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キャラコンの意味とは?ゲーム用語とコンテストの違い・使い方・上達法まで解説

「キャラコンってよく聞くけれど、具体的にどういう意味?」——そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
ゲーム界隈では「キャラコン」はキャラクターコントロールの略として、FPSやフォートナイト、スプラトゥーンなどで頻繁に使われます。
一方で、イラスト業界では「キャラクターコンテスト」の略としても用いられるため、人によってイメージが大きく異なります。

本記事では、この2つの意味を整理しつつ、ゲーム用語としてのキャラコンの重要性や、上達するための練習方法まで分かりやすく解説いたします。

目次

キャラコンの意味を一言で言うと?

ゲームでよく聞く「キャラコン」は、キャラクターコントロール(Character Control)の略で、キャラクターの動かし方そのものの技術を指す言葉です。

もう一つ、イラスト・キャラクターデザイン界隈では、「キャラクターコンテスト」の略としてのキャラコンという意味もあります。

本記事では、

  • ゲーム用語としてのキャラコン

  • コンテスト略称としてのキャラコン

この2つを整理しながら、「結局どういう意味でどう使えばよいのか」を分かりやすくご説明いたします。

ゲーム界隈での一般的な定義

ゲーム用語としてのキャラコンは、主に以下のような操作をまとめて指します。

  • 移動(前後左右、ダッシュ、スライディング など)

  • ジャンプ・しゃがみ・よじ登り

  • 壁ジャンプやバニーホップなどのテクニカルな動き

  • アビリティやスキルを絡めた移動テクニック など

つまり、「キャラクターを思い通りに動かす力」の総称と考えると理解しやすいです。

もう一つの意味:キャラクターコンテストの略称

一方、イラスト系の学校や公募サイトでは、キャラクターイラストコンテストの略として「キャラコン」という言葉が使われています。

  • 高校生向けキャラクターイラストコンテスト

  • オリジナルキャラの応募企画

  • キャラクター商品化をかけたコンテスト

などで、「今年のキャラコン」「第◯回キャラコン」といった形で登場します。


ゲーム用語としての「キャラコン」の意味

キャラコン=キャラクターコントロールの略

多くのFPS用語集やeスポーツ解説サイトでは、キャラコンは「キャラクターコントロール」の略と明記されています。

ここでいうキャラクターコントロールとは、

  • 「どれだけ正確に・素早く・意図通りにキャラを動かせるか」

  • 「状況に応じた動き方を瞬時に選んで実行できるか」

という、操作スキル全般を指します。

どのジャンルでよく使われる言葉か

特によく使われるのは以下のジャンルです。

  • FPS / TPS(Apex Legends、VALORANT、CoD、PUBG など)

  • バトロワ系・アクションシューター(Fortnite、スプラトゥーンなど)

  • レースゲーム(マリオカート8DXなど)

格闘ゲームのように「キャラを動かすこと自体」が前提のジャンルでは、あえてキャラコンという言葉を使わないケースも多いとされています。

具体例1:FPS・TPS(Apex / VALORANT など)のキャラコン

FPS/TPSでは、キャラコンは特に重要です。例としては:

  • 横に細かく動きながら撃つ「レレレ撃ち」

  • スライディング・ジャンプを組み合わせて被弾を減らす動き

  • コーナーから顔を出すタイミングをずらす「ピーク」の仕方

  • バニーホップやジップライン・グラップルを用いた素早い移動 など

これらはすべて、「相手に弾を当てられにくくしつつ、自分は当てやすくする」ための動きと言えます。

具体例2:フォートナイト・スプラトゥーンのキャラコン

フォートナイトでは、

  • ダッシュ・よじ登りを絡めた立体的な移動

  • 建築を組み合わせた位置取り

  • キャラコン練習用のクリエイティブマップを使ったトレーニング

スプラトゥーンでは、

  • イカキャンセルや雷神ステップ

  • 壁登りとジャンプの組み合わせ

  • インクを利用した素早い高低差移動

などがキャラコンと呼ばれています。

具体例3:マリオカートなどレースゲームでのキャラコン

マリオカート8DXなどレースゲームでは、

  • コーナーでの最適なドリフト角度

  • ミニターボの貯め・開放のタイミング

  • 段差やコースギミックを利用したライン取り

といった、「車体(キャラクター)の挙動を細かくコントロールしてタイムを縮める技術」をキャラコンと呼ぶことがあります。


キャラコンとエイム・立ち回りの違い

キーボード/パッド操作とマウスエイムの役割分担

PCのFPSでは、

  • キーボード or パッド:移動・ジャンプなど「キャラコン」を担当

  • マウス or 右スティック:照準を合わせる「エイム」を担当

と役割分担されています。

このため、

  • 「キャラコンが良い」=移動・ジャンプなどの動きが洗練されている

  • 「エイムが良い」=照準を素早く正確に合わせられる

という、別々のスキルとして評価されます。

「キャラコンが上手い」とは具体的にどういう状態か

典型的には、次のような状態を指します。

  • 敵の弾をうまく避けながら射線を通せる

  • マップ地形を活かして、有利ポジションを素早く取れる

  • 突然の接敵時にも、しゃがみ・ジャンプ・ストレイフなどが自然に出る

  • ウルトやスキルと移動を組み合わせた動きがスムーズ

簡単に言うと、「動き方だけで強そうに見える人」がキャラコンが上手い人です。

よくある勘違い:キャラコン=難しい技だけではない

一部の解説では、キャラコンが「難しい操作テク」の代名詞としても使われていますが、本来は基本の移動・ジャンプも含めた総合的な操作力です。

  • まずは基本操作を安定させること

  • そのうえで高度なテクニックを少しずつ追加すること

この2段階で考えると混乱しづらくなります。


キャラコンが重要視される理由

被弾を減らして生存時間を伸ばせる

撃ち合い中に、立ち止まらず、しゃがみ・ジャンプ・ストレイフを織り交ぜることで、相手の弾を外させやすくなります。結果として、生存時間が伸び、チーム全体のダメージ効率も上がります。

予測しづらい動きで相手を混乱させられる

  • 同じリズムで動かない

  • 毎回同じピークをしない

といったキャラコンができると、相手から見たときに「どこから出てくるのか読みにくい」状態になり、エイム力の差を部分的にカバーできます。

マップ移動の最適化で有利ポジションを取れる

キャラコンが上達すると、

  • 無駄な減速が減り、移動時間が短くなる

  • ジャンプやスキルを使ったショートカットが自然に使える

ようになり、先に強いポジションを取れる確率が高まります。


初心者向け:今日からできるキャラコン練習メニュー

Step1:基本操作を「無意識レベル」に落とし込む

まずは、

  • 前後左右移動

  • ジャンプ・しゃがみ

  • ダッシュ・スライディング(対応タイトルのみ)

といった基礎操作を、何も考えずに出せるレベルまで反復します。

  • 射撃場やトレーニングモードで、敵を撃たずに1〜2分間ひたすら移動する

  • 「W→A→S→D→ジャンプ→しゃがみ」など、自分なりのルーティンを決めて繰り返す

地味ですが、ここがキャラコンの土台です。

Step2:的当てではなく「動きながら撃つ」練習をする

次に、「動きながら撃つ」練習に移行します。

  • 左右に動きながら、近距離の的を腰撃ちする

  • ジャンプ直後・スライディング中に、腰撃ちまたはADSで当てる練習をする

  • 止まって撃つ→動きながら撃つ、の差を体感する

最初は命中率が落ちても問題ありません。
キャラコンとエイムを同時に動かす感覚」をつかむことが目的です。

Step3:実戦を意識した簡単ルーティン

タイトルごとにカスタムや射撃訓練場が用意されている場合は、

  1. 射撃場で「移動+射撃」のウォームアップ(5〜10分)

  2. ボットや簡単な敵相手のモードで、キャラコンを意識しながら数試合

  3. ランクや本番モードに入る

という流れを習慣化すると、日々少しずつキャラコンが体に染み込みます。

キーボード勢/パッド勢それぞれの意識ポイント

  • キーボード勢(WASD+マウス)

    • キー配置を自分の手の大きさに合わせて見直す

    • 「同時押し」や「キー連打」が必要なテクニックのために、押しやすい位置に重要操作を置く

    • 指が届かない位置にスキルを置くとキャラコンが崩れがちなので注意

  • パッド勢(コントローラー)

    • 走り・ジャンプ・しゃがみをどのボタンに割り当てるかでキャラコンのしやすさが大きく変わります。

    • 視点移動(右スティック)を妨げない配置を意識し、必要ならボタン配置プリセットや背面ボタンも検討します。


実際の使われ方:こんなときに「キャラコン」と言う

配信やボイスチャットでの典型フレーズ例

ゲーム配信やVCでは、次のような言い回しがよく使われます。

  • 「今のキャラコンえぐい!」(今の動きがすごかった)

  • 「キャラコン下手で弾全部もらった」(動きが悪くて被弾した)

  • 「このキャラ、マジでキャラコンしやすい」(このキャラは操作しやすい)

いずれも、キャラクターの動きの良し悪しを評価している表現です。

「キャラコンしやすいキャラ」「キャラコンが死んでる」などの言い回し

  • キャラコンしやすいキャラ

    • ヒットボックスが小さい

    • スキルやアクションが素直で扱いやすい

  • キャラコンが死んでる

    • ラグやフレームレートの低下で思ったように動かせない

    • 手が冷えていて操作ミスが多い など

といった形で、「操作しやすさ/しにくさ」も含めて表現されることがあります。

似た意味で使われる関連用語(メカニクス、ミクロ など)

海外プレイヤーの配信などでは、

  • mechanics / mechanical:キャラコン+エイムなど含めた「手元の操作全般」

  • micro(ミクロ):1キャラ単位の操作精度(LoLなどで使われる)

といった言葉も、キャラコンと近い意味合いで使われます。


もう一つの「キャラコン」:キャラクターコンテストの略

イラスト・キャラデザイン系の「キャラコン」とは

イラストやキャラデザイン界隈では、キャラクターイラストコンテストの略称として「キャラコン」が使われています。

  • 高校生・中学生向けのキャラクターイラストコンテスト

  • オリジナルキャラのデザイン募集企画

  • SNSやイラスト投稿サイトでのコンテスト開催 など

公式サイトや告知で「第◯回キャラコン」「キャラコン事務局」といった表現が見られます。

ゲーム用語のキャラコンとの混同を避けるポイント

検索や会話で混同しないために、次の点を意識するとよいです。

  • 文脈がゲームの操作の話なら「キャラコン=キャラクターコントロール」

  • 文脈がイラスト・キャラデザイン・公募の話なら「キャラコン=キャラクターコンテスト」

不安な場合は、

  • 「ゲームのキャラコン」

  • 「イラストのキャラコン」

と、一言付け足すと誤解を避けやすくなります。

検索や応募の際に気をつけたいこと

「キャラコン 応募」などで検索すると、

  • ゲーム用語の解説

  • イラストコンテストの応募ページ

が混在します。
どちらの意味で検索しているのかを自分で意識し、必要なら「ゲーム」「イラスト」「コンテスト」などのキーワードを追加すると、目的の情報にたどり着きやすくなります。


よくある質問(FAQ)

Q1. キャラコンと立ち回りの違いは?

  • キャラコン:キャラクターの「操作」技術(移動・ジャンプ・アクション)

  • 立ち回り:いつどこに行くか・どのファイトを受けるかといった「判断」や「戦術」

という違いがあります。
キャラコンは「手の動き」、立ち回りは「頭の使い方」と考えると分かりやすいです。

Q2. キャラコンが下手でもランクは上がる?

序盤のランク帯であれば、

  • 味方と一緒に動く

  • 無理なファイトを避ける

  • 情報共有をしっかり行う

といった立ち回りだけでもある程度は上げられます。
ただし、ランクが上がるほど相手のエイム・キャラコンも上がるため、どこかでキャラコンの底上げは必須になります。

Q3. どのくらい練習すればキャラコンは上達する?

タイトルや個人差によりますが、

  • 毎日10〜20分でも、「キャラコンを意識した練習時間」を取る

  • 1〜2週間単位で「前より動きやすくなっているか」を振り返る

といったサイクルを回すことで、数週間〜数か月単位で徐々に安定してきます。
大切なのは「なんとなく遊ぶ」のではなく、毎回1つだけでも意識するポイントを決めてプレイすることです。

Q4. ゲームによって「キャラコン」の意味は変わる?

基本的な意味(キャラクターコントロール)は同じですが、

  • FPS:被弾を減らしつつ撃ち合う動き

  • アクション:ジャンプ・回避などのアクションを駆使する動き

  • レース:車体を細かくコントロールしてタイムを縮める動き

など、どの動きを重視するかはジャンルによって変わります。