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『内容確認しました』ビジネスメール例文|失礼にならない言い換え・チャット文も解説

ビジネスメールで「内容確認しました」と返信するとき、
「この表現で失礼にならないだろうか」「もっと丁寧な言い方はないだろうか」と不安に感じる方は多いです。

本記事では、

  • 「内容確認しました」の意味とニュアンス

  • そのまま使える一言フレーズ集(メール・チャット)

  • シーン別ビジネスメール例文テンプレ

  • NG表現とOK表現のビフォーアフター

  • 送信前に確認したいチェックリスト

までをまとめて解説いたします。
新人の方や就活生の方でも、そのままコピペして使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

この記事のまとめ

「内容確認しました」は、毎日のように使うフレーズだからこそ、

  • 相手やシーンに合わせた言い換え・丁寧さの調整

  • 一言フレーズとフル文面テンプレの使い分け

  • NG表現を避けるためのちょっとした意識

が大きな印象の差につながります。

本記事で紹介する一言フレーズ集や状況別テンプレ、チェックリストを活用していただければ、「この人のメールは読みやすくて安心できる」と感じてもらえるはずです。

迷ったときは、

  1. 何を確認したのか

  2. 相手への感謝

  3. 今後どうするのか

この3点を書けているかを確認してから送信するようにしてください。

『内容確認しました』はビジネスメールで失礼?基本と意味を整理

「内容確認しました」の位置づけとニュアンス

「内容確認しました」は、
相手から送られてきたメール・資料・連絡事項などを受け取り、確認したことを伝えるフレーズです。

ただし、この一文だけでは、

  • どの内容を確認したのか

  • その結果どうするのか

  • 相手への感謝や配慮

が分かりづらく、場合によってはそっけない印象を与えてしまいます。

そのためビジネスメールでは、

  • 「何を」確認したのかを具体的に書く

  • 感謝の一言を添える

  • 必要に応じて今後の対応方針を一文加える

といった工夫を行うことが望ましいです。

より丁寧な言い換え表現の具体例

「内容確認しました」を、より丁寧・フォーマルに言い換える場合の例は、次のとおりです。

  • 「ご送付いただきました資料の内容を確認いたしました。」

  • 「お送りいただいた内容を拝見し、確認いたしました。」

  • 「ご連絡事項につきまして、内容を確認いたしました。」

さらに、安心感を与える表現を加えると、より丁寧になります。

  • 「ご送付いただきました資料の内容を確認いたしました。問題ございません。

  • 「ご案内いただいた日程を確認いたしました。下記日程にて調整させていただきます。

このように、「確認した事実」だけでなく、「結果」や「次のアクション」を添えることで、相手にとって分かりやすいメールになります。

相手・シーン別の使い分けイメージ

  • 取引先・顧客・社外担当者

    • 「内容を確認いたしました」「内容を拝見し、確認いたしました」など、敬語をしっかり用いた表現が無難です。

  • 自社の上司・他部署の方

    • 「内容を確認いたしました。」

    • 「資料の内容、確認いたしました。」
      といった丁寧だが過度ではない表現が適しています。

  • 同僚・部下とのチャット(Slack・Teamsなど)

    • 「内容確認しました、対応進めます。」

    • 「内容拝見しました。こちらで対応します。」
      のように、文章量を抑えつつも、敬意を残した表現が使いやすいです。


今すぐ使える『内容確認しました』一言フレーズ集(メール&チャット)

まずは、「とりあえず一言返信したい」場面でそのまま使えるフレーズを整理します。

取引先・顧客向けの丁寧な一言

  • 「ご送付いただきました資料の内容を確認いたしました。ありがとうございました。」

  • 「先ほどのメールの内容を拝見し、確認いたしました。ご丁寧なご連絡をありがとうございます。」

  • 「ご案内いただきました内容を確認いたしました。引き続きよろしくお願い申し上げます。」

  • 「お知らせいただいた内容につきまして、確認いたしました。迅速なご対応に感謝申し上げます。」

いずれも、「確認しました+感謝」をセットにしている点がポイントです。

上司・社内向けの程よく丁寧な一言

  • 「共有いただいた内容、確認いたしました。」

  • 「資料の内容を確認いたしました。問題ございません。」

  • 「スケジュールの件、内容を確認いたしました。承知いたしました。」

  • 「ご連絡いただいた内容、確認いたしました。対応進めてまいります。」

社内であっても、「了解しました」だけではぶっきらぼうに伝わることがあります。
一文添えて、「理解して動きます」という姿勢を示すと印象が良くなります。

チャットで使える短文フレーズ(了解・承知の丁寧表現)

ビジネスチャットでは、メールほど長い文章は求められません。
ただし、絵文字やあまりにくだけた言葉遣いは、相手や社風によっては不適切になる場合があります。

  • 「内容確認しました。対応進めます。」

  • 「内容拝見しました。承知しました。」

  • 「共有ありがとうございます。内容確認いたしました。」

  • 「資料確認しました。問題ありません。」

チャットでは、「。」を省略してもよいケースもありますが、迷う場合は句点付き・敬語主体の文面にしておくと安心です。


状況別『内容確認しました』ビジネスメール例文テンプレ

ここからは、よくある場面ごとのフル文面例を示します。
社名・氏名などを入れ替えて、そのままご利用いただけます。

資料・添付ファイルを確認したときの例文

例文:取引先から資料を受け取った場合

件名:Re: ○○資料送付の件

○○株式会社
営業部 ○○様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の□□です。

この度は資料をご送付いただき、誠にありがとうございます。
いただいた資料の内容を確認いたしました。現時点で特に問題はございません。

社内でも共有のうえ検討を進め、○月○日までにあらためてご連絡いたします。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーー
△△株式会社
営業部 □□ □□
TEL:
Mail:
ーーーーーーーーーー

「何の資料をいつまでにどうするのか」が明確になるよう、一文添えると親切です。

日程・スケジュールを確認したときの例文

例文:打ち合わせ日程の提案を確認した場合

件名:Re: 打ち合わせ日程のご提案

○○株式会社
○○様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の□□です。

打ち合わせ日程のご提案をいただき、ありがとうございます。
ご提示いただいた日程を確認いたしました。

下記日程で調整させていただけますと幸いです。
・第1希望 ○月○日(○)10:00〜
・第2希望 ○月○日(○)15:00〜

ご都合が合わない場合は、別候補をご提示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

「確認しました」で終わらせず、こちらの希望・次のアクションを明確にすることがポイントです。

契約・見積もり内容を確認したときの例文

例文:見積書の内容を確認した場合

件名:Re: お見積り送付の件

○○株式会社
○○様

いつもお世話になっております。
△△株式会社の□□です。

お見積りをご送付いただき、誠にありがとうございます。
お送りいただきましたお見積り内容を確認いたしました。

金額および条件につきまして、問題ございません。
社内決裁完了後、正式に発注書をお送りいたします。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

金額に関する確認では、「問題ありません」「承知しました」など、合意の有無をはっきりさせることが重要です。

就活・選考連絡を確認したときの例文

例文:面接日程の案内を確認した学生から企業への返信

件名:Re: 一次面接の日程につきまして

○○株式会社
人事部 ○○様

お世話になっております。
○○大学○○学部の□□ □□と申します。

この度は一次面接の日程につきましてご連絡いただき、ありがとうございます。
ご案内いただいた日程を確認いたしました。

○月○日(○)10:00〜にて参加させていただきます。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーー
○○大学 ○○学部 ○年
□□ □□
TEL:
Mail:
ーーーーーーーーーー

就活メールでは、学生側からも感謝と前向きな姿勢を一文で示すと、印象が良くなります。


NG表現とビフォーアフター例|不自然な敬語を避けるポイント

不自然・過剰な敬語のNG例

次のような表現は、二重敬語や不自然な日本語として指摘されることがあります。

  • 「資料を拝見させていただきました。」

  • 「内容をご確認させていただきました。」

「拝見する」「確認する」自体が謙譲語であるため、
「〜させていただく」を重ねると、過剰な表現になりがちです。

代わりに、次のように言い換えると自然です。

  • 「資料を拝見いたしました。」

  • 「内容を確認いたしました。」

ぶっきらぼうに見える短すぎる表現

逆に、短すぎて冷たく感じられる表現の例です。

  • 「内容確認しました。」

  • 「確認しました。」

  • 「了解しました。」

これらはチャットや社内であれば許容される場面もありますが、
取引先や上司へのメールでは、必要な情報や感謝が不足していると受け取られる可能性があります。

OK例への言い換えパターン(ビフォーアフター比較)

NG例1:

内容確認しました。

OK例1:

ご送付いただきました資料の内容を確認いたしました。ありがとうございました。


NG例2:

資料を拝見させていただきました。

OK例2:

ご送付いただきました資料を拝見し、内容を確認いたしました。


NG例3:

了解しました。

OK例3:

内容を確認いたしました。承知いたしました。

このように、

  • 具体的な対象(資料、見積もり、日程など)

  • 感謝の表現

  • 次のアクション

を加えることで、相手にとって読みやすく、印象の良いメールになります。


送信前にチェックしたい5つのポイント

最後に、「送信ボタンを押す前に確認したいポイント」をまとめます。

件名・宛名・署名は正しいか

  • 件名は、やり取りの内容が一目で分かるか

  • Re: を不用意に消していないか

  • 相手の会社名・部署名・役職・氏名の表記に誤りがないか

  • 自分の署名(会社名・部署名・連絡先)が最新か

宛名の誤りは、内容以上に悪い印象を与えることがありますので、特に慎重に確認してください。

誰が何を確認したかが明確か

  • 「何の」資料・日程・見積もりを確認したのか

  • 「いつ送られた」ものに対する返信なのか

を、文中で分かるように書けているか確認します。

例:

  • 「○月○日付でお送りいただいたお見積りの内容を確認いたしました。」

感謝・次のアクションまで書けているか

最低限、次の2点を意識してください。

  1. 相手の対応に対する感謝:「ご送付いただき、ありがとうございます」

  2. 今後の対応:「○日までにご連絡いたします」「社内で検討のうえ、改めてご相談させてください」

「確認しました」で終わらせず、相手が次に何をすればよいか迷わない文章を目指します。

返信タイミングとチャットとの使い分け

  • ビジネスメールの返信は、可能であれば当日中、遅くとも翌営業日中を目安とすると安心です。

  • 事前に合意がある場合や、社内のみのやり取りであれば、チャットで簡易に「内容確認しました」と伝え、その後必要に応じてメールで正式な回答を送る、という使い分けも有効です。

誤字脱字・敬語のミスがないか

  • 社名や人名、金額・日付に誤りがないか

  • 「拝見いたしました」「確認いたしました」などの敬語が不自然でないか

  • 不要なカタカナ敬語や略語が紛れ込んでいないか

一度声に出して読んでみると、不自然な箇所に気づきやすくなります。