PCを買い替えた瞬間に、何十時間も積み上げたセーブデータが消えていた――そんな事態だけは避けたいところです。Steamには「Steamクラウド」という便利な仕組みがあり、対応ゲームであればセーブデータを自動で同期し、万一のトラブルに備えられます。とはいえ、設定がオフのままだったり、同期が完了する前に別端末で起動してしまったりすると、クラウドがあるのにデータが守れないケースも起こります。さらに、クラウド非対応タイトルでは「そもそもバックアップの方法が分からない」と悩みがちです。
本記事では、Steamでセーブデータをクラウドにアップロードしてバックアップするために必要な条件の確認から、設定手順、同期状況のチェック方法までを丁寧に解説いたします。加えて、同期できない場合の原因と安全な対処、競合が出たときに上書き事故を防ぐ判断基準、そしてクラウド非対応ゲームでも確実に守るための手動バックアップの手順まで、一つの記事で完結する形で整理します。読み終えた時点で「いま自分のデータが守れているか」を判断でき、今日から安全なバックアップ運用を始められる内容です。
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Steamクラウドでセーブデータをバックアップできる条件

Steamでセーブデータをクラウドに「アップロードしてバックアップ」したい場合、最初に押さえるべき前提があります。結論から申し上げると、Steamクラウドは「ユーザーが任意のタイミングでアップロードボタンを押して送る」形式ではなく、ゲーム側が対応している範囲で、Steamクライアントを通じて自動同期される仕組みです。したがって、バックアップを確実にするには、条件の確認と、同期される状態づくりが重要になります。
また、Steamクラウドは便利ですが万能ではありません。ゲームが保存するデータの種類や保存先はタイトルごとに異なり、同じSteamでも「このゲームはクラウド対応だが設定ファイルはローカルのみ」「別のゲームはセーブはクラウドだがスクリーンショットは対象外」のような差が出ます。これを理解しないまま運用すると、PC買い替えやトラブル時に「想定していたデータが戻らない」事故につながります。
以下では、クラウドバックアップが成立する条件を、初心者の方でも判断できる粒度で整理いたします。
Steamクラウド対応ゲームの見分け方
Steamクラウドでバックアップできるかは、まずゲームがSteamクラウドに対応しているかで決まります。対応していない場合、Steam側の設定をいくら触っても、セーブがクラウドに同期されるようにはなりません(クラウド非対応ゲームは手動バックアップが必須です)。
見分け方は、大きく2つの導線で確認できます。
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Steamストアページで確認する
多くのタイトルでは、ストアページに対応機能が表示されています。Steamクラウドが記載されていれば、原則として対応タイトルです。
ただし注意点として、「対応」と書かれていても、同期対象が“セーブデータすべて”とは限りません。ゲームがクラウドに置く対象を限定しているケースもあります。 -
Steamクライアントでゲームごとの設定を確認する
ライブラリから対象ゲームを右クリック→プロパティ(または設定相当)に進むと、Steamクラウドに関する項目が表示される場合があります。ここにクラウド保存のオン・オフが出るタイトルは、クラウド対応の可能性が高いです。
逆に、表示がない場合は非対応の可能性があるため、ストアページの機能表示や、ゲームの公式情報も併せて確認すると確実です。
補足として、同じシリーズでも旧作は非対応、最新作は対応ということもあります。また、ゲームが途中のアップデートでクラウド対応を追加する場合もあり、「昔調べたから大丈夫」と決めつけないことが安全です。
Steamクラウドが同期するタイミング
Steamクラウドは、多くのケースで次のタイミングで同期が走ります。
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ゲーム起動時:クラウド側のデータをローカルへ反映する
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ゲーム終了時:ローカル側の更新をクラウドへ反映する
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Steamクライアント終了時:状況により同期の最終処理が走る場合がある
ここで重要なのは、「ゲームを終了する=即アップロード完了」ではない点です。ゲーム終了後にSteamが同期処理を行うため、回線やPC負荷、サーバー状況によっては少し時間がかかることがあります。特に次の行動は事故につながりやすいです。
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ゲーム終了直後にPCをシャットダウンする
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ゲーム終了直後に別端末で同じゲームを起動する
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Steamを強制終了する(タスク終了など)
これらは、同期が完了していない状態で次の操作に進む原因になります。安全策としては、ゲーム終了後にSteamの同期が落ち着いてから端末切り替えや電源断を行うこと、そして重要タイトルは後述する手動バックアップを併用することです。
クラウドに保存されるものと保存されないもの
Steamクラウドで「何が保存されるか」は、Steam側が勝手に決めるのではなく、ゲーム側の実装に依存します。したがって、同じSteamクラウド対応でも、保存される対象はゲームごとに異なります。
一般的に、保存されやすいもの・されにくいものを整理すると次のとおりです。
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保存されやすい傾向
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セーブデータ(進行状況)
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設定ファイルの一部(操作設定、難易度設定など)
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プロフィール関連データの一部
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保存されない/保存されないことが多い傾向
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スクリーンショット(Steamのスクリーンショットは別管理のことが多い)
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MODファイルや外部ツールが生成したデータ
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ローカルのキャッシュ、ログ、再生成可能な一時ファイル
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大容量のリプレイや録画データ
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この差を理解するために、実務的(※この表現は使用しません)というより、現実的な事故例を挙げます。
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例:クラウド対応だと思ってPCを買い替えたが、MOD設定や外部ツールの設定が消えた
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例:セーブ自体は戻ったが、キーコンフィグだけ初期化されていた
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例:クラウド同期は正常だが、ゲーム内のスクリーンショットが見当たらない
こうした「戻らないデータ」を見越して、本記事ではクラウド運用を前提にしつつ、次章以降で二重化(クラウド+手動バックアップ)を推奨いたします。
Steamでクラウドバックアップを有効にする方法
ここからは、Steamクラウドを「有効化して、同期される状態を作る」手順を具体的に説明いたします。ポイントは2段構えです。
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Steamクライアント全体の設定(全体のクラウド設定)
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ゲームごとの設定(タイトル単位のクラウド設定)
どちらか片方だけ確認して安心するのが、よくある落とし穴です。特に「全体はオンだが、個別タイトルがオフ」「個別はオンだが、全体がオフ」のような組み合わせがあると、期待どおりに同期されません。順番どおりに確認してください。
Steam全体のクラウド設定をオンにする
まずはSteamクライアント全体の設定で、Steamクラウドが有効になっているかを確認します。
手順(基本)
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Steamクライアントを起動します
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左上の「Steam」メニューを開き、「設定」を選びます
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設定内の「クラウド」を開きます
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Steamクラウドを有効化する項目がオンであることを確認します
ここがオフの場合、クラウド対応ゲームであっても同期が走りにくくなります。もし、共有PCや過去のトラブル対応で意図せずオフにしていた場合は、ここで復旧します。
確認のコツ
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設定を変更したら、念のためSteamクライアントを再起動する
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家庭内のネットワークで不安定な場合は、有線LANなど安定した環境で同期を完了させる
ゲームごとにSteamクラウドをオンにする
次に、ゲーム単位でSteamクラウドがオンになっているか確認します。これは「このゲームだけクラウドに載せない」といった運用ができるため、意図せずオフになっているケースがあります。
手順(基本)
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Steamの「ライブラリ」を開きます
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対象ゲームを右クリックし「プロパティ」を開きます
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「一般」などの項目内にあるSteamクラウドの設定がオンであることを確認します
ここでの注意点
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表示文言はクライアントのUI変更で変わることがあります(例:クラウド保存、同期、Steamクラウドを有効にする等)
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設定が見当たらない場合、クラウド非対応の可能性があります。その場合は次章の手動バックアップを前提に進めてください。
同期状況を確認するチェックポイント
設定をオンにしたら、次は「本当に同期できる状態か」をチェックします。同期は、設定だけでなく運用にも左右されます。以下のチェックポイントを、重要タイトルほど毎回意識してください。
同期確認チェックポイント
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ゲームを「正常終了」した(ALT+F4や強制終了は避ける)
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ゲーム終了後、すぐにPCを落としていない
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Steamがオンラインである(オフラインモードになっていない)
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別端末で起動する前に、前の端末で同期が落ち着いている
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何かエラー表示が出ていない(同期失敗の表示、保留など)
運用の目安
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重要データがある場合、ゲーム終了後に30秒〜数分程度、Steamを開いたままにする
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回線が不安定な環境では、端末切り替え前に手動バックアップを優先する
この段階で「クラウドが信用できるか不安」という方ほど、次章の手動バックアップを先に取り、事故耐性を上げてから運用するのが安全です。
Steamのセーブデータを手動でもバックアップする方法
Steamクラウドは便利ですが、次の状況では想定外のトラブルが起こり得ます。
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クラウド非対応タイトルである
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回線不良で同期が完了しない
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競合画面で誤った選択をして上書きしてしまう
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ゲームのクラッシュやOSトラブルでローカルデータが壊れる
こうしたリスクを現実的に抑える方法が、手動バックアップの併用です。とくにPC買い替え・Windows再インストール・Steam Deck導入など「環境が変わるタイミング」では、必ず手動バックアップを取ってから移行してください。
まず、クラウド対応と非対応で、推奨バックアップ戦略を比較します。
| 観点 | クラウド対応ゲーム | クラウド非対応ゲーム |
|---|---|---|
| バックアップの基本 | Steamクラウドの自動同期+手動退避 | 手動バックアップが主手段 |
| 事故の原因 | 競合選択ミス、同期未完了での端末切替 | 保存場所の特定ミス、上書きミス |
| 推奨運用 | 重要場面(買替え・大型アップデート前)で手動も実施 | 定期バックアップ+世代管理が必須 |
| 復元の考え方 | 競合前に退避、復元後に同期の扱いに注意 | 退避→復元→動作確認を徹底 |
Windowsでよくある保存場所の探し方
セーブデータの場所はタイトルごとに異なり、ここが初心者の方にとって最大の壁です。代表的な保存場所の「当たり」を先に提示します。
よくある保存場所(例)
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Steamフォルダ配下の
userdata -
Windowsユーザーフォルダ配下(
ドキュメント、AppData、Saved Games等) -
ゲームのインストール先配下(ただし最近は少数派)
探し方の手順(迷ったらこれ)
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まずゲームを一度起動し、セーブを1回行って終了します(更新日時で見つけやすくなります)
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Windowsの検索で、ゲーム名またはタイトル略称を検索します
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次に
savesavedataprofileなどのキーワードで検索します -
Steamフォルダ内の
userdataを確認し、最近更新されたフォルダがないか探します -
見つからない場合は、ゲームの公式サポートやコミュニティで「保存場所」を特定します
失敗しやすいポイント
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フォルダの表示設定で「隠しフォルダ」が見えず、
AppDataが辿れない -
複数ユーザーでPCを使っていて、別ユーザー側の保存場所を見てしまう
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セーブデータがクラウド同期だけで、ローカルの場所が分かりづらい(実際には何らかのローカルが存在することが多いですが、構造はタイトル依存です)
このため、「保存場所が特定できたら、次から迷わないようにメモしておく」ことが重要です。バックアップは繰り返すほど効率が上がります。
バックアップの取り方と命名ルール
バックアップは「何を」「どこへ」「どんなルールで」保存するかが運用の肝です。とくに命名ルールがないと、いざ復元する時に「どれが最新か分からない」問題が発生します。
推奨バックアップ先
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別ドライブ(Dドライブ等)
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外付けSSD/USBメモリ(重要データはSSD推奨)
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別のクラウドストレージ(OneDrive等)※Steamクラウドとは別系統なので二重化になります
推奨命名ルール
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ゲーム名_端末名_YYYY-MM-DD
例:EldenRing_PC-A_2025-12-20 -
追加で状況を入れるとさらに安全です
例:GameTitle_PC-A_2025-12-20_before_update
手動バックアップ手順(標準)
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セーブデータのフォルダを特定します
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フォルダ単位でコピーします(ファイル単体では漏れが出やすいためです)
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バックアップ先に貼り付けます
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命名ルールに沿ってリネームします
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最低2世代(できれば3世代)残します
なぜ世代管理が必要か
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直近のセーブが破損していた場合、1世代前に戻せる
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競合や同期ミスで上書きした場合、過去版を救出できる
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大型アップデートやMOD導入で不具合が出た際、復旧できる
復元手順と上書き前の退避
復元は、バックアップよりも慎重に行う必要があります。理由は単純で、復元は「上書き」を伴うことが多く、誤ると現行データを失うからです。
安全な復元手順
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まずゲームとSteamを終了します(起動中に触るのは避けます)
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現在のセーブフォルダを別名で退避します
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例:
save→save_old_2025-12-20
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バックアップからセーブフォルダを元の場所へ戻します(同じ階層に配置)
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Steamを起動し、ゲームを起動して反映を確認します
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問題がなければ退避フォルダは当面保管し、すぐ削除しません
復元時の注意点(クラウド運用の場合)
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復元後にSteamクラウドが動くと、クラウド側の状態によっては再び同期や競合が起こる可能性があります
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重要タイトルでは、復元前後に手動バックアップを追加で作り、「戻す前」「戻した後」を両方残すと安全です
Steamクラウドがアップロードされない場合の対処
ここからは、実際に起こりやすいトラブルへの対処です。「アップロードされない」という相談は、突き詰めると多くが次のどれかに分類されます。
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そもそもクラウド非対応
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設定がオフ
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同期が完了していない(待ち不足、終了の仕方、回線)
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競合が発生している
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端末切り替えの順序が悪い(オフライン混在など)
原因の切り分けより先にやるべきことは、データ保全です。操作ミスで上書きすると取り返しがつきません。以下の順番で進めてください。
まず確認する基本チェックリスト
「同期できない」と感じたら、次のチェックリストを上から実行します。特に重要なのは、競合が出ている状況で焦って選択しないことです。
基本チェックリスト
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Steam全体のクラウド設定がオン
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ゲームごとのクラウド設定がオン
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ゲームを正常終了している(強制終了・クラッシュ後は要注意)
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Steamがオンラインで、回線が安定している
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Steamのオフラインモードになっていない
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競合画面が出ているなら、選択前にローカルを手動バックアップしている
ここまで確認しても改善しない場合、次の「原因」へ進みます。ただし、繰り返しになりますが、重要タイトルはこの時点で手動バックアップを取ってから次に進むのが安全です。
同期できないの代表的な原因
代表的な原因と、対処の方向性を整理します。
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クラウド非対応(根本原因)
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対処:クラウドではなく手動バックアップへ切り替える
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確認:ストアページやプロパティにクラウド関連の表示があるか
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設定オフ(全体またはゲーム個別)
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対処:設定をオンにし、ゲームを起動→セーブ→正常終了して同期を走らせる
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注意:設定変更直後はSteam再起動が有効な場合があります
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同期未完了(待ち不足・強制終了・回線不良)
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対処:ゲーム終了後、Steamを開いたままにして同期を完了させる
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注意:終了直後にシャットダウン、別端末起動をしない
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オフライン運用の混在
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対処:オフラインで遊んだ端末をオンラインに戻し、同期を完了させてから別端末に切り替える
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注意:別端末側で先に起動すると競合が起きやすいです
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クラウド上の状態とローカル上の状態が食い違う(競合)
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対処:次項の「競合」手順で安全に判断する
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注意:間違えると古いデータで上書きしてしまう可能性があります
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原因が複合していることもあります。例えば「オフラインで遊ぶ→別端末でオンライン起動→競合」という流れは典型です。この場合、競合の判断が最重要になります。
クラウド競合が出たときの安全な選び方
競合は、Steamクラウド運用で最も事故が起きやすい局面です。競合画面で「どちらか一方を選択」する際、誤ると古いセーブで上書きされる可能性があります。
したがって、競合に遭遇したら、次の方針で行動してください。
競合時の大原則
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選択する前に、ローカルのセーブデータを必ず退避する
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退避が終わるまで、画面で安易に確定しない
安全手順(競合が出たら)
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競合画面が出たら、いったん落ち着いて「選ぶ前にバックアップ」を最優先します
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ゲームを起動している場合は終了し、セーブデータの場所を特定します
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セーブフォルダを丸ごとコピーして、バックアップ先に退避します
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退避が完了したら、次の判断基準で選択します
判断基準(どちらを選ぶか)
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最後に遊んだのはどの端末か
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端末切り替えの直前に、どちらでセーブしたか
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更新日時やプレイ状況の整合性は取れているか
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分からない場合は「新しい可能性が高い方」を試すが、必ず退避がある状態で行う
さらに安全にするコツ
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競合が頻発する場合、端末切り替えルールを見直します(後述)
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重要タイトルは、競合が起きた時点で「手動バックアップを定期化」して事故耐性を上げます
競合は怖い現象ですが、手順を守れば「取り返しがつかない事故」にはなりにくくできます。最も危険なのは、退避なしで確定することです。
Steamクラウド運用で失敗しないためのコツ
最後に、Steamクラウドを長期的に安全運用するためのコツをまとめます。Steamクラウド自体は便利ですが、ユーザー側の運用が乱れると競合や同期ミスが発生しやすくなります。ここを整えると、日常のストレスが大きく減ります。
複数端末運用のルール
PCを複数台使う方、Steam Deckを併用する方は、次のルールを徹底するとトラブルが激減します。
端末切り替えルール
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端末Aで遊び終えたら、ゲームを正常終了する
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終了後すぐに端末Bで起動しない(同期のための時間を確保する)
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端末Aがオフラインだった場合、オンラインに戻して同期完了を待つ
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端末Bで起動したら、起動直後にセーブが期待どおりか軽く確認する
やってはいけない典型例
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端末Aで終了→すぐ端末Bで起動→後で同期が追いついて競合
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オフラインで数時間プレイ→端末Bを先に起動→競合
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外出先回線で不安定なまま終了→同期未完了で上書き
複数端末運用は「便利さ」と「事故の起こりやすさ」がセットです。事故耐性を上げるには、次の章の「二重化」が有効です。
大切なデータの二重化と復元テスト
バックアップで重要なのは、「取った」だけではなく「戻せる」ことです。そこで推奨したいのが、次の二重化と最小限の復元テストです。
二重化の基本
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Steamクラウド(自動同期)
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手動バックアップ(世代管理)
この2つを併用すれば、クラウド不調・競合・ローカル破損のいずれにも耐性が上がります。
おすすめのタイミング
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PC買い替え・修理に出す前
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Windowsアップデート前(大きめの更新)
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ゲームの大型アップデート前
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MOD導入や設定変更の前
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長時間のオフラインプレイ前後
最小限の復元テスト(安全に行う)
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現行のセーブフォルダを別名で退避したうえで、バックアップを戻し、ゲームで読み込めるか確認する
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うまくいったら、退避フォルダを残して通常運用へ戻す
ここまでやると、「バックアップが壊れていて復元できない」という最悪の事態を避けやすくなります。テストは毎回行う必要はありませんが、重要タイトルは環境が変わるタイミングで一度行うと安心感が段違いです。
クラウド非対応ゲームの現実的な守り方
クラウド非対応ゲームは、「Steamなのにクラウドに上がらない」という不満が出がちですが、守り方を整えれば十分に安全に運用できます。ポイントは次の3つです。
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保存場所を一度特定し、以後は固定手順でバックアップする
保存場所の特定が最大の山場です。見つけたらパスをメモし、次回以降は迷わないようにします。 -
フォルダ単位で世代管理する
1世代だけだと、破損や上書きで詰みます。最低2世代、できれば3世代をおすすめします。 -
Steamクラウド以外の保管先を持つ
外付けSSDや別クラウドにコピーすることで、端末故障にも強くなります。
クラウド非対応は不便に感じますが、裏を返せば「勝手に同期されて上書きされる」リスクも減ります。手動バックアップのルールさえ整えれば、むしろ安定して運用できる場合もあります。