※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。
valorant

【VALORANT】インストールが進まない原因と対処法まとめ|0%停止やVanguardも解決

VALORANTをインストールしようとして「ダウンロードが0%のまま動かない」「Vanguardの導入画面から先に進まない」「残り時間が増え続けて終わらない」などの状態になると、焦って何度も再インストールを繰り返してしまいがちです。しかし、原因の多くは「症状の種類」によって対処の優先順位が決まっており、順番を誤ると無駄な作業が増えたり、設定を戻し忘れて不具合が長引いたりするリスクが上がります。

本記事では、インストール停止の代表的なパターンを整理し、上から順に実施すれば復旧率が上がる手順で解説いたします。特に、VALORANT特有の要素として Riot ClientRiot Vanguard(アンチチート) が関係する点が重要です。ゲーム本体のダウンロードだけでなく、Vanguardの導入・サービス起動・Windows側要件(特にWindows 11)も影響するため、「どこで止まっているか」を切り分けることで最短で解決しやすくなります。

対象読者は、Windows 10/11でVALORANTを新規導入する方、またはアップデート中に止まって困っている方です。なお、本記事は安全性を優先し、セキュリティ機能の扱いは「無効化より例外設定」を基本方針として説明いたします。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

VALORANTのインストールが進まない時に最初に確認すること

いま起きている停止パターンを切り分ける

最短で解決するには、最初に「停止のタイプ」を見極めることが最重要です。VALORANTのインストールは、体感としては1つの作業に見えますが、内部的には次のように複数工程が存在します。

  • Riot Clientの起動・更新

  • VALORANT本体のダウンロード

  • ファイルの展開・検証(検証中に止まって見える場合もあります)

  • Riot Vanguardの導入・サービス起動

  • 再起動要求(出る場合があります)

このどこで詰まっているかで、原因の候補と優先すべき対処が変わります。まずは以下の「早見表」で、ご自身の状況に近い列へ寄せてください。

症状代表的な原因候補まず試す優先度が高い対処
ダウンロード/アップデートが0%のままセキュリティソフト干渉、権限不足、ネットワーク遮断セキュリティソフト確認、管理者実行
ダウンロードが0.1KB/s等で極端に遅い回線品質、DNS、バックグラウンド負荷、サーバー混雑回線・DNS見直し、バックグラウンド停止
Vanguardの導入/起動で止まる、VAN系エラーvgcサービス停止、要件未満、干渉ソフトvgc確認、再インストール、要件確認

ここで重要なのは、「再インストールは最後の手段に寄せる」という方針です。再インストール自体は有効な場合もありますが、原因が権限・通信・セキュリティ干渉の場合、同じ環境で入れ直しても同じところで止まりやすく、時間を消費してしまいます。よって、まずは軽い確認→症状に合う対処→それでもだめなら最終手段、という順序で進めるのが合理的です。


端末再起動とRiot関連プロセス終了

初動として効果が出やすく、かつ安全な対処が「再起動」と「Riot関連プロセスの終了」です。理由は単純で、インストールや更新に失敗した際、Riot Client側のプロセスや更新処理が中途半端に残り、次の試行でロック(ファイルが使用中)になったり、更新の状態が不整合になったりするためです。

手順

  1. PCを再起動します。

  2. 再起動後、タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開きます。

  3. 「プロセス」タブで Riot Client / VALORANT / Vanguard に関連するプロセスが残っていないか確認します。

  4. もし残っている場合は、該当プロセスを選択し「タスクの終了」を実行します。

  5. Riot Clientを起動し直し、再度インストール(またはアップデート)を試します。

確認のコツ

  • タスクトレイ(画面右下)にRiot Clientのアイコンが残っている場合があります。右クリックして終了できる場合は終了してください。

  • いったん「完全終了→再起動→管理者として実行」をセットで行うと、権限・ロック問題の両方を一度に潰しやすいです。

ここで改善する場合は、「一時的な不整合」が原因だった可能性が高く、以降の重い作業(再インストール等)を避けられます。


空き容量とインストール先の基本確認

次に、見落としがちな「容量」と「保存先」を確認します。特に、ダウンロードは進むのに展開や検証で止まる場合、ストレージの空き容量不足や、保存先の書き込み権限が原因であることが少なくありません。

チェック項目(最低限)

  • インストール先ドライブに十分な空き容量がある

  • Cドライブが逼迫していない(Windowsの更新や一時ファイルで詰まりやすくなります)

  • 外付けドライブ、ネットワークドライブ、暗号化された特殊な領域など、不安定な保存先にしていない

  • フォルダのパスが極端に深くない(例:長い日本語フォルダ階層の奥など)

推奨

  • 可能であれば、短いパス(例:D:\Riot Games\)にする

  • 空き容量は「インストールに必要な分だけ」ではなく、Windowsや更新の一時領域も考慮して余裕を持たせる(目安として数十GB程度の余裕があると安心です)

また、HDD(機械式)を使用している場合、展開・検証工程で時間がかかりやすく、「止まっているように見える」こともあります。ディスク使用率が100%に張り付いている場合は、しばらく待つことで進行するケースもありますので、タスクマネージャーでディスク負荷も合わせて見てください。


VALORANTインストールが0%で止まる原因と対処法

セキュリティソフトが干渉するケース

0%停止の代表的原因が、セキュリティソフト(アンチウイルス)やEDR系の保護機能によるブロックです。Riot Clientは更新・検証のために複数ファイルへアクセスし、必要に応じて追加コンポーネント(Vanguard含む)を導入します。この挙動がセキュリティソフトの「不審な変更」と判定されると、通信や書き込みが遮断され、進捗が動かない状態になり得ます。

ここで大切なのは、やみくもに保護機能を切るのではなく、戻せる手順で進めることです。

安全性を重視した手順(推奨)

  1. セキュリティソフトの設定画面を開きます。

  2. 「例外」「除外」「許可」「ホワイトリスト」などの項目を探します。

  3. 次のいずれかを除外対象に追加します(製品により操作が異なります)。

    • Riot Clientの実行ファイルやインストールフォルダ

    • VALORANTのインストールフォルダ

    • Riot Vanguard関連

  4. 追加後、PCを再起動し、インストールを再試行します。

  5. それでも改善しない場合のみ、短時間に限定して保護機能を一時停止し、進捗が動くかを確認します。

  6. 動いた場合は、保護機能を元に戻し、除外設定を適切に残す方針へ切り替えます。

注意点(チェックリスト)

  • □ 無効化する場合は、必ず「一時停止」など短時間の設定にします

  • □ 動作確認が終わったら必ず保護を戻します

  • □ 可能なら「停止」より「除外設定」を優先します

  • □ 無効化中は、不要なダウンロードや不審なファイルの実行を避けます

よくある失敗

  • 無効化したまま戻し忘れる

  • 除外設定を広くしすぎる(ドライブ丸ごと除外等)

  • 別の保護機能(Windows Defenderやファイアウォール、他社ツール)が同時に動いているのに気づかない

「0%停止」は原因が1つとは限らないため、セキュリティソフト対処で改善しない場合は、次の「権限」と「通信」も続けて確認するのが効率的です。


管理者として実行とWindows更新

0%停止の次に疑うべきは、権限不足・OS更新不足です。インストーラーやRiot Clientが必要なフォルダへ書き込めない、サービス登録に失敗する、といった場合、進捗が動かない形で現れることがあります。

手順

  1. Riot Client(またはインストーラー)を右クリックします。

  2. 「管理者として実行」を選択します。

  3. Windows Updateで更新を適用します。

  4. 適用後、PCを再起動し、再度インストールを試します。

補足ポイント

  • 管理者として実行した後も改善しない場合は、「インストール先フォルダのアクセス権」を見直す余地があります(ただし、権限変更は環境を壊す恐れもあるため、安易に編集せず、まずは別ドライブ・別パスへインストール先を変更する方法が安全です)。

  • Windows Updateは「最新に近い状態」であるほどトラブルが減ります。特にドライバやシステムコンポーネントが古いと、Vanguard導入側で問題が出る場合があります。


ファイアウォールとネットワークの基本対処

0%停止は、ネットワーク遮断でも発生します。たとえば、Riotの通信がファイアウォールでブロックされている、VPNやプロキシが不安定、社内・学校のネットワークでゲーム関連通信が制限されている、などが原因になり得ます。

まずやるべき切り分け

  • 可能であれば、別回線で試します(スマホのテザリングなど)。

    • これで動く場合、PC本体よりも「回線・ルーター・ネットワーク制限」が原因である可能性が高くなります。

次に試す基本対処

  • ルーターを再起動します(電源OFF→30秒→ON)。

  • VPNを使用している場合は一時的にOFFにします。

  • プロキシ設定を使用している場合は解除します(企業環境では管理者に確認が必要です)。

  • WindowsファイアウォールでRiot関連の通信許可が妨げられていないかを確認します(操作に不慣れな場合は、まずは「別回線テスト」を優先してください)。

注意

  • 社内/学校環境はポリシーで制限されているケースが多く、利用者側で解決できない場合があります。その場合はネットワーク管理者へ相談するのが最短です。

  • 公衆Wi-Fiは通信が不安定だったり、特定のポートが塞がれていたりするため、ゲームインストールには向きません。


VALORANTでVanguardインストールが進まない原因と対処法

vgcサービスの確認ポイント

Vanguard関連で止まる場合、最優先で確認したいのが vgcサービス です。これはWindowsサービスとして動作し、アンチチートの常駐・起動判定に関わります。ここが停止している、または起動できない場合、Vanguard導入が完了せず、結果としてVALORANT全体が起動・更新に進めないことがあります。

確認手順

  1. Windowsの「ファイル名を指定して実行」(Win + R)を開きます。

  2. services.msc を入力して実行します。

  3. 一覧から vgc を探します。

  4. 状態が「実行中」か確認します。

  5. 「停止」なら右クリックで開始を試します。

  6. 開始できない/エラーになる場合は、次の「再インストール手順」へ進みます。

ここでの判断

  • vgcが起動できない場合、セキュリティソフトの干渉やWindows要件、他ツールの競合が疑われます。

  • 逆に、vgcが正常に実行中なのにVanguardで止まる場合は、ファイル破損や導入失敗が疑われるため、再インストールが有効になりやすいです。


Vanguardの再インストール手順

Vanguardの導入に失敗している可能性がある場合、最も確実なのは「Vanguardを一度アンインストールし、再導入させる」方法です。ポイントは、アンインストール後に再起動を挟むことです。再起動を挟まないと、ドライバやサービス情報が残り、同じ不整合を繰り返すことがあります。

手順(標準)

  1. Riot ClientとVALORANTを終了します(タスクトレイも確認します)。

  2. Windowsの「インストールされているアプリ」から Riot Vanguard をアンインストールします。

  3. PCを再起動します。

  4. VALORANTを起動します(必要に応じてVanguardが再導入されます)。

  5. 再度インストール/アップデートを実行します。

補足(つまずきやすい点)

  • アンインストール後に「Vanguardが残っているように見える」場合でも、再起動で消えることがあります。

  • 再導入時に再起動を求められる場合は、必ず指示に従って再起動してください。

  • ここでもセキュリティソフトが干渉する場合があるため、0%停止対策で説明した「除外設定」を併用すると安定しやすいです。


Windows 11のTPM 2.0とSecure Boot要件

Windows 11環境でVanguard関連の問題が起きやすい場合、見逃せないのが TPM 2.0Secure Boot です。これらが無効だと、Vanguardが正常に動作できず、インストールや起動が進まない原因になり得ます。

チェック観点

  • Windows 11を使用している

  • TPM 2.0が有効

  • Secure Bootが有効

  • UEFI起動になっている

注意

  • 設定変更はBIOS/UEFI画面での操作が必要で、メーカー・機種によって画面や項目名が異なります。

  • 設定変更に不安がある場合、PCメーカーの公式手順を参照し、無理に自己流で進めないことを推奨いたします。

  • 企業支給PCなど、BIOS設定がロックされている場合は、利用者側で解決できないケースもあります。

Windows 11を使用していてVanguard系で詰まる場合は、まず要件チェックを行い、満たせていないならそこを先に解決するのが最短ルートです。


VALORANTインストールが極端に遅い場合の対処法

回線・DNS・バックグラウンド負荷の見直し

進捗が0%で止まっているわけではなく、数値は動くものの「0.1KB/s」「残り時間が何時間も出る」「途中で急に遅くなる」というケースでは、回線・PC負荷の影響が濃厚です。特に、同じ回線を他の端末が使っていたり、クラウド同期(OneDrive等)が走っていたりすると、帯域が奪われて遅くなりがちです。

チェックリスト(優先順)

  • □ ルーター再起動(電源OFF→30秒→ON)

  • □ Wi-Fiなら、ルーターに近い場所へ移動し電波状況を改善

  • □ 可能なら有線LAN接続へ切り替え

  • □ 他の大容量通信を停止(動画配信、ダウンロード、クラウド同期)

  • □ ブラウザの大量タブや配信ソフトなどを終了

  • □ Windowsの「配信の最適化」や別アプリの自動更新が走っていないか確認

DNSについて
DNSは「接続先を探す仕組み」で、通常は速度へ大きく影響しないことも多いですが、環境によっては解決が不安定で遅延が出る場合があります。DNS変更は環境を変える行為のため、初動ではなく「回線・負荷を見直しても改善しない場合の候補」として扱うのが安全です。


Riotクライアントの再起動と権限

低速時でも、Riot Client側の状態が不整合だと速度が安定しないことがあります。特に、スリープ復帰後や長時間起動しっぱなしの場合、通信が不安定になったり、更新が詰まったりすることがあります。

推奨の実施セット

  1. Riot Clientを完全終了します(タスクトレイも確認)。

  2. タスクマネージャーでRiot関連プロセスが残っていないか確認し、残っていれば終了します。

  3. PCを再起動します。

  4. Riot Clientを「管理者として実行」で起動します。

  5. 再度インストール/アップデートを試します。

管理者実行は、権限不足による書き込み失敗を避ける目的でも有効です。低速が実は「書き込み失敗によるリトライ」だった場合、見かけ上の速度低下に見えることがありますので、権限面も一度押さえておくのが安全です。


サーバー混雑や一時障害の見極め

ご自身の環境が問題ではなく、配布側(サーバー側)の混雑や一時的な障害で速度が落ちることもあります。これを見誤ると、PC設定を変え続けてしまい、かえって状況が悪化したり、原因が見えなくなったりします。

見極めの目安

  • 同時間帯にSNSやコミュニティで「遅い」「落ちる」報告が増えている

  • 別回線(テザリング等)でも同様に遅い

  • 時間帯を変えると改善する(深夜や平日昼に速くなる等)

この場合は、端末側の対処をやり過ぎず、時間を置いて再試行する方が結果的に早いことがあります。特に大規模アップデート直後は混雑しやすいため、急ぎでなければピーク帯を避けるのも有効です。


VALORANTインストールが直らない時の最終手段

クリーン再インストールの手順と注意点

ここまで実施しても改善しない場合、構成ファイルやVanguard導入状態の不整合が深く残っている可能性があります。その場合は「関連コンポーネントをまとめて整理する」クリーン再インストールが有効です。

推奨手順(安全に進める順序)

  1. VALORANTをアンインストールします。

  2. Riot Vanguardをアンインストールします。

  3. PCを再起動します。

  4. セキュリティソフトの除外設定(または一時停止の準備)を行います。

  5. インストーラーを公式経路から再取得し、管理者として実行します。

  6. インストール完了後、必要に応じて再起動を行い、起動確認をします。

  7. セキュリティソフトを一時停止していた場合は、必ず元に戻します。

注意点

  • アンインストール後の再起動は省略しないでください(残存サービス・ドライバの影響を切るためです)。

  • 「フォルダを手動で削除する」などの強い操作は、環境により逆効果になる場合があります。まずは標準のアンインストールと再起動を優先し、それでも解決しない場合のみサポートに相談する流れが安全です。

  • インストール中に他のゲームランチャー更新や、大容量ダウンロードを並行しない方が安定します。


サポートに連絡する前に用意する情報

最終的にサポートへ相談する場合、情報が揃っているほど解決が早くなります。特に「どの段階で止まるか」「何を試したか」が曖昧だと、同じ案内を繰り返すことになり、往復が増えてしまいます。

問い合わせ用チェックリスト

  • □ OS(Windows 10/11、可能ならバージョンやビルド)

  • □ エラーコード(VAN系など)や表示文言(スクリーンショットでも可)

  • □ どの段階で止まるか(0% / Vanguard / 低速 / 検証中 等)

  • □ 試した対処(再起動、管理者実行、除外設定、別回線、再インストール等)

  • □ 回線種別(有線/Wi-Fi、VPN有無)

  • □ セキュリティソフト名

  • □ Windows 11の場合はTPM 2.0 / Secure Boot状態(分かる範囲で)

これらを整理しておくと、サポート側も原因を絞り込みやすくなり、結果として解決までの時間が短くなりやすいです。


再発防止の設定チェック

復旧後は、同じ問題を繰り返さないための「環境整備」をしておくと安心です。特に、セキュリティソフト・Windows更新・要件不足が原因だった場合、再発しやすい傾向があります。

再発防止チェック

  • Windows Updateを定期的に適用し、保留を溜めない

  • Riot Clientを必要に応じて管理者実行できる状態にする(ショートカットの設定など)

  • セキュリティソフトの除外設定を「必要最小限」で適切に行う

  • Windows 11の場合はTPM 2.0 / Secure Boot要件を満たす

  • ルーターや回線が不安定な場合は、有線接続や設置場所の見直しを行う

また、PCを頻繁にスリープ運用している場合、更新の途中でスリープして失敗するケースもあります。インストールや大型アップデート時は、可能であればスリープを避け、完了するまで放置できるタイミングで実施すると失敗が減ります。


よくある質問

Q. インストールが0%で止まります。最初に何をすべきですか?
A. まずは「再起動→Riot関連プロセス終了→管理者として実行」を実施してください。次に、セキュリティソフトの除外設定を確認し、必要であれば短時間の一時停止で進捗が動くかを確認すると切り分けが進みます。0%停止は「権限・保護機能・通信」の順で潰すと遠回りを避けやすいです。

Q. Vanguardだけ進まないのはなぜですか?
A. vgcサービスが停止している、Vanguard導入が破損している、干渉ソフトがある、Windows 11要件を満たしていない、などが代表例です。まずは services.msc でvgcの状態確認を行い、起動できない場合はVanguardの再インストール、Windows 11ならTPM 2.0 / Secure Bootの確認を優先してください。

Q. セキュリティソフトは無効化して大丈夫ですか?
A. 原則として「無効化より除外設定」を推奨いたします。どうしても切り分け目的で無効化する場合は、短時間に限定し、確認後は必ず元に戻してください。無効化中は不用意なダウンロードや不審ファイルの実行を避けると安全です。

Q. Windows 11でTPMやSecure Bootが無効だとどうなりますか?
A. VanguardはWindows 11の要件に影響を受けるため、TPM 2.0やSecure Bootが無効だと導入・起動が進まない要因になり得ます。BIOS/UEFIで設定が必要な場合があるため、メーカー手順に沿って慎重に確認してください。企業支給PC等では変更できないケースもあります。

Q. 何度再インストールしても直らない場合は?
A. VALORANTとVanguardの双方をアンインストールし、再起動を挟んだクリーン再インストールを行ってください。それでも改善しない場合は、エラーコード、停止段階、試した対処、回線種別、セキュリティソフト名などを整理してサポートへ相談するのが確実です。


まとめ

  • VALORANTのインストール停止は「0%停止」「Vanguardで停止」「極端な低速」に分けて切り分けると、最短で復旧しやすくなります。

  • 0%停止は、セキュリティソフト干渉・権限不足・通信遮断が代表的で、再起動→管理者実行→除外設定→別回線の順に試すと効率的です。

  • Vanguard系は、vgcサービス確認→Vanguard再インストール→Windows 11要件確認の順で進めると、原因の確定と解決がしやすいです。

  • 低速は回線・負荷・混雑の影響が大きいため、ルーター再起動やバックグラウンド停止、時間帯変更など「環境負荷を減らす対処」が有効です。

  • 直らない場合は、クリーン再インストールを実施し、サポートへ連絡するための情報(エラーコード、停止段階、実施済み対処)を整理すると解決までが短くなりやすいです。