不安定化することがあります。ドライバ更新は効果がある場合もありますが、環境によっては別の不具合を招くこともあるため、次の方針がおすすめです。

  • 可能ならPCメーカー公式のサポートページのドライバを優先

  • 不安がある場合は、更新前に復元ポイント等を検討

  • 更新後は、Discordだけでなく他の通信(ブラウザ等)にも問題がないか確認

3)Discordを再インストールする(最後の手)

再インストールは、多くの不具合を一括で解消できる一方、手間がかかり、設定やキャッシュの状態により差が出ます。ここまでの対処で改善しない場合に実施するのがよいです。

再インストール前におすすめの準備

  • アカウント情報(ログイン手段)を確認しておく

  • 重要な設定(入力デバイス等)をメモする

  • 可能なら、再インストール前にブラウザ版で繋がるか確認しておく(原因切り分け)

再インストール後は、まず通話だけをテストし、安定してから画面共有やカメラなど追加機能を試すと原因が切り分けやすくなります。


環境別の解決策:PC・スマホ・学校や会社回線

同じ「RTC接続中」でも、Windows、Mac、スマホ、そして学校・会社回線のような制約環境では、対処の現実性が異なります。ここでは「実際にやれる順番」に寄せて整理します。

Windowsで起きやすいポイント

Windowsは、セキュリティソフト、ファイアウォール、プロキシ設定、ドライバなど、通話を阻害し得る要素が多い傾向があります。特に次の2点は見落とされがちです。

  • Discordが完全終了していない:タスクトレイに残り、設定変更が反映されない

  • プロキシ設定が残っている:過去の設定や会社設定が残っている

Windowsのおすすめの進め方(再掲・整理)

  1. Discord完全終了→再起動

  2. VPN/プロキシ確認(意図しないONを潰す)

  3. セキュリティソフト/ファイアウォール許可

  4. QoS無効化や音声地域のテスト

  5. DNS変更(個人端末のみ)

  6. ドライバ更新→再インストール

「どの段階で改善したか」をメモしておくと、再発時に同じ手順を繰り返す必要がなくなります。

Macで起きやすいポイント

Macの場合、Windowsと比べてセキュリティソフトの介入は少ないこともありますが、代わりに次の点がポイントになりやすいです。

  • アプリがクラッシュする/フリーズする:RTC接続中の段階でアプリが不安定になる

  • プロキシやVPNの影響:業務用のネットワーク設定が噛んでいる

  • 権限(マイク):macOSのプライバシー設定でマイクが許可されていない

Macの優先順(おすすめ)

  • ブラウザ版で通話できるか確認(アプリ固有か切り分け)

  • VPN/プロキシの確認(意図しない設定の排除)

  • マイク権限と入出力デバイスの確認

  • Discord再インストール(アプリが落ちる場合は特に有効)

スマホで起きやすいポイント

スマホはアプリの再インストールが比較的簡単ですが、ネットワーク環境の影響を受けやすい点が特徴です。特に「Wi-Fiだと駄目だが、モバイル回線だと繋がる」は頻出です。

スマホでの切り分け

  • Wi-Fi→モバイル回線に切り替えて改善するか確認

  • 改善する場合:Wi-Fi側(ルーター、ネットワーク制限)の問題が濃厚

  • 改善しない場合:端末側(権限/アプリ不調)やDiscord側も疑う

スマホでの実施項目

  • アプリ再起動、端末再起動

  • マイク権限の確認

  • Bluetooth機器(イヤホン等)を一時的に切って入出力を単純化

  • アプリの再インストール

スマホは「周辺機器(Bluetooth)」が原因になりやすい点もありますので、通話が不安定な場合は一度外してテストすると切り分けに有効です。

学校・会社ネットワークで詰まる場合の現実解

学校・会社のネットワークでは、ポリシーにより音声通信が制限されている場合があります。この場合、個人が端末設定をいじっても解決しないことがあり、最短での切り分けと“現実的な代替策”が重要です。

現実的な選択肢(優先順)

  1. テザリング等の別回線に切り替えて通話できるか

    • これで繋がれば、学校・会社ネットワーク側の制限が濃厚です

  2. ブラウザ版で試す

    • アプリ固有問題の除外と、制限の影響確認に有効です

  3. 管理者に相談する

    • 会社・学校の規程に沿って相談してください

  4. 代替手段に切り替える判断

    • どうしても通話が通らない場合、別の通話手段を検討するのも現実的です

管理者に相談する際の伝え方(例)

  • 「Discordの音声通話がRTC接続中で止まります」

  • 「別回線(テザリング)では通話できます」

  • 「ネットワーク側の制限やプロキシ/VPNの影響が疑われます」

このように「切り分け結果」を添えて相談すると、状況が伝わりやすくなります。


再発防止と安定化のコツ

RTC接続中が一度直っても、環境によっては再発することがあります。再発を防ぐには、単に“直す”だけでなく「何がトリガーか」を押さえ、安定する使い方に寄せることが有効です。

画面共有・カメラで不安定になる場合

通話はできるのに、画面共有やカメラを使うと不安定になり、切断や再接続でRTC接続中に固まるケースがあります。これは、映像処理やエンコード、GPU負荷、回線上り帯域の不足などが複合的に影響するためです。

再発を減らすための考え方

  • まず「音声通話だけ」で安定する状態を作る

  • 次に「画面共有」をONにし、再現するか確認する

  • 再現するなら、画質やフレームレートの調整、GPU関連設定、ドライバ、セキュリティソフトの干渉を疑う

おすすめの安定化手順

  1. 音声のみで5分程度通話を継続し、切断しないか確認

  2. 画面共有を開始し、負荷が上がったタイミングで不安定化しないか確認

  3. 不安定化する場合、共有品質を下げて再テスト

  4. それでも駄目なら、ドライバ更新やアプリ再インストール、別ブラウザ・別端末で検証

再発型は「どの操作で崩れるか」を突き止めるほど、恒久対策が立てやすくなります。

ブラウザのWebRTC設定・拡張機能の影響

ブラウザ版で通話する場合、プライバシー系の拡張機能やWebRTC制御の設定が原因で、通話が確立しないことがあります。ブラウザ版でRTC接続中になる場合は、次を順に試すと切り分けが進みます。

  • シークレット(プライベート)ウィンドウで試す(拡張機能が無効になることが多い)

  • 拡張機能を一時的にOFFにして試す

  • 別ブラウザで試す(Chrome/Edge/Firefoxなど)

  • マイク許可がブロックされていないか確認する

「ブラウザ版は繋がるが、特定ブラウザだけ駄目」という場合は、ブラウザ設定や拡張機能が原因の可能性が上がります。

回線・ルーター側の見直し(必要最小限)

ネットワークの詳細設定(UPnPやポート関連)に踏み込む記事もありますが、設定変更は影響範囲が大きく、失敗時の復旧も難しくなる場合があります。そのため本記事では、必要最小限の見直しに留めます。

安全にできる範囲の見直し

  • ルーター/モデムの再起動(最も効果が出やすく、影響が小さい)

  • 可能ならルーターのファームウェア更新(機種により手順が異なるため無理はしない)

  • Wi-Fiの混雑が疑われる場合、5GHz帯の利用や距離を近づける(物理条件の改善)

切り分けとして有効な行動

  • テザリングで改善するかを定期的に確認(原因が回線/ルーター側かを判定)

ルーター設定の深掘りは、どうしても必要になった段階で、機種名と現状を整理してから行うことをおすすめいたします。


Discord RTC接続中のよくある質問

最後に、特に問い合わせが多いパターンをFAQとして整理します。症状が似ている場合は、ここから該当項目に沿って対処を戻っていただくとスムーズです。

ブラウザ版は繋がるのにアプリ版だけ繋がりません

この場合は、ネットワーク制限よりも「アプリ固有の不調」や「端末側の干渉」を疑うのが合理的です。優先順位としては以下がおすすめです。

  1. Discordを完全終了して再起動(バックグラウンド残りを排除)

  2. セキュリティソフト/ファイアウォールでDiscordが遮断されていないか確認

  3. プロキシ設定が意図せずONになっていないか確認

  4. QoSを無効化して再テスト

  5. 改善しなければ再インストール

ブラウザ版が繋がる時点で、回線そのものが完全に詰まっている可能性は下がります。よって、アプリ・端末側に寄せて対処するのが近道です。

VPNを使うと必ず失敗します

VPNの仕様や設定によっては、音声通話が確立しにくいことがあります。まずはVPNを一時停止できるなら停止し、通話できるか確認してください。停止で改善する場合、VPNが原因の可能性が高いです。

VPNが必須で停止できない場合は、次の代替策が現実的です。

  • ブラウザ版Discordで通話できるか試す

  • 別回線(モバイル回線等)で通話できるか試す

  • VPN管理者に、Discord音声通話が不安定な旨を相談する(例外設定等が可能か確認)

無理に設定を変えるより、まずは「止められるか」「止められないか」で方針を分けると迷いません。

音声地域を変えるのは安全ですか

音声地域の変更は、危険な操作というより「通話の経路を変えて相性を見る」ためのテスト手段です。ただし、サーバー運用上の方針や、参加者の地域分布によって最適が変わります。

おすすめの運用は次の通りです。

  • まず一時的に変更して改善するか確認する

  • 改善した場合、固定運用するかは管理者間で相談する

  • 改善しない場合、すぐ元に戻す(影響範囲を最小化)

テストとして実施し、結果に応じて戻す、という扱いであれば安心して試しやすいです。

DNS変更は戻せますか

戻せます。DNS変更を行う場合は、必ず「変更前の状態(自動取得か、固定値か)」を控えてください。改善が見られない場合、または別の通信が不安定になった場合は、元の設定に戻すのが基本です。

特に、会社・学校端末や管理ネットワークでは、DNS変更が規程違反となる場合があります。個人端末でも、変更は“試験的に実施し、効果がなければ戻す”を徹底すると安全です。


付録:対処法の比較表(迷ったとき用)

対処法 難易度 影響度 戻しやすさ 主に効きやすいケース
Discord/端末/ルーター再起動 一時的な不調、経路の詰まり、バックグラウンド残り
ブラウザ版で試す アプリ固有問題の切り分け、端末側干渉の判定
VPN停止/見直し RTC接続中、No Route、特定環境でのみ発生
プロキシ無効化 接続中のまま進まない、会社・学校設定が残っている
QoS無効化 ルーター相性、遅延・不安定、時間帯で変動
音声地域変更 特定サーバーのみ不調、地域・経路の相性
DNS変更 DNS応答や経路の相性、原因が特定できない場合の試験
再インストール アプリ破損、キャッシュ不整合、更新直後の不具合

まとめ

Discordの「ずっと接続中」「RTC接続中」は、単一原因ではなく、ネットワーク経路・遮断要因・Discord設定・端末環境が複合して起こり得ます。最短で解消するためには、まず「別回線」「別端末」「ブラウザ版」で切り分けを行い、その上で次の順番で対処するのが安全です。

  • 再起動(Discord・端末・ルーター)

  • VPN/プロキシ/ファイアウォールなど遮断要因の確認

  • Discord設定(QoS・音声地域など)のテスト

  • DNS変更(個人端末で、戻せる前提で試験的に)

  • ドライバ更新や再インストール(最後の手)

また、直った後も再発する場合は、画面共有・カメラ・拡張機能などのトリガーを特定し、安定する使い方に寄せることが再発防止につながります。仕様や設定画面の表示はアップデートで変わる可能性がありますので、表示名が異なる場合でも「音声・ビデオ」「ネットワーク」「接続」に関連する項目を中心に確認し、無理な設定変更を残さない運用をおすすめいたします。