ゲーム設定でよく見かける垂直同期って一体何なのか、役割とオンとオフどちらに設定しておいたほうがいいのかを解説します。
ジャンルなどにもよりますので、仕組みをしっかり理解していきましょう!
垂直同期とは
垂直同期はまたの名をV-SYNCで、モニターのリフレッシュレートとゲーム内のフレームレートを同期する機能のことです。
ゲーム内のFPS上限がモニターの1秒間に描写できる最高性能に合わせるということになります。
モニターが最大60Hzなら60FPSに合わせます。
GPU性能がモニターの性能を上回った際に発生するティアリングという減少を防ぐための機能になります。
モニターを選ぶ際に書かれているHzがFPS(リフレッシュレート)になります。
60Hz、120Hz、240Hz、260Hzなどがあり、設定していないと反映もされません。
ティアリング…ティアリング(Screen Tearing)とは二つ或いはそれ以上のフレーム(frame)を重なって一つの画面に表示して、画面が歪んだり、ちらついて見える現象のこと。
ディスプレイはまだビデオカードの一つ目のフレームを処理する時、二つ目のフレームが届いて、同じ画面に一つ目と二つ目のフレームを同時に表示され、ティアリングが発生します。
垂直同期のデメリット
垂直同期をしているとスタッタリングが発生します。
スタッタリング… 「 カクツキ 」 のことです。映像が途中でカクッカクッと一瞬止まったようになる現象です。
例えば、ディスプレイのリフレッシュレートが 60Hz だとすると、グラフィックカードからは常に 60Hz でデータが送り出されます。 毎秒 60 枚描写する ≒ グラフィックカードは 0.017 秒以内でデータをレンダリングして送り出さなければなりません。 V-SYNC は 60Hz 固定ルールなので、このタイミングをずらすと帳尻を合わせるために 0.017 秒後のタイミングでしか新しい絵を表示できなくなります。
実際の映像としては突然 30Hz での描画となり、止まったように見えることになります。http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/8398?site_domain=default
難しいですが、要するにFPSが少しでも低くなるとカクついてしまうということです。
常に安定したFPSを出すのは、困難なのでどうしても発生してしまいます。
垂直同期はオン?オフ?どっちがいいの
垂直同期はFPSなどをする際にはオフにしておきましょう。
激しい撃ち合いになった際にFPSが低下してスタッタリング(カクつき)が発生することになります。
重要な場面でカクつくと負けることが多くなるのでオフにしておきましょう。
垂直同期オフにして気づいたけど、いつもの設定だとかなり遅延あってビビった…。
昨日から当てやすくなったのはこれかもしれない。感度変えてないのに感度高く感じるくらいぎゅるんぎゅるんするし思ったタイミングでばっちり決まる気がする— すずらん* (@wisdom_83) July 17, 2021
垂直同期の対策方法
FreeSyncやG-SYNCという機能を使用することで垂直同期で起こる悪影響を抑えることが出来ます。
対応している機器があれば有効化することができます。
FreeSyncやG-SYNCの技術は、ゲーム内のFPSに合わせてモニターのリフレッシュレートを調整してくれます。
ティアリング、スタッタリングを防いでくれます。
↓このように商品説明に書かれているのがわかりやすいのでおすすめです。